1 / 297
序章
000 プロローグ
しおりを挟む
高校三年生になった千尋と蒼真。
特に変わったことのない普通の学生生活を送っている二人。
千尋は女友達の多い中性的な顔立ちの十七歳。
残念ながら彼女はいない。
身長は170センチと高くもなく低くもなく、痩せ型で女の子に見間違う程度には綺麗な男だ。
千尋は勉強が特にできるというわけでもなく、常に中の中から中の下といったところか。
どちらかと言うと天才肌で、好きな事や興味がある事にだけ無駄に勉強や努力をする為、少し偏った知識を持つ。
そして手先が器用で物を作らせたら何でも作る。手先を使った仕事なら何でもできそうである。
蒼真は物静かなイケメン十七歳。
彼女はいるが周りからあまり知られていない。
身長180センチの筋肉質な男だ。
勉強もスポーツもどちらもできる文武両道とはこの男の為にありそうな言葉だ。
真面目な性格で常に努力をする千尋とは真逆なタイプ。
そして千尋の女友達にも蒼真狙いの女の子が数名いるようだ。
この二人は小学生からの付き合いで仲も良く、登校する時も常に一緒だ。
千尋の親の影響で漫画や映画が好きな二人。休みの日は一日中読んでいる事もあるくらいだ。漫画は親が買ってくるので買う事はない。
映画は二人で借りて観るので金額も半分で済む。
千尋は読書と称してラノベを読む。
ファンタジーな世界が大好きで、普段からゲームも人並み…… 以上にやっているかもしれない。
あとは兄の影響でサバゲーもする。兄は社会人で千尋の装備はほとんどが兄のお下がりだ。
去年の誕生日には欲しかった電動ガンを買ってもらい、千尋の宝物の一つとなっている。
サバゲーを始めてからは銃についての知識や戦闘についても勉強をした。
細身とはいえサバゲーには運動能力や体力も必要だ。もっとこうなりたい! という意欲の元、多少なりとも努力はしている。
蒼真は剣道部で毎日汗を流す。
家に帰っても予習復習をする真面目な男。
以前から剣術道場にも通っており、居合刀は孫六兼元を使用する。
何故兼元かというと、居合刀選びをしていた際に千尋がカッコいいと言ったのを選んだだけ。特に拘りもないので全く問題はない。
そんな二人がある日同じ夢を見た。
ファンタジーな世界で魔獣の軍勢に戦いを挑む夢を。
千尋の隣には蒼真が居て、他にも武器を握りしめた仲間がいる。
夢から覚めると仲間の顔も着ていた装備も思い出せないが、千尋と蒼真はお互いの表情を覚えていた。
襲い来る数万ともなる魔獣の軍勢に、わずか数名で立ち向かう。
恐怖を感じる事はない。
信じられる仲間と共に奴等を倒す。
それだけを胸に、駆け出したところで目が覚めた。
登校途中に千尋と蒼真は夢の話をする。
驚く事に二人は同じ夢を見ていた。
確かにお互い信じられる友人で、背中を預けても安心できると思う。
夢の話を笑い話にして学校にたどり着いた。
その日の授業が終わり、放課後に教師から荷物を運ぶよう頼まれた。
第二理科室から実験用の機材と標本を第一理科室に運んでほしいとの事。
二人で第二理科室に向かい、千尋は台車を押しながら理科室に入る。
第二理科室。
そこはある部活で使用されている部屋だ。
床には魔法陣が描かれ、真っ黒なカーテンで日が遮られている。
そう、ここは魔法研究部の部室として利用されているのだ。
床に描かれた魔法陣だけでなく、端に寄せられた机の上には魔導書や魔道具、ロウソクなどが置かれている。
そして机の上や床には赤いシミがあり、いたる所に飛び散っている。
(まさか血じゃないよな……)
少し寒気がした千尋と蒼真。
あまり長居もしたくないので理科準備室から頼まれていた物を探す。
理科準備の中も真っ黒な遮光カーテンが引かれ、気味が悪いので明け放つ。棚にも黒い布が被せられており、その中から探さないといけないと思うと気が滅入る。黒い布を剥がすと魚やカエルの開かれた標本がある。これも頼まれていたので持っていく予定だ。
他にもガスバーナーやホース、他にもいろいろと紙にある物を探して運ばなくてはならない。
探すだけでも時間がかかり、まずは大きな物から運び出す事にした。
台車に乗せて第一理科室まで移動する途中で何人か女友達から声をかけられる千尋。
どさくさに紛れて蒼真にも声をかける女友達は、もちろん蒼真に気がある女の子。
キャーキャー言いながら去って行った。
第一理科室に着くと教師が待っていた。
台車の荷物を机の上に置き、また第二理科室に戻る。
何故荷物を運ぶのか。
何故か魔法研究部の部員数が年末から二倍に増え、第二理科室にある機材を運び出す必要がでた為だ。
フラスコやビーカー、薬品など割れ物が多い為、慎重に運ぶ。
何度か運んで最後の荷物。
カエルや魚のホルマリン漬け。
「オレは無理。これは嫌だ」
蒼真が拒否する。
「なんだ? 蒼真はカエルが怖いのか?」
千尋は知ってて言う。
「臭い、汚い、気持ち悪いは千尋の担当と決めたじゃないか」
「ぶほっ…… なんでオレがそんなの担当するんだよ! オレだって嫌だ!」
「頼む千尋。オレの一生に一度のお願いだ」
「ダメだ。今まで何度もそれ言われた! よし、じゃあじゃんけんで決めよう」
別に千尋は自分でやってもいいのだがちょっとした意地悪のつもりだ。
「よし、わかった。絶対に勝つ!」
アッサリ乗る蒼真。
魔法陣の中央に立つ二人。
お互いに右手を引いて掛け声を合わせる。
「最初はグー…… じゃん、けん……」
二人は気付いていない。
この時、足元が光輝いている事を。
「ほい!!」
じゃんけんはあいこだったが強烈な光が二人を包み込む。
目を開いていられない程の強烈な光。
「千尋!? なんだこれは!?」
「オレだって知らないよ! 蒼真じゃないのか!?」
そのまま光に飲み込まれる二人。
光が収まった時、円形にくり抜かれた第二理科室の床。
そこに二人の姿はなかった。
特に変わったことのない普通の学生生活を送っている二人。
千尋は女友達の多い中性的な顔立ちの十七歳。
残念ながら彼女はいない。
身長は170センチと高くもなく低くもなく、痩せ型で女の子に見間違う程度には綺麗な男だ。
千尋は勉強が特にできるというわけでもなく、常に中の中から中の下といったところか。
どちらかと言うと天才肌で、好きな事や興味がある事にだけ無駄に勉強や努力をする為、少し偏った知識を持つ。
そして手先が器用で物を作らせたら何でも作る。手先を使った仕事なら何でもできそうである。
蒼真は物静かなイケメン十七歳。
彼女はいるが周りからあまり知られていない。
身長180センチの筋肉質な男だ。
勉強もスポーツもどちらもできる文武両道とはこの男の為にありそうな言葉だ。
真面目な性格で常に努力をする千尋とは真逆なタイプ。
そして千尋の女友達にも蒼真狙いの女の子が数名いるようだ。
この二人は小学生からの付き合いで仲も良く、登校する時も常に一緒だ。
千尋の親の影響で漫画や映画が好きな二人。休みの日は一日中読んでいる事もあるくらいだ。漫画は親が買ってくるので買う事はない。
映画は二人で借りて観るので金額も半分で済む。
千尋は読書と称してラノベを読む。
ファンタジーな世界が大好きで、普段からゲームも人並み…… 以上にやっているかもしれない。
あとは兄の影響でサバゲーもする。兄は社会人で千尋の装備はほとんどが兄のお下がりだ。
去年の誕生日には欲しかった電動ガンを買ってもらい、千尋の宝物の一つとなっている。
サバゲーを始めてからは銃についての知識や戦闘についても勉強をした。
細身とはいえサバゲーには運動能力や体力も必要だ。もっとこうなりたい! という意欲の元、多少なりとも努力はしている。
蒼真は剣道部で毎日汗を流す。
家に帰っても予習復習をする真面目な男。
以前から剣術道場にも通っており、居合刀は孫六兼元を使用する。
何故兼元かというと、居合刀選びをしていた際に千尋がカッコいいと言ったのを選んだだけ。特に拘りもないので全く問題はない。
そんな二人がある日同じ夢を見た。
ファンタジーな世界で魔獣の軍勢に戦いを挑む夢を。
千尋の隣には蒼真が居て、他にも武器を握りしめた仲間がいる。
夢から覚めると仲間の顔も着ていた装備も思い出せないが、千尋と蒼真はお互いの表情を覚えていた。
襲い来る数万ともなる魔獣の軍勢に、わずか数名で立ち向かう。
恐怖を感じる事はない。
信じられる仲間と共に奴等を倒す。
それだけを胸に、駆け出したところで目が覚めた。
登校途中に千尋と蒼真は夢の話をする。
驚く事に二人は同じ夢を見ていた。
確かにお互い信じられる友人で、背中を預けても安心できると思う。
夢の話を笑い話にして学校にたどり着いた。
その日の授業が終わり、放課後に教師から荷物を運ぶよう頼まれた。
第二理科室から実験用の機材と標本を第一理科室に運んでほしいとの事。
二人で第二理科室に向かい、千尋は台車を押しながら理科室に入る。
第二理科室。
そこはある部活で使用されている部屋だ。
床には魔法陣が描かれ、真っ黒なカーテンで日が遮られている。
そう、ここは魔法研究部の部室として利用されているのだ。
床に描かれた魔法陣だけでなく、端に寄せられた机の上には魔導書や魔道具、ロウソクなどが置かれている。
そして机の上や床には赤いシミがあり、いたる所に飛び散っている。
(まさか血じゃないよな……)
少し寒気がした千尋と蒼真。
あまり長居もしたくないので理科準備室から頼まれていた物を探す。
理科準備の中も真っ黒な遮光カーテンが引かれ、気味が悪いので明け放つ。棚にも黒い布が被せられており、その中から探さないといけないと思うと気が滅入る。黒い布を剥がすと魚やカエルの開かれた標本がある。これも頼まれていたので持っていく予定だ。
他にもガスバーナーやホース、他にもいろいろと紙にある物を探して運ばなくてはならない。
探すだけでも時間がかかり、まずは大きな物から運び出す事にした。
台車に乗せて第一理科室まで移動する途中で何人か女友達から声をかけられる千尋。
どさくさに紛れて蒼真にも声をかける女友達は、もちろん蒼真に気がある女の子。
キャーキャー言いながら去って行った。
第一理科室に着くと教師が待っていた。
台車の荷物を机の上に置き、また第二理科室に戻る。
何故荷物を運ぶのか。
何故か魔法研究部の部員数が年末から二倍に増え、第二理科室にある機材を運び出す必要がでた為だ。
フラスコやビーカー、薬品など割れ物が多い為、慎重に運ぶ。
何度か運んで最後の荷物。
カエルや魚のホルマリン漬け。
「オレは無理。これは嫌だ」
蒼真が拒否する。
「なんだ? 蒼真はカエルが怖いのか?」
千尋は知ってて言う。
「臭い、汚い、気持ち悪いは千尋の担当と決めたじゃないか」
「ぶほっ…… なんでオレがそんなの担当するんだよ! オレだって嫌だ!」
「頼む千尋。オレの一生に一度のお願いだ」
「ダメだ。今まで何度もそれ言われた! よし、じゃあじゃんけんで決めよう」
別に千尋は自分でやってもいいのだがちょっとした意地悪のつもりだ。
「よし、わかった。絶対に勝つ!」
アッサリ乗る蒼真。
魔法陣の中央に立つ二人。
お互いに右手を引いて掛け声を合わせる。
「最初はグー…… じゃん、けん……」
二人は気付いていない。
この時、足元が光輝いている事を。
「ほい!!」
じゃんけんはあいこだったが強烈な光が二人を包み込む。
目を開いていられない程の強烈な光。
「千尋!? なんだこれは!?」
「オレだって知らないよ! 蒼真じゃないのか!?」
そのまま光に飲み込まれる二人。
光が収まった時、円形にくり抜かれた第二理科室の床。
そこに二人の姿はなかった。
0
お気に入りに追加
1,028
あなたにおすすめの小説
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。

異世界に召喚されたおっさん、実は最強の癒しキャラでした
鈴木竜一
ファンタジー
健康マニアのサラリーマン宮原優志は行きつけの健康ランドにあるサウナで汗を流している最中、勇者召喚の儀に巻き込まれて異世界へと飛ばされてしまう。飛ばされた先の世界で勇者になるのかと思いきや、スキルなしの上に最底辺のステータスだったという理由で、優志は自身を召喚したポンコツ女性神官リウィルと共に城を追い出されてしまった。
しかし、実はこっそり持っていた《癒しの極意》というスキルが真の力を発揮する時、世界は大きな変革の炎に包まれる……はず。
魔王? ドラゴン? そんなことよりサウナ入ってフルーツ牛乳飲んで健康になろうぜ!
【「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」1巻発売中です! こちらもよろしく!】
※作者の他作品ですが、「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」がこのたび書籍化いたします。発売は3月下旬予定。そちらもよろしくお願いします。

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

異世界転移したら、神の力と無敵の天使軍団を授かったんだが。
猫正宗
ファンタジー
白羽明星は気付けば異世界転移しており、背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。
もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。
すると遥か空の彼方、誰も到達できないほどの高度に存在する、巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。
主人不在らしきその城に入ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。
――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました――
風景が目まぐるしく移り変わる。
天空城に封じられていた七つの天国が解放されていく。
移り変わる景色こそは、
第一天 ヴィロン。
第二天 ラキア。
第三天 シャハクィム。
第四天 ゼブル。
第五天 マオン。
第六天 マコン。
それらはかつて天界を構成していた七つの天国を再現したものだ。
気付けば明星は、玉座に座っていた。
そこは天の最高位。
第七天 アラボト。
そして玉座の前には、明星に絶対の忠誠を誓う超常なる存在《七元徳の守護天使たち》が膝をついていたのだった。
――これは異世界で神なる権能と無敵の天使軍団を手にした明星が、調子に乗ったエセ強者を相手に無双したり、のんびりスローライフを満喫したりする物語。

S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる