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プロローグ……
しおりを挟む僕は小さい頃から親から嫌われていた……暴力とかはふられていないけど腫れ物扱いされていた……
僕には兄と弟がいた……兄と弟は親に愛されていた……
だけど羨ましいとは想わなかった……
僕は自分の感情を……
『破壊』したから……
何も感じない……
だけど少しだけ感情は残っていた……
それは人間以外と触れ合うときだけでてくる……
人間以外の生き物は嘘をつかない……僕を拒絶しない……僕を愛してくれる……
ある日父が僕に言った……
「バルト学園に行きなさい」
と……
僕は思った……この人は僕を追い出したいのだと僕に死んで欲しいのだと……
僕は素直に
「はい」
と返事をして出て行った……
僕は愛されてたかったわけでもない……
愛したかったわけでもない……
だって僕は……
『破壊』の力を持つ人神だから……
人神は神と人の中間に存在するもの……
だからとても強いと力をもっている……
だから僕は孤立する……
僕はそういう運命なのだから……
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
兄side
僕の弟は強い力をもっていた……
人神と呼ばれる人と神の中間に存在する者として生まれてきた……
だけど僕はそんなことどうでも良かった……
弟が可愛くてしょうがなかったら……
兄となるのが嬉しかった……
母と父は腫れ物を触るように扱っていたが僕はそんなふうには扱わなかった……
暇があれば弟を誘い遊んだりした……
母は僕に言った
「あの子とは遊ばないで」
と……
僕は理解できなかった……なぜ弟と遊んじゃいけないのかだからきいた
「なんで」
と……すると母は
「あの子は化け物だから」
そういった……コイツはいまなんて言った……?自分の子供を化け物といったのか……?
ふざけるな……弟は化け物じゃない……弟は僕の大切な者だ……
僕は母から距離をおくことにした……弟を化け物と言う人には会いたくない。そう思ったから……
母は
「どうして私を避けるの?」
と泣きながらきいてきた……
は?わからないのか?自分がいったことを……だから母にいった
「自分で考えろ」
と……
しばらくして弟は笑わなくなった……だから弟にきいた
「最近わらわないね」
と……弟は
「感情を消した」
そうこたえた……
僕はとても悲しくなった……弟の笑った顔が好きだったがら……
でも弟は動物と触れ合っているときはかすかに笑っている……だから僕は弟のために契約した動物をもって弟の所に向かった……笑っている顔が少しでも見たかった……
数ヶ月後また弟が生まれた……生まれたばかりの弟はかわいかった……
僕は生まれてきたばかりの弟を連れて弟のところに遊びに行くようになった……
それから5年と数ヶ月たった……僕は弟に会いに行こうと父の部屋の前を通ったとき
「バルト学園に行きなさい」
そうきこえた……
コイツは何をいっている?バルト学園だと……
バルト学園は戦う者を育てる学校だ……この学園に通っているとき訓練で死んでしまう者もいる……
つまり父はこういっているのだ、『死ね』と……
僕は弟が出てきた後父の部屋に入ってこういった
「弟に死ねと言っているのか!」
そうきいた……父は少し驚くとこういった
「違う……」
と…
「なら何でだ!!」
「あの子のためだ」
は?なにを言っている?弟のためだと?ふざけるな……今まで弟を避けて来くせに……
僕は決めたもうコイツらを親と思うのは辞めよう……僕はいった
「なら僕も行きます。弟がいくのでしたら問題ないですよね?」
僕は剣術と魔法をやっている。剣術は聖騎士長魔法は魔法部隊隊長以上の実力をもっている
父は
「わかった……」
そう言った……
僕は驚いた……引き留めると思ったからだ……だけど都合がいい。コレなら弟を守ってやれる……
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
兄は極度のブラコンですね
タイトル未定となっておりますが思いつかなかったので誰か決めてください!!お願いします!!
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