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第4章

第15話、◆エッチな子は嫌いですか?④◆

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 シックスナインってこんなにやりたい放題が出来る体位だったんだ。舌を休める事なく感動していると、リアさんも俺の肉棒を咥え込んできた。しかもいきなりのバキュームフェラである。
 ただし今回は俺も黙ってはいない。腰が浮いてしまう快感に耐えながらも、唇で剥き出しにした陰核をそのまま唇で擦り上げ、挟み込み、吸い付き、そして舌で舐めて跳ね上げ押し潰す。
 その結果、リアさんは吐息を漏らしフェラの動きを何度も完全に停止させる。それを好機と捉えた俺は更に膣内に指を侵入させたりと、ホント好き放題リアさんの女性器を味わいまくった。すると——

「ユッ、ユウト様、はぁはぁ、そろそろ私の初めてを、あぁん、……貰っては頂けないで、しょうか? 」

 そのおねだりに俺の理性が完全崩壊してしまう。

「……わかりました」

 俺の上からどいて、布団の上で息を切らしながら崩れるように四つん這いになってお尻を向けているリアさん。
 俺はそのリアさんの腰をガッチリ掴むと、俺の腰の方に引き寄せるようにして持ち上げる。そしてバックから一気に挿入した。

「ああぁ、はぁはぁはぁ……」

 しかし処女喪失の痛みに耐えるリアさんの姿に、理性が段々と戻ってくる。

「あの、リアさん、回復魔法使いましょうか? 」

「はぁはぁはぁ、いえ、痛みはそれほどありませんでしたので、はぁはぁんぐっ、そろそろ動いても大丈夫そうです」

「そしたら、……最初はゆっくり動きますね」

 そうしてスローペースで始めた腰の動きは、リアさんから上がる艶かしい吐息が聞こえ始めたところからペースアップ。そして気が付けば無心で腰を振り続けていた。
 部屋に響き渡るパンパンという音、そしてそれに合わせてリアさんから吐息と喘ぎ声が上がる。

「ユウト様、凄いです、私、さっきまで処女だったのに、すぐにイッてしまいそうです! 」

「たくさん感じて、たくさんイッて下さい! 」

「あんあんぁんあん、あっ、……わたし、イッて、イッ、ああぁぁぁー」

 リアさんはそこで身体を仰け反らせ全身を何度も小刻みに震わし、そして力なく布団に顔を埋めた。そのためはだけた浴衣から、ぷりケツを覗かせこちらへ突き出すような格好になってしまっている。

「はぁはぁはぁはぁ、あん」

 俺は我慢できず腰の動きを再開させる。そして今回は突きながらリアさんの乳首を摘んで優しくコリコリしてあげる。

「ああぁ、二点責めは——」

 肉棒で突きながら俺の手の内で揺れる乳房の柔らかな感触を味わうこのシチュエーション、凄い興奮してしまう。
 そこで俺は目一杯に広げた手の平の親指と小指で同時に両方の乳首を触りながら、空いた手をスリットに持ってきて陰核を押し潰すように刺激していく。
 すると膣がさらに締まり俺の肉棒が狭まった膣壁に擦られ続けさらなる快感を。

「あぁっ三点責めっ、あっ、イキます、私また、イッちゃいます! 」

「俺もイキそうです。一緒にイキましょう! 」

「わたしはもう、あんっ、あっ、あっあぁぁぁぁぁ!! 」

「俺も、俺ももう、イキます! んぐっ! 」

 身体を震わし腰をくねらせるリアさんの中に、俺はドクドクと大量の射精を行なった。
 そしてぐったりと布団に突っ伏すリアさんの隣に、俺はそっと寝そべると艶やかな青みを帯びた髪の毛を撫で撫でする。

「すみません、その、大丈夫ですか? 」

「はい、凄かったですけど、はぁはぁはぁはぁんぐっ、良かった、です」

 それから俺たちは、互いに唇をハムハムして絶頂の余韻に浸った。そしてチュッチュとしていると、あまりにも立派なリアさんのオッパイに手がいってしまう。

「あんっ」

 この手にかかる重み、やっぱり素晴らしいと思います。
 そして乳首も軽くキュッキュと握っていると、リアさんが俺の肉棒に触れてくる。

「リッ、リアさん」

「意地悪なユウト様のおちんちん、大好きです」

 そしてリアさんは乱れた前髪の間から、薄っすら赤みを帯びているスカイブルーの瞳で恥ずかしそうにこちらを見上げてくる。

「あのユウト様、宜しければもう一度して頂けないでしょうか? ……こんなに硬くなっていますし」

「俺はリアさんが良いなら、何回でもしたいです! 」

「でしたら、その、……朝までして頂いてもよろしい、ですか? 」

「体力的な問題で朝まで出来るか分からないですけど、俺の体力が続く限りで良ければ」

「……ありがとございます」

 そのリアさんの笑顔が可愛いすぎて、すぐに押し倒すと頭を撫で撫でしながら正常位で突きまくる。そして二度目の中出しが終わると、リアさんがふらふらしながらも座っている俺に跨り抱きつきながらキスをしてきた。

「今度は私が頑張る番です」

 そして上半身を倒された俺の上で、リアさん主導、こちらからM字開脚をしているような体勢での騎乗位が始まった。
 リアさんが感じたいよう、やりたいようにして貰うため、俺は一切腰を使わない事にした。代わりに下からたぷんたぷんと乳房を持ち上げたり、乳頭を指の腹で軽めにだけど弾いてあげる。
 そうしてオッパイを弄るのを堪能していると、リアさんは疲れたのか、感じすぎたのか、それともそのどちらともなのか、段々上下の動きや股間を擦りつけてくる腰の動きが鈍くなってくる。
 それでも健気に頑張って動いてくれている姿や、真っ白な素肌が今や完全なピンク色、そして呼吸荒く息を切らして背筋を反らして感じてくれるリアさんを見ていると、俺の中のSな部分の火がドンドン大きくなっていってしまう。

 俺はリアさんの子宮口を狙いすまして腰を突き上げ始めた。動きが鈍くなっていたリアさんは、獣のように「ああ"ぅ"ぁぁぁぁ——」と唸り声を上げるのみで、腰を俺にガッチリ掴まれているため突かれまくるしかない。
 そして射精感が近づく中突き上げていると、だらしなく開いた口を真上に上げて、リアさんは絶頂を迎えた。
 リアさんの膣が蠕動ぜんどうして、締まる!
 その締め付けにドクドクとイッてしまった俺は中出ししながらも、脱力してしまったリアさんが倒れてしまわないよう、さっと頭と腰を支えると、引き寄せる形で再度こちら側に仰向けで横になった。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁっ、はぁはぁ……」

 そこで今度は、リアさんが俺のすぐ耳元で苦しそうに吐息を漏らし続ける中、俺は密着しているリアさんの頭を撫で撫でしたあと唇を奪い、いっときの間唇を押し付け呼吸をさせてあげない。
 そして唇を解放してあげると同時にまた腰を突き上げ始めた。
 俺に抱きしめられながら下から突かれまくるリアさんは、俺の耳元で喘ぎ声をあげ続け、そんなリアさんの中に俺は4度目の中出しを行なった。
 それから小休憩を挟みつつ、結局朝まで俺とリアさんはまぐわい続け、何度も何度も中出しをし求め合った。

 そうそう本来の目的なんだけど、今回はヴィクトリアさんの記憶を取り戻せなかったそうである。そのため時間が許すならまたよろしくお願いしますとお願いされた。
 またその日、真琴とアズ、そしてリアさんがコソコソ話しているなと思っていたら、何故か俺のハーレムの中に、新しくリアさんが正式加入した事が真琴の口から告げられるのであった。
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