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128. オ〇ニーショー

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 メアリーのベッドルームは、20畳ぐらいの広さの和室で、土壁や襖は朱色。
 梁は焦茶で、妖艶な雰囲気を醸し出していた。

「なるほどな。和室で襖か。
 この部屋だったら、オ〇ニーの声を気にするのも分かるな……」

「ああ。入口の襖の前に、いつも護衛がいるからな」

 メアリーは、小声で答える。

 確かに、メアリーの部屋の前には、2メートルを越える屈強なオーガが立っていた。

 俺は取り敢えず、シロ特製の防音魔道具『音防《おとふせ》ぐ君』を部屋の四隅に置く。

「これは、魔物避け魔道具を改良して作った安眠魔道具なのだ!
 この『音防ぐ君』を使えば、防音だけでなく、敵の侵入や匂いまで防ぐ、優れ物なのだよ!」

「なるほど。この『音防ぐ君』を使えば、護衛を気にする事なく思いっきりオ〇ニーできるという事だな!」

 メアリーは、とても嬉しそうだ。
 今にも、オ〇ニーしたくて堪らないという顔をしている。

「その通り! さあ、メアリーよ!
 早速、オ〇ニーを始めるのだ!」

「オオー! って、お前も出て行けよ」

「俺は、出ていかぬ!
 その、音防ぐ君は、俺の物だからな!」

「お前が居たら、オ〇ニーできないだろ!」

「俺は、お前の婆ちゃんの兄ちゃんなんだよ!
 ハッキリ言えば、身内だな!」

「そんな事言ったら、鬼ヶ島のオーガと鬼人族は、みんな血の繋がった身内だよ!」

 確かに……。
 メアリーはアホの癖に、最もな事を言う。

「まあ、みんな身内かもしれないが、俺は近い内にお前を倒して俺のハーレムに入れる予定なのだ!
 なので、予定を前倒して、俺のハーレムメンバーになれ!」

「そんなのは、無理だ!
 私は処女だし、旦那でも無い奴とS〇Xなんて出来ない!」

「だったら、オ〇ニーしてる所を見せろ!」

「お前、絶対に、私のオ〇ニーを見てるだけでは飽き足らず、私の中に挿れようとするだろ!」

「断じて、そんな事はしない!」

「信用出来るか! お前は、未婚の女の部屋の中に、言葉巧みに入ってくる外道だぞ!」

「なら、見よ! 俺のチ〇コを!」

 俺は、既にビンビンに反り返ったズル剥けチ〇コを、メアリーに見せてやる。

「なっ!」

 メアリーは、手で顔を隠しながらも、指の隙間から、しっかりと俺のチ〇コを確認している。

「俺のチ〇コは、この通り皮余りが全くない!
 これは、魔王の呪いだ!
 それから、俺の口周りの皮も無かっただろ!
 これは全て、格好良すぎる俺に魔王が嫉妬して、チュー出来ないように、俺の口周りの皮と、チ〇コの皮を奪ったのだ!」

「魔王が、そんな子供っポイことを……」

 メアリーが、思いのほか驚愕している。

「お前、魔王に会った事あるのか?」

「無いな」

 俺は、メアリーの返事を聞いてほくそ笑む。

「魔王は、そういうケツの穴が小さい奴なんだよ!
 俺は、完全なる不老不死なので、魔王であっても消滅させる事はできない。
 なので、俺を倒せないと悟った魔王は、こうやって、俺に嫌がらせをしてるんだ!」

「魔王って、本当に酷い奴なんだな……」

「そうだ! 魔王は悪者なんだ!
 アイツ、部下の女悪魔のスルトとかいう奴を使って、俺の家を燃やしたんだぞ!」

「魔王は、放火までするのか?」

 メアリーは、とても驚いている。

「そうだ! アイツだけは、絶対に許さない!
 俺は、魔王城を絶対に燃やして、俺と同じ悲しみを魔王に味あわせてやりたいんだ!」

 俺は興奮気味に、思いの丈をメアリーに語った。

「分かった。魔王や人間と戦っていたという話は、冗談だと思ってたんだけど、どうやら本当の事だったんだな。
 お前の今の言葉には、魂が篭っていた。
 絶対に魔王を許さないという、強い思いがな」

「なら、俺のハーレムに加わってくれるのか?」

「それは無理だ。私を倒してないからな。
 だが、オ〇ニーだけは見せてやってもよい。
 実際、元の力が復活したら、私より強いのだろ?」

「ああ、確実に強い! お前を毎日ハァハァ言わせてやる!」

 俺は、アムルー城塞都市の風俗で鍛えたS〇Xの強さで答える。

「だったら、見せてやるよ!
 お前だけオチンチン見せて、私だけ見せない訳にはいかないからな」

 なんか、メアリーさん男らしい。
 喋り方だけでなく、性格も男らしいようだ。
 ちょっと、おバカだけど……。

 しかし俺は、そんな女が嫌いでない!
 俺は小悪魔的な女も好きだか、正直者でおバカな女も好きなのだ!

 簡単にいえば、俺好みの顔の女は全員好きなのだ!

 メアリーは、恥じらいながらも次々に、服を脱いでいき、その強烈過ぎるボインを露にする。

 乳輪は、巨乳にありがちなデカさでなく、普通の大きさ。
 まあ、肌が小麦色なので、それに合わせてサクランボも焦げ茶色だけど、それはバランスが大事なので問題無い。

 逆に、肌が小麦色なのにサクランボがピンク色の方がビビってしまう。

 そして、よく鍛えられた腹筋はシックスパックになっている。

 俺は、ガリも、少しぽっちゃりも、シックスパックも全てイケる口だ。
 なんら問題無い。
 逆に、この185センチの強靭なアマゾネスのような女に、無理矢理犯されたくなってしまう程だ。

「じゃあ、始めてもらおうか!」

 俺は、和室の中央にひかれた布団の足側に仁王立ちする。

「ああ……それより大丈夫なのか……。
 お前のオチンチン、血が出ているぞ?」

「気にするな。いつもの事だ!
 しかし見ろ! この、始祖の再生能力を!」

 そう、俺はパーフェクト·レッサーバンパイアから、パーフェクト·バンパイアに進化した事によって、バンパイア族特有の自己再生能力が上がっているのだ。

 チ〇コが、張り裂ける度に、チ〇コがすぐに治り、また、チ〇コが張り裂ける。
 を、ずっと繰り返しているのだ。

「ちょっと、気持ち悪いんだが……」

「お前も、始祖の血を継いでるのなら、再生能力くらいあるだろ?」

「まあ、確かに有るけど、お前のような異常な再生能力じゃない。
 指の欠損ぐらいなら、2、3日で治るけど、腕の欠損とかだと半年は治るのにかかるぞ」

 やはり、鬼人族にも再生能力があるようだ。
 まあ、再生能力が無い奴が、俺のチ〇コを見たら引くかもしれないが、再生能力がある者が見たらギリギリセーフだと思っていたのだ。

「フン! なら、分かっただろ!
 俺が始祖だという事が!」

「ああ。始祖様じゃなくて、始祖様の兄貴な!
 魔王とタメを張る事や、その再生能力をこの目で見たら信じるしかないよな」

「なら、オ〇ニーを始めるがいい!」

 俺は、強気で言ってやる。

「アア……約束だからな」

 こうして、メアリーの生板ショーが始まった。

 ーーー

 ここまで読んで下さりありがとうございます。
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