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214 久しぶりの再会
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久しぶりのカルヴァドスの料理は最高だった。
ブラーガ家の料理に比べれば……他国の料理と異世界の料理を比べる物じゃないか。
ブラーガ家の料理を食い慣れたライナーでさえ美味い美味いと言うくらいだ。
ディーノのお気に入りでご褒美店でもあるカルヴァドスの料理は間違いなく美味いのだ。
ギルド長のヴァレリオも受付嬢のクラリスもこの味には満足そうである。
季節の食材によるその時々しか食べられないという味もまた食感とともに味わえる。
実に美味である。
「お前がこうしてライナー連れて来たってことはまたオリオンに預けるってことか?」
「いや、ライナーはオレがクレートから頼まれたんだし一緒に連れてくよ」
「それだとアリスが拗ねるんじゃねーのか?愛想尽かされたりしてな」
嫌なことを言ってくれる。
パーティーを正式に組んでからまともに活動したのは短い期間である。
とはいえジャダルラックでパーティーを組んだ後、国王に会ってからいろいろと状況が変わってしまったのだから仕方がない。
「んー、今オリオンの竜種狩りはどうなってんの?今回違うんなら帰って来たら獣王国に一緒に連れて行きたいんだけど」
今向かっているクエストが竜種狩りであればそのつもりはなかったのだが、他のクエストでもいいなら獣王国に入る前にある危険領域での調査とかやるのも有りな気がしてきた。
以前少ない数のクランプスを討伐してはいるとしても、人間相手、それも正面からの戦いとなれば巨獣にない強さを持つモンスターは数多くいる。
「ここ最近で上位竜以下の目ぼしい竜種はすでに討伐を終えてますから、通常依頼の難易度の高いものをお願いしています」
クラリスが選んで依頼してるんなら大丈夫だろうけど、通常のモンスターにも竜種より厄介なのもいるしな。
「へー。これまで何体狩ったんだ?」
「下位竜を三体、中位を七体、上位を四体に依頼にはなかった色相竜も一体討伐してますね」
「え!?あいつら色相竜も倒せるのか?」
「ちょっと毛色の違う竜種になるな。相手は水竜で竜害には影響のない個体になる。土地に居着いた竜種だから戦うとすればそれなりに厄介な相手になるんだけどよ。通常俺らが色相竜って言ってる個体に比べれば一段も二段も落ちる」
ディーノとしては今一つピンとこない。
土地に居着いたのなら通常モンスターと変わらないんじゃないかと思ってしまう。
そんな表情を読み取ったのかクラリスから水竜についての説明が始まった。
やっぱり顔に出やすいみたいだ。
上位竜の討伐に行って情報とは違う洞窟で水竜と遭遇、戦闘になったらしい。
洞窟内は地底湖みたいになっててフィオレが奥へと流されて真っ暗な中で戦ったり、洞窟から外に出してジェラルドがベトベトになりながら内臓引っ張り出したり、マリオとソーニャがヌルヌルになったりといろいろあったけど倒したと……
聞いてる感じだと鬼気迫る戦いっていうより遊んでるんじゃないかなって思うのは失礼かな?
一応は命懸けの戦いなんだろうし本人達は真剣に戦ってるんだろうけど、なんだかふざけたワードがちょいちょい入るからよくわからなくなる。
まあアリスとフィオレいるから何も誇張した報告はしないだろうし、今聞いた話にクラリスの変な解釈が入ってない限りは事実なんだろうけど。
なんだよヌルヌルになって立ち上がれなくなったって。
アリスに燃やされたってどんな状況だよ。
そんなパーティーの面倒見てるレナは大変だなと思う。
「なんかおもしろそうなパーティーだよね。今から会うのが楽しみになってきた」
ライナーのはどういう期待だろう。
ディーノとしてはアリスが無事でいるのか心配になるところだが。
「どうやらマリオもジェラルドも上位竜ならソロでも殺れそうだぜ。アリスとフィオレが上手く伸ばしてくれてるみたいだな」
だとするとアリスとフィオレも上位竜まではソロで殺れるってことか。
シーフの攻撃力だと倒し切るまでにはいかないだろうし、クレリックアーチャーもパーティーの補助が仕事だから倒す必要はない。
「ジェラルドも上位竜殺れんのか?盾と素手で?」
「素手で中位竜なら殺したって言ってたな。話を聞く限りじゃ上位竜でも殺れそうだってとこか」
んん、拳王国の拳士だってガントレットみたいな手甲付けて戦ってるのに?
ジェラルドは革手袋しかしてないはずだけど。
もう盾職って言っていいのかわかんないな。
「そろそろ他の色相竜、そうですね、フレイリア領の色相竜に挑ませてみたいんですけど、その前に上位竜以上のモンスターと戦うべきかなとは思います。ですが丁度いい個体がいなくて通常依頼で経験を積んでもらってます」
「それならマルドゥクで訓練すればいい。死ぬ前に止めてくれるからいい経験になる」
なぜかライナーから冷たい視線が向けられてるけど。
「それ本気で言ってんのか?死ななくても戦う前から心が折れちまうんじゃねーか?」
「大丈夫だって。アークアビットの拳王様も何回かやってるし。第八王子も一月くらい毎日やってたし」
「お前、それ国際問題になってもおかしくねーからな?下手すりゃ、いや下手しなくても死罪になるかもしんねーぞ」
それはマズい。
もうやってしまったものはどうしようもないが。
「今度からは気を付けよ」
「最初っから気を付けろよ。お前の一挙手一投足が国の意向になるってザックも言ってただろが……ったく、まあいいや。いや、よくねーがとりあえず置いとくか。それより拳王国と精霊国はどうだったんだ?話を聞かせろよ」
自分から望んで行きたかったわけではないが、拳王国へも精霊国へも行く価値のある有意義な旅だった。
あの日、国王様の指示を受けて……
「おい、頭の中で語んな。ちゃんと喋れ」
「ああ悪い。えっと国境の街サンリッツを抜けて……」
まずは最初に行った拳王国の話から始めた。
◇◆◇
翌日はウルとライナーとの三人で街並みを観て回り、その日の昼八の時になってエンペラーホークがラフロイグの上空を旋回、帰還を知らせてから広場へと降り立った。
どうやらエンペラーホークもラフロイグの話題を集めているらしく、この巨大なモンスターを観に街に来る観光客も増えているのだとか。
今回はマルドゥクもいるため、広場はこれまでにないほどの人を集めていた。
上空からマルドゥクの姿は見えていただけに、エンペラーホークから飛び降りたアリスは真っ直ぐにディーノのもとへと駆けて行く。
「ディーノぉぉぉお!!」
全力疾走からの跳躍をしたアリスをディーノが受け止める。
「ただいまアリス。元気にしてたか?」
「お帰り!今元気になった!会いたかったよぉぉぉ!」
うん、可愛いやつである。
絶世の美女と言える見た目なのにちょっとバカっぽいところがまた可愛い。
以前はこんな感じじゃなかったけど。
でもこの抱き心地は安心するな。
アリスが側にいるだけでオレは一人じゃないって思える。
「ねえ!変な女に引っ掛かったりしなかった!?娼館に行ったりしてないよねぇ!?」
真っ先にこれか。
こういうところは本当に残念だ。
「ちゃんとアリスの忠告を守ってずっと我慢してたのに。もしかして疑ってたのか?」
疑ってたんだろうな~。
じゃなきゃお帰りの後にこんな質問しないだろうし。
「し、信じてたよ!ディーノはいつだって私のこと想ってくれてるって!」
疑ってたな~やっぱり。
まあ、オレの自業自得か……
アリスが恋人になるとは思ってなかったから女関係ほとんど話しちゃったし。
「ん?ウルと、誰?」
「ああ、紹介する。精霊国の召喚者でライナー=ブラーガっていうんだ。いろいろあってしばらくは黒夜叉の一員になるからよろしくな」
ライナーの黒夜叉入りの詳細は後でいいだろう。
クレートのこととか精霊国でのこととか結構長い話になるし。
「そっか。私はアリス=フレイリアよ。よろしくね」
「ライナーです。よろしくお願いします」
「あと一人は……そこか!」
ディーノが何もない場所に向かって一瞬で駆け抜けると、可愛らしい少女のような冒険者が姿を現す。
どうやら姿を消して出るタイミングを伺っていたらしく「ディーノよくわかったね」などと言いながらライナーの方へと近付いてくる。
「黒夜叉のフィオレ=ロマーノだよ。ディーノが許可しても僕は認めたわけじゃないから」
ふんっと、なぜか喧嘩腰だが小動物のような可愛らしさがある。
なにかしらキャラ作りでもしてるんだろうか、戸惑いつつもライナーは挨拶を返した。
「久しぶりだなフィオレ。少し見ない間に男らしくなってきたな」
「本当に!?男らしくなった!?そう言うウルは今日もかっこいいよね!」
フィオレのあの話の後からはウルも随分と仲良くなったものだ。
マルドゥク捕獲まではアリスがディーノにべったりとくっ付いていたことから、性に悩めるフィオレの相談相手はウルがしていたためそれも当然か。
そしてフィオレの男らしいとかいう話にライナーは少し混乱しているが、ディーノはパーティー内に男と女が一人ずついると伝えている。
そこへエンペラーホークから降りて来たブレイブが歩み寄り、ディーノと再会の挨拶を交わす。
昨夜ヴァレリオからブレイブの活躍を聞いたこともあってか逞しく成長したように感じてしまう。
ライナーのことも紹介しつつ、近況報告も兼ねて飲みに行くことにした。
ブラーガ家の料理に比べれば……他国の料理と異世界の料理を比べる物じゃないか。
ブラーガ家の料理を食い慣れたライナーでさえ美味い美味いと言うくらいだ。
ディーノのお気に入りでご褒美店でもあるカルヴァドスの料理は間違いなく美味いのだ。
ギルド長のヴァレリオも受付嬢のクラリスもこの味には満足そうである。
季節の食材によるその時々しか食べられないという味もまた食感とともに味わえる。
実に美味である。
「お前がこうしてライナー連れて来たってことはまたオリオンに預けるってことか?」
「いや、ライナーはオレがクレートから頼まれたんだし一緒に連れてくよ」
「それだとアリスが拗ねるんじゃねーのか?愛想尽かされたりしてな」
嫌なことを言ってくれる。
パーティーを正式に組んでからまともに活動したのは短い期間である。
とはいえジャダルラックでパーティーを組んだ後、国王に会ってからいろいろと状況が変わってしまったのだから仕方がない。
「んー、今オリオンの竜種狩りはどうなってんの?今回違うんなら帰って来たら獣王国に一緒に連れて行きたいんだけど」
今向かっているクエストが竜種狩りであればそのつもりはなかったのだが、他のクエストでもいいなら獣王国に入る前にある危険領域での調査とかやるのも有りな気がしてきた。
以前少ない数のクランプスを討伐してはいるとしても、人間相手、それも正面からの戦いとなれば巨獣にない強さを持つモンスターは数多くいる。
「ここ最近で上位竜以下の目ぼしい竜種はすでに討伐を終えてますから、通常依頼の難易度の高いものをお願いしています」
クラリスが選んで依頼してるんなら大丈夫だろうけど、通常のモンスターにも竜種より厄介なのもいるしな。
「へー。これまで何体狩ったんだ?」
「下位竜を三体、中位を七体、上位を四体に依頼にはなかった色相竜も一体討伐してますね」
「え!?あいつら色相竜も倒せるのか?」
「ちょっと毛色の違う竜種になるな。相手は水竜で竜害には影響のない個体になる。土地に居着いた竜種だから戦うとすればそれなりに厄介な相手になるんだけどよ。通常俺らが色相竜って言ってる個体に比べれば一段も二段も落ちる」
ディーノとしては今一つピンとこない。
土地に居着いたのなら通常モンスターと変わらないんじゃないかと思ってしまう。
そんな表情を読み取ったのかクラリスから水竜についての説明が始まった。
やっぱり顔に出やすいみたいだ。
上位竜の討伐に行って情報とは違う洞窟で水竜と遭遇、戦闘になったらしい。
洞窟内は地底湖みたいになっててフィオレが奥へと流されて真っ暗な中で戦ったり、洞窟から外に出してジェラルドがベトベトになりながら内臓引っ張り出したり、マリオとソーニャがヌルヌルになったりといろいろあったけど倒したと……
聞いてる感じだと鬼気迫る戦いっていうより遊んでるんじゃないかなって思うのは失礼かな?
一応は命懸けの戦いなんだろうし本人達は真剣に戦ってるんだろうけど、なんだかふざけたワードがちょいちょい入るからよくわからなくなる。
まあアリスとフィオレいるから何も誇張した報告はしないだろうし、今聞いた話にクラリスの変な解釈が入ってない限りは事実なんだろうけど。
なんだよヌルヌルになって立ち上がれなくなったって。
アリスに燃やされたってどんな状況だよ。
そんなパーティーの面倒見てるレナは大変だなと思う。
「なんかおもしろそうなパーティーだよね。今から会うのが楽しみになってきた」
ライナーのはどういう期待だろう。
ディーノとしてはアリスが無事でいるのか心配になるところだが。
「どうやらマリオもジェラルドも上位竜ならソロでも殺れそうだぜ。アリスとフィオレが上手く伸ばしてくれてるみたいだな」
だとするとアリスとフィオレも上位竜まではソロで殺れるってことか。
シーフの攻撃力だと倒し切るまでにはいかないだろうし、クレリックアーチャーもパーティーの補助が仕事だから倒す必要はない。
「ジェラルドも上位竜殺れんのか?盾と素手で?」
「素手で中位竜なら殺したって言ってたな。話を聞く限りじゃ上位竜でも殺れそうだってとこか」
んん、拳王国の拳士だってガントレットみたいな手甲付けて戦ってるのに?
ジェラルドは革手袋しかしてないはずだけど。
もう盾職って言っていいのかわかんないな。
「そろそろ他の色相竜、そうですね、フレイリア領の色相竜に挑ませてみたいんですけど、その前に上位竜以上のモンスターと戦うべきかなとは思います。ですが丁度いい個体がいなくて通常依頼で経験を積んでもらってます」
「それならマルドゥクで訓練すればいい。死ぬ前に止めてくれるからいい経験になる」
なぜかライナーから冷たい視線が向けられてるけど。
「それ本気で言ってんのか?死ななくても戦う前から心が折れちまうんじゃねーか?」
「大丈夫だって。アークアビットの拳王様も何回かやってるし。第八王子も一月くらい毎日やってたし」
「お前、それ国際問題になってもおかしくねーからな?下手すりゃ、いや下手しなくても死罪になるかもしんねーぞ」
それはマズい。
もうやってしまったものはどうしようもないが。
「今度からは気を付けよ」
「最初っから気を付けろよ。お前の一挙手一投足が国の意向になるってザックも言ってただろが……ったく、まあいいや。いや、よくねーがとりあえず置いとくか。それより拳王国と精霊国はどうだったんだ?話を聞かせろよ」
自分から望んで行きたかったわけではないが、拳王国へも精霊国へも行く価値のある有意義な旅だった。
あの日、国王様の指示を受けて……
「おい、頭の中で語んな。ちゃんと喋れ」
「ああ悪い。えっと国境の街サンリッツを抜けて……」
まずは最初に行った拳王国の話から始めた。
◇◆◇
翌日はウルとライナーとの三人で街並みを観て回り、その日の昼八の時になってエンペラーホークがラフロイグの上空を旋回、帰還を知らせてから広場へと降り立った。
どうやらエンペラーホークもラフロイグの話題を集めているらしく、この巨大なモンスターを観に街に来る観光客も増えているのだとか。
今回はマルドゥクもいるため、広場はこれまでにないほどの人を集めていた。
上空からマルドゥクの姿は見えていただけに、エンペラーホークから飛び降りたアリスは真っ直ぐにディーノのもとへと駆けて行く。
「ディーノぉぉぉお!!」
全力疾走からの跳躍をしたアリスをディーノが受け止める。
「ただいまアリス。元気にしてたか?」
「お帰り!今元気になった!会いたかったよぉぉぉ!」
うん、可愛いやつである。
絶世の美女と言える見た目なのにちょっとバカっぽいところがまた可愛い。
以前はこんな感じじゃなかったけど。
でもこの抱き心地は安心するな。
アリスが側にいるだけでオレは一人じゃないって思える。
「ねえ!変な女に引っ掛かったりしなかった!?娼館に行ったりしてないよねぇ!?」
真っ先にこれか。
こういうところは本当に残念だ。
「ちゃんとアリスの忠告を守ってずっと我慢してたのに。もしかして疑ってたのか?」
疑ってたんだろうな~。
じゃなきゃお帰りの後にこんな質問しないだろうし。
「し、信じてたよ!ディーノはいつだって私のこと想ってくれてるって!」
疑ってたな~やっぱり。
まあ、オレの自業自得か……
アリスが恋人になるとは思ってなかったから女関係ほとんど話しちゃったし。
「ん?ウルと、誰?」
「ああ、紹介する。精霊国の召喚者でライナー=ブラーガっていうんだ。いろいろあってしばらくは黒夜叉の一員になるからよろしくな」
ライナーの黒夜叉入りの詳細は後でいいだろう。
クレートのこととか精霊国でのこととか結構長い話になるし。
「そっか。私はアリス=フレイリアよ。よろしくね」
「ライナーです。よろしくお願いします」
「あと一人は……そこか!」
ディーノが何もない場所に向かって一瞬で駆け抜けると、可愛らしい少女のような冒険者が姿を現す。
どうやら姿を消して出るタイミングを伺っていたらしく「ディーノよくわかったね」などと言いながらライナーの方へと近付いてくる。
「黒夜叉のフィオレ=ロマーノだよ。ディーノが許可しても僕は認めたわけじゃないから」
ふんっと、なぜか喧嘩腰だが小動物のような可愛らしさがある。
なにかしらキャラ作りでもしてるんだろうか、戸惑いつつもライナーは挨拶を返した。
「久しぶりだなフィオレ。少し見ない間に男らしくなってきたな」
「本当に!?男らしくなった!?そう言うウルは今日もかっこいいよね!」
フィオレのあの話の後からはウルも随分と仲良くなったものだ。
マルドゥク捕獲まではアリスがディーノにべったりとくっ付いていたことから、性に悩めるフィオレの相談相手はウルがしていたためそれも当然か。
そしてフィオレの男らしいとかいう話にライナーは少し混乱しているが、ディーノはパーティー内に男と女が一人ずついると伝えている。
そこへエンペラーホークから降りて来たブレイブが歩み寄り、ディーノと再会の挨拶を交わす。
昨夜ヴァレリオからブレイブの活躍を聞いたこともあってか逞しく成長したように感じてしまう。
ライナーのことも紹介しつつ、近況報告も兼ねて飲みに行くことにした。
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