55 / 146
大反省会
しおりを挟む
テオの部屋でいつものようにクリフトにお茶を淹れてもらう。
「たまたまバーンと寄宿学校で会ってね。でも、まだ授業の内容は聞いてないんだ。報告会するってルカが楽しみにしてたから、先に聞いちゃうとね」
テオもバーンも特に疲れている様子はない。
ネラル先生のあのげっそり感は一体……。
俺はネラル先生の「ルカは入ってない」であまりにショックを受けてしまって、先生の話は聞いてなかったが、三人が何をしたんだろう……。
「誰から報告する?」
「あぁ、それなら俺から」
全員分のお茶を淹れ終わったクリフトが座りながら軽く手を挙げた。
「たいした内容じゃないので、先の方がいいかと」
えっ。
それなら、俺が一番じゃあ……?
「じゃあ、クリフトからどうぞ」
テオが返事をしてしまった……!
次は俺にしよう。
絶対最後はツラい。
「俺の方は話術というか、論破というか、そういったことを目的とした授業だったと思うんですが、寄宿生のレベルが低くて、そうはならなかったんですよね」
やれやれ、といった感じでクリフトは苦笑している。
「どんな内容だったんだ?」
「自分がこの中で一番優れている点をあげて、それをより優れている他者が否定せよ、ということだったんですが、まずそのレベルが低くて。主要都市の交通を網羅してるとか五言語習得してるとか各地の名産農作物の知識とか……」
へ?
すごくないか??
主要都市ってことは、王都だけじゃないんだろ?
王都だけでも俺は把握しきれていない。
五言語も、王都で通訳として働けるレベルだろう。
各地の名産農作物なんて、どうやって知り得たんだろう?
そんな書籍なんて見たことないし、中央も把握しているのかどうか……。
領主はその土地のことは隠したがるし、そもそも農作物について知ろうと思ったことがない。
着眼点がすごい。
「クリフト、それは……」
テオが言い淀んでいる。
だよな?すごいよな??
クリフトはレベルが低いと言ったが、普通に考えて、他の者よりも優れていると胸を張っても良い内容だ。
クリフトが優秀すぎるからそう思うだけだろう。
「本当にレベルが低いね」
「嘆かわしいな」
え……。
テオもバーンもクリフトを気の毒そうに見ている。
あ、あれ?
「僕でも六言語できるよ?」
「交通網など、知っていて当然の知識だ。路地裏すら、敵に利用されるかもしれないんだぞ?名産農作物など、興味があれば子供でも調べ得る」
「そうですよね」
三人は頷きあっている。
そこまで求められるのか!?
そんな……俺、一生無理だ。
「じゃあ、次は僕が話すね」
はっ。
二番目をテオに取られた!
「僕はクリフトと違って自分が不甲斐なくてね。ちょっと落ち込んだんだ」
そうなのか……。
それなら、二番目を譲っても良かった。
「回復魔法を初めて使ったんだけどね。流れ出た血液を全て元に戻すつもりが、最初に床に落ちた一滴を忘れていて。ネラル先生に指摘された時は本当に悔しかった」
テオは悔しそうに顔を歪めているが、話が入ってこない。
「テオ、流れ出たってそれは、自分で刺した、のか?血液を戻すって……」
「あぁ、そうだよ。掌を短剣で突いたんだ」
「大胆だな」
バーンは笑っているが、いや、笑えない。
「それ、回復魔法で修復できなかったらどうするんだよ!」
「ルカ……心配してくれてありがとう。でも、それくらいの傷が治せないようじゃあ、魔法士は名乗れないからね」
「さすがですね」
クリフトも頷いている。
いや、最初だろ?
最初の回復魔法を、自傷でやらせるのもどうかしてると思うが、掌を短剣で突く必要ない。
しかも、血液をすべて元に戻すのは魔力をかなり使う。
それをやるなんて……魔力量もだが、技量もかなりのものだ。
それが床に残った一滴で落ち込むって……。
「私はネラル先生に止められてしまってな」
バーンが続けて話し出した!
「剣術は各々の技量を見るということで、勝ち抜き戦だったのだが、毒を入れたと思われるライルがいてな。手を抜いてやるつもりで武器はつまらない物を選んだが、つい、な。ライル相手に追撃すると、勝負がついている相手に攻撃をしかけるなと言われてしまった。私情を挟むとは、私もまだまだだ」
「つまらない物って何?」
「木の枝だ」
いや、木の枝って!
武器じゃない!
ネラル先生もよくそれでやらせたな……。
それは相手も自尊心を傷つけられただろう。
毒の件があるから、俺ももちろんその場にいたら平静ではいられなかったかもしれないが、バーンにしては珍しいな。
しかも、何も知らない寄宿生たちにはバーンがかなり凶暴に写ったのでは……?
「それから、誰も私の相手をしようとせず、不戦勝だ。情けない」
やはり。
あぁ、この辺がネラル先生が疲れてた原因か。
「僕の方も誰も怯えて自傷しようとしなくてね。ネラル先生が小さな傷でいいからってやらせようと必死だったよ」
テオもか。
ネラル先生がぐったりしていた原因が分かった。
「で、ルカは?」
あっ。
どうしよう。
俺……結局最後じゃないか!
大爆発はさすがに言えないが、みんなも話してくれた以上は俺も報告しないと。
「あ、俺は、シュ…シュラ先生に教えて貰ったけど、その、まだテオみたいに回復魔法は使わせて貰えなくて、攻撃魔法を使ったけど、ちょっと大きさ失敗してさ、すげー怒られた」
三人が驚愕の表情で俺を見る。
「すごいよ!攻撃魔法ができたなんて!大きさなんて、関係ないよ!」
「一日でか!すごいではないか!」
「詠唱も覚えられなかったのに、もう使えるようになったなんて、ルカはすごいですね!」
……え?
俺、詳しくは話してないけど、大したこと学んでないって笑われるかと思ったのに?
なんで、三人とも俺のことをすごい、すごいって……。
それまで高度な会話してたのに、俺のことになると突然こんなことで褒められるって……。
ネラル先生の「ルカは入ってない」の声が俺の頭をぐるぐると流れる。
「「「ルカ!?」」」
俺は気づけば、ポロポロと涙を溢していた。
「たまたまバーンと寄宿学校で会ってね。でも、まだ授業の内容は聞いてないんだ。報告会するってルカが楽しみにしてたから、先に聞いちゃうとね」
テオもバーンも特に疲れている様子はない。
ネラル先生のあのげっそり感は一体……。
俺はネラル先生の「ルカは入ってない」であまりにショックを受けてしまって、先生の話は聞いてなかったが、三人が何をしたんだろう……。
「誰から報告する?」
「あぁ、それなら俺から」
全員分のお茶を淹れ終わったクリフトが座りながら軽く手を挙げた。
「たいした内容じゃないので、先の方がいいかと」
えっ。
それなら、俺が一番じゃあ……?
「じゃあ、クリフトからどうぞ」
テオが返事をしてしまった……!
次は俺にしよう。
絶対最後はツラい。
「俺の方は話術というか、論破というか、そういったことを目的とした授業だったと思うんですが、寄宿生のレベルが低くて、そうはならなかったんですよね」
やれやれ、といった感じでクリフトは苦笑している。
「どんな内容だったんだ?」
「自分がこの中で一番優れている点をあげて、それをより優れている他者が否定せよ、ということだったんですが、まずそのレベルが低くて。主要都市の交通を網羅してるとか五言語習得してるとか各地の名産農作物の知識とか……」
へ?
すごくないか??
主要都市ってことは、王都だけじゃないんだろ?
王都だけでも俺は把握しきれていない。
五言語も、王都で通訳として働けるレベルだろう。
各地の名産農作物なんて、どうやって知り得たんだろう?
そんな書籍なんて見たことないし、中央も把握しているのかどうか……。
領主はその土地のことは隠したがるし、そもそも農作物について知ろうと思ったことがない。
着眼点がすごい。
「クリフト、それは……」
テオが言い淀んでいる。
だよな?すごいよな??
クリフトはレベルが低いと言ったが、普通に考えて、他の者よりも優れていると胸を張っても良い内容だ。
クリフトが優秀すぎるからそう思うだけだろう。
「本当にレベルが低いね」
「嘆かわしいな」
え……。
テオもバーンもクリフトを気の毒そうに見ている。
あ、あれ?
「僕でも六言語できるよ?」
「交通網など、知っていて当然の知識だ。路地裏すら、敵に利用されるかもしれないんだぞ?名産農作物など、興味があれば子供でも調べ得る」
「そうですよね」
三人は頷きあっている。
そこまで求められるのか!?
そんな……俺、一生無理だ。
「じゃあ、次は僕が話すね」
はっ。
二番目をテオに取られた!
「僕はクリフトと違って自分が不甲斐なくてね。ちょっと落ち込んだんだ」
そうなのか……。
それなら、二番目を譲っても良かった。
「回復魔法を初めて使ったんだけどね。流れ出た血液を全て元に戻すつもりが、最初に床に落ちた一滴を忘れていて。ネラル先生に指摘された時は本当に悔しかった」
テオは悔しそうに顔を歪めているが、話が入ってこない。
「テオ、流れ出たってそれは、自分で刺した、のか?血液を戻すって……」
「あぁ、そうだよ。掌を短剣で突いたんだ」
「大胆だな」
バーンは笑っているが、いや、笑えない。
「それ、回復魔法で修復できなかったらどうするんだよ!」
「ルカ……心配してくれてありがとう。でも、それくらいの傷が治せないようじゃあ、魔法士は名乗れないからね」
「さすがですね」
クリフトも頷いている。
いや、最初だろ?
最初の回復魔法を、自傷でやらせるのもどうかしてると思うが、掌を短剣で突く必要ない。
しかも、血液をすべて元に戻すのは魔力をかなり使う。
それをやるなんて……魔力量もだが、技量もかなりのものだ。
それが床に残った一滴で落ち込むって……。
「私はネラル先生に止められてしまってな」
バーンが続けて話し出した!
「剣術は各々の技量を見るということで、勝ち抜き戦だったのだが、毒を入れたと思われるライルがいてな。手を抜いてやるつもりで武器はつまらない物を選んだが、つい、な。ライル相手に追撃すると、勝負がついている相手に攻撃をしかけるなと言われてしまった。私情を挟むとは、私もまだまだだ」
「つまらない物って何?」
「木の枝だ」
いや、木の枝って!
武器じゃない!
ネラル先生もよくそれでやらせたな……。
それは相手も自尊心を傷つけられただろう。
毒の件があるから、俺ももちろんその場にいたら平静ではいられなかったかもしれないが、バーンにしては珍しいな。
しかも、何も知らない寄宿生たちにはバーンがかなり凶暴に写ったのでは……?
「それから、誰も私の相手をしようとせず、不戦勝だ。情けない」
やはり。
あぁ、この辺がネラル先生が疲れてた原因か。
「僕の方も誰も怯えて自傷しようとしなくてね。ネラル先生が小さな傷でいいからってやらせようと必死だったよ」
テオもか。
ネラル先生がぐったりしていた原因が分かった。
「で、ルカは?」
あっ。
どうしよう。
俺……結局最後じゃないか!
大爆発はさすがに言えないが、みんなも話してくれた以上は俺も報告しないと。
「あ、俺は、シュ…シュラ先生に教えて貰ったけど、その、まだテオみたいに回復魔法は使わせて貰えなくて、攻撃魔法を使ったけど、ちょっと大きさ失敗してさ、すげー怒られた」
三人が驚愕の表情で俺を見る。
「すごいよ!攻撃魔法ができたなんて!大きさなんて、関係ないよ!」
「一日でか!すごいではないか!」
「詠唱も覚えられなかったのに、もう使えるようになったなんて、ルカはすごいですね!」
……え?
俺、詳しくは話してないけど、大したこと学んでないって笑われるかと思ったのに?
なんで、三人とも俺のことをすごい、すごいって……。
それまで高度な会話してたのに、俺のことになると突然こんなことで褒められるって……。
ネラル先生の「ルカは入ってない」の声が俺の頭をぐるぐると流れる。
「「「ルカ!?」」」
俺は気づけば、ポロポロと涙を溢していた。
45
お気に入りに追加
3,817
あなたにおすすめの小説
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない
上総啓
BL
ある日トラックに轢かれて死んだ成瀬は、前世のめり込んでいたBLゲームの悪役令息フェリアルに転生した。
フェリアルはゲーム内の悪役として15歳で断罪される運命。
前世で周囲からの愛情に恵まれなかった成瀬は、今世でも誰にも愛されない事実に絶望し、転生直後にゲーム通りの人生を受け入れようと諦観する。
声すら発さず、家族に対しても無反応を貫き人形のように接するフェリアル。そんなフェリアルに周囲の過保護と溺愛は予想外に増していき、いつの間にかゲームのシナリオとズレた展開が巻き起こっていく。
気付けば兄達は勿論、妖艶な魔塔主や最恐の暗殺者、次期大公に皇太子…ゲームの攻略対象者達がフェリアルに執着するようになり…――?
周囲の愛に疎い悪役令息の無自覚総愛されライフ。
※最終的に固定カプ
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824

BLゲームのモブに転生したので壁になろうと思います
雪
BL
前世の記憶を持ったまま異世界に転生!
しかも転生先が前世で死ぬ直前に買ったBLゲームの世界で....!?
モブだったので安心して壁になろうとしたのだが....?
ゆっくり更新です。
国を救った英雄と一つ屋根の下とか聞いてない!
古森きり
BL
第8回BL小説大賞、奨励賞ありがとうございます!
7/15よりレンタル切り替えとなります。
紙書籍版もよろしくお願いします!
妾の子であり、『Ω型』として生まれてきて風当たりが強く、居心地の悪い思いをして生きてきた第五王子のシオン。
成人年齢である十八歳の誕生日に王位継承権を破棄して、王都で念願の冒険者酒場宿を開店させた!
これからはお城に呼び出されていびられる事もない、幸せな生活が待っている……はずだった。
「なんで国の英雄と一緒に酒場宿をやらなきゃいけないの!」
「それはもちろん『Ω型』のシオン様お一人で生活出来るはずもない、と国王陛下よりお世話を仰せつかったからです」
「んもおおおっ!」
どうなる、俺の一人暮らし!
いや、従業員もいるから元々一人暮らしじゃないけど!
※読み直しナッシング書き溜め。
※飛び飛びで書いてるから矛盾点とか出ても見逃して欲しい。
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる