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第三部 第一話 アランの大学での姿
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普段、アランがどんな風に大学生活を送っているのか? 考えたことはあんまりなかった。出会った時にはすでに4年生だったし、暇さえあれば私の研究室に来てくれていたから。
だけど、それはアランなりの努力だったんだと、全身で理解させられている。現在進行形で…
「アランくん、写真撮ろうよ! 最後なんだし、いいよね?」
「今日だけは許可されてるけど、ファンイベントでもないことだし、サインはしないぜ。俺」
「あははは! そんなの求めてないって~。あたしらファンじゃないしさ」
冗談交じりに警告してくるアランに、そんなことを言いながらも遠慮なく寄り添ってくる女子生徒達。
卒業式の後にマスコミに囲まれての記者会見…
それらを終わらせてやっと二人の時間かと思ったら、今度は女の子たちに囲まれてしまって… 追い出された私は居場所を失いつつある。
「バラか百合かで悩んだんですよ~。桐生先輩!」
「そういうのは女の子の方が似合うでしょ。俺は男だよ。解ってる?」
「判ってますよ~! だから、百合にしたんだし! しっかり映えてるんだからいいじゃん!」
豪華なカサブランカの花束を片手にして、またも女の子たちに囲まれる。中には真剣に告白している女の子までいて… もちろん、あっさり断ってしまっているんだけれど複雑になる。見てはいけないものを見ているようで。
「志鶴ちゃん、桐生っていっつもあんなだよ。どこにいってもモテまくっててさあ。腹立つよな!」
私に近づいてきた男の子が吐き捨てる。アランとしては楽しんでなんかいないんだとは思うけれど… とは言わないまま曖昧に受け流す。
「俺の彼女だって、桐生が売れっ子俳優だってわかった途端に乗り換えたんだぜ! それはどうよ? って思うけどな~。まあ、こっちも最初からヤリ目だったからいいけど」
「は? 乗り換え…? それで、桐生くんは受け入れたんですか?」
「いいや、あっさりフられたってライン来た。元サヤに戻りたいって来たけどフってやった。お前みたいなビッチごめんだってさ」
会話しているはずなのにこの男の子の話している内容が半分も判らない。私とそんなに違わない年齢のはずなのに、どうして私はこんなに世間知らずなんだろうと首を傾げるほどだ。
「モテていますね。…それは事実です。あんなに売れていたら当たり前ですけど」
少し寂しくなってくる。アランにも本当は私みたいな子供の産めない地味で頭がいいだけの女より、同じ年齢の健康で明るくてかわいい女の子との素敵な出会いがあったんじゃないかと思えてきて。
…その出会いを私が奪ってしまったような気がして。だけど、この気持ちに嘘はない。同じ親のない子供だったからじゃない。だけど、もしも…?
グルグルと考えてしまって、気分が沈み込みそうになる。答えの出ないことを考えても仕方ないのに。
「志鶴ちゃんの大学生活ってどんなのだった?」
「え…? 大学は16歳で卒業しましたけど。その頃には日本で大学教授になるって決めていたので忙しくて覚えていません」
「すっげえなあ! さっすが俺達の志鶴ちゃんだぜ! ビッチどもと全然違う! 飛び級で大学を卒業かよ。遊んでる暇ねえじゃん!!」
行親お兄様との間に合ったことは伏せたままで答えると、男の子たちが私を囲んで騒ぎだす。何が面白かったんだろう?
「やっぱり、今日の打ち上げに志鶴ちゃんも誘うことにした! 遊びも大事だって教えてあげるよ。志鶴ちゃん」
そんなことを言いながら男の子の一人がなれなれしく私の肩を抱く。
「このまま抜け出そうぜ。な? いいでしょ? 記念にヤらせてよ」
ギラギラしているのにその瞳はよどんでいて。初めて身の危険を感じて、ゾワリと鳥肌が立った。生徒じゃなく恐ろしい獣のような何かに見えてしまう。だけど、ここでは助けを求めるわけにいかない。
まだマスコミだって残っているのに、アランと普段のように呼ぶわけにいかない…! どうしたらいいの…!? 誰か…!
「俺の女に手を出すな!!」
どこからか聞こえてきたアランの声に気付くと同時に、私の肩を抱いていた男の子の腕が強くひねりあげられる。
「いっ…!! 桐生!!?」
「俺の女になにしてくれてんだよ。なあ?」
それは初めて見る顔だった。刃のように研ぎ澄まされた瞳で容赦なく蔑んでいて。怒りよりも嫉妬よりも侮蔑という感情が強くにじみ出ていた。
「アラン… わ、私なら…」
大丈夫だからと言いたいのに言葉が出てこない。大学の生徒にまで性欲を向けられることはないと思っていた。大学教授として仕事はきちんとしていたし、線引きもしているつもりだったから。
だから、アランは常日頃から心配しすぎだと思っていた。まさか、事実になる日が来るなんて思わなくて、震えが止まらない。
「ヤリたいなら他を当たれ…!! 俺の女に触るな!!」
男の子の腕を解放して、私を背に庇いながらアランは周囲を睨む。普段の少年くささが香る笑顔が嘘みたいに、年齢を超えた大人の男の顔をしていた。
気圧されながらも引くに引けなくなってしまったんだろう。とりまいていた男の子たちがアランを囲んで、口々に好き勝手なことを喚きだす。
「志鶴ちゃんがお前の女だってことくらい誰だって知ってるよ! だから、狙ったんだ!! でなきゃ、誰がこんなノリ悪くてお堅い女ねらうかよ」
「モテるくせに志鶴ちゃんみたいな地味女にまとわりついてんじゃねえ! 女なら飽きるほど寄ってくるだろ! 悪趣味なんだよ。頭が良くても映えねえ女なんかにこだわって!」
分かっていても涙が滲む。これが私の現実なんだ。私はアランに釣り合うような美貌なんか持っていなくて、化粧を落とせば典型的な日本人の顔が出てくるだけ。その化粧だって特殊メイクみたいなのが必要で…
「志鶴、こんなので泣くな。俺が誰を選んだのか? それだけ覚えていればいいんだよ」
そっと私を抱きしめて告げる。その腕は優しい。けれど、この腕に普段通りに甘えてたらいけない。
「アラン、あの… マスコミの皆さんがまだいらっしゃいますよ」
「いいから…! スキャンダルって騒ぐなら騒げばいいさ。そんなのより! あなたは何もされてないよな?」
そんなことを言いながら抱き上げる。すると、女の子たちの悲鳴が上がった。それはそうだろう。細く見えるアランが女といえど綿やマシュマロのように軽いわけでもない私を抱き上げれば。
そんなことしたら、マスコミも注目してしまうのに…!
「アラン! そんなことしたら目立っちゃいますよ!」
「いいんだよ! ほら、迎えが来てる。行こう」
視線の先には見慣れたマネージャーさんの車が出迎えてくれているけれど、いいのかなあ。この後、私のせいで降板になったりしないの…?
「桐生! どこ行くんだよ! 逃げんのか!?」
「当たり前だろ。今は俺の女の安全が最優先。学長やなんやらが見てたことだし、俺の証言はいらない。お前ら、どうせ就職浪人だろ? もう一年くらいお世話になったらいいさ」
キレて殴りかかろうとした男子生徒をすかさず警備員が取り押さえる。
「アランさん、こちらの心配はいりませんので木下先生をお任せします」
学長と警備員を連れて、助教授が現れる。名目は助教授だけど私よりも勤続年数が長いので立場は大学内での私の保護者みたいになっている人だ。
「ご、ごめんなさい」
「いいえ、こちらの落ち度です。この男子生徒の処分はこちらで引き受けますので、木下先生は通訳の仕事を続けてください」
言うだけ言うと、助教授は警備員に捕まっている男子生徒へ向きなおる。
学長が曲りなりにも生徒であるアランにお姫様みたいに抱き上げられている私に何か言いたそうだったけれど、さっさと歩きだしたアランが降ろしてくれなかったので私は会釈をするのが精いっぱいだった。
だけど、それはアランなりの努力だったんだと、全身で理解させられている。現在進行形で…
「アランくん、写真撮ろうよ! 最後なんだし、いいよね?」
「今日だけは許可されてるけど、ファンイベントでもないことだし、サインはしないぜ。俺」
「あははは! そんなの求めてないって~。あたしらファンじゃないしさ」
冗談交じりに警告してくるアランに、そんなことを言いながらも遠慮なく寄り添ってくる女子生徒達。
卒業式の後にマスコミに囲まれての記者会見…
それらを終わらせてやっと二人の時間かと思ったら、今度は女の子たちに囲まれてしまって… 追い出された私は居場所を失いつつある。
「バラか百合かで悩んだんですよ~。桐生先輩!」
「そういうのは女の子の方が似合うでしょ。俺は男だよ。解ってる?」
「判ってますよ~! だから、百合にしたんだし! しっかり映えてるんだからいいじゃん!」
豪華なカサブランカの花束を片手にして、またも女の子たちに囲まれる。中には真剣に告白している女の子までいて… もちろん、あっさり断ってしまっているんだけれど複雑になる。見てはいけないものを見ているようで。
「志鶴ちゃん、桐生っていっつもあんなだよ。どこにいってもモテまくっててさあ。腹立つよな!」
私に近づいてきた男の子が吐き捨てる。アランとしては楽しんでなんかいないんだとは思うけれど… とは言わないまま曖昧に受け流す。
「俺の彼女だって、桐生が売れっ子俳優だってわかった途端に乗り換えたんだぜ! それはどうよ? って思うけどな~。まあ、こっちも最初からヤリ目だったからいいけど」
「は? 乗り換え…? それで、桐生くんは受け入れたんですか?」
「いいや、あっさりフられたってライン来た。元サヤに戻りたいって来たけどフってやった。お前みたいなビッチごめんだってさ」
会話しているはずなのにこの男の子の話している内容が半分も判らない。私とそんなに違わない年齢のはずなのに、どうして私はこんなに世間知らずなんだろうと首を傾げるほどだ。
「モテていますね。…それは事実です。あんなに売れていたら当たり前ですけど」
少し寂しくなってくる。アランにも本当は私みたいな子供の産めない地味で頭がいいだけの女より、同じ年齢の健康で明るくてかわいい女の子との素敵な出会いがあったんじゃないかと思えてきて。
…その出会いを私が奪ってしまったような気がして。だけど、この気持ちに嘘はない。同じ親のない子供だったからじゃない。だけど、もしも…?
グルグルと考えてしまって、気分が沈み込みそうになる。答えの出ないことを考えても仕方ないのに。
「志鶴ちゃんの大学生活ってどんなのだった?」
「え…? 大学は16歳で卒業しましたけど。その頃には日本で大学教授になるって決めていたので忙しくて覚えていません」
「すっげえなあ! さっすが俺達の志鶴ちゃんだぜ! ビッチどもと全然違う! 飛び級で大学を卒業かよ。遊んでる暇ねえじゃん!!」
行親お兄様との間に合ったことは伏せたままで答えると、男の子たちが私を囲んで騒ぎだす。何が面白かったんだろう?
「やっぱり、今日の打ち上げに志鶴ちゃんも誘うことにした! 遊びも大事だって教えてあげるよ。志鶴ちゃん」
そんなことを言いながら男の子の一人がなれなれしく私の肩を抱く。
「このまま抜け出そうぜ。な? いいでしょ? 記念にヤらせてよ」
ギラギラしているのにその瞳はよどんでいて。初めて身の危険を感じて、ゾワリと鳥肌が立った。生徒じゃなく恐ろしい獣のような何かに見えてしまう。だけど、ここでは助けを求めるわけにいかない。
まだマスコミだって残っているのに、アランと普段のように呼ぶわけにいかない…! どうしたらいいの…!? 誰か…!
「俺の女に手を出すな!!」
どこからか聞こえてきたアランの声に気付くと同時に、私の肩を抱いていた男の子の腕が強くひねりあげられる。
「いっ…!! 桐生!!?」
「俺の女になにしてくれてんだよ。なあ?」
それは初めて見る顔だった。刃のように研ぎ澄まされた瞳で容赦なく蔑んでいて。怒りよりも嫉妬よりも侮蔑という感情が強くにじみ出ていた。
「アラン… わ、私なら…」
大丈夫だからと言いたいのに言葉が出てこない。大学の生徒にまで性欲を向けられることはないと思っていた。大学教授として仕事はきちんとしていたし、線引きもしているつもりだったから。
だから、アランは常日頃から心配しすぎだと思っていた。まさか、事実になる日が来るなんて思わなくて、震えが止まらない。
「ヤリたいなら他を当たれ…!! 俺の女に触るな!!」
男の子の腕を解放して、私を背に庇いながらアランは周囲を睨む。普段の少年くささが香る笑顔が嘘みたいに、年齢を超えた大人の男の顔をしていた。
気圧されながらも引くに引けなくなってしまったんだろう。とりまいていた男の子たちがアランを囲んで、口々に好き勝手なことを喚きだす。
「志鶴ちゃんがお前の女だってことくらい誰だって知ってるよ! だから、狙ったんだ!! でなきゃ、誰がこんなノリ悪くてお堅い女ねらうかよ」
「モテるくせに志鶴ちゃんみたいな地味女にまとわりついてんじゃねえ! 女なら飽きるほど寄ってくるだろ! 悪趣味なんだよ。頭が良くても映えねえ女なんかにこだわって!」
分かっていても涙が滲む。これが私の現実なんだ。私はアランに釣り合うような美貌なんか持っていなくて、化粧を落とせば典型的な日本人の顔が出てくるだけ。その化粧だって特殊メイクみたいなのが必要で…
「志鶴、こんなので泣くな。俺が誰を選んだのか? それだけ覚えていればいいんだよ」
そっと私を抱きしめて告げる。その腕は優しい。けれど、この腕に普段通りに甘えてたらいけない。
「アラン、あの… マスコミの皆さんがまだいらっしゃいますよ」
「いいから…! スキャンダルって騒ぐなら騒げばいいさ。そんなのより! あなたは何もされてないよな?」
そんなことを言いながら抱き上げる。すると、女の子たちの悲鳴が上がった。それはそうだろう。細く見えるアランが女といえど綿やマシュマロのように軽いわけでもない私を抱き上げれば。
そんなことしたら、マスコミも注目してしまうのに…!
「アラン! そんなことしたら目立っちゃいますよ!」
「いいんだよ! ほら、迎えが来てる。行こう」
視線の先には見慣れたマネージャーさんの車が出迎えてくれているけれど、いいのかなあ。この後、私のせいで降板になったりしないの…?
「桐生! どこ行くんだよ! 逃げんのか!?」
「当たり前だろ。今は俺の女の安全が最優先。学長やなんやらが見てたことだし、俺の証言はいらない。お前ら、どうせ就職浪人だろ? もう一年くらいお世話になったらいいさ」
キレて殴りかかろうとした男子生徒をすかさず警備員が取り押さえる。
「アランさん、こちらの心配はいりませんので木下先生をお任せします」
学長と警備員を連れて、助教授が現れる。名目は助教授だけど私よりも勤続年数が長いので立場は大学内での私の保護者みたいになっている人だ。
「ご、ごめんなさい」
「いいえ、こちらの落ち度です。この男子生徒の処分はこちらで引き受けますので、木下先生は通訳の仕事を続けてください」
言うだけ言うと、助教授は警備員に捕まっている男子生徒へ向きなおる。
学長が曲りなりにも生徒であるアランにお姫様みたいに抱き上げられている私に何か言いたそうだったけれど、さっさと歩きだしたアランが降ろしてくれなかったので私は会釈をするのが精いっぱいだった。
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