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交響詩〜Town And Glass〜
confluence
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「ちょうどいいところに来たね。俺はジャックだ、君は?」
「あ、私は、ウル、ティマです。」
「ウルティマか、こいつら全部貰う代わりに一旦パーティ組んでくれ、経験値をあげるから」
「ふぇ?いいん、ですか?」
ウルティマと並走しながらパーティを組めたのを確認し、先程練習していた追撃の型を試してみることにした。
敵は三十
全てが単体という訳でもなく、二~三組ほど番
行動パターンは三種類 噛み付く、引っ掻く、投げる
・
・
・
まずはグレイプニルで全体の拘束、完了
次はグレイプニルに沿ってデュランダルをスライド
敵に刀身が行くように、ナーゲルリングも同様
ただし、ナーゲルリングは上から複製、射出
準備完了、開始......、終了
「ふぅ、やっぱり少し違うな...。」
「ふぇぇ、すごいことになってますっ!」
恐らく、ステータスのことも含めてのこの言葉だろうと思いつつ、俺は違うと思った点を第二陣、三陣で訂正して何とか型にはまるようになった追撃の型で最後の四陣目である程度理解ができたことを確信できた
「あ、あの」
ウルティマが少しおどおどしながらも俺に様々なことを聞いてきた
武術はどこの流派なのか、その流派でなんの技が得意なのか、武器は何が使えるのか等を目をキラキラ輝かせながら聞いてきたため、神無月流の脚技の師範で、武器はなんでも使えることを言うとたいそう驚いていた
「ふぇぇ、あの神無月流の師範に会えるなんて...。わたしは、新月流派の杖術を学んでいます...。」
神無月流は言わば万物に対応できるように出来上がった流派で、ミルフィオーレの流派の風間流はいち早く敵を殲滅するように出来上がった流派なのに対して、新月流は神無月流を学んだものが防御を極めた流派であり地元では俺らの流派はこう言われている
降り立つは万象 神を斬り 無へ返す月蝕
我は月蝕の守り手 新たなる月蝕 この身に宿す
月を穿つは刃 風を読み 魔を断ち切る
上から順に神無月 新月 風間 の言伝で今でこそ神無月と風間は仲がいいが、昔はたいそう仲が悪かったらしい
そういえば、もうそろそろ戻っても大丈夫だろうか?
「ウルティマ、もうそろそろ俺は街に戻るが、ついて来るか?」
「え、い、いんです、か?お、ともだち、の方待って、るんで、すよね...?」
「あぁ、大丈夫だろ?最悪俺がゴリ押しすれば通るから大丈夫」
軽く鼻で笑い、ウルティマ頭を軽く撫でる
「それは、大丈夫じゃないんじゃ...。」
ウルティマは少しでも緊張すると言葉が途切れ途切れになるみたいだから、俺の愉快な仲間たちで慣れていってもらおう
ーー
街へ戻ると待ち合わせの場所に向かう俺の反対側からディスタブ達がやってきた
「お、練習終了?そういえば、僕らが食事のためにログアウトしてる時に何人かこの街に入ってきたみたいでね、恐らく攻略組ってやつが掲示板でできてたからいつか会うかも...、その子は?」
「兄貴、誘拐はまずいっすよ...。ディスタブになすりつけないと...。」
「ガイスト、あんた容赦ないわね?まぁ、なすりつけるなら徹底的にやるわよ?」
ディスタブ、俺がいない間何があった...。
「兄貴、ディスタブの野郎、闇商人にボラれかけたんでさぁ」
「おい、ガイストその口調はなんか色々まずい...。っていうか僕はボラレテナイヨ?」
「表では20本350Qで売ってるものが1本350Qのやつだったけど?私たち、ディスタブがお金は大事に~って言ってたの聞いてるわよ?」
ざっとまとめると
ディスタブは俺の木材を買おうとしていた
(職人のレベル上げのため)
表ではその木材は20本で350Qで売っていたのに対し、ディスタブは1本でその値段の木材を買おうとしていた
(ディスタブの言い分は、材質とかも全くもって違かったらしい)
2人はボラれる前にディスタブを引き摺って帰ってきた
という訳だ
「まぁ、そんなことはさておいて、だ。この子はとある事情でなひとりぼっちだったんだ。そこを魔物に襲われていてな、それで今に至る。...自己紹介、頑張れよ」
「ぁ、はぃ、わたしは、ウ、ウル、ティマ、です。ジャック、さんに、助けて、いた、だきま、した。」
よくできた、俺は軽く微笑みウルティマの頭を軽く撫でた
「...これで、5人目ね...。」
「...本当に?僕が知らないだけか...。」
「あ、私は、ウル、ティマです。」
「ウルティマか、こいつら全部貰う代わりに一旦パーティ組んでくれ、経験値をあげるから」
「ふぇ?いいん、ですか?」
ウルティマと並走しながらパーティを組めたのを確認し、先程練習していた追撃の型を試してみることにした。
敵は三十
全てが単体という訳でもなく、二~三組ほど番
行動パターンは三種類 噛み付く、引っ掻く、投げる
・
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まずはグレイプニルで全体の拘束、完了
次はグレイプニルに沿ってデュランダルをスライド
敵に刀身が行くように、ナーゲルリングも同様
ただし、ナーゲルリングは上から複製、射出
準備完了、開始......、終了
「ふぅ、やっぱり少し違うな...。」
「ふぇぇ、すごいことになってますっ!」
恐らく、ステータスのことも含めてのこの言葉だろうと思いつつ、俺は違うと思った点を第二陣、三陣で訂正して何とか型にはまるようになった追撃の型で最後の四陣目である程度理解ができたことを確信できた
「あ、あの」
ウルティマが少しおどおどしながらも俺に様々なことを聞いてきた
武術はどこの流派なのか、その流派でなんの技が得意なのか、武器は何が使えるのか等を目をキラキラ輝かせながら聞いてきたため、神無月流の脚技の師範で、武器はなんでも使えることを言うとたいそう驚いていた
「ふぇぇ、あの神無月流の師範に会えるなんて...。わたしは、新月流派の杖術を学んでいます...。」
神無月流は言わば万物に対応できるように出来上がった流派で、ミルフィオーレの流派の風間流はいち早く敵を殲滅するように出来上がった流派なのに対して、新月流は神無月流を学んだものが防御を極めた流派であり地元では俺らの流派はこう言われている
降り立つは万象 神を斬り 無へ返す月蝕
我は月蝕の守り手 新たなる月蝕 この身に宿す
月を穿つは刃 風を読み 魔を断ち切る
上から順に神無月 新月 風間 の言伝で今でこそ神無月と風間は仲がいいが、昔はたいそう仲が悪かったらしい
そういえば、もうそろそろ戻っても大丈夫だろうか?
「ウルティマ、もうそろそろ俺は街に戻るが、ついて来るか?」
「え、い、いんです、か?お、ともだち、の方待って、るんで、すよね...?」
「あぁ、大丈夫だろ?最悪俺がゴリ押しすれば通るから大丈夫」
軽く鼻で笑い、ウルティマ頭を軽く撫でる
「それは、大丈夫じゃないんじゃ...。」
ウルティマは少しでも緊張すると言葉が途切れ途切れになるみたいだから、俺の愉快な仲間たちで慣れていってもらおう
ーー
街へ戻ると待ち合わせの場所に向かう俺の反対側からディスタブ達がやってきた
「お、練習終了?そういえば、僕らが食事のためにログアウトしてる時に何人かこの街に入ってきたみたいでね、恐らく攻略組ってやつが掲示板でできてたからいつか会うかも...、その子は?」
「兄貴、誘拐はまずいっすよ...。ディスタブになすりつけないと...。」
「ガイスト、あんた容赦ないわね?まぁ、なすりつけるなら徹底的にやるわよ?」
ディスタブ、俺がいない間何があった...。
「兄貴、ディスタブの野郎、闇商人にボラれかけたんでさぁ」
「おい、ガイストその口調はなんか色々まずい...。っていうか僕はボラレテナイヨ?」
「表では20本350Qで売ってるものが1本350Qのやつだったけど?私たち、ディスタブがお金は大事に~って言ってたの聞いてるわよ?」
ざっとまとめると
ディスタブは俺の木材を買おうとしていた
(職人のレベル上げのため)
表ではその木材は20本で350Qで売っていたのに対し、ディスタブは1本でその値段の木材を買おうとしていた
(ディスタブの言い分は、材質とかも全くもって違かったらしい)
2人はボラれる前にディスタブを引き摺って帰ってきた
という訳だ
「まぁ、そんなことはさておいて、だ。この子はとある事情でなひとりぼっちだったんだ。そこを魔物に襲われていてな、それで今に至る。...自己紹介、頑張れよ」
「ぁ、はぃ、わたしは、ウ、ウル、ティマ、です。ジャック、さんに、助けて、いた、だきま、した。」
よくできた、俺は軽く微笑みウルティマの頭を軽く撫でた
「...これで、5人目ね...。」
「...本当に?僕が知らないだけか...。」
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