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第一部 第十三話 二人の男の対峙 ②
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志鶴が来るかどうかは分の悪い賭けだった。俺ならそんな過酷な状況にわざわざ連れてはこないからだ。それでも、俺に宛がわれたスイートルームのリビングで待っていた時、期待しなかったと言えば嘘になる。
「志鶴はどうしてる?」
俺はドアを開けて姿を現したアランをまっすぐに見据えて問いかける。アランは相変わらず天使のように見える笑みを浮かべていて、余裕に満ちた中にどこか芯の強さが香っていた。
「ホテルのエステ受けてもらってるよ。ちょっとマネージャーを焚きつけたら、あっさり引っかかってくれてね。あとはマネージャーのごり押しかな」
「まったく… 君もよくやるよ。俺にはできない狡猾さだな」
「その狡猾さで生きてきたんだよ。文句は言わせない。特にあなたにはね」
互いに挑発まみれの言葉を浴びせたのをきっかけに、遠慮なく睨みあう。睨みあっているだけなのに、腹の奥底が熱くなる。怒りでいっぱいになる。志鶴はこの男に抱かれたんだろうか… ありえないと信じているのに、それさえもアランの余裕に満ちて挑発的な態度に否定されているようで。
「どうにも君のことは好きになれないな。…なぜ志鶴を奪ったんだ?」
「俺も同じだよ。志鶴さんのことを愛しているから。それだけだよ」
「なにも志鶴でなくてもいいだろう!? なぜあいつなんだ!? お前ほどの見た目ならいくらでも女は寄ってくるはずだ!! なぜ、俺の女を奪うん
だ!? あいつを不倫の泥沼に突き落とす気か!?」
気付くと怒鳴り散らしていた。
こういった場合、怒鳴り散らした方が負けると判っているのに止められない。とても納得できた状況じゃないんだから当たり前かもしれない。ずっと抑え込んでいた自覚はある。それにしても惨めな状況だった。
「あなたには見えないものが見えるからだよ。あの人は辛さを抱えていたし、寂しがっていた。あなたには永劫に分からないだろうね。親兄弟以前に故郷もない俺と志鶴さんの気持ちがさ」
瞳を不敵に煌めかせたまま笑って、アランが一息に答える。志鶴が孤独なんてありえないと即座に否定してしまいたい。なのに、何が真実なのか分からなくなる。…そういえば、どうして俺に抱いてくれと求めた?
孤独から逃げるためじゃないと、本当に言い切れるのか…?
そんな疑問さえ怒りと嫉妬に飲み込まれていく。正常な思考をしているとは言いがたかった。
「そんなものは小さなことだろ!? 俺だって親兄弟がいるからって楽に生きてきたわけじゃない! むしろ気を付けないと金ばかりむしられていく!! こんなクズのいない志鶴が羨ましくてならないさ! 自由でいいってな」
最も言ってはいけないことを言ったと自分でも自覚した瞬間、壁まで吹き飛んでいた。頬からジンジンと鈍い痛みが走り、視界がグラつく。遠慮も何もなく、思いきり殴られたのだ。
認識する前に着ていたTシャツの胸元を力いっぱい掴み上げられ、少年臭さの香る顔立ちが視界いっぱいに広がり、
「これは志鶴さんの分だ!! あなたには分からないさ!! 俺たちの抱える孤独ってやつの根深さが! 俺達には肉親以前に無償の愛を注いでくれた大人だっていない。志鶴さんはギフテッドであることを疎まれた!! 俺はこの見た目しか必要とされなかった!!」
初めて怒りをあらわに怒鳴り散らす。その様に桐生アランが俳優になるまで、俺には想像もできない過酷な世界に堕ちていたことを思い知らされた。…これは勝てないと理解した。
「この地獄が、あんたには永劫に分からないって言ってんだよ!! さっさとあきらめろよ。俺はそれを言いに来たんだ!! もう二度と志鶴さんの前に現れるな!! もう開放してやれよ!!」
志鶴が海翔の告白に答えてくれた時、運命の出会いというものは本当に存在しているんだと神に感謝さえした。初めて抱いた時もその強固に結ばれた縁に感謝し、何があっても離れることはないと溺れ切った。それほどに愛していたのに…… なぜ? なにを? どこを間違ったんだろう。
「あの人はこんな残酷なことを言えるあなたさえ、傷つけたくないって苦しんでいるんだ。こんな優しい人をあなたの俳優人生に巻き込んでいいわけないんだよ。志鶴さんの才能しか見えなかった海翔さん」
泣き出しそうな顔で吐き出すアランを見上げつつ、覚悟の違いを思わずにいられない。確かに俺は志鶴が孤児であることを考えたことはないから。同じ孤児にしか見えない孤独や苦しみがあったんだろう。
きっと志鶴の中でそれはよどみとなり、徐々に増えていったに違いない。俺との生まれの違いを思わずにいられなくて… 一緒にいるだけで、俺は苦しめていた…?
「この世には二種類の人間がいるんだ。恵まれている人とそうでない人… あなたは自分を恵まれていないと思ってるけど、俺や志鶴さんからすれば十分に恵まれているよ。もっとちゃんと周りを見てみなよ。この上なく恵まれていることに気付くはずだよ」
「俺は志鶴を愛してる。それは君にも負けない… なのに、どうして志鶴は俺を…」
「どこかで伝わってたからでしょ? まだ分からないの? あなたは志鶴さんとの関係をどこかで慈善事業みたいに思ってたんだよ。俺の手で成功させてあげたいってさ」
その柔らかく低い声がよく研がれた刀のように俺の心を切り刻む。だが、どれもこれも思い当たる所があってなにも否定できない。
悲しいことにボディシェアが法律で認められている現代にあって、女の第一条件は美しいことだ。そして、それが最後の条件でもある。
そんな中で志鶴は美しいと言えない顔立ちだ。その代わりと言うようにギフテッドという天才的な頭脳を与えられて… 祖の頭脳を捨てるには惜しい。
だから、俺という成功者の妻になることで成功まで導いてやれるという自信があった。…それがなにより夫婦関係を狂わせていたと…? だけど、でも、そうだとしても…
「俺はあいつを愛してる。きちんと話がしたい。あいつのスケジュールを調整してほしい」
すると、胸元を解放して海翔に背を向けると、
「どこまで身勝手なんだよ。この場合、自分のスケジュールを調整するだろ。なのに、ここまできても志鶴さんに合わせてもらおうとするのかよ」
どこか侮蔑を含んだ調子で言った。指摘されて初めて俺は自分がいつの間にか傲慢になっていたことに気付く。周りが俺をセレブ扱いするから、亜理紗さんのように何もかも命令できる立場になったんだと…
「それじゃ、周りのスタッフやマネージャーに無理をさせることになる。それに俺はどうしても俳優業を裏切れない。頼む。志鶴と会う時間を作ってくれないか」
最早、俺一人では逆に何もできなくなっているんだと思い知らされた。志鶴を守るなんてことも頭の中から消えるくらい、いろんなものを背負い込んでいて… いつの間にか志鶴の優先順位が落ちていて。
「じゃあ、さっさと離婚届にサインしてほしいなあ。こっそり取り寄せてきたからさ。あなたに志鶴さんはいらないでしょ? 俺にくれよ。俺はいつだって必要としてる。いつだって傍にいてほしいんだ」
笑った顔は22歳の少年臭さが残る若手俳優の顔をしていなかった。これが素顔なのかと背筋を悪寒が駆け巡る。俺には想像もできない世界が確かにあって、アランはそれを味わってきたんだ。
……志鶴も、こんな顔を持っていたんだろうか。何もかもを信じることさえあきらめきった人間の顔を。
恐ろしい深みをたたえているのに、どこか絶望に彩られた瞳をして……
どうして俺は気付いてやれなかった!? なぜ俺は…… それでも失いたくない。まだ失ったなんて思えない。
「俺は君の愛し方が正しいとは思わないけどな。ただ孤独を癒しあうだけの関係じゃあ、いつか共倒れになるぞ」
やっと立ち上がれるようになって、まっすぐに見下ろして言い切る。確かに俺は恵まれているんだろう。だけど、だからこそ分かる。ただ孤独を癒しあうだけではいつか限界が来るという事を。
「クソガキ同士じゃないんだ。そうはならないよ。言い切れるのは志鶴さんが自分で俺の恋人になることを選んだってことさ。それじゃあ次は撮影所で会おうか。その時には離婚届にサインしておいてほしいな」
遠慮なく蔑みの眼差しで俺を見据えて言うと、アランは着ていたパーカーのポケットから離婚届を取り出して言い、さっさと出ていく。
「志鶴…… 俺はお前を愛してる。愛しているんだ…!!」
これだけは否定されたくない。同時にどうしようもなく庇護欲が湧きおこるけれど…
可哀そうで恵まれなかったというなら、恵まれて生きてきた俺が引き上げてやりたい。恵まれた者の世界に引き込んでしまえば、きっと幸せになるとバカなことを考えている。
それこそ勝者の傲慢でしかないのに…!!
「俺は、何を間違えたんだよ!! 誰か、教えてくれよ」
その場に膝をつく。どうしたらいいのか判らなくなっていた。ただ志鶴に会って話がしたいと、それだけが俺の頭を埋め尽くしていた。
「志鶴はどうしてる?」
俺はドアを開けて姿を現したアランをまっすぐに見据えて問いかける。アランは相変わらず天使のように見える笑みを浮かべていて、余裕に満ちた中にどこか芯の強さが香っていた。
「ホテルのエステ受けてもらってるよ。ちょっとマネージャーを焚きつけたら、あっさり引っかかってくれてね。あとはマネージャーのごり押しかな」
「まったく… 君もよくやるよ。俺にはできない狡猾さだな」
「その狡猾さで生きてきたんだよ。文句は言わせない。特にあなたにはね」
互いに挑発まみれの言葉を浴びせたのをきっかけに、遠慮なく睨みあう。睨みあっているだけなのに、腹の奥底が熱くなる。怒りでいっぱいになる。志鶴はこの男に抱かれたんだろうか… ありえないと信じているのに、それさえもアランの余裕に満ちて挑発的な態度に否定されているようで。
「どうにも君のことは好きになれないな。…なぜ志鶴を奪ったんだ?」
「俺も同じだよ。志鶴さんのことを愛しているから。それだけだよ」
「なにも志鶴でなくてもいいだろう!? なぜあいつなんだ!? お前ほどの見た目ならいくらでも女は寄ってくるはずだ!! なぜ、俺の女を奪うん
だ!? あいつを不倫の泥沼に突き落とす気か!?」
気付くと怒鳴り散らしていた。
こういった場合、怒鳴り散らした方が負けると判っているのに止められない。とても納得できた状況じゃないんだから当たり前かもしれない。ずっと抑え込んでいた自覚はある。それにしても惨めな状況だった。
「あなたには見えないものが見えるからだよ。あの人は辛さを抱えていたし、寂しがっていた。あなたには永劫に分からないだろうね。親兄弟以前に故郷もない俺と志鶴さんの気持ちがさ」
瞳を不敵に煌めかせたまま笑って、アランが一息に答える。志鶴が孤独なんてありえないと即座に否定してしまいたい。なのに、何が真実なのか分からなくなる。…そういえば、どうして俺に抱いてくれと求めた?
孤独から逃げるためじゃないと、本当に言い切れるのか…?
そんな疑問さえ怒りと嫉妬に飲み込まれていく。正常な思考をしているとは言いがたかった。
「そんなものは小さなことだろ!? 俺だって親兄弟がいるからって楽に生きてきたわけじゃない! むしろ気を付けないと金ばかりむしられていく!! こんなクズのいない志鶴が羨ましくてならないさ! 自由でいいってな」
最も言ってはいけないことを言ったと自分でも自覚した瞬間、壁まで吹き飛んでいた。頬からジンジンと鈍い痛みが走り、視界がグラつく。遠慮も何もなく、思いきり殴られたのだ。
認識する前に着ていたTシャツの胸元を力いっぱい掴み上げられ、少年臭さの香る顔立ちが視界いっぱいに広がり、
「これは志鶴さんの分だ!! あなたには分からないさ!! 俺たちの抱える孤独ってやつの根深さが! 俺達には肉親以前に無償の愛を注いでくれた大人だっていない。志鶴さんはギフテッドであることを疎まれた!! 俺はこの見た目しか必要とされなかった!!」
初めて怒りをあらわに怒鳴り散らす。その様に桐生アランが俳優になるまで、俺には想像もできない過酷な世界に堕ちていたことを思い知らされた。…これは勝てないと理解した。
「この地獄が、あんたには永劫に分からないって言ってんだよ!! さっさとあきらめろよ。俺はそれを言いに来たんだ!! もう二度と志鶴さんの前に現れるな!! もう開放してやれよ!!」
志鶴が海翔の告白に答えてくれた時、運命の出会いというものは本当に存在しているんだと神に感謝さえした。初めて抱いた時もその強固に結ばれた縁に感謝し、何があっても離れることはないと溺れ切った。それほどに愛していたのに…… なぜ? なにを? どこを間違ったんだろう。
「あの人はこんな残酷なことを言えるあなたさえ、傷つけたくないって苦しんでいるんだ。こんな優しい人をあなたの俳優人生に巻き込んでいいわけないんだよ。志鶴さんの才能しか見えなかった海翔さん」
泣き出しそうな顔で吐き出すアランを見上げつつ、覚悟の違いを思わずにいられない。確かに俺は志鶴が孤児であることを考えたことはないから。同じ孤児にしか見えない孤独や苦しみがあったんだろう。
きっと志鶴の中でそれはよどみとなり、徐々に増えていったに違いない。俺との生まれの違いを思わずにいられなくて… 一緒にいるだけで、俺は苦しめていた…?
「この世には二種類の人間がいるんだ。恵まれている人とそうでない人… あなたは自分を恵まれていないと思ってるけど、俺や志鶴さんからすれば十分に恵まれているよ。もっとちゃんと周りを見てみなよ。この上なく恵まれていることに気付くはずだよ」
「俺は志鶴を愛してる。それは君にも負けない… なのに、どうして志鶴は俺を…」
「どこかで伝わってたからでしょ? まだ分からないの? あなたは志鶴さんとの関係をどこかで慈善事業みたいに思ってたんだよ。俺の手で成功させてあげたいってさ」
その柔らかく低い声がよく研がれた刀のように俺の心を切り刻む。だが、どれもこれも思い当たる所があってなにも否定できない。
悲しいことにボディシェアが法律で認められている現代にあって、女の第一条件は美しいことだ。そして、それが最後の条件でもある。
そんな中で志鶴は美しいと言えない顔立ちだ。その代わりと言うようにギフテッドという天才的な頭脳を与えられて… 祖の頭脳を捨てるには惜しい。
だから、俺という成功者の妻になることで成功まで導いてやれるという自信があった。…それがなにより夫婦関係を狂わせていたと…? だけど、でも、そうだとしても…
「俺はあいつを愛してる。きちんと話がしたい。あいつのスケジュールを調整してほしい」
すると、胸元を解放して海翔に背を向けると、
「どこまで身勝手なんだよ。この場合、自分のスケジュールを調整するだろ。なのに、ここまできても志鶴さんに合わせてもらおうとするのかよ」
どこか侮蔑を含んだ調子で言った。指摘されて初めて俺は自分がいつの間にか傲慢になっていたことに気付く。周りが俺をセレブ扱いするから、亜理紗さんのように何もかも命令できる立場になったんだと…
「それじゃ、周りのスタッフやマネージャーに無理をさせることになる。それに俺はどうしても俳優業を裏切れない。頼む。志鶴と会う時間を作ってくれないか」
最早、俺一人では逆に何もできなくなっているんだと思い知らされた。志鶴を守るなんてことも頭の中から消えるくらい、いろんなものを背負い込んでいて… いつの間にか志鶴の優先順位が落ちていて。
「じゃあ、さっさと離婚届にサインしてほしいなあ。こっそり取り寄せてきたからさ。あなたに志鶴さんはいらないでしょ? 俺にくれよ。俺はいつだって必要としてる。いつだって傍にいてほしいんだ」
笑った顔は22歳の少年臭さが残る若手俳優の顔をしていなかった。これが素顔なのかと背筋を悪寒が駆け巡る。俺には想像もできない世界が確かにあって、アランはそれを味わってきたんだ。
……志鶴も、こんな顔を持っていたんだろうか。何もかもを信じることさえあきらめきった人間の顔を。
恐ろしい深みをたたえているのに、どこか絶望に彩られた瞳をして……
どうして俺は気付いてやれなかった!? なぜ俺は…… それでも失いたくない。まだ失ったなんて思えない。
「俺は君の愛し方が正しいとは思わないけどな。ただ孤独を癒しあうだけの関係じゃあ、いつか共倒れになるぞ」
やっと立ち上がれるようになって、まっすぐに見下ろして言い切る。確かに俺は恵まれているんだろう。だけど、だからこそ分かる。ただ孤独を癒しあうだけではいつか限界が来るという事を。
「クソガキ同士じゃないんだ。そうはならないよ。言い切れるのは志鶴さんが自分で俺の恋人になることを選んだってことさ。それじゃあ次は撮影所で会おうか。その時には離婚届にサインしておいてほしいな」
遠慮なく蔑みの眼差しで俺を見据えて言うと、アランは着ていたパーカーのポケットから離婚届を取り出して言い、さっさと出ていく。
「志鶴…… 俺はお前を愛してる。愛しているんだ…!!」
これだけは否定されたくない。同時にどうしようもなく庇護欲が湧きおこるけれど…
可哀そうで恵まれなかったというなら、恵まれて生きてきた俺が引き上げてやりたい。恵まれた者の世界に引き込んでしまえば、きっと幸せになるとバカなことを考えている。
それこそ勝者の傲慢でしかないのに…!!
「俺は、何を間違えたんだよ!! 誰か、教えてくれよ」
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