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ぼくはぼくの目をふさぎたい※モブユン
24※
しおりを挟むソンジュさんから、日常品はいらない、とは言われたものの――わざわざ新品の服や歯ブラシなんかをソンジュさんにお借りするのも悪いかと、僕は、今持っている衣服や歯ブラシなんかをボストンバッグに詰めた。
そして僕がこの建物の二階――居住スペース――へ上がってくる途中、地上を経なければそこに行けないために、僕は一旦外に出たのだが。
そのときに僕は見たのだ。――おそらくはソンジュさんが乗ってきたのだろう、車高の低い赤いスポーツカーが、人目もはばからず店の前の道路に堂々停まっているのを。…格好良い車だった。……しかも、そのスポーツカーの運転席には、黒いベストに白いカッターシャツを着ている中年の男性――おそらく運転手さん――が座っていた。
運転手付きの、赤い、ピカピカ高級スポーツカー…――さすがに九条ヲク家の人である。
ただ――実は今、僕は四つん這いになって、後ろからケグリ氏にガンガン荒く犯されている。
「…んうっ…♡ うぁ、♡ あ、♡ ご、ご主人さ、…」
「ユンファぁ! お前は私のもんだ、いいか? お前は私のもんなんだからなぁユンファ! 忘れるなよっクソ、お前のこの淫乱まんこで覚えておけ!」
「…ん、♡ …んん…っ♡ ……――。」
……僕がこうなったのは、僕がボストンバッグに荷物を詰め終わったころにこの二階――居住スペース――へと上がってきたケグリ氏が、突然僕に襲いかかるようにキスをしてきたところから始まった。…ボストンバッグの前に座っていた僕は、突然強く、彼にドッと押し倒されたのだ。
そうして僕に覆いかぶさってきたケグリ氏に唇を奪われ、ねちねちと舌を絡め取られて口の中をかき回され、啜られ、唇を強く食まれて、ツバを飲めと口の中に唾液を落とされて――ケグリ氏は僕の髪を掴み、「このっ! このっ! 調子に乗るな肉便器が!」と…そう何度も僕の頬にビンタをすると、僕を無理やり犯すかのように、ブチブチと僕のワイシャツのボタンを引き裂いた。
そのあとギリギリと、乳首が千切れるかと思うほどキツく強くつままれ、爪を立てられ、それから僕の子宮を殴るように、ドスドス下腹部のタトゥーを拳で殴られて――かと思ったらケグリ氏は、急ぎ自分の猛りを取り出した。
そしてケグリ氏は「このマゾオナホが、オナホオメガが」とソレでさんざん僕の口を、喉をズボズボ犯したあと――「自分で下脱げ、バイブ咥え込んだいやらしいまんこ見せながら謝れユンファ!」と、苛立ちながら命令してきた。
それに従えば自分がどうなるか、なんて僕には、正直わかりきったことではあったが…――。
かなり機嫌が悪いケグリ氏に逆らえるはずもなく、僕は涙目になりながらも急ぎ起き上がって、腰に巻いたエプロンを、ベルトのバックルを外してゆるめたあと、チノパンを膝まで下ろした。
そしてケグリ氏へ、自分のお尻を向けた状態で四つん這いになったのだ。
ちなみに、なぜ僕がこのときに下着を脱がなかったかというと――僕はケグリ氏に色気がない、メス奴隷にふさわしくない、と持ち寄った自前の下着をすべて捨てられてしまってから、この一年半男物らしい下着を穿くことを許されていないために、ここ最近はずっと女物風の、Tバックを穿かされているからだ。
ただTバックとはいえ、バイブの尻を入れて固定するポケットがクロッチ部分に付き、女物風ではあるが男性用であるために、僕自身を収めるポケットも付いている。――とはいっても、ショッキングピンクのこの下着は、目が荒いレースでできているために、その穴から僕のモノは透けて見えてしまっているのだか。
いや、それでも今日はまだマシなほうだ。――たまに乳首が丸見えになるような、いわゆるオープンブラジャーを、勤務中に着けるよう命じられることもある。…あの薄いワイシャツではもちろん、そのブラジャーは透けて誰しもに見えてしまうのだから。――いやらしいブラジャーを男が着けていると人にバレるより、このパンツだけである今日は、本当にマシなほうなのである。
いや、パンティ…ランジェリー、というんだっけか。
はっきり言って僕は、いまだに女性物の下着の名前がよくわかっていない。
それはともかく。
僕はチノパンを膝まで下ろし、そのレースのTバックを穿いたお尻をケグリ氏に向けたあと、「申し訳ありませんでした、ご主人様」と、自分の尻たぶを開いてケグリ氏に見せた。…するとそのまま、バイブをフルパワーで動かされ、さんざん喘がされたあと――下着のポケットからバイブの尻を外したケグリ氏…下着やチノパンという支えを失ったソレは、僕のナカでグネグネとうごめき回転しながらややあって、…自然とボトリ、床に落ちた。
その瞬間――欲望が弾けたような早急な動きで、ケグリ氏は僕のアナルや膣口に顔をうずめ、興奮しながらそこらへんをベロベロ舐めはじめた。「私のもんだ、ユンファは私だけのもんだ、お前は私のもんなんだ」――そうブツブツ言いながら、「お前のこのまんこもケツまんこも、私だけのもんなんだからなぁユンファ」と、夢中で僕のそこら辺を舐めてきたケグリ氏に、僕は「…んっ…はい、はい、もちろんです」と喘ぎ声を出さないよう慎重になりつつ、そう答えながらビクついていた。
すると、彼の唾液でヌトヌトになった僕の性器――すっかり拡張されて縦に割れたアナルも、今となってはぬろぬろとした生温かい舌の感触に快感を拾うようになった膣口も、もの欲しそうにくぱくぱと、ケグリ氏を誘ってしまったようだ。
それが何か、ケグリ氏はやけに気に入ったようで――「こんなぐちょまんになって、…しばらくご主人様のおちんぽがもらえないんで、やっぱりお前も寂しいんだなぁユンファ…お前のおまんこもケツまんこも、私を誘っているぞ…」…そう言いながらケグリ氏は、僕のお尻の前で膝立ちに。
そうして僕のレースの下着をずらし、ピタピタと僕のアナル、膣口とその熱い先端をあてがいながら、「ご主人様のおちんぽ、どっちに欲しいか言ってみなさい」と要求してきたために、僕は「…ご主人様、僕のいやらしいケツまんこに、ご主人様のおっきなおちんぽください…」とお尻を割り開き、そう言ったのだ。
僕の体的にも、それで問題はない。
正直、もういちいちほぐさなくとも拡張された僕のアナルは、すぐに男性器を迎え入れることができるようになってしまった。…ましてや腸内は、いつでもハメられるようにと毎朝きれいにすることを義務付けられてもいる。
ではなぜお尻なのか、というと。
これからよそ様の家に行く前に膣を犯され、あわやナカに出されてしまったら、ソコから精液を垂れ流しながら過ごすハメになる。それはあまりにもみっともないだろう。
その点、お尻ならば必然的に奥のほうへ出されるのと、ちょっとトイレをお借りすれば、精液を出すことが容易だ。ココはあくまでも出口なのだ。――オメガ属であるの僕の膣、子宮門や子宮のように、精液を溜める機能はアナルにはない。
そう思ってお尻を差し出した僕だったが――ケグリ氏は、今度はそれが癪に障ったようだ。
僕のレースの下着をずらしただけのまま、僕の膣を一気にその怒張で貫いてきながら、「これからあの小僧のちんぽを、このまんこに挿れていただくからか。汚さないようにということか?」と低く言って、乱暴に何度も何度も僕のお尻をひっぱたいてきた。…「ちんぽを恵んでもらったらなんて言うんだ?」――「…あ、♡ お情け、ありがとう、ございます…」ちなみにこうして感謝の言葉を言わないとケグリ氏は、納得しない。
そのままケグリ氏は、ドスドスと動き始めた。
さなかにも僕のお尻をバチンバチンと何度も叩いて、「ケツ叩かれてまんこをきゅうきゅう締めおって、この馬鹿マゾオメガぁ!」と言いつつ、尻たぶをぎゅううっと強く鷲掴みにし、僕のお尻の穴が引きつれるほど横に割開き、「ケツまんこやらしくひくひくさせるな、この変態マゾ奴隷が!」と叱りとばしてきた。
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