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さぁ、口付けの続きを……*
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がっしりと頭部を抱えられ、舌を抜き差しする激しく淫靡な口付けがミアを襲う。
リリアムにそうされた時は医者の診察を受けているくらいの感触しかしなかったが、ニコラがミアを貪る勢いは、キスの範疇ではなく、もはや性交だ。
長い舌が上顎を余すところなく舐め上げ、快感を得る場所をミアに教える。
舌を吸い出されて柔らかく噛まれ、覚えのある熱が下腹部に溜まり始まる。
熱が溜まりきる前に解放され、荒く呼吸を繰り返していると、今度はブラウスのボタンが解かれ、頬や喉に口付けを繰り返しながらニコラの頭が胸の方へ向かっていく。
「んっ……」
ニコラは薄く突き出た鎖骨をしゃぶるように舐め、そこに一つ執着の跡を残した。チクリとした痛みがぞくぞくとした快感として伝わり、鼻にかかった喘ぎとして漏れる。
「嫌ではないか?」
「はい……もっと、どうぞ」
どうぞと言ったのに、ニコラは少し不機嫌そうだ。
下着がずらされ、ミアの白い胸が剥き出しになるのをニコラは眉を顰め、熱い溜息とともに眺める。
仰向けにされて胸の膨らみはなだらかになっているが、外気にさらされて薄紅色の先端が勃ちあがって震えている。
ニコラは片方の先端を口に含みながら胸を揉みはじめた。
リリアムにされた時のように痛みがあるかと身構えたが、ニコラの指はリリアムにされた時とはまるで違う反応を引き出した。
「……あっ、うあっ……ニコラ様、これ、なにか……」
ニコラはすぐ身動きを止め、心配そうにミアを覗き込む。
「どうだ、ミア、私はお前が襲われた時と同じ事をしている。ミアが少しでも恐ろしいと感じるのなら、全力で拒絶していいのだ。嫌だろう? さあ、拒絶してくれ。ミアにはその権利がある」
ニコラは悲しそうな顔をして真摯に告げるが、ミアは扱いきれない快感に、それどころではない。
(ああ、そうか。ニコラ様、あの時のリリアム様を真似ているのね……)
「あっ……その……ニコラ様、違うんです。リリアム様との事、気にしていただいているようで申し訳ないのですが――リリアム様にされた時、わたし、ちっとも恐ろしくはなかったんです」
「そんなはずはない」
ニコラの手は容赦なくミアの快感を炙り出す。
「でも、あっ、あの、だって……リリアム様、勢いばかりでちっとも性的でないというか……ええと、なんだっけ……へ、下手? あ、貴族に下手はまずいか……ええと、子どもが戯れているようで……ぜんぜんかんじなかっ……」
ぼーっとした頭でどうにか言葉を紡ぐが、ニコラが刺激し続けるので、考えがまとまらない。
「ん、もう! 話しているのに、なんですか?! ひゃっ、ん……ニコラ様にされるの、すごい……気持ち良くて……なっ、やぁっ……お腹まで響く……」
ニコラは驚いて、確かめるように慎重に胸を揉みしだき、その先端をゆっくりと押しつぶす。
「んぁっ……ニコラ様、これ、ダメ……やだ、衣装まで濡れちゃう……」
ミアが乱れて赤面して左右に首を振るのを、ニコラは呆然と胸に刺激を与えながら見守っている。
「これが、悦いのか?」
「いい、ですよ……私、研修では濡れにくいって言われていたのに、ニコラ様にされると、いつもぐちゃぐちゃで。ほんと、何もできなくなって……以前口付けをされた時も……えと……」
こうなった時の会話の仕方なんて娼館の研修では教えられなかった。どうにか普通に話そうとしても、ニコラはミアが話し始めると弄ぶように胸への刺激を強める。酔ったようなミアの媚態は、ニコラを煽りに煽った。
「ああ、ミア……もう少しだけ許してくれ」
ニコラはミアに馬乗りになると、口腔を犯しながら猛りを擦り付けてくる。
ひくひくと震え続けている下腹部を撫で下ろしながら、更に秘めた部分へ手を進める。
「ミア、私の口付けだけでこんなふうになってしまうのかい」
(口付けだけじゃ、ないんですけど!)
心の中で反論するが、すぐさま口付けを再開されて、何も考えられなくなってしまう。
ニコラの指が下着にかかり秘部をなぞるのがわかったが、濡れているのを隠すこともできない。
下着の端から指が侵入してくる。リリアムのした事になぞられているのだろうが、これもリリアムにされた時とは全く違う。ずっと溜め込んだ熱がむず痒いほどにニコラの指の刺激を欲して、膣口から涎を垂らすように蜜を滴らせる。
「よく濡れている」
せりあがる快感に湧き出る生理的な涙がミアの瞳を潤ませている。ミアは熱を解放してほしくてニコラの袖を引いて縋り付く。
「しかし、今は口付けの最中だ。口付けに集中するんだ」
(無理――!!)
再び口を犯されながら、優しく秘部を慰められる。なんのことはない羽根が触れるほどの愛撫がずくずくとミアを追い詰める。苦しいほどに気持ちがいい。
「ん……ん……」
助けてほしくて強請るようにニコラに足を絡めると、より深く舌を差し入れられて、同時に指が充血し始めた小さな芽をぬるりと掠めた。
「あっ、あっ、む……ん……ひゃっ……」
それだけのことでミアの快感は弾けてしまい、波打つ快感で膣道が何度も収縮する。
「何なんだ……どうしてそのように愛らしいのだ。まだほんの少し触れただけだというのに……私をこれ以上喜ばせないでくれ。ああ、こんなに……」
ニコラがほくほくしながら泥濘に指を這わせるので、ミアはまた腹を波打たせ身を縮めなければならなかった。
ニコラは湿った下着を抜き取りさると、いつ用意したのか、踊るように体をひくつかせるミアを押さえつけて柔らかな布で蜜口を清め、新しい乾いた下着を穿かせた。
終わったのだろうかとミアが体を起こそうとすると、ミアの小さな体を抱き上げて膝に座らせる。
「さぁ、口付けの続きを……」
「……え?」
これだけミアをぐずぐずにしておいて、ニコラはまた清い口付けから始めた。口付けはまた徐々に深く激しさを増す。
何度も何度もニコラの唇を味わって、熱が溜まって濡れてくればタイミングよく達するためだけの刺激を胸と陰核に与えられる。それが終わればまた口付けだ。
「飴がなくともミアは甘いな。ミアの唇と私の唇が溶けて一つになるようだ……」
何枚目かの替えの下着が登場し、ミアは剥き出しだった胸を下着に戻され、ブラウスのボタンをきっちりと上まで留められる。
「さぁ、おいで」
ミアは再びニコラの膝の上だ。
ミアは戦慄した。あくまでミアの熱の解放はついでで、ニコラは本当に口付けを楽しむのが目的なのだ。
(……変態だ、ニコラ様は変態だ。キスって……きすってなんだっけ――)
ミアの口付けの概念は崩れ去った。
リリアムにそうされた時は医者の診察を受けているくらいの感触しかしなかったが、ニコラがミアを貪る勢いは、キスの範疇ではなく、もはや性交だ。
長い舌が上顎を余すところなく舐め上げ、快感を得る場所をミアに教える。
舌を吸い出されて柔らかく噛まれ、覚えのある熱が下腹部に溜まり始まる。
熱が溜まりきる前に解放され、荒く呼吸を繰り返していると、今度はブラウスのボタンが解かれ、頬や喉に口付けを繰り返しながらニコラの頭が胸の方へ向かっていく。
「んっ……」
ニコラは薄く突き出た鎖骨をしゃぶるように舐め、そこに一つ執着の跡を残した。チクリとした痛みがぞくぞくとした快感として伝わり、鼻にかかった喘ぎとして漏れる。
「嫌ではないか?」
「はい……もっと、どうぞ」
どうぞと言ったのに、ニコラは少し不機嫌そうだ。
下着がずらされ、ミアの白い胸が剥き出しになるのをニコラは眉を顰め、熱い溜息とともに眺める。
仰向けにされて胸の膨らみはなだらかになっているが、外気にさらされて薄紅色の先端が勃ちあがって震えている。
ニコラは片方の先端を口に含みながら胸を揉みはじめた。
リリアムにされた時のように痛みがあるかと身構えたが、ニコラの指はリリアムにされた時とはまるで違う反応を引き出した。
「……あっ、うあっ……ニコラ様、これ、なにか……」
ニコラはすぐ身動きを止め、心配そうにミアを覗き込む。
「どうだ、ミア、私はお前が襲われた時と同じ事をしている。ミアが少しでも恐ろしいと感じるのなら、全力で拒絶していいのだ。嫌だろう? さあ、拒絶してくれ。ミアにはその権利がある」
ニコラは悲しそうな顔をして真摯に告げるが、ミアは扱いきれない快感に、それどころではない。
(ああ、そうか。ニコラ様、あの時のリリアム様を真似ているのね……)
「あっ……その……ニコラ様、違うんです。リリアム様との事、気にしていただいているようで申し訳ないのですが――リリアム様にされた時、わたし、ちっとも恐ろしくはなかったんです」
「そんなはずはない」
ニコラの手は容赦なくミアの快感を炙り出す。
「でも、あっ、あの、だって……リリアム様、勢いばかりでちっとも性的でないというか……ええと、なんだっけ……へ、下手? あ、貴族に下手はまずいか……ええと、子どもが戯れているようで……ぜんぜんかんじなかっ……」
ぼーっとした頭でどうにか言葉を紡ぐが、ニコラが刺激し続けるので、考えがまとまらない。
「ん、もう! 話しているのに、なんですか?! ひゃっ、ん……ニコラ様にされるの、すごい……気持ち良くて……なっ、やぁっ……お腹まで響く……」
ニコラは驚いて、確かめるように慎重に胸を揉みしだき、その先端をゆっくりと押しつぶす。
「んぁっ……ニコラ様、これ、ダメ……やだ、衣装まで濡れちゃう……」
ミアが乱れて赤面して左右に首を振るのを、ニコラは呆然と胸に刺激を与えながら見守っている。
「これが、悦いのか?」
「いい、ですよ……私、研修では濡れにくいって言われていたのに、ニコラ様にされると、いつもぐちゃぐちゃで。ほんと、何もできなくなって……以前口付けをされた時も……えと……」
こうなった時の会話の仕方なんて娼館の研修では教えられなかった。どうにか普通に話そうとしても、ニコラはミアが話し始めると弄ぶように胸への刺激を強める。酔ったようなミアの媚態は、ニコラを煽りに煽った。
「ああ、ミア……もう少しだけ許してくれ」
ニコラはミアに馬乗りになると、口腔を犯しながら猛りを擦り付けてくる。
ひくひくと震え続けている下腹部を撫で下ろしながら、更に秘めた部分へ手を進める。
「ミア、私の口付けだけでこんなふうになってしまうのかい」
(口付けだけじゃ、ないんですけど!)
心の中で反論するが、すぐさま口付けを再開されて、何も考えられなくなってしまう。
ニコラの指が下着にかかり秘部をなぞるのがわかったが、濡れているのを隠すこともできない。
下着の端から指が侵入してくる。リリアムのした事になぞられているのだろうが、これもリリアムにされた時とは全く違う。ずっと溜め込んだ熱がむず痒いほどにニコラの指の刺激を欲して、膣口から涎を垂らすように蜜を滴らせる。
「よく濡れている」
せりあがる快感に湧き出る生理的な涙がミアの瞳を潤ませている。ミアは熱を解放してほしくてニコラの袖を引いて縋り付く。
「しかし、今は口付けの最中だ。口付けに集中するんだ」
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再び口を犯されながら、優しく秘部を慰められる。なんのことはない羽根が触れるほどの愛撫がずくずくとミアを追い詰める。苦しいほどに気持ちがいい。
「ん……ん……」
助けてほしくて強請るようにニコラに足を絡めると、より深く舌を差し入れられて、同時に指が充血し始めた小さな芽をぬるりと掠めた。
「あっ、あっ、む……ん……ひゃっ……」
それだけのことでミアの快感は弾けてしまい、波打つ快感で膣道が何度も収縮する。
「何なんだ……どうしてそのように愛らしいのだ。まだほんの少し触れただけだというのに……私をこれ以上喜ばせないでくれ。ああ、こんなに……」
ニコラがほくほくしながら泥濘に指を這わせるので、ミアはまた腹を波打たせ身を縮めなければならなかった。
ニコラは湿った下着を抜き取りさると、いつ用意したのか、踊るように体をひくつかせるミアを押さえつけて柔らかな布で蜜口を清め、新しい乾いた下着を穿かせた。
終わったのだろうかとミアが体を起こそうとすると、ミアの小さな体を抱き上げて膝に座らせる。
「さぁ、口付けの続きを……」
「……え?」
これだけミアをぐずぐずにしておいて、ニコラはまた清い口付けから始めた。口付けはまた徐々に深く激しさを増す。
何度も何度もニコラの唇を味わって、熱が溜まって濡れてくればタイミングよく達するためだけの刺激を胸と陰核に与えられる。それが終わればまた口付けだ。
「飴がなくともミアは甘いな。ミアの唇と私の唇が溶けて一つになるようだ……」
何枚目かの替えの下着が登場し、ミアは剥き出しだった胸を下着に戻され、ブラウスのボタンをきっちりと上まで留められる。
「さぁ、おいで」
ミアは再びニコラの膝の上だ。
ミアは戦慄した。あくまでミアの熱の解放はついでで、ニコラは本当に口付けを楽しむのが目的なのだ。
(……変態だ、ニコラ様は変態だ。キスって……きすってなんだっけ――)
ミアの口付けの概念は崩れ去った。
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