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強化編
043 女子会
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朱王の家から戻って来た千尋達。
エイルでの夕食のデザートには朱王のガトーショコラが出された。
他の客にも振舞われ、リンゼがハウザーのもこっそり食べていて怒られていた。
レイラも今度作り方を教えて貰うと言うので今後期待しよう。
「アニーとリンゼ! この後私の部屋に集合ね! 女子会よ!」
リゼが勢いよく言い放つ。
「ええ!? 私は誘ってもらえないんですか!?」
驚きの表情を見せるミリー。
「…… ミリーが来ないと話にならないわよ」
ミリーのセリフに力が抜けつつもリゼは言う。
「仲間外れは嫌ですからねー」
全然わかっていないようだ。
夕食後、リゼとミリーの部屋に集まった女性五人。
「今日は何の集まりなの?」
アニーが問う。
「ふっふっふっ。ミリーに春が来たのよ!」
高らかに宣言するリゼ。
「そんな!? 私今は夏だと思ってましたよ!?」
ボケてんのかなんなのかわからないミリーは驚愕の表情だ。
「ミリーさんもついに!」
レイラが嬉しそうにミリーを見る。
「ミリー。あなた朱王さんの事をどう思ってるのかしら?」
「ちょっと! スオーさんて誰なの?」
アニーもリンゼも知らないので無理はない。
「私も今日知り合ったんだけど、あのガトーショコラをくれた人よ。千尋達と同じ日本から来たって言ってたわね」
「それでどんな人なの!?」
「えーと、とっても優しくてすごく紳士的でー、とっても素敵な人ですよ! 見た目はですねぇ、黒髪でピアスしててー、首や手にもアクセサリー付けてて爪も黒でした」
「チャラいイメージしかわかないけど!?」
説明するミリーにツッコむアニー。
「あと、このドロップを作ってる人よ」
「嘘!? すごいお金持ちなんじゃないの?」
リンゼやアニーもドロップを愛用している。
「その辺の貴族よりお金あるそうです」
「なにそれ!? 超会ってみたいんだけど!」
「その人は冒険者?」
「…… 職人?」
リゼは知らない。
「…… お菓子屋さん?」
レイラも知らない。
「…… 商人でしょうか?」
ミリーも知らない。
「なんか弱そうだね」
ガッカリした様子のアニーとリンゼ。
「私より強いわよ……」
「リゼさんが圧倒されてましたね……」
固まるアニーとリンゼ。
リゼの強さは街の冒険者全員が知るところ。
千尋や蒼真でさえリゼが一番強いと言うのだ。
驚きというより想像がつかなかった。
「まぁそれは置いといて…… ミリーは朱王さんをどう思ってるの!?」
「とても良い人だと思います」
目を逸らしながら答えるミリーに気付かないレイラではなかった。
「うふふ。ミリーさん。正直に言いましょ? リゼだって言ったんだから。ね?」
ミリーの頬に手を当てて言うレイラ。
それをニヤニヤと見ているアニーとリンゼ。
リゼは以前の事を思い出して赤面している。
「…… 私から好かれても迷惑がかかるじゃないですか」
ムスッとした表情で言うミリー。
「ちょっと何言ってるのミリー!」
アニーがテーブルをバンッと叩き、リンゼも顔を乗り出してくる。
二人ともなんだかお怒りの様子。
「ミリーさんは冒険者の間ですごい人気よ? ミリーさんを狙っている人がどれ程いるか……」
ミリーはアルテリアでは絶大な人気を誇り、レイラでさえ知っている事だ。
「だって…… 自信ないんですもん……」
俯くミリー。
「ねぇミリー。朱王さんは気付いてるわよ?」
「ふぇぇえ!? そんな!?」
「普通気付くでしょ」
「千尋さんは気付かないじゃないですか!」
「うぐっ…… そうなんだけど…… 千尋が鈍いだけ! 普通は気付くのよ!」
「…… リンゼさん。気付いてもらえました?」
リンゼが勢いよく目を逸らす。
ギラーン! と次のターゲットが確定した。
「うふふ。リンゼさん。貴方からも聞かせてもらわないといけないわねぇ」
レイラがリンゼに迫る。
「なんだか眠くなってきました。もう寝ます。おやすみなさい」
矛先をリンゼに向けておきながら自分はベッドに潜り込むミリー。
「ちょっと待ちなさいよミリー! 明日! 明日の朝八時に工房! 朱王さん寄るから見送りしなさい!」
「まぢですか!? 私何て言えばいいですか!?」
ガバッと起き上がってリゼににじり寄る。
「ちょっと耳を貸しなさい!」
耳打ちするリゼ。
「ふおぉぉぉお!! それは無理ですよ!! 自分が言えばいいじゃないですか!?」
赤面して叫ぶミリー。
「私だって言えないわよ!!」
耳まで赤くして叫ぶリゼ。
女子会は続く。
翌朝。
いつものように六時にはテラスでコーヒーを飲む千尋、リゼ、ミリー。
蒼真は七時に起きるのでまだいない。
ハウザー達もいつも七時頃に朝食を摂る。
「ミリー? なんかソワソワしてない?」
「ナ、ナンデモナイデス」
「…… 朱王さんが八時に工房に来るのよ」
「え!? じゃあ見送りしなきゃ!」
「ダメよ! ミリーが見送りするの!」
「んん…… それじゃ仕方ないか」
朝食を食べながらも静かなミリーを心配するリゼ。
アニーやリンゼも少し心配そうに見ている。
男性陣もその雰囲気に気付き、静かに朝食を摂っている。
八時までまだ時間はあるが、朝食を終えたところでミリーは工房へ向かう。
「ミリーはあんなので大丈夫なの!?」
「普段明るいから心配だね」
「ミリーがおかわりしなかったぞ」
「って皆んなで覗き見はダメだろ!?」
「ハウザーも来てるじゃん!」
「誰を待ってるんだ?」
「スオーさんて人らしい。」
十分ほどしてエンジン音が聞こえてくる。
ハウザー達は何の音だと気にしていたが、そこに現れた巨大なオフロード車に驚愕していた。
運転席から降りてミリーの前に立つ朱王。
「朱王さん、おはようございます」
「やぁミリーさん、おはよう…… あれ? なんだか元気ないね。どうしたの?」
首を傾げながらミリーを見つめる朱王。
少しの間をあけて、意を決したようにミリーが口を開く。
「…… あのですね、私、その…… 朱王さんの事が好きみたいなんですよ!」
朱王の顔を見ながら告白するミリー。
考えがまとまらなかったミリーは、自分の気持ちを直接ぶつけてみる事にした。
自分に自信が持てないミリーは、不安からスカートを握りしめる。
「ミリーさん。私とミリーさんはまだ会って間もないしお互いにまだよくわかっていないと思う。年齢もずいぶんと離れているしね」
「はい。年齢は関係ないと思いますが……」
「私は危険な立場にある。だからこそ街外れの家に住んでひっそりと暮らしている」
「はい」
「今度帰って来たら君達にたくさん話す事があるんだ。私の事だけでなく、今の世界の事も。今回の旅も商品の配達だけではなくてね」
「はい」
朱王の答えが不安で涙ぐむミリー。
「いつだったかな…… 君が初めて配達に来た日。とても可愛い子が配達に来たなと思ったよ。二度三度と配達に来る度に綺麗になっていったし、髪色も変わっていたね」
「覚えててくれたんですか!?」
「この前は六度目の配達だったかな? 日本人である蒼真君がいたから話しかけてみたんだけどね。話しているうちに君が面白くて目が離せなくなったよ」
「あはは。なんでも楽しむようにしてます」
少し笑顔が戻るミリー。
「私もね、そんな君が好きみたいだ。君を見ていると幸せな気分になる」
言ってミリーを抱き寄せる朱王。
「ふわぁ!?」
顔を真っ赤にして硬直するミリー。
フラれるんじゃないかと思っていた為涙まで出てきた。
朱王にぎゅっとしがみつく。
少ししてミリーから体を離して宿屋の方を見る朱王。
何故だろうとミリーも宿屋に目を向ける。
「ええ!? 皆んな見てたんですか!?」
「そうみたいだね」
クスクスと笑う朱王と、恥ずかしくなってまた顔を真っ赤にするミリー。
朱王が手を振って二人で宿屋の方に向かう。
「あれ? 知らない人もいるね?」
ハウザー達を見て首を傾げる朱王。
「冒険者仲間だ」
「み、皆さん。いつからここに?」
「最初から見てたわよ! いいわねミリー!」
「ミリー羨ましい!」
女性陣に揶揄われるミリー。
「帰ってくるまでに魔剣作っておくからね!」
「うん! 楽しみにしてる」
「朱王さん。美味しいお土産を頼む」
「あはは。わかった、何か買ってくる!」
「ミリーをあまり待たせないでね!?」
「うん、なるべく早く帰って来るよ。それじゃあ行って来るね!」
「朱王さん! お気をつけて!」
ミリーは笑顔で手を振る。
「ねぇ、ミリーさん!」
ミリーに近寄り耳元で囁く朱王。
顔を真っ赤にして頬を両手で押さえるミリー。
車に乗り込んで手を振りながら走り去る朱王に、手を振り続けるミリーはまだ顔が赤い。
「なんだよあの乗り物は!?」
「あんなの初めて見たよな!」
ハウザー達は驚愕の声をあげていたが、後に千尋達のバイクも見て驚く事になる。
「ねぇミリー。最後に何て言われたの?」
「それは言えません!!」
再び赤面するミリーだった。
「女子会が必要ね!」
エイルでの夕食のデザートには朱王のガトーショコラが出された。
他の客にも振舞われ、リンゼがハウザーのもこっそり食べていて怒られていた。
レイラも今度作り方を教えて貰うと言うので今後期待しよう。
「アニーとリンゼ! この後私の部屋に集合ね! 女子会よ!」
リゼが勢いよく言い放つ。
「ええ!? 私は誘ってもらえないんですか!?」
驚きの表情を見せるミリー。
「…… ミリーが来ないと話にならないわよ」
ミリーのセリフに力が抜けつつもリゼは言う。
「仲間外れは嫌ですからねー」
全然わかっていないようだ。
夕食後、リゼとミリーの部屋に集まった女性五人。
「今日は何の集まりなの?」
アニーが問う。
「ふっふっふっ。ミリーに春が来たのよ!」
高らかに宣言するリゼ。
「そんな!? 私今は夏だと思ってましたよ!?」
ボケてんのかなんなのかわからないミリーは驚愕の表情だ。
「ミリーさんもついに!」
レイラが嬉しそうにミリーを見る。
「ミリー。あなた朱王さんの事をどう思ってるのかしら?」
「ちょっと! スオーさんて誰なの?」
アニーもリンゼも知らないので無理はない。
「私も今日知り合ったんだけど、あのガトーショコラをくれた人よ。千尋達と同じ日本から来たって言ってたわね」
「それでどんな人なの!?」
「えーと、とっても優しくてすごく紳士的でー、とっても素敵な人ですよ! 見た目はですねぇ、黒髪でピアスしててー、首や手にもアクセサリー付けてて爪も黒でした」
「チャラいイメージしかわかないけど!?」
説明するミリーにツッコむアニー。
「あと、このドロップを作ってる人よ」
「嘘!? すごいお金持ちなんじゃないの?」
リンゼやアニーもドロップを愛用している。
「その辺の貴族よりお金あるそうです」
「なにそれ!? 超会ってみたいんだけど!」
「その人は冒険者?」
「…… 職人?」
リゼは知らない。
「…… お菓子屋さん?」
レイラも知らない。
「…… 商人でしょうか?」
ミリーも知らない。
「なんか弱そうだね」
ガッカリした様子のアニーとリンゼ。
「私より強いわよ……」
「リゼさんが圧倒されてましたね……」
固まるアニーとリンゼ。
リゼの強さは街の冒険者全員が知るところ。
千尋や蒼真でさえリゼが一番強いと言うのだ。
驚きというより想像がつかなかった。
「まぁそれは置いといて…… ミリーは朱王さんをどう思ってるの!?」
「とても良い人だと思います」
目を逸らしながら答えるミリーに気付かないレイラではなかった。
「うふふ。ミリーさん。正直に言いましょ? リゼだって言ったんだから。ね?」
ミリーの頬に手を当てて言うレイラ。
それをニヤニヤと見ているアニーとリンゼ。
リゼは以前の事を思い出して赤面している。
「…… 私から好かれても迷惑がかかるじゃないですか」
ムスッとした表情で言うミリー。
「ちょっと何言ってるのミリー!」
アニーがテーブルをバンッと叩き、リンゼも顔を乗り出してくる。
二人ともなんだかお怒りの様子。
「ミリーさんは冒険者の間ですごい人気よ? ミリーさんを狙っている人がどれ程いるか……」
ミリーはアルテリアでは絶大な人気を誇り、レイラでさえ知っている事だ。
「だって…… 自信ないんですもん……」
俯くミリー。
「ねぇミリー。朱王さんは気付いてるわよ?」
「ふぇぇえ!? そんな!?」
「普通気付くでしょ」
「千尋さんは気付かないじゃないですか!」
「うぐっ…… そうなんだけど…… 千尋が鈍いだけ! 普通は気付くのよ!」
「…… リンゼさん。気付いてもらえました?」
リンゼが勢いよく目を逸らす。
ギラーン! と次のターゲットが確定した。
「うふふ。リンゼさん。貴方からも聞かせてもらわないといけないわねぇ」
レイラがリンゼに迫る。
「なんだか眠くなってきました。もう寝ます。おやすみなさい」
矛先をリンゼに向けておきながら自分はベッドに潜り込むミリー。
「ちょっと待ちなさいよミリー! 明日! 明日の朝八時に工房! 朱王さん寄るから見送りしなさい!」
「まぢですか!? 私何て言えばいいですか!?」
ガバッと起き上がってリゼににじり寄る。
「ちょっと耳を貸しなさい!」
耳打ちするリゼ。
「ふおぉぉぉお!! それは無理ですよ!! 自分が言えばいいじゃないですか!?」
赤面して叫ぶミリー。
「私だって言えないわよ!!」
耳まで赤くして叫ぶリゼ。
女子会は続く。
翌朝。
いつものように六時にはテラスでコーヒーを飲む千尋、リゼ、ミリー。
蒼真は七時に起きるのでまだいない。
ハウザー達もいつも七時頃に朝食を摂る。
「ミリー? なんかソワソワしてない?」
「ナ、ナンデモナイデス」
「…… 朱王さんが八時に工房に来るのよ」
「え!? じゃあ見送りしなきゃ!」
「ダメよ! ミリーが見送りするの!」
「んん…… それじゃ仕方ないか」
朝食を食べながらも静かなミリーを心配するリゼ。
アニーやリンゼも少し心配そうに見ている。
男性陣もその雰囲気に気付き、静かに朝食を摂っている。
八時までまだ時間はあるが、朝食を終えたところでミリーは工房へ向かう。
「ミリーはあんなので大丈夫なの!?」
「普段明るいから心配だね」
「ミリーがおかわりしなかったぞ」
「って皆んなで覗き見はダメだろ!?」
「ハウザーも来てるじゃん!」
「誰を待ってるんだ?」
「スオーさんて人らしい。」
十分ほどしてエンジン音が聞こえてくる。
ハウザー達は何の音だと気にしていたが、そこに現れた巨大なオフロード車に驚愕していた。
運転席から降りてミリーの前に立つ朱王。
「朱王さん、おはようございます」
「やぁミリーさん、おはよう…… あれ? なんだか元気ないね。どうしたの?」
首を傾げながらミリーを見つめる朱王。
少しの間をあけて、意を決したようにミリーが口を開く。
「…… あのですね、私、その…… 朱王さんの事が好きみたいなんですよ!」
朱王の顔を見ながら告白するミリー。
考えがまとまらなかったミリーは、自分の気持ちを直接ぶつけてみる事にした。
自分に自信が持てないミリーは、不安からスカートを握りしめる。
「ミリーさん。私とミリーさんはまだ会って間もないしお互いにまだよくわかっていないと思う。年齢もずいぶんと離れているしね」
「はい。年齢は関係ないと思いますが……」
「私は危険な立場にある。だからこそ街外れの家に住んでひっそりと暮らしている」
「はい」
「今度帰って来たら君達にたくさん話す事があるんだ。私の事だけでなく、今の世界の事も。今回の旅も商品の配達だけではなくてね」
「はい」
朱王の答えが不安で涙ぐむミリー。
「いつだったかな…… 君が初めて配達に来た日。とても可愛い子が配達に来たなと思ったよ。二度三度と配達に来る度に綺麗になっていったし、髪色も変わっていたね」
「覚えててくれたんですか!?」
「この前は六度目の配達だったかな? 日本人である蒼真君がいたから話しかけてみたんだけどね。話しているうちに君が面白くて目が離せなくなったよ」
「あはは。なんでも楽しむようにしてます」
少し笑顔が戻るミリー。
「私もね、そんな君が好きみたいだ。君を見ていると幸せな気分になる」
言ってミリーを抱き寄せる朱王。
「ふわぁ!?」
顔を真っ赤にして硬直するミリー。
フラれるんじゃないかと思っていた為涙まで出てきた。
朱王にぎゅっとしがみつく。
少ししてミリーから体を離して宿屋の方を見る朱王。
何故だろうとミリーも宿屋に目を向ける。
「ええ!? 皆んな見てたんですか!?」
「そうみたいだね」
クスクスと笑う朱王と、恥ずかしくなってまた顔を真っ赤にするミリー。
朱王が手を振って二人で宿屋の方に向かう。
「あれ? 知らない人もいるね?」
ハウザー達を見て首を傾げる朱王。
「冒険者仲間だ」
「み、皆さん。いつからここに?」
「最初から見てたわよ! いいわねミリー!」
「ミリー羨ましい!」
女性陣に揶揄われるミリー。
「帰ってくるまでに魔剣作っておくからね!」
「うん! 楽しみにしてる」
「朱王さん。美味しいお土産を頼む」
「あはは。わかった、何か買ってくる!」
「ミリーをあまり待たせないでね!?」
「うん、なるべく早く帰って来るよ。それじゃあ行って来るね!」
「朱王さん! お気をつけて!」
ミリーは笑顔で手を振る。
「ねぇ、ミリーさん!」
ミリーに近寄り耳元で囁く朱王。
顔を真っ赤にして頬を両手で押さえるミリー。
車に乗り込んで手を振りながら走り去る朱王に、手を振り続けるミリーはまだ顔が赤い。
「なんだよあの乗り物は!?」
「あんなの初めて見たよな!」
ハウザー達は驚愕の声をあげていたが、後に千尋達のバイクも見て驚く事になる。
「ねぇミリー。最後に何て言われたの?」
「それは言えません!!」
再び赤面するミリーだった。
「女子会が必要ね!」
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