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今、とんでもないことをさらっと言われた。
国王陛下の代理が俺?平民の中の平民の俺?
まさかな。
「あの、俺……ってそれは、平民代表、みたいなやつですか?平民も参加できる枠、みたいな」
平民代表でも恐れ多い。断りたい。
ミハエル様に恐る恐る声をかける。
「ん?話を聞いてました?国王陛下の代理です」
「いやいやいや、何で俺ですかっ!?無理ですっ!」
まさかだった。
これは断る。ミハエル様の視線は怖いけど、さすがに無理だ。
ミハエル様はそんな断固拒否の俺など想定内だとでも言うように、柔和な笑みを浮かべた。
「大丈夫です。常に側には私がいますから、予備知識などは必要ありません。すこーし、礼儀作法だけ事前に身につけて貰えれば。もちろん、こちらで教師は用意します。トールは剣術大会を楽しく観戦し、夜会に出席して頂くだけで大丈夫ですから」
「む・り・で・す」
ミハエル様はたいしたことありませんよ風に言っているが、さすがに騙されない。
絶対に無理だ。
俺は前世も含めて、何かに選ばれたことなんかない。リレーのクラス代表とか文化祭の実行委員とか、とにかく誰かの中から選ばれる経験が一度もない。俺の立場は常に「その他大勢」であって、その俺の初めてが「国王陛下の代理」なんてあり得ない!
いつもの気弱な俺とは違い、きっちり拒否する。
「国王陛下の代理が俺はどう考えても無理がありすぎます!どなたか他の貴族の方を……」
「トール」
思わず、体がびくっと硬直したかのように固まる。
声の主、ミハエル様にゆっくり視線を合わせると、相変わらず柔和な笑顔だった。だが、瞳の奥は笑ってない。怖い。
「トール、私もね、本当にこんな予想外な展開で驚いているんですよ?十年に一度の外交の大勝負に、国王陛下が欠席……誰か高位の貴族でも代理に立てたとして、その者と談話したいと思う国王がいると思いますか?それならば他の国王と、ってなりますよね?実際に交渉を行うのは我々宰相ですが、あくまで国王同士が会談している間に、です。その会談すらないのであれば、交渉ももちろんありません。それが、どれほどの国益を損なうか……分かりますか?」
うぅ……ミハエル様にとっても大舞台なんだ。でも、それで代理が俺の意味が分からない。
「俺だとなおさら誰も会談なんて……」
「国王ばかりの中の平民……目立つに決まっているでしょう!しかも、優勝候補筆頭のロイ様の想い人なんて、皆どんな人物かと話したいに決まってます!」
う、うわぁ~……完全に客寄せパンダだ……しかも俺自身はパンダ要素ないのに、他からパンダ要素を付け加えてるだけのやつ……。
「そ、それって、話したらすぐに幻滅して終わりって話じゃあ……」
「……まぁ、そこは私の力量で短時間で交渉をまとめてみせます」
そこはさらっと認めたな……。
ミハエル様の言われていることは理解できる。それは俺が関わっていないなら妙案ですね、と言いたい。
今、ミハエル様がロイ様やルアード様の前でこの話をされているということは、国王陛下も俺を代理にするという許可を出されたんだろう。
でも、俺には荷が重すぎる。メンタル強い訳じゃないのに、ロイ様の想い人だと興味本位で話しかけてくる各国の王達が、すぐさま興味を失くして去っていく後ろ姿を見続けるなんて、愛想笑いすら凍りつきそうだ。
……って、あれ?
「あの、俺がロイ様の、その、想い人?って……」
「あぁ、もう他国にも広まってますよ?貴族の情報網は早いですからね」
……笑顔で絶望的なことを言われてしまった。
そりゃそうだよな。あんな衝撃的なこと広まるの早いよな。俺だって自分のことじゃなかったらシャルにすぐ話してたと思う。
人生って、一日でこんなに激変するんだな……。
国王陛下の事情も、ミハエル様の思惑も、俺の現状も、理解できた。
このままでは、俺が国王陛下の代理になる未来しかない。何か、ないか……突破口は……。
「トール!」
必死で何とか突破口を探そうと思案していた俺の目の前に、ルアード様が突然飛び込んでくる。
「本当にすまないっ!」
ルアード様が俺に深く頭を下げる。
「いやっ、ルアード様、謝らないでください」
今、この場でのルアード様の謝罪は、ミハエル様の国益攻撃よりも、俺にとって殺傷能力が高い。
「いやっ、謝らせてくれっ。本来ならば、俺が騎士団長として参加するはずだった。それをラズと婚姻し、ロイに騎士団長と剣術大会出場を任せたために今回のようなことになってしまった。その上、昨日体調が悪く、つい気弱なことを口にしてしまったせいで、こんなことに……。お前にばかり負担をかけて……俺はどう償えば……」
終わった。
ルアード様は本当に善良な方だ。ミハエル様のように腹黒く、何か裏があるんだろうと予想できる方からなら何とか俺も勝てないながらも対抗して道を探すが、こんな本心からの謝罪に俺がかける言葉は決まっている。
「俺のことは気にしないで下さい!大丈夫ですからっ」
善人ぶっていたら損をするぞ、と前世でも今世でも言われた。でも、異世界転生したって俺の性分は変わらないんだから仕方ない。
……見ないようにしているが、ミハエル様が言質取ったぞという顔をされていることは何となく分かる。
まさしく、お先真っ暗、だ。
そんな俺の肩に、気遣わしげに触れたのはロイ様だった。
今まで、何も発言されていなかったが、どう思われているだろう?
「ロイ様は、俺が国王陛下の代理をすることをどう思っていますか?」
もう覆ることは諦めていたが、一応ロイ様のお気持ちを聞いてみた。
「賛成ではない」
えぇ!?まさかの!
大きな助け舟が来たと、慌ててその舟に乗り込んだ。
「そればどうしてですか?」
「会談した国王達がトールに魅せられるかもしれない。こんなに愛らしいトールを誰にも見せたくなどない」
「いや、それはないです」
望んでいたような有意義な答えではなかった。
「でも、剣術大会でのロイ様の勇姿をトールが観られますよ?優勝する姿を見せれば、もうトールはロイ様以外眼中になくなるのでは?」
「……」
ミハエル様の言葉にロイ様は黙り込んだ。そのお顔はまんざらでもない、といった様相だった。
とんだ泥舟だ。
もう俺に抗う術もなく、そこから俺の怒涛の毎日が始まった。
国王陛下の代理が俺?平民の中の平民の俺?
まさかな。
「あの、俺……ってそれは、平民代表、みたいなやつですか?平民も参加できる枠、みたいな」
平民代表でも恐れ多い。断りたい。
ミハエル様に恐る恐る声をかける。
「ん?話を聞いてました?国王陛下の代理です」
「いやいやいや、何で俺ですかっ!?無理ですっ!」
まさかだった。
これは断る。ミハエル様の視線は怖いけど、さすがに無理だ。
ミハエル様はそんな断固拒否の俺など想定内だとでも言うように、柔和な笑みを浮かべた。
「大丈夫です。常に側には私がいますから、予備知識などは必要ありません。すこーし、礼儀作法だけ事前に身につけて貰えれば。もちろん、こちらで教師は用意します。トールは剣術大会を楽しく観戦し、夜会に出席して頂くだけで大丈夫ですから」
「む・り・で・す」
ミハエル様はたいしたことありませんよ風に言っているが、さすがに騙されない。
絶対に無理だ。
俺は前世も含めて、何かに選ばれたことなんかない。リレーのクラス代表とか文化祭の実行委員とか、とにかく誰かの中から選ばれる経験が一度もない。俺の立場は常に「その他大勢」であって、その俺の初めてが「国王陛下の代理」なんてあり得ない!
いつもの気弱な俺とは違い、きっちり拒否する。
「国王陛下の代理が俺はどう考えても無理がありすぎます!どなたか他の貴族の方を……」
「トール」
思わず、体がびくっと硬直したかのように固まる。
声の主、ミハエル様にゆっくり視線を合わせると、相変わらず柔和な笑顔だった。だが、瞳の奥は笑ってない。怖い。
「トール、私もね、本当にこんな予想外な展開で驚いているんですよ?十年に一度の外交の大勝負に、国王陛下が欠席……誰か高位の貴族でも代理に立てたとして、その者と談話したいと思う国王がいると思いますか?それならば他の国王と、ってなりますよね?実際に交渉を行うのは我々宰相ですが、あくまで国王同士が会談している間に、です。その会談すらないのであれば、交渉ももちろんありません。それが、どれほどの国益を損なうか……分かりますか?」
うぅ……ミハエル様にとっても大舞台なんだ。でも、それで代理が俺の意味が分からない。
「俺だとなおさら誰も会談なんて……」
「国王ばかりの中の平民……目立つに決まっているでしょう!しかも、優勝候補筆頭のロイ様の想い人なんて、皆どんな人物かと話したいに決まってます!」
う、うわぁ~……完全に客寄せパンダだ……しかも俺自身はパンダ要素ないのに、他からパンダ要素を付け加えてるだけのやつ……。
「そ、それって、話したらすぐに幻滅して終わりって話じゃあ……」
「……まぁ、そこは私の力量で短時間で交渉をまとめてみせます」
そこはさらっと認めたな……。
ミハエル様の言われていることは理解できる。それは俺が関わっていないなら妙案ですね、と言いたい。
今、ミハエル様がロイ様やルアード様の前でこの話をされているということは、国王陛下も俺を代理にするという許可を出されたんだろう。
でも、俺には荷が重すぎる。メンタル強い訳じゃないのに、ロイ様の想い人だと興味本位で話しかけてくる各国の王達が、すぐさま興味を失くして去っていく後ろ姿を見続けるなんて、愛想笑いすら凍りつきそうだ。
……って、あれ?
「あの、俺がロイ様の、その、想い人?って……」
「あぁ、もう他国にも広まってますよ?貴族の情報網は早いですからね」
……笑顔で絶望的なことを言われてしまった。
そりゃそうだよな。あんな衝撃的なこと広まるの早いよな。俺だって自分のことじゃなかったらシャルにすぐ話してたと思う。
人生って、一日でこんなに激変するんだな……。
国王陛下の事情も、ミハエル様の思惑も、俺の現状も、理解できた。
このままでは、俺が国王陛下の代理になる未来しかない。何か、ないか……突破口は……。
「トール!」
必死で何とか突破口を探そうと思案していた俺の目の前に、ルアード様が突然飛び込んでくる。
「本当にすまないっ!」
ルアード様が俺に深く頭を下げる。
「いやっ、ルアード様、謝らないでください」
今、この場でのルアード様の謝罪は、ミハエル様の国益攻撃よりも、俺にとって殺傷能力が高い。
「いやっ、謝らせてくれっ。本来ならば、俺が騎士団長として参加するはずだった。それをラズと婚姻し、ロイに騎士団長と剣術大会出場を任せたために今回のようなことになってしまった。その上、昨日体調が悪く、つい気弱なことを口にしてしまったせいで、こんなことに……。お前にばかり負担をかけて……俺はどう償えば……」
終わった。
ルアード様は本当に善良な方だ。ミハエル様のように腹黒く、何か裏があるんだろうと予想できる方からなら何とか俺も勝てないながらも対抗して道を探すが、こんな本心からの謝罪に俺がかける言葉は決まっている。
「俺のことは気にしないで下さい!大丈夫ですからっ」
善人ぶっていたら損をするぞ、と前世でも今世でも言われた。でも、異世界転生したって俺の性分は変わらないんだから仕方ない。
……見ないようにしているが、ミハエル様が言質取ったぞという顔をされていることは何となく分かる。
まさしく、お先真っ暗、だ。
そんな俺の肩に、気遣わしげに触れたのはロイ様だった。
今まで、何も発言されていなかったが、どう思われているだろう?
「ロイ様は、俺が国王陛下の代理をすることをどう思っていますか?」
もう覆ることは諦めていたが、一応ロイ様のお気持ちを聞いてみた。
「賛成ではない」
えぇ!?まさかの!
大きな助け舟が来たと、慌ててその舟に乗り込んだ。
「そればどうしてですか?」
「会談した国王達がトールに魅せられるかもしれない。こんなに愛らしいトールを誰にも見せたくなどない」
「いや、それはないです」
望んでいたような有意義な答えではなかった。
「でも、剣術大会でのロイ様の勇姿をトールが観られますよ?優勝する姿を見せれば、もうトールはロイ様以外眼中になくなるのでは?」
「……」
ミハエル様の言葉にロイ様は黙り込んだ。そのお顔はまんざらでもない、といった様相だった。
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