転生腐男子BLゲームの世界でビッチにならずに夢を叶えたい

めぐもふ

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 1人でお風呂に入って頭を洗っていると誰かが入ってきて隣に座る気配があった。

 「レン?」
 「違うよ、俺だよ」
 「ジェイド」

 相手の姿が見えないからレンだと思っていたけど入ってきたのはジェイドだったようだ。最近一緒に入ってなかったから来るとは思っていなかった。
 ジェイドは僕の隣で体を洗いだした。

 「こうして一緒にお風呂に入るの久しぶりだな」
 「そうだね」

 裸で2人っきりの状況に緊張する。

 「レンなら侍女長に呼ばれていたから今日は来れないと思うぞ」
 「そうなんだ、ジェイドよく知ってるね」
 「たまたま話し声が聞こえてきたんだ」

 つまり今日一緒にお風呂に入れなくなったことを知ってジェイドはやってきたんだろう。考えすぎかもしれないけどもしかしたら侍女長にレンが呼ばれたのもジェイドが関わっているかもしれない。

 「ユーマ10日間も寝込んでたから筋肉落ちちゃったよな。お腹もこんなに」

 ジェイドは泡だらけの手で僕の体に触ってくる。お腹を指先でなぞるように触られる。

 「ジェイドこそばいよ」
 「久しぶりのユーマの体だからな。しっかり触って前との違いを探さないと」

 横にいたはずのジェイドが僕の真後ろにいた。泡だらけの体で僕の体に触れてくる。最初は腕、その後ふくらはぎ、お腹、最後に胸を触られる。

 「筋肉こんなに落ちちゃって、あんなに訓練して筋肉付いてきてたのに。んっ、また一緒に訓練、頑張ろうな」
 「ジェイドそこ乳首だから摘ままないで、そんな所に筋肉ないよ」

 ジェイドは僕の背中に自分の乳首を擦り付けながら僕の胸を揉んだり乳首を摘まんだりしている。僕は抵抗したいけど後ろからジェイドに抱きかかえられていて身動きが取れない。

 「こうやってたら気持ち良くなるんだぞ。ほら少しづつユーマの乳首が立ってきた。俺のも触って」
 
 ジェイドがそう言って僕の手を取ると後ろにいるジェイドの乳首を触らせる。

 「ユーマに触られて凄く気持ちいいよ。んっ、はっ、はぁはぁ」

 僕の乳首を触りながらそして僕の手を取って自分の乳首を触らせているジェイドの息遣いが段々と荒くなっていく。僕の腰の辺りにジェイドの硬くなっている性器が当たっている。
 ジェイドが僕の胸を両手で揉みながら僕の腰に自分の性器を擦り付けだした。
 泡でよく滑る。

 「ユーマ気持ちいい?俺もっと気持ち良くなる方法知ってるんだ。ユーマにも教えてあげる」

 耳元でジェイドが呟く。熱い吐息がかかる。

 「ここをね擦るんだよ」
 「ジェイド!」

 ジェイドが僕の性器を泡の付いた手で包み込んだ。

 「離して、そんな所触らないで。お願いだから離してジェイド」
 「気持ちいいからそんなに嫌がらないで。ほら少しづつ硬くなってきた」
 「ジェイド、やめて。あっ、やだ、やだ、なんかくる。怖いよ。あっ、んっ、やだぁ」

 この世界に転生して初めて性器を擦った。前世でも性欲は少なくて自慰をすることは少なかった。
 久しぶり過ぎるその感覚が怖くてジェイドに助けを求めるがジェイドはやめてくれない。それどころか手の動きを早くして僕を攻めたてる。

 「はぁ、ユーマのその声可愛い。ほら、こっち向いて俺の触って」

 ジェイドが僕を自分の方に向かせて自分の性器を僕に触らせる。
 ジェイドの性器は恐ろしいほど硬くそそり立っていた。

 「ユーマの触って、ユーマの可愛い声聞いて俺もこんなになっちゃった。一緒に気持ち良くなりたいから一緒に擦るよ」

 ジェイドは僕の返事など待たずに2人のものを纏めて持って両手で擦りだす。

 「ほらこうすると気持ちいいだろ。泡なんてなくても2人の先走りですごい滑るよ。ユーマ、俺もう限界。んっ、ユーマ、ユーマ」

 ジェイドは僕の肩に頭を置いて必死に擦っている。ジェイドの興奮した声が耳のすぐ近くで聞こえる。僕は壁に背中を預けて初めての強すぎる快感が終わるのを待っていた。

 「あっあっ、やめて、ジェイド。んぁ~」
 「ユーマ、出ちゃったね。俺も、いくよ。んっあぁ、はぁはぁ」

 それぞれのお腹に放った精液が飛んでいる。

 「ユーマ気持ち良かった?俺はすごく気持ち良かったよ」

 ジェイドは僕の口から零れている涎を舐め取りすごくご機嫌だ。
 
 「ユーマの涎美味しい。それに見てユーマの精液、これもとっても美味しい。ユーマにも俺の精液あげる」

 ジェイドが僕のお腹に飛んでいる精液を僕に見せつけるように手に取り舐めている。そして自分の精液を僕の口に含ませる。それは美味しくなんか無かった。
 泡だらけ、そして精液が飛んだ2人の体をジェイドが綺麗に流してくれた。敏感になった体は水があたるその感触も鋭く感じる。

 「......んっ」 
 「ほら、綺麗になったよ。ほんのり赤くなったユーマの身体興奮する」

 ジェイドは言いながら僕の乳首を舐め出した。僕はさっきの射精で疲れ切って抵抗する元気もない。最初に触られた時は何も感じなかったのに、今は気持ち良さを感じ始めてきた。
 ジェイドの舌が段々と下に降りていく。
 おへその周りを舐められて気持ちいいと感じてしまった。

 「ジェイド......」

 僕は思わず何かを強請るようにジェイドの名前を呼んでしまった。
 
 「なーにユーマ?気持ちいい?もっとして欲しい?」

 ジェイドは僕の反応を見て凄く楽しそうだ。

 「もっとしてあげる。ここ舐められるのもすっごく気持ちいいんだよ」

 ジェイドに胸やお腹を舐められまた硬くなり始めている僕の性器を触られ囁かれた。
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