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交渉
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バレた。
シュルツの誘導にまんまと引っ掛かった、という所か……。
どうしよう。
今さら、しらばっくれることはできない……よなぁ。
別人だと思って、テキトーなこと言ってしまった……。
「てか、何で女性体に変化してたんだ?顔は同じだし……」
「……ルカが消えて、自分も消えたかった。それが一番の理由」
シュルツが悲しそうに微笑む。
「死ぬことはできない。命をかけたルカのために、それだけはどんなに望んでも。だったら、存在を消したかった。全く別人になることも考えたけど……私は自分の顔が好きだもの。美しいでしょう?」
自信満々に胸を張る。
シュルツらしいな。
シュルツは初めて会った頃から「僕は美しい!」と公言して憚らなかった。
そんなシュルツを俺は面白がっていたが、もちろん忌み嫌う奴らもいて……でも、それでも常にシュルツは自分を曲げずに前を向いていた。
「でも、そのおかげでこうして出会えていたことに気づけた。自分の美貌に感謝しなくちゃね?」
確かに。
顔が別人だったら、こうはならなかったな。
普通にシュラとして認識して、一生徒としての関係だった。
「で。いろいろ聞きたいんだけど、まずはどうしてルカであることを隠すの?誰か知ってるの?」
「いや、誰にも言ってない。シュルツだけだ。言うつもりもない」
「なぜ?」
確かにあのルカだって言えば、俺の世界は変わるだろう。
金なんて気にしなくていいし、美味しい物も食べ放題。
でも……父さんはルカを失う。
それだけは、ダメだ。
この体はルカのものだから。
でも、そんなこと言ったら、シュルツのことだからキキ村まで行って、父さんを説得しそうだ。
父さんにはあの穏やかな日常が似合ってる。
「俺は今のルカとして、生きるって決めたんだ。前世を引きずるつもりはない。今後も誰にも言うつもりはないから、シュルツもこのことは報告するな」
「するな?」
シュルツが眉をひそめる。
「誰に物を言ってるのかしら?ルカを引きずらないなら、私にそんなこと言えて?」
「なっ……」
そんなこと言う奴じゃなかったのに!
俺の後ろばかりついてくる、可愛い奴だったのに!
驚きを隠せないでいると、
「あら。あれからどれだけ時間が過ぎたと思ってるの?師匠の知ってる美少年のシュルツじゃないのよ?上に報告されたくないなら、私にも何か報酬がないと」
ふふん、と不適に笑う。
俺に出せる報酬……ないな!
「な、何が望みだ……」
「何でも叶えてくれるのかしら?」
父さんの平穏な暮らしを守るためなら、俺のできることなら何でもするつもりだが……そのできることがあまりない!
シュルツ、分かってるのかなぁ……金もないし、権力もないぞ……まぁ、両方とも持ってそうだけど……。
「じゃあ、立ってこちらに来て」
殴られる!?
いや、それで済むなら殴られるけど。
結構、厳しく指導したからな……俺のこと恨んでたのかなぁ。
ソファーから立ち上がり、シュルツの前へ立つ。
シュルツもソファーから立ち上がり、向かい合わせになる。
でっか。
めちゃめちゃ背が伸びたな……いや、俺が低くなっただけか?
無言で見つめ合っていると、シュルツの腕が上がる。
殴られる!
そう思った瞬間にぐっと奥歯に力を込めたが、そのままその腕で俺を抱き寄せた。
「もう、置いていかないで」
シュルツの声が震えている。
俺を抱き寄せた腕に力が込もる。
「約束して。今なら、役に立てるから。何も言わずにどこかに行かないで」
今は俺の方が小さいから、シュルツに覆い被さられている形だが、まるで小さいシュルツにすがられているような気持ちになる。
俺の肩口がじんわりと湿る。
俺はシュルツの背中を撫でながら、諭すようにゆっくりと話す。
「お前が役に立たないから連れて行かなかったんじゃないぞ?俺はお前が可愛くて仕方なかったんだ。そんなお前にあんな姿を見せたくなかった」
誰にも見せるつもりはなかった。
アクラムとフォルクスに見られたのは予定外だ。
「約束して。じゃないと、上に報告して身動きとれないくらいがっちがちに回り固めるわよ」
痛いくらいに抱き締める腕に力を込める。
「……分かったよ。約束する。勝手にどこかに行かないし、行く時にはちゃんと言う。これでいいか?」
「約束……守ってよ」
「俺が約束守らなかったことがあるか?」
シュルツの頭を撫でる。
以前もこうして機嫌を取っていたな。
シュルツは軽く頷いた。
「約束してくれるなら、誰にも言わない。もちろん、寄宿学校でも、ちゃんとルカを生徒として扱うわ」
「おぅ。よろしくな」
シュルツは抱き締めていた腕をゆるめ、そっと目を拭う。
少し照れ臭そうにしながら、元のソファーに座ったので、俺も元に戻る。
「まず聞きたいのは、その身体は?生まれ変わったってことでいいの?」
俺はとりあえず、体験した一連の話をシュルツに聞かせた。
シュルツはソファーで俺の話を聞きながら、最後に深いため息をついた。
「ルカの話を聞く限り、生まれ変わったという訳ではないのかもしれないけど、それと同等よね。その事故で母親と元々その身体にいたルカは死んだ。その魂が抜けた身体にルカの魂が交じり、意識が同化した、という所かしら」
俺もそうだと思う。
正答は誰にも分からない。
「あと、なぜ水晶玉を割って目立つようなことをしたの?」
「そう!お前、ちゃんと寄宿学校の情報は国中に行き渡るようにしろよ!魔力量が少なかったら有料とかきいてないし!あと、女の子は別の学校とかも!知らなかったんだよ……。無料だし、女の子と出会えるって来たらこんなことになってな。無料にするために魔力流したら、割れた」
「割れたって簡単に言わないで。アレが割れるって、前と同じくらい魔力あるってことよね……それを上にバレないように一年間過ごすのは無理じゃない?キキ村に帰ったら?」
シュルツは呆れた顔だ。
「そんな金ないし」
「出すわよ。私も着いて行くし」
えっ。
「んー、ちょっと揺らぐが、あいつらのことも一年間見てやりたいし、シュルツが管轄してるのにいなくなる訳にいかないよ。まぁ、なんとかやってみる!」
「ふーん」
目を細め、不機嫌そうな雰囲気を漂わせる。
「あいつらって、ルカを庇った子達のことよね?……相変わらずの人たらし」
後半小声で聞こえなかったが、何か不満らしい。
「もちろん、あいつらも何も知らない。ただの友達だ」
「友達だと思ってるのはルカだけなんでしょうけど?」
「おい!失礼だろ!」
ちゃんと友達だ!
「そういう意味じゃないの。まぁ、気づかなくていいわ」
意味が分からん。
でも、何かシュルツに馬鹿にされているのは間違いない。
「あと!女の子って何?私がいるでしょう?」
「いや、お前は男だろ。って、何でずっと女言葉だ?」
「ずっと女として生きてきたもの。女性の方が私と同じで美意識高いし、ガサツな連中より付き合いやすかったわよ。この口調も気に入ってるの。でも、ルカが呼び方も困るだろうし、戻ろうかしら。貴方の前では身体も男でいたいし、ね」
挑戦的な瞳だ。
手合わせでもしたいのか?
俺の方が身体も小さいし不利だが受けて立つぞ。
「まぁ、いいわ。しばらくは混乱してもいけないから、女性体のままでいるわ。いずれ、ね」
シュルツはまた変化の法を用いて女性体に変わる。
「どう?女の子いなくても、私がいるからいいでしょ?その辺の子よりも美しいしね!」
「お前は男だろって」
身体に沿う形のドレスが妖艶さを引き立てている。
確かに美女ではあるが、俺の中ではあのシュルツで。
自信満々に自分を推すのがなんともらしい。
「まだ聞きたいことはたくさんあるけど、遅くなってもいけないから今日はいいわ。また話しましょうね、ルカ」
「分かった。シュラ先生」
お互い、顔を見合わせて笑う。
部屋を去り際に一言だけ伝えておこう。
「男でも女でも自信満々に胸を張って生きてるお前が俺は一番好きだよ。変わってなくて、嬉しい」
「……ほんっと、そういうトコ、ルカも変わってない」
シュルツはイラッとした顔をして、俺の身体をぐいぐい押し、執務室から追い出す。
えぇっ、褒めたのになんで!?
シュルツの誘導にまんまと引っ掛かった、という所か……。
どうしよう。
今さら、しらばっくれることはできない……よなぁ。
別人だと思って、テキトーなこと言ってしまった……。
「てか、何で女性体に変化してたんだ?顔は同じだし……」
「……ルカが消えて、自分も消えたかった。それが一番の理由」
シュルツが悲しそうに微笑む。
「死ぬことはできない。命をかけたルカのために、それだけはどんなに望んでも。だったら、存在を消したかった。全く別人になることも考えたけど……私は自分の顔が好きだもの。美しいでしょう?」
自信満々に胸を張る。
シュルツらしいな。
シュルツは初めて会った頃から「僕は美しい!」と公言して憚らなかった。
そんなシュルツを俺は面白がっていたが、もちろん忌み嫌う奴らもいて……でも、それでも常にシュルツは自分を曲げずに前を向いていた。
「でも、そのおかげでこうして出会えていたことに気づけた。自分の美貌に感謝しなくちゃね?」
確かに。
顔が別人だったら、こうはならなかったな。
普通にシュラとして認識して、一生徒としての関係だった。
「で。いろいろ聞きたいんだけど、まずはどうしてルカであることを隠すの?誰か知ってるの?」
「いや、誰にも言ってない。シュルツだけだ。言うつもりもない」
「なぜ?」
確かにあのルカだって言えば、俺の世界は変わるだろう。
金なんて気にしなくていいし、美味しい物も食べ放題。
でも……父さんはルカを失う。
それだけは、ダメだ。
この体はルカのものだから。
でも、そんなこと言ったら、シュルツのことだからキキ村まで行って、父さんを説得しそうだ。
父さんにはあの穏やかな日常が似合ってる。
「俺は今のルカとして、生きるって決めたんだ。前世を引きずるつもりはない。今後も誰にも言うつもりはないから、シュルツもこのことは報告するな」
「するな?」
シュルツが眉をひそめる。
「誰に物を言ってるのかしら?ルカを引きずらないなら、私にそんなこと言えて?」
「なっ……」
そんなこと言う奴じゃなかったのに!
俺の後ろばかりついてくる、可愛い奴だったのに!
驚きを隠せないでいると、
「あら。あれからどれだけ時間が過ぎたと思ってるの?師匠の知ってる美少年のシュルツじゃないのよ?上に報告されたくないなら、私にも何か報酬がないと」
ふふん、と不適に笑う。
俺に出せる報酬……ないな!
「な、何が望みだ……」
「何でも叶えてくれるのかしら?」
父さんの平穏な暮らしを守るためなら、俺のできることなら何でもするつもりだが……そのできることがあまりない!
シュルツ、分かってるのかなぁ……金もないし、権力もないぞ……まぁ、両方とも持ってそうだけど……。
「じゃあ、立ってこちらに来て」
殴られる!?
いや、それで済むなら殴られるけど。
結構、厳しく指導したからな……俺のこと恨んでたのかなぁ。
ソファーから立ち上がり、シュルツの前へ立つ。
シュルツもソファーから立ち上がり、向かい合わせになる。
でっか。
めちゃめちゃ背が伸びたな……いや、俺が低くなっただけか?
無言で見つめ合っていると、シュルツの腕が上がる。
殴られる!
そう思った瞬間にぐっと奥歯に力を込めたが、そのままその腕で俺を抱き寄せた。
「もう、置いていかないで」
シュルツの声が震えている。
俺を抱き寄せた腕に力が込もる。
「約束して。今なら、役に立てるから。何も言わずにどこかに行かないで」
今は俺の方が小さいから、シュルツに覆い被さられている形だが、まるで小さいシュルツにすがられているような気持ちになる。
俺の肩口がじんわりと湿る。
俺はシュルツの背中を撫でながら、諭すようにゆっくりと話す。
「お前が役に立たないから連れて行かなかったんじゃないぞ?俺はお前が可愛くて仕方なかったんだ。そんなお前にあんな姿を見せたくなかった」
誰にも見せるつもりはなかった。
アクラムとフォルクスに見られたのは予定外だ。
「約束して。じゃないと、上に報告して身動きとれないくらいがっちがちに回り固めるわよ」
痛いくらいに抱き締める腕に力を込める。
「……分かったよ。約束する。勝手にどこかに行かないし、行く時にはちゃんと言う。これでいいか?」
「約束……守ってよ」
「俺が約束守らなかったことがあるか?」
シュルツの頭を撫でる。
以前もこうして機嫌を取っていたな。
シュルツは軽く頷いた。
「約束してくれるなら、誰にも言わない。もちろん、寄宿学校でも、ちゃんとルカを生徒として扱うわ」
「おぅ。よろしくな」
シュルツは抱き締めていた腕をゆるめ、そっと目を拭う。
少し照れ臭そうにしながら、元のソファーに座ったので、俺も元に戻る。
「まず聞きたいのは、その身体は?生まれ変わったってことでいいの?」
俺はとりあえず、体験した一連の話をシュルツに聞かせた。
シュルツはソファーで俺の話を聞きながら、最後に深いため息をついた。
「ルカの話を聞く限り、生まれ変わったという訳ではないのかもしれないけど、それと同等よね。その事故で母親と元々その身体にいたルカは死んだ。その魂が抜けた身体にルカの魂が交じり、意識が同化した、という所かしら」
俺もそうだと思う。
正答は誰にも分からない。
「あと、なぜ水晶玉を割って目立つようなことをしたの?」
「そう!お前、ちゃんと寄宿学校の情報は国中に行き渡るようにしろよ!魔力量が少なかったら有料とかきいてないし!あと、女の子は別の学校とかも!知らなかったんだよ……。無料だし、女の子と出会えるって来たらこんなことになってな。無料にするために魔力流したら、割れた」
「割れたって簡単に言わないで。アレが割れるって、前と同じくらい魔力あるってことよね……それを上にバレないように一年間過ごすのは無理じゃない?キキ村に帰ったら?」
シュルツは呆れた顔だ。
「そんな金ないし」
「出すわよ。私も着いて行くし」
えっ。
「んー、ちょっと揺らぐが、あいつらのことも一年間見てやりたいし、シュルツが管轄してるのにいなくなる訳にいかないよ。まぁ、なんとかやってみる!」
「ふーん」
目を細め、不機嫌そうな雰囲気を漂わせる。
「あいつらって、ルカを庇った子達のことよね?……相変わらずの人たらし」
後半小声で聞こえなかったが、何か不満らしい。
「もちろん、あいつらも何も知らない。ただの友達だ」
「友達だと思ってるのはルカだけなんでしょうけど?」
「おい!失礼だろ!」
ちゃんと友達だ!
「そういう意味じゃないの。まぁ、気づかなくていいわ」
意味が分からん。
でも、何かシュルツに馬鹿にされているのは間違いない。
「あと!女の子って何?私がいるでしょう?」
「いや、お前は男だろ。って、何でずっと女言葉だ?」
「ずっと女として生きてきたもの。女性の方が私と同じで美意識高いし、ガサツな連中より付き合いやすかったわよ。この口調も気に入ってるの。でも、ルカが呼び方も困るだろうし、戻ろうかしら。貴方の前では身体も男でいたいし、ね」
挑戦的な瞳だ。
手合わせでもしたいのか?
俺の方が身体も小さいし不利だが受けて立つぞ。
「まぁ、いいわ。しばらくは混乱してもいけないから、女性体のままでいるわ。いずれ、ね」
シュルツはまた変化の法を用いて女性体に変わる。
「どう?女の子いなくても、私がいるからいいでしょ?その辺の子よりも美しいしね!」
「お前は男だろって」
身体に沿う形のドレスが妖艶さを引き立てている。
確かに美女ではあるが、俺の中ではあのシュルツで。
自信満々に自分を推すのがなんともらしい。
「まだ聞きたいことはたくさんあるけど、遅くなってもいけないから今日はいいわ。また話しましょうね、ルカ」
「分かった。シュラ先生」
お互い、顔を見合わせて笑う。
部屋を去り際に一言だけ伝えておこう。
「男でも女でも自信満々に胸を張って生きてるお前が俺は一番好きだよ。変わってなくて、嬉しい」
「……ほんっと、そういうトコ、ルカも変わってない」
シュルツはイラッとした顔をして、俺の身体をぐいぐい押し、執務室から追い出す。
えぇっ、褒めたのになんで!?
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結末も! 大人の雪夜も! いっぱいたくさん! 見てもらいたいのでッッ!!(涙)
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