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寒い日にはお布団の中で

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 それは俺が小さい頃。
 三才年下の幼馴染みの女の子が、よくウチに遊びに来ていた。その子は日本とロシアのハーフの子で、御髪の色が銀色の少女であった。

 そんなある日、布団の中で潜り遊びをしていた際、悪戯心でアーニャの脇をこちょこちょとくすぐった。
 声を殺して悶えるアーニャ。
 こちょこちょは脇から始まり、首や肩を揉んだり嗅いだりもした。アーニャは声に出さずに身体を捩る。
 その姿がなんとも言えなく子供ながらに、とてもエッチな事をしている気がした。
 そしてアーニャが擽ったがる箇所を探して擽り箇所を南下。アーニャが仰向けの状態で、硬く閉ざした太ももを発見する。

 そこが擽ったいのかな?
 子供の好奇心は止まらない。
 容赦なく手を伸ばすが、太ももに力を入れているようで手が通らない。
 そこで目標を変える。手が通る隙間、恥骨の付近に。
 そう、スカートを捲りパンツの上から渓谷に手を滑り込ませたのだ。
 なんとも言えない暖かさに、香りに、なぜかドキドキする光景に癖になってしまう。

 お布団潜りはその後も行われた。そしてそれはどちらから誘うのではなく、自然と二人で部屋にいると始まった。

 それから高校生に上がった現在、数年ぶりに中学生のアーニャが遊びにくるようになっていた。どうやら学校で虐めにあっているらしく最近学校に行っていないらしい。
 詳しくは嫌がるだろうから聞いていないが、対人恐怖症になっていると言うアーニャ。
 もしかしたらリハビリ相手に俺が選ばれたのかもしれない。

 銀髪を腰まで伸ばした白のブラウスにショートパンツ姿で小柄なアーニャは、何をするでもなく俺の部屋に来ては一言二言話すだけで、あとは棚に置かれた漫画本を読み漁っていく。
 そんな日が一ヶ月ほど続いた寒いある日、アーニャは睡魔に襲われたようで座ったまま寝てしまっていた。そこで俺はアーニャを横にして布団を被せると、起きるのを待った。

 虐めにあってたらしいから、精神的に疲れてるんだろうな。だからそっとしておこう、とも思った。

 それから数時間が過ぎた。
 アーニャを見れば、寝相が悪いようで頭から布団を被ってしまっていた。だから顔を出してあげようとして布団を捲ってみたのだけど——

 いつ見ても綺麗な顔だなーと思う。
 閉ざされた瞳には長いまつ毛、小さく可愛らしい鼻に、控えめな大きさの唇はぷるんとしている。

 しかし寒い。
 そこでアーニャが起きたようだ。布団に包まったままでベットを背に座り直す。
 そこで何気なしに話しかける。

「寒い日が続くよね」
「はい」

 そこで会話が止まってしまう。
 流れる静寂。
 なっ、なにか話さないと。
 そんな風に焦っていると、不意に窓から外の様子が見えた。

「うわっ、雪が降り始めたよ」
「……お兄さんも、一緒に入りますか? 」

 えっ、……一緒?

 言葉に詰まっていると、アーニャがたどたどしい感じで語り始める。

「かっ、風邪をひいちゃうかな、と思いまして」

 実際に寒い。だから出た、自然な感じで。

「そしたら、少しだけ」

 するとアーニャが布団を広げてくれる。
 しかしその幅は狭く、どう見ても座るにはアーニャの肩に触れる状態でないと出来そうにない。

 いや、引っ付くのは寒いから仕方がないよね?
 そうして横に座ったのだけど、柔らかい。
 アーニャは華奢な身体つきだけど、女の子らしくて柔らかく、そして暖かかった。

 俺は恥ずかしい話、アーニャをオカズにオナニーをして来た。物心ついた時からアーニャが好きで、シチュエーションを考えては、エッチな流れの妄想をして肉棒を扱いていた。
 因みにアーニャ以外の子を思って一人エッチをした事がないぐらいだ。
 そんなずっと片思いだったアーニャが、すぐ隣で引っ付いている。だから俺の肉棒は目覚めてしまい、熱を帯びて来てしまっていた。

 下半身の滾りを抑えないと。
 またアーニャとなにか話して、気を紛らわせないと。

「……こっ、こうしてると、暖かいね」
「うん」
「昔よく一緒に遊んだの覚えている? 」
「……うん」

 そこでまた会話が途切れてしまった。
 早くなにか話さないと、と言う思いとは裏腹に、二人引っ付いたまま時間だけが過ぎていく。
 とそこで——

「よくお布団の中でも、遊んだですよね」

 そうアーニャが小声で呟いた。

 ——っえ?
 いまなんて?
 お布団の中で遊んだって言った?
 お布団の中でって言ったら、あのこちょこちょ遊びしかない。
 当時の事を思い出してしまい、心臓がバクバクと鳴り始めてしまう。そして心臓の鼓動が打ち鳴らす振動は、肩を伝ってアーニャにも伝わっているはず。
 バレてしまう!?

 と思っていると、アーニャが体勢を崩したのか、倒れて来てアーニャの頭が俺の胸元の辺りへと移動してきた。そのためアーニャは倒れまいと、その細い腕を俺の背中に回してそのまま抱きついてくる。

 つまりいま、俺の心臓の鼓動は、丸裸にされている。

 また更に密着した体勢になってしまったため、俺の肉棒が完全にそそり勃ってしまう。
 そしてアーニャは動かない。俺の心臓に耳を当てたまま、動こうとしない。

 俺は顔が真っ赤になってしまう。好きな女の子にドキドキしている心音を聞かれてしまうと言う、一生の不覚。
 そして俺がアーニャの事を密かに好きだと思っている事が、時間と共にバレてしまっていく感覚に襲われていた。

 ◆

 お兄さんの心臓の音が凄く激しく鳴っている。もしかして私と一緒にいるからこんなにドキドキしているのかな?
 さっきの呟きを聞いてドキドキしているのかな?
 そうだったら嬉しいな。

 ハーフなため無神経にロシア語を喋ってとか色々言われて嫌な思いをして来たけど、お兄さんは私の事を常に気にかけて接してきてくれた。そして私はそんな優しいお兄さんが、いつの間にか好きになっていた。

 でもどうしよう?
 このドキドキな心音を聞いていたら、私も凄くドキドキしてきています。そしてずっとこうしていたいけど、ずっとこうしているのは余りに不自然な気がします。
 だからお兄さんが動くまでは、……嫌がられるまではずっとこうしていようかなと思います。

 ◆

 アーニャは動かない。ずっと俺の心臓の鼓動を聞いている。
 そこで、もしかしてがよぎる。
 もしかしてアーニャ、俺の事を好きでいるのかな?

 いやでも考えてみたら、それはお兄ちゃんとしての俺が好きであって、お兄ちゃんとして心を許しているからこの体勢のままじゃないのかなと思ってしまう。
 現にアーニャは、大胆にも俺に抱きついたままだ。

 そこで先程のアーニャの呟きがフラッシュバックする。お布団の中での秘事についての呟き。

 あの秘事って、俺をお兄ちゃんとして信頼しているとか関係ないような気がする。
 そこで冗談まじりに聞いてみようかなに思いつく。

 そうだ、もし拒絶されても、……拒絶されたら悲しいけど、でも冗談で済ませば許されるかもしれない。
 そこで勇気を振り絞り質問を——

「……もう一回、……潜りごっこしてみる? 」

 しかし返事は来ない。肯定も無ければ、否定も無い。どっ、どっちなんだ!?

 ◆

 お兄さんが私の呟きを受けて、質問をして来ました。潜りごっこをしてみる? っと。

 潜りごっこ、昔の私とお兄さんがよくした遊び。布団の中で私の身体をこちょこちょして来たり、私の匂いをお兄さんが嗅いできたりする遊び。
 幼いながらも、とてもいけない遊びをしているのは分かっていました。でもお兄さんから身体を触られるのが擽ったくて、気持ち良くて、とてもドキドキした遊び。

 それをお互い成長した身体でやるのは——恥ずかしいです。
 そこで長時間お兄さんに抱きついていたため、疲れた私はまた体勢を、僅かにだけですけど崩してしまいます。
 それは見よによっては頷くような形に見えなくもなく——

 そこで更に高鳴るお兄さんの心音。
 明らかに私の頷きを受けて、心音が昂まりました。

 ◆

 アーニャが頷いた。僅かにだけど頷いた。
 今から潜りごっこが始まるんだ。

 俺はアーニャの首を後ろから支えると、押し倒すようにして床に寝転ばせた。
 そして布団をグッと掴むと、そっと布団をアーニャに被せ俺も潜り込んだ。

 まっ、まずは脇をこちょこちょだ。

 アーニャに悪戯をする感覚。とうの昔に忘れたあの時の感覚が蘇ってくる。

「お兄さん、あっ、んっ」

 それからどれくらいこちょこちょをしただろうか。アーニャは艶めかしい吐息を出し呼吸を荒げている。
 とそこで、布団の中で俺の顔とアーニャの顔とが接近する。

 ……正直言って、キスをしたい。

 アーニャはどうだろうか?
 拒まれてしまうだろうか?

 ……こっ、これも聞いてみよう。
 そうして耳元で囁いてみる。

「キスをしても良い? 」

 アーニャは何も喋らない。

「返事がないと、キスをしちゃうよ? 」

 それでもアーニャは何も発さない。
 そこで俺は思い切って行動に起こした。

 ◆

 狭い布団の中、お兄さんの顔が近づいて来て、唇が私の唇に触れました。
 私のファーストキスをお兄さんが奪った事実に、胸の奥がトクトク鳴ってしまいます。

 それとキスって気持ちいい。
 布団で視覚と聴覚が乏しくなっている中、お兄さんとの甘いキスに意識を集中させます。
 唇をハムハムしたり、軽く吸い付いてきたり色々されています。

 そこでお兄さんが、舌先で私の唇に軽く触れてきました。……でもそれだけで、そこから先は何もしてきません。
 そして再度お兄さんの舌先が触れてきました。

 もしかして、私も舌を出してって事なのかな?

 今までマグロ状態だった私のキス。でもこのままでは終わってしまうかも。
 恥ずかしいですけど、このまま終わりたくない。

 私は勇気を出して、ほんの少しだけ舌を出してみました。

 ◆

 俺の意思が伝わったようで、アーニャは可愛らしくちょこんとだけ舌を出して来た。
 そして舌と舌とを引っ付けてみると、とても甘さを感じるキスとなった。

 またそこで彼女の思考を変更させたのか、アーニャは積極的に舌を動かして絡みつかせてくるようになる。
 それは息苦しさの中のキス。
 しかしその息苦しさが逆に、二人を駆り立てるものがあるように感じる。

「アーニャ、もう少し舌の力を抜いて動かしてみて」

 返事はないが、素直に俺の言う事を聞いて舌先の力を抜くアーニャ。ただそれだけなのに、舌と舌との密着度が一気に増す。
 そして幼さ残るアーニャが、一生懸命に、扇情的に舌を動かすさまを目の当たりにして、更に下半身が熱くなってしまう。

 ◆ 

 お兄さんが私の唇からそっと離れると、頬っぺたにキスをしてきました。敏感になっている私は、それだけでゾクッとしてしまいます。
 そしてチュッチュッとキスをされていたかと思うと、顔の輪郭に沿って舌を這わせてきました。
 その感覚にゾクゾクとしてしまいます。そして首筋に移動した舌は、そこから南下を開始します。そして片手を掴まれて強制的に上へ挙げられるとブラウスを捲られ私の脇、擽ったい場所を、丁寧にペロペロしてきました。

 つまりブラが見られてます。
 恥ずかしいですけど、ここも気持ち良いです。

 んっ。

 そこで私のオッパイに刺激が。脇にキスをしながら、お兄さんの手が私のオッパイの上に来たのです。

 ◆

 ブラの上から鷲掴みにしてみて思う。下着の上からなのに、柔らかいのが分かる。
 でも邪魔だな。
 手を後ろへ回して黒を基調とした可愛らしいブラのホックを外す。そしてブラを上にずらしてみて思う。

 なんて美味しそうなオッパイなんだと。
 また薄い色素のピンク色の円と突起がそこにあった。
 乳首、ピンッと勃って綺麗だな。

 まずは手の平の窪みで軽く触ってみるか。
 そうして乳房を軽く触るようにして手を動かしてみる。
 そこで南下させてきた舌がもう一つの乳房に到着。舌先と右の手の平を使い、両方のオッパイを刺激していく。
 そして時間をかけて乳房を刺激した後、乳輪も這わせてやっと乳首にたどり着く。
 そして気が付けば、アーニャは呼吸を荒げていた。

 ◆

 はぁはぁはぁはぁ。

 今お兄さんに乳首をコリコリされながら、もう片方の乳首を口で吸われています。

 お兄さんに布団の中で、とてもいけない事をされている。
 そう思うだけで、ゾクゾクとしてしまう自分がいます。

 そして聞こえます。お兄さんがチュパチュパ言わせてオッパイをしゃぶっているのが。
 そんな恥ずかしい事をされているのに、私も乳首を硬くしてしまっています。

 ……恥ずかしい。

 そしてそんな事を考えている中も、お兄さんはずっと乳首に一定のリズムで刺激を与えてきます。私がその快感を、快感である事を理解するよう、とてもじっくりねっとりと。
 そしてむず痒さでお股をむずむずさせてしまっていると、お兄さんがさらに南下をしてき始めました。

 ◆

「あっ、はぁはぁはぁ」

 アーニャの両方の乳首を両手でコリコリ擦りながら、舌先をアーニャの下方へと向けて進めていく。
 彼女は何度も身を捩り、またお股を擦り合わせていく。
 そして綺麗なお腹、腰骨の辺りを舌全体を使ってペロッと舐め上げてみると、それに反応して身体をビクンと震わせる。

 そこで両手を乳首から離しズボンをずり下げた。すると黒を基調とした艶やかなパンティが露わになった。
 思わず興奮してしまう。
 硬く閉ざされた太ももに、以前の記憶が重なる。昔は知らずに刺激していたんだ。
 アーニャの陰核を、パンティの上から。

 そして今からも——
 肌触りのよいパンティの上から、アーニャの陰核を擦り始める。

 ◆

 んっ、んっ、んっ。

 お兄さんが私の一番敏感な場所を触れてきました。
 幼い頃の記憶が流れ込んできます。
 この布団の中での息苦しさの中、えも言われぬ快感にゾクゾクした感触。
 そして今も、あの時と同じようにいけない事をされています。

 そこでパンティが脱がされてしまいました。
 思わずさらに脚に力が入ってしまいます。
 そして聞こえました、お兄さんの声が。

「アーニャ、脚の力を抜いてくれないかな? 」

 恥ずかしい、だけど大好きなお兄さんのお願い。私は恥ずかしさと闘いながら、脚の力を緩めていきました。

 ◆

 アーニャの白魚のように透明感ある太ももを、思いっきりカエルの脚のように曲げる。

「んんっ」

 凄い、丸見えだ。布団の中のためはっきりとは見えないが、確かに見える。アーニャの大切な部分が薄っすらと。
 そしてアーニャのアソコからは、甘い香りとメスのソレがブレンドされた香りがしていた。
 密閉された空間のため、濃い香り、そして息苦しさと興奮が相まって、呼吸が荒くなってしまう。
 それに——

「……凄い濡れてる」

 とそこで思わず心の声が漏れてしまった。

「んんぅっ」

 そしてこれからアーニャの大切な部分を、本格的に悪戯するんだ。そう思う事でさらに血流が早くなる。
 綺麗な大陰唇は無視して、いきなりネチャネチャに濡れ濡れで艶々な花びら、小陰唇に舌を当ててみた。

「はぁはぁはぁ、んくぅんっ」

 透明な愛液は舌に潤いを与えて、舌を動かすたびにくちゃくちゃ音だけが布団の中に響き渡る。

 ◆

 恥ずかしい、私の股間にお兄さんの顔があって、ペロペロ舐められています。
 しかもはしたなく音を立てながら。
 こんなに音が鳴るのは、私が沢山濡れている証拠であって——

 あっ、またクリトリスに刺激が。

 はぁはぁはぁはぁ、んっ、んっ、んっ、んっ。

 お兄さんは私の蜜壺に舌を差し込みながら、手でクリトリスを触ってき出しました。
 皮を被っているクリトリスを、私の愛液で濡れた指で優しくクチャクチャにしています。

 はぁはぁはぁ、あっ、あぐっ、気持ち良い。

 ◆

 人差し指と中指でV字を作ると、陰核の両脇に当ておへそのほうに引っ張り皮を剥く。

「あっ」

 そして舌で直接、陰核に触れてみた。

「ひぃゃっんく」

 陰核って男の亀頭に位置するって話だけど、男と比べると約二十~三十倍の感度があるらしい。だから決して強く刺激せず、もどかしいぐらいの刺激で充分だとも聞く。
 だからこそそこからは、丁寧にペロペロしてみる事に。

「はぁはぁはぁはぁ、んっ、んっ、んっ、んっ」

 それからどれくらいの時間が流れただろうか?
 ずっと剥いた陰核をペロペロしたり軽く舌全体を使って押しつぶしたりしていると、アーニャがビクビクッと身体全体を震わせた。

 ◆

 はぁはぁはぁはぁ、いっ、今のは、気持ち良いがいっぱいで、頭が一瞬真っ白になったです。
 私はクリトリスをペロペロされて、逝ったのですか?
 いっ、逝ったのは初めての経験です。
 あっ、でも今触られるのは擽ったいです。
 そう、お兄さんは逝ったばかりの私のクリトリスを、今もペロペロしています。そのため私は腰が引けてしまいます。
 それでも止めてくれません。
 だから——

「あぁっ、お兄さん、いま敏感になってます。だから、優しくして、下さい」
「あぁ、ごめん」

 そこで舐められるのはやめて貰えたのですけど——

 んっ。

 お兄さんの指が私の蜜壺に入って来ました。

 ◆

 狭い、凄く狭い。
 中指一本を少しだけ入れただけなのに、キツキツだ。しかし濡れに濡れた膣口は俺の指をも濡らし、摩擦を軽減させる。
 そこで思う、アーニャに気持ち良くなって貰おうと。
 そう思った俺は、アーニャのGスポットに狙いを定める。

 糸を引いている膣口に中指を全部挿入すると、第二関節を曲げては伸ばし曲げては伸ばしを繰り返してトントントンと振動を与えていく。

「はぁはぁはぁはぁあっ、んっ、んっ、お兄さん、アーニャは怖いです、気持ち良いがいっぱいで、あっ、こっ、怖いです」
「そしたら、キスに集中してみようか」

 指の動きは止めずに、アーニャの唇を奪う。
 するとアーニャは俺にすがるようにしてキスを貪り始める。
 絡み合う舌に、卑猥にクチュクチュ鳴る蜜壺。
 そして辛抱強くキスをしながらトントンしていると——

「あっ、イキそう、です、あっ、んぐっ、あっ、あっ」

 ◆

 身体が熱いです。
 そして身体の奥から生まれた快感が、押し上がるような感覚が、体の内側から湧き上がりその後、全身にじんわりと気持ちよさが広がっていき——

「あっあ”っあ”ーーあっーーあーー」

 はぁはぁはぁはぁ。
 クリトリスで気持ち良くなったより深い、下半身の奥の部分から、深い快感が、気持ちよさが身体全体にじわーーと広がったです。

 ——おっ、お兄さん、大好き。

 そこで思います、お兄さんにも気持ちよくなって欲しいと。でもお兄さんのおちんちんを口でするのはハードルが高すぎます。
 だから今の私が出来るのは、私からのキス、初めてわたしからするキス。

 それは舌を使わないキス。
 唇と唇を擦り合わせるお兄さんとのキス、大好き。
 そしてお兄さんが最後まで望むのなら、私は——

 ◆

 もう俺の肉棒は限界いっぱいまでギンギンになっている。カウパー液も出てしまっている。
 早くアーニャに挿れたい。
 アーニャと一緒に気持ちよくなりたい。

 でもアーニャは処女だよね?
 時々女の子で激しくスポーツをしていると処女膜が破れてしまっているって聞いた事があるけど、アーニャはどうだろう?
 こればかりは挿れてみないとわからない。
 そして避妊具はないけど、射精する寸前で外に出したら、大丈夫なはず。
 だから——

「アーニャ、挿れるよ」

 するとアーニャはコクンと頷いた。
 布団の中で俺はアーニャの上に移動すると。脚を広げ亀頭までを膣口へ当てがい、挿入する。

「……あぁっ」
「アーニャ、痛くない? 」
「痛く、……ないです」
「そしたら奥まで挿れてみるね」
「はい」

 ◆

 おかしいです、痛みが全くありませんでした。んあっ、小学生の頃、ダンスをしていたからでしょうか?
 あっ、ぐっ、それより、気持ち良いです。
 お兄さんのおちんちんが中に入ってきて、ただそれだけで感じてしまい膣がギュッギュッとなってしまっています。

「動かすね」

 あっ、あっ、あっ、あっ、気持ち良い。
 これって、お兄さんも気持ち良いのかな?
 私だけ気持ち良くなっていないかな?

「お兄さん、気持ち良いですか? 」

 気持ちが高揚しているのか、気が付けばお兄さんに話しかけていました。

「凄く締まって、気持ち良いよ。アーニャは? 」
「私も、気持ち良い、です」
「良かった、そしたら本格的に動かすね」

 あっあっあっあっ、お兄さんが深いところまで、私の奥の壁まで挿入してきました。でも優しくゆっくり動いてくれています。
 私、いまとても感じてしまっています。
 なぜ、こんなに、あっあっ、初めてなのに、感じてしまうのですか?
 私は淫乱ないけない子なのですか?

 そうでした、私はお兄さんにこちょこちょされて感じてたいけない子でした。
 私はいけない子。
 快楽に身を任せる、とてもエッチな、あっ、あっあっあっ奥の壁に、気持ち良いが、いっぱい、あっあっあっあっわたし、初めてなのに、気持ち良いがいっぱいで、あっ、ビクビクって、あっあっあっあっああ”あ”ーーあーーお兄さんーー好きすきーーあぁあ”ーー。

 ◆

 アーニャが身体をビクビク震わせ、そして膣が蠕動運動を始める。
 そのあまりにも強烈な縛り取りに、俺は射精感が強まり、気持ち良すぎで、あっ、まずい、出そう!
 急いで引き抜く。
 脳髄を焼き切るような快感に襲われる中、俺の肉棒から大量の濃い精液がビュルビュルッと放出される。
 飛び散る精液はアーニャの真っ白な下っ腹と布団をビチャビチャに汚していく。

 布団から出た俺は、急いでティッシュの箱を持ってくるとアーニャのお腹と布団から精液を拭き取っていく。

「凄い、真っ白なおしっこです」
「あぁ。いっぱい出た」
「終わったのですか? 」
「えっ、あぁ、終わったんだけど——」

 俺の言葉を受けて、小首を傾げるアーニャ。
 そんな純粋な反応を見せる子を、俺はまだまだ犯したい。
 だから俺はアーニャを抱き寄せると——

 ◆

「アーニャを、犯したい」

 お兄さんが耳元ではっきりと言いました。
 その言葉の意味を遅れて理解して、私は顔が真っ赤になってしまいます。

「アーニャはどうされたい? 」

 えっ?
 私は——

「言ってごらん? 」

 はっ、恥ずかしいです、けど——

「その、……おかされ、たいですぅ」

 お兄さんの目の色が変わりました。
 私は四つん這いにさせられると、腰を掴まれて後ろから挿入されます。そしてパンパン音を鳴らしながら前後運動されて、気持ち良いがいっぱいになって、奥を激しく突かれて、あぁ、また、逝っちゃい——

 幸せがいっぱいに溢れて気持ちよくなっていると、下から突き上げられていました。
 私は声にならない声を出していて、すぐに何度も気持ちよくなって——

 それからお兄さんと沢山エッチな事をするようになるんですけど、時々お兄さんに頼んで布団の中での息苦しいエッチや、お兄さんの要望でちょっとした拘束プレイとかをして貰うようになりました。
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