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「さっきからうるさいですよ。君は黙ってそこで見ていなさい」
クロードがミナトに向かって言う。
「んー。クロード様なぜこんなことをするのですか。それにそんなやつにあなたの性器舐めさせるぐらいなら僕に舐めさせて下さい。あなたを気持ち良くしますから」
緩んでいた猿轡が外れミナトが声を出す。その目は大好きなクロードを見て、そしてベッドの上でクロードの性器を必死に舐めている相手を憎そうに、また羨ましそうに見ていた。
「何故ってそれは君が僕の可愛いユーマに怪我をさせそうになったからじゃないか。小さなイタズラは黙認していたけどこの間の木刀は許せないね」
クロードは冷たい声で言う。
「あっ、んっ。もうイキそうだ...もういいよ」
さっきとは変わって今度は甘い声で今まで自身の性器を舐めていた相手に言う。
「もういいんですか?でも私、もっとクロード様の舐めていたいです」
クロードのものを舐めていた相手は切なげな表情で訴えた。舐めることで自身も興奮したんだろう自分の性器もすっかり勃ち上がり先走りまで出ている。
そんな相手の髪を愛おしそうに撫でて、その額にキスをする。
「アオイここからはミナトのおしおきの時間だよ。まずあの子の手枷を取って、そしてキスをしてあげて。アオイはミナトのこと好きだよね」
「はい分かりました。私はクロード様のことも大好きだけどミナトのことも大好きです」
2人のやり取りを聞いていたミナトは暴れ出した。アオイによって自由になった手で必死にアオイを押しのけようとしているが足はまだ縛られたままだから逃げることはできない。
「嫌、嫌です。クロード様以外にキスされるなんて、触られるなんて絶対に嫌です」
「アオイはね最初は君のことだけ好きだったんだよ。でもねそれを聞いた僕が色々相談に乗ってあげていたら僕のことも好きになったんだって。可愛いよね。僕はね可愛い子が大好きなんだ。君も見た目は僕の好みだからユーマに何もしなかったら僕のお気に入りになってたのにね。残念だよ」
「謝りますから今からでもお気に入りにして下さい。クロード様が触って下さい」
ミナトは泣いて必死に謝ったがクロードには許すつもりはなかった。
「遅いよユーマに危害を加えようと考えた時点でその可能性はゼロになったんだよ。それとアオイはさっきまで僕のを舐めてたからもしかすると僕の味がするかもね」
ミナトはクロードの言葉を聞き抵抗をやめた。それどころか自らアオイを引き寄せその口に吸い付く。
「んっ、はっ、これがクロード様の味。美味しい。もっと、もっと味わわせて」
唇、舌、口内、ミナトはアオイの口に吸い付き、舐め、クロードの味を探し堪能する。それはキスというよりミナトによってアオイの口が食べられる勢いだった。
堪らずアオイは一度ミナトから離れるがミナトはまだクロードの味を味わい足りないようだった。
「ひゃっあ、クロード様」
「僕はまだイッていないからアオイの中に入らせてもらうよ。いつも通りアオイの中は気持ちいいね」
アオイの背後にいつの間にか立っていたクロードがいきなり挿入した。これまでに散々慣らされていたそこはたやすくクロードを向かい入れる。
「ほらこっち向いて、キスしよ」
アオイはクロードに入れられたまま顔だけ振り返る。ミナトとのキスとは違い甘く情熱的なキスにアオイはとろとろになっていく。
クロードの手はアオイの性器に伸びていた。そこはさっきのミナトとのキスで射精をしてしまっていたので元気がなくなっていた。それがクロードの手によって元気を取り戻していく。
「あっ、あん。出ます、出そうです」
「駄目だよ出しちゃ。出すならこの穴に出そうか」
そうクロードが指さしたのはミナトのお尻の穴だった。
クロードがアオイの硬くなった性器をミナトの穴にあてがう。もちろんアオイの中にはクロードのものが入ったままだ。
「あっ、あ、んっ。クロード様以外のものが、入ってくる...」
初めての行為にミナトは苦しそうだ。アオイも前と後ろの刺激に苦しそうだがそれ以上に気持ち良さそうでもある。
「最初はゆっくり馴染ませるように動くんだよ。そう、その調子。気持ちいい?」
「っはい、気持ちよくなってきました」
クロードは1人余裕そうだった。そのうち馴染んできたのか他の2人も気持ちよさが勝ちだしていた。
「ミナト、これは君へのおしおきだから僕は一切君には触らないし君にも触らせない。だけど僕の動きだけは感じなさい」
クロードは段々と腰の動きを早くしていく。それにともなってアオイの腰も揺れている。
「んっんっ。あっ、はっ。はっ。こ、これがクロード様の動き。僕は嬉しい、です」
ミナトが手を伸ばしてくるがクロードは決して触らせない。
「アオイこっち向いて」
クロードはアオイにキスで自分の唾液を渡す。
「それをミナトに渡して」
アオイは言われた通りミナトにキスで唾液を渡す。アオイがミナトの口内に注ぎ込む前に全てミナトに吸われた。
「2人ともそろそろイクよ」
「私も、イキそうです」
「僕も」
3人とも限界が近くなっていてクロードの腰の動きがいっそう早くなった。そしてそれぞれが精を放つ。
ミナトはアオイのお腹に向けて、アオイはミナトの中にそしてクロードは、
「気持ちよかったし、楽しかったから最後のご褒美」
ミナトの顔に向けて射精した。
3人はその後ベッドに移動して行為を続けた。日付が変わる頃から始まり、終わる頃には外が明るくなり出していた。その最中クロードは最初に言った通りミナトに自分を触らせなかったし自分からも一切触らなかった。
そして翌日から屋敷からミナトの姿が消えた。
クロードがミナトに向かって言う。
「んー。クロード様なぜこんなことをするのですか。それにそんなやつにあなたの性器舐めさせるぐらいなら僕に舐めさせて下さい。あなたを気持ち良くしますから」
緩んでいた猿轡が外れミナトが声を出す。その目は大好きなクロードを見て、そしてベッドの上でクロードの性器を必死に舐めている相手を憎そうに、また羨ましそうに見ていた。
「何故ってそれは君が僕の可愛いユーマに怪我をさせそうになったからじゃないか。小さなイタズラは黙認していたけどこの間の木刀は許せないね」
クロードは冷たい声で言う。
「あっ、んっ。もうイキそうだ...もういいよ」
さっきとは変わって今度は甘い声で今まで自身の性器を舐めていた相手に言う。
「もういいんですか?でも私、もっとクロード様の舐めていたいです」
クロードのものを舐めていた相手は切なげな表情で訴えた。舐めることで自身も興奮したんだろう自分の性器もすっかり勃ち上がり先走りまで出ている。
そんな相手の髪を愛おしそうに撫でて、その額にキスをする。
「アオイここからはミナトのおしおきの時間だよ。まずあの子の手枷を取って、そしてキスをしてあげて。アオイはミナトのこと好きだよね」
「はい分かりました。私はクロード様のことも大好きだけどミナトのことも大好きです」
2人のやり取りを聞いていたミナトは暴れ出した。アオイによって自由になった手で必死にアオイを押しのけようとしているが足はまだ縛られたままだから逃げることはできない。
「嫌、嫌です。クロード様以外にキスされるなんて、触られるなんて絶対に嫌です」
「アオイはね最初は君のことだけ好きだったんだよ。でもねそれを聞いた僕が色々相談に乗ってあげていたら僕のことも好きになったんだって。可愛いよね。僕はね可愛い子が大好きなんだ。君も見た目は僕の好みだからユーマに何もしなかったら僕のお気に入りになってたのにね。残念だよ」
「謝りますから今からでもお気に入りにして下さい。クロード様が触って下さい」
ミナトは泣いて必死に謝ったがクロードには許すつもりはなかった。
「遅いよユーマに危害を加えようと考えた時点でその可能性はゼロになったんだよ。それとアオイはさっきまで僕のを舐めてたからもしかすると僕の味がするかもね」
ミナトはクロードの言葉を聞き抵抗をやめた。それどころか自らアオイを引き寄せその口に吸い付く。
「んっ、はっ、これがクロード様の味。美味しい。もっと、もっと味わわせて」
唇、舌、口内、ミナトはアオイの口に吸い付き、舐め、クロードの味を探し堪能する。それはキスというよりミナトによってアオイの口が食べられる勢いだった。
堪らずアオイは一度ミナトから離れるがミナトはまだクロードの味を味わい足りないようだった。
「ひゃっあ、クロード様」
「僕はまだイッていないからアオイの中に入らせてもらうよ。いつも通りアオイの中は気持ちいいね」
アオイの背後にいつの間にか立っていたクロードがいきなり挿入した。これまでに散々慣らされていたそこはたやすくクロードを向かい入れる。
「ほらこっち向いて、キスしよ」
アオイはクロードに入れられたまま顔だけ振り返る。ミナトとのキスとは違い甘く情熱的なキスにアオイはとろとろになっていく。
クロードの手はアオイの性器に伸びていた。そこはさっきのミナトとのキスで射精をしてしまっていたので元気がなくなっていた。それがクロードの手によって元気を取り戻していく。
「あっ、あん。出ます、出そうです」
「駄目だよ出しちゃ。出すならこの穴に出そうか」
そうクロードが指さしたのはミナトのお尻の穴だった。
クロードがアオイの硬くなった性器をミナトの穴にあてがう。もちろんアオイの中にはクロードのものが入ったままだ。
「あっ、あ、んっ。クロード様以外のものが、入ってくる...」
初めての行為にミナトは苦しそうだ。アオイも前と後ろの刺激に苦しそうだがそれ以上に気持ち良さそうでもある。
「最初はゆっくり馴染ませるように動くんだよ。そう、その調子。気持ちいい?」
「っはい、気持ちよくなってきました」
クロードは1人余裕そうだった。そのうち馴染んできたのか他の2人も気持ちよさが勝ちだしていた。
「ミナト、これは君へのおしおきだから僕は一切君には触らないし君にも触らせない。だけど僕の動きだけは感じなさい」
クロードは段々と腰の動きを早くしていく。それにともなってアオイの腰も揺れている。
「んっんっ。あっ、はっ。はっ。こ、これがクロード様の動き。僕は嬉しい、です」
ミナトが手を伸ばしてくるがクロードは決して触らせない。
「アオイこっち向いて」
クロードはアオイにキスで自分の唾液を渡す。
「それをミナトに渡して」
アオイは言われた通りミナトにキスで唾液を渡す。アオイがミナトの口内に注ぎ込む前に全てミナトに吸われた。
「2人ともそろそろイクよ」
「私も、イキそうです」
「僕も」
3人とも限界が近くなっていてクロードの腰の動きがいっそう早くなった。そしてそれぞれが精を放つ。
ミナトはアオイのお腹に向けて、アオイはミナトの中にそしてクロードは、
「気持ちよかったし、楽しかったから最後のご褒美」
ミナトの顔に向けて射精した。
3人はその後ベッドに移動して行為を続けた。日付が変わる頃から始まり、終わる頃には外が明るくなり出していた。その最中クロードは最初に言った通りミナトに自分を触らせなかったし自分からも一切触らなかった。
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