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昨日はユーマが動けず一緒のお風呂は無かったけど今日は多少動けていたし断りの連絡も無かったからお風呂に一緒に入るはずと思っていた。でも来ない。仕方ないから俺は1人でお風呂にやってきた。
「ジェイド1人なんですか?ユーマ様と一緒じゃないんですか?」
脱衣所の扉を開けるとレンとカイトがいた。
「ユーマなら来なかったから今日も一緒に入らないのかと思って1人で来たけど」
「変ですね。お風呂に行くと言ってお部屋は出たようなんですけど」
「途中で動けなくなってないよな」
レンとカイトは今日の昨日より元気そうなユーマの姿を知らないのか心配そうだった。
「昨日より動けてたから大丈夫だと思うけどなんで2人はここにいるんだ?」
「昨日の姿見てたら心配じゃないですか。何かあったら私では力では不足かもしれないからカイトさんにも来てもらいました」
確かに昨日のユーマの姿では心配になる。
レンの細い腕ではユーマを運べないかもしれないから昨日ユーマを抱き上げたカイトを呼ぶのは分かるけど俺だってユーマ1人くらいなら抱き上げられる、と思う。
昨日ユーマを抱き上げ運んだカイトにどれだけ俺が嫉妬したか。
「今日は大丈夫だと思うから後は俺に任せて2人は帰っていいよ」
俺は2人に今日のユーマの様子を伝えて帰ってもらおうとしたけど2人は帰ってくれない。
「やっぱり心配だから今日は一緒に入ります」
俺とユーマの2人の時間を邪魔するな。
ユーマは可愛い。そして明るく誰にでも親切で優しいからこの屋敷の人全員に可愛がられている。いつも誰かが傍に居て俺と2人っきりになることはない。
そんなユーマと2人っきりに唯一なれる時間を邪魔するな。
「ユーマが良いって言ったらな」
俺の不機嫌さを感じ取ったのだろう2人はそれ以上話しかけてくる事は無かった。脱衣所に無言の時間が流れる。
「ごめん、ジェイドお待たせ。ところでなんで2人もいるの?」
ユーマがやって来た。
可愛い顔をして俺以外の2人がいることに首を傾げている。
2人と一緒に入ることを断って欲しかったが優しいユーマは4人で入ろうと言い出した。
俺がユーマの言うことを断る事はないが自然と不満が溢れていた。
「俺とユーマの2人の時間邪魔しやがって」
「ジェイド何か言った?」
俺の小さな不満の声がユーマには聞こえたようだが内容までは聞こえなかったようだからとぼけておく。
昨日みたいにカイトに任せておきたくなかったから手を繋ごうと言ったのに断られちょっと悲しくなった。
お風呂に入ってからもユーマはカイトのことをチラチラ見ている。
ユーマはカイトのように大人でしっかり筋肉が付いた男が好きなのか。
俺は自分のまだ子供でそこまで筋肉もしっかり付いていない身体を見て落ち込む。
「ユーマ危ないぞ」
目の前でユーマが段差に躓いて転びそうになったから慌てて手を差し出し支える。
「ごめん、ありがとう」
支えた腰の細さと肌の吸い付くような柔らかさに驚き位置を変えるとユーマの乳首に触ってしまった。
いつもは見ているだけの小さな薄いピンク色の乳首。
俺の性器が勃ち上がっていくのが分かる。
「滑りやすいんだから気を付けろよ。俺はもう出るな」
ユーマに見られる前にお風呂から出ることにした。向こう側を向いているユーマがこっちを見る前にお風呂から出る。脱衣所に入るとトイレへと駆け込んだ。
「っ、うっ......。あっ、はっ、んっ......。はぁはぁ、」
トイレの中でユーマの肌の感触を思い出し、いつも見ている裸の姿を思い出しながら必死に自分の性器を擦る。
すぐに達することができた。
「ユーマ」
俺は自分の手の中に放った精液を見ながらユーマを想った。
俺はあの人のお陰でユーマを好きなことを自覚した。
気持ちいい事を教えてくれたりユーマを好きなことを自覚させてくれたあの人のこともユーマと同じくらい好きだ。
俺は今日もこの後あの人の部屋に行く。
トイレから出た俺は水を用意してユーマを待っていた。
「ありがと」
勢いよく水を飲むユーマの口から水が溢れた。俺は本当は舐め取ってあげたかったけどタオルで拭いてやった。
可愛いユーマ。
俺の我慢がそろそろ限界をむかえそうだ。
「ジェイド1人なんですか?ユーマ様と一緒じゃないんですか?」
脱衣所の扉を開けるとレンとカイトがいた。
「ユーマなら来なかったから今日も一緒に入らないのかと思って1人で来たけど」
「変ですね。お風呂に行くと言ってお部屋は出たようなんですけど」
「途中で動けなくなってないよな」
レンとカイトは今日の昨日より元気そうなユーマの姿を知らないのか心配そうだった。
「昨日より動けてたから大丈夫だと思うけどなんで2人はここにいるんだ?」
「昨日の姿見てたら心配じゃないですか。何かあったら私では力では不足かもしれないからカイトさんにも来てもらいました」
確かに昨日のユーマの姿では心配になる。
レンの細い腕ではユーマを運べないかもしれないから昨日ユーマを抱き上げたカイトを呼ぶのは分かるけど俺だってユーマ1人くらいなら抱き上げられる、と思う。
昨日ユーマを抱き上げ運んだカイトにどれだけ俺が嫉妬したか。
「今日は大丈夫だと思うから後は俺に任せて2人は帰っていいよ」
俺は2人に今日のユーマの様子を伝えて帰ってもらおうとしたけど2人は帰ってくれない。
「やっぱり心配だから今日は一緒に入ります」
俺とユーマの2人の時間を邪魔するな。
ユーマは可愛い。そして明るく誰にでも親切で優しいからこの屋敷の人全員に可愛がられている。いつも誰かが傍に居て俺と2人っきりになることはない。
そんなユーマと2人っきりに唯一なれる時間を邪魔するな。
「ユーマが良いって言ったらな」
俺の不機嫌さを感じ取ったのだろう2人はそれ以上話しかけてくる事は無かった。脱衣所に無言の時間が流れる。
「ごめん、ジェイドお待たせ。ところでなんで2人もいるの?」
ユーマがやって来た。
可愛い顔をして俺以外の2人がいることに首を傾げている。
2人と一緒に入ることを断って欲しかったが優しいユーマは4人で入ろうと言い出した。
俺がユーマの言うことを断る事はないが自然と不満が溢れていた。
「俺とユーマの2人の時間邪魔しやがって」
「ジェイド何か言った?」
俺の小さな不満の声がユーマには聞こえたようだが内容までは聞こえなかったようだからとぼけておく。
昨日みたいにカイトに任せておきたくなかったから手を繋ごうと言ったのに断られちょっと悲しくなった。
お風呂に入ってからもユーマはカイトのことをチラチラ見ている。
ユーマはカイトのように大人でしっかり筋肉が付いた男が好きなのか。
俺は自分のまだ子供でそこまで筋肉もしっかり付いていない身体を見て落ち込む。
「ユーマ危ないぞ」
目の前でユーマが段差に躓いて転びそうになったから慌てて手を差し出し支える。
「ごめん、ありがとう」
支えた腰の細さと肌の吸い付くような柔らかさに驚き位置を変えるとユーマの乳首に触ってしまった。
いつもは見ているだけの小さな薄いピンク色の乳首。
俺の性器が勃ち上がっていくのが分かる。
「滑りやすいんだから気を付けろよ。俺はもう出るな」
ユーマに見られる前にお風呂から出ることにした。向こう側を向いているユーマがこっちを見る前にお風呂から出る。脱衣所に入るとトイレへと駆け込んだ。
「っ、うっ......。あっ、はっ、んっ......。はぁはぁ、」
トイレの中でユーマの肌の感触を思い出し、いつも見ている裸の姿を思い出しながら必死に自分の性器を擦る。
すぐに達することができた。
「ユーマ」
俺は自分の手の中に放った精液を見ながらユーマを想った。
俺はあの人のお陰でユーマを好きなことを自覚した。
気持ちいい事を教えてくれたりユーマを好きなことを自覚させてくれたあの人のこともユーマと同じくらい好きだ。
俺は今日もこの後あの人の部屋に行く。
トイレから出た俺は水を用意してユーマを待っていた。
「ありがと」
勢いよく水を飲むユーマの口から水が溢れた。俺は本当は舐め取ってあげたかったけどタオルで拭いてやった。
可愛いユーマ。
俺の我慢がそろそろ限界をむかえそうだ。
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