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第八章 魔法と工業の都市編
151.考え過ぎたくない予定
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酔っ払いの動向はわかりやすい。なぜならメッセージが返ってくる時間が決まっているからだ。こちらが何時に送ろうとも返事は早くて昼過ぎ、遅ければ夕方になることもある。つまりはそう言うことだ。
「まあ予想はしていたけど、それにしても酷いわね……
ご飯もちゃんと食べて無さそうだけど一週間もどうやって過ごしてたの?」
「あいかわらずミーヤは考え方が固いなぁ。
確かにジョイポンはあんまり飲み屋はなくて同じもんの繰り返しだったよ。
でも魚や貝料理が旨くてつい飲みすぎちまったってわけさ」
「そうそう、バタバでも魚は食べられたけど、ここではまた違う種類が食べられるもの。
それに初めて食べてみたけど貝ってかなり好みだわ。
ねえ、ミーヤはなにか貝料理作れないの?
きっと驚くような料理が出てくるんじゃないかって期待してるのよね」
「そんな期待されても食材を入手するのが大変なのよ。
海岸で漁をしているけど痛まないうちに調理してから街へ運ばれてくるの。
だから未調理の貝を手に入れるのは難しいんだってば。
でもノミーさんにはいくつか教えてあるからいつか食べられるかもね」
「ちょっと!? その試食会はいつ行われるの?
今晩? 明日でも構わないわよ?」
「そうは言ってもね、もう帰ろうと思ってるのよ。
現段階でやることは済んだしやれることもないんだもの」
「まあそう言われるとその通りかもしれないな。
特に見るべきところもないし、楽しみの少ない街だと思うわ。
ミーヤにとっては違ったみたいだけどよ」
「そりゃそうでしょ! なんといっても塩よ、塩!
どんなお宝よりも極上で最高の希少資源だもの。
現地では興奮のあまり海に飛び込みたくなっちゃったくらいよ」
「まったくミーヤは大げさだなぁ。
それでこれからどうするんだ?
バタバへ戻るか王都へ向かうか、一番近いヨカンドへ行くのも悪くないかもしれん」
ヨカンド、それは王都トコストの北、つまりこのジョイポンの西に位置する、鍛冶と細工を中心とする金属加工に優れた都市だ。そしてナウィンの出身地でもある。
確かにジョイポンから一番近いし、高品質な武具を入手したいなら唯一の選択肢とも言えた。そのため行ける時に立ち寄っておいた方がいいかもしれない。と、以前なら考えていたのだが、バタバ村に『六鋼』が常駐するようになったことで鍛冶の出来るダルボに依頼することができるようになった。細工製品が必要な時にはもちろんナウィンに頼むことが可能だ。
しかし、ヨカンドへ行くべき理由はもちろんあって、今のところ立ち寄った都市では入手できていない織機や紡績機が購入できるかもしれない。すぐ手に入らないまでも、価格や、製造に必要なスキルだけでも知りたいところだ。
「それじゃ次はヨカンドへ向かいましょ。
気楽ではないけどテレポート出来るようにはなってるから長居するつもりはないわ。
でもナウィンが居たいだけ居てもいいかなとは思うけどね」
「あの、えっと、あの……
私はもはや両親のことを両親と思えなくなっているので……
どうしたらいいのかわからないです」
「それは…… ごめんなさい、無神経な発言だったわね。
ヨカンド行きは止めておきましょうか」
「いいえ、えっと、あの……
ミーヤさまのために紡績機と織機を作っている職人を紹介したいです。
だからヨカンドへ行くこと自体は賛成です。
別に故郷だから長居したいとかは思わないと言うだけなので……」
「ナウィンは紡績機と織機の入手先を知っているの!?
それならとても助かるんだけど!」
「いや、えっと、あの……
私は知りませんが父さんは知っているはずです。
ヨカンドには工芸組合がありますし、大型機器製造職人も加盟してるはずです」
「ヨカンドへ行くなら私も弓を新調しようかしら。
軽く引けるのにすごい威力の弓があるんでしょ?
鉄でできていてカッコいいらしいのよねぇ」
「レナージュの弓は木の枝から作られているのよね?
カナイ村の人たちが使っていたのと同じみたい。
と言うかそれしか見たことないけど、鉄製の弓なんてあるのね」
「はい、えっと、あの……
滑車がついていて軽く引いても良く飛ぶ構造になってるらしいです。
でも確か相当値の張るものだったと思います。
威力が高いだけでいいなら繊維を樹脂で固めて作られた弓もあります」
「弓の種類っていろいろあるのね。
レナージュが使ってるの見てると私も欲しくなってきちゃう。
精霊晶を飛ばすだけでいいんだけどね」
「確かにあれはできた方がいいけど、ミーヤはすでにスキル一杯じゃないの。
このまま全部鍛えて行ったらどれかを棄てる羽目になるわよ?
私個人としては大人しく料理人になってもらいたいけどね」
レナージュはそう言ってミーヤをからかうが、言われるまでもなく将来はそうなりそうな気がしていた。最初に受けた女神の説明によると、覚えられる仕切る数に制限はないが、熟練度の合計値は700と決められているはず。と言うことは全てをグランドマスターの100にすると七つしか覚えることは出来ないと言うことになる。
そのことをふまえて現実的な構成で考えていくと、体術、書術、召喚術、料理酒造、調教、演奏、生体研究でおしまいだ。もしくは調教関連の三つを入れ替えて武芸、妖術、自然治癒を残すと言う手もあるが、どちらにせよ、すでに覚えているスキルを棄てることは確定しているのだ。まあ半端を承知で武芸と召喚術を50ずつとかにする方法もある。
ただ、今の段階であれこれ考えるほど切羽詰っているわけではなく、スキルがいっぱいになるなんて数十年単位で先の話だろう。なんと言ってもミーヤには寿命がないのだからその時々でのんびり考えて決めればいい。それにあまり先々のことを考え宅もないのが正直なところだ。
それでも、やがて来たるべき時を想像してしまい胸の奥が痛むミーヤだった。
「まあ予想はしていたけど、それにしても酷いわね……
ご飯もちゃんと食べて無さそうだけど一週間もどうやって過ごしてたの?」
「あいかわらずミーヤは考え方が固いなぁ。
確かにジョイポンはあんまり飲み屋はなくて同じもんの繰り返しだったよ。
でも魚や貝料理が旨くてつい飲みすぎちまったってわけさ」
「そうそう、バタバでも魚は食べられたけど、ここではまた違う種類が食べられるもの。
それに初めて食べてみたけど貝ってかなり好みだわ。
ねえ、ミーヤはなにか貝料理作れないの?
きっと驚くような料理が出てくるんじゃないかって期待してるのよね」
「そんな期待されても食材を入手するのが大変なのよ。
海岸で漁をしているけど痛まないうちに調理してから街へ運ばれてくるの。
だから未調理の貝を手に入れるのは難しいんだってば。
でもノミーさんにはいくつか教えてあるからいつか食べられるかもね」
「ちょっと!? その試食会はいつ行われるの?
今晩? 明日でも構わないわよ?」
「そうは言ってもね、もう帰ろうと思ってるのよ。
現段階でやることは済んだしやれることもないんだもの」
「まあそう言われるとその通りかもしれないな。
特に見るべきところもないし、楽しみの少ない街だと思うわ。
ミーヤにとっては違ったみたいだけどよ」
「そりゃそうでしょ! なんといっても塩よ、塩!
どんなお宝よりも極上で最高の希少資源だもの。
現地では興奮のあまり海に飛び込みたくなっちゃったくらいよ」
「まったくミーヤは大げさだなぁ。
それでこれからどうするんだ?
バタバへ戻るか王都へ向かうか、一番近いヨカンドへ行くのも悪くないかもしれん」
ヨカンド、それは王都トコストの北、つまりこのジョイポンの西に位置する、鍛冶と細工を中心とする金属加工に優れた都市だ。そしてナウィンの出身地でもある。
確かにジョイポンから一番近いし、高品質な武具を入手したいなら唯一の選択肢とも言えた。そのため行ける時に立ち寄っておいた方がいいかもしれない。と、以前なら考えていたのだが、バタバ村に『六鋼』が常駐するようになったことで鍛冶の出来るダルボに依頼することができるようになった。細工製品が必要な時にはもちろんナウィンに頼むことが可能だ。
しかし、ヨカンドへ行くべき理由はもちろんあって、今のところ立ち寄った都市では入手できていない織機や紡績機が購入できるかもしれない。すぐ手に入らないまでも、価格や、製造に必要なスキルだけでも知りたいところだ。
「それじゃ次はヨカンドへ向かいましょ。
気楽ではないけどテレポート出来るようにはなってるから長居するつもりはないわ。
でもナウィンが居たいだけ居てもいいかなとは思うけどね」
「あの、えっと、あの……
私はもはや両親のことを両親と思えなくなっているので……
どうしたらいいのかわからないです」
「それは…… ごめんなさい、無神経な発言だったわね。
ヨカンド行きは止めておきましょうか」
「いいえ、えっと、あの……
ミーヤさまのために紡績機と織機を作っている職人を紹介したいです。
だからヨカンドへ行くこと自体は賛成です。
別に故郷だから長居したいとかは思わないと言うだけなので……」
「ナウィンは紡績機と織機の入手先を知っているの!?
それならとても助かるんだけど!」
「いや、えっと、あの……
私は知りませんが父さんは知っているはずです。
ヨカンドには工芸組合がありますし、大型機器製造職人も加盟してるはずです」
「ヨカンドへ行くなら私も弓を新調しようかしら。
軽く引けるのにすごい威力の弓があるんでしょ?
鉄でできていてカッコいいらしいのよねぇ」
「レナージュの弓は木の枝から作られているのよね?
カナイ村の人たちが使っていたのと同じみたい。
と言うかそれしか見たことないけど、鉄製の弓なんてあるのね」
「はい、えっと、あの……
滑車がついていて軽く引いても良く飛ぶ構造になってるらしいです。
でも確か相当値の張るものだったと思います。
威力が高いだけでいいなら繊維を樹脂で固めて作られた弓もあります」
「弓の種類っていろいろあるのね。
レナージュが使ってるの見てると私も欲しくなってきちゃう。
精霊晶を飛ばすだけでいいんだけどね」
「確かにあれはできた方がいいけど、ミーヤはすでにスキル一杯じゃないの。
このまま全部鍛えて行ったらどれかを棄てる羽目になるわよ?
私個人としては大人しく料理人になってもらいたいけどね」
レナージュはそう言ってミーヤをからかうが、言われるまでもなく将来はそうなりそうな気がしていた。最初に受けた女神の説明によると、覚えられる仕切る数に制限はないが、熟練度の合計値は700と決められているはず。と言うことは全てをグランドマスターの100にすると七つしか覚えることは出来ないと言うことになる。
そのことをふまえて現実的な構成で考えていくと、体術、書術、召喚術、料理酒造、調教、演奏、生体研究でおしまいだ。もしくは調教関連の三つを入れ替えて武芸、妖術、自然治癒を残すと言う手もあるが、どちらにせよ、すでに覚えているスキルを棄てることは確定しているのだ。まあ半端を承知で武芸と召喚術を50ずつとかにする方法もある。
ただ、今の段階であれこれ考えるほど切羽詰っているわけではなく、スキルがいっぱいになるなんて数十年単位で先の話だろう。なんと言ってもミーヤには寿命がないのだからその時々でのんびり考えて決めればいい。それにあまり先々のことを考え宅もないのが正直なところだ。
それでも、やがて来たるべき時を想像してしまい胸の奥が痛むミーヤだった。
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