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動揺は動揺を呼ぶのかも
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三人で囲んでいる食卓にはスパイスの香りが強く漂っている。
「B級グルメ?
なんだかあまりいい響きではなさそうね」
「そんなことないわよ。
質の良し悪しを表しているというよりは、手軽かどうかがポイントかしら。
たとえば中華料理屋で食べる点心はA級だけど、屋台で食べる肉まんはB級ってことね」
「なるほどね、そういう観点だとこのカリーヴルストは確かにB級グルメかもしれないわ。
屋台によって味も違うんだけど、私はこういうケチャップ強めの甘いのが好きなの」
今日の夕飯はカレーライスだった。どちらが作ったのかわからないが、いつものように大振りの肉と野菜がごろごろと入っているスープカレーだから少なくとも母さんのレシピだろう。
その付け合わせで、名前は忘れてしまったけどキャベツの酢漬けみたいなのが福神漬けと一緒に並べてあった。そしてもう一品の見慣れない料理がそのカリーヴルストらしい。
一口大に切ったソーセージに、ケチャップとカレーを混ぜた様なソースが絡めてあって、甘いのにスパイシーという不思議な味だった。
「このカリーヴルストってやつ、おいしいね。
カレー粉がたんまりかかってるから辛いかと思ったけど全然そんなことないや」
「ふふ、大げさね。
これはすぐに出来る簡単なおやつみたいなものなの。
だからB級グルメなんですって」
正直僕は、食べる物に関しては空腹を満たせることと、体作りに役に立つこと以外にはあまり興味がない。しかし咲も母さんも楽しそうにご当地グルメについて語り合っていた。
カレーを二杯たいらげた後、咲が淹れてくれたミルクティーを飲みながら、相変わらず止まらない二人の会話を聞いていると、兄さんが言っていたことを思いだした。
母さんは、誰かと話しているといつの間にかその相手の警戒心が解かれていき、言わなくても済むような細かい話まで勝手に語っていってしまうらしい。
そのせいで、奥さんである久美さんについて兄さんの知らないことが、目の前で語られていくところを何度も体験したと言っていた。
咲も同じように僕の知らないことを話しだしたりするのだろうか。とはいっても僕は咲の事をそんなに深く知っているわけではない。でもこの先もっと知りたい、親しくなりたいと思っている。
そんなことを考えながら二人を、いや実際には咲を見つめていたら、咲がふいにこっちを向いた。突然の視線に、やましかったのか恥ずかしかったのか自分でもわからないがつい目を逸らしてしまう。
「ねえカズ君、明日は練習試合って言ってたけど午前中には終わるのよね?
午後から小町と一緒に養護園へ行かない?」
「えっ!? 僕が養護園に?
そういうの得意じゃないと言うか、気を使うとかできないよ……」
「別に気なんて使わなくていいのよ。
先週行ったときにうまくキャッチボールができない子がいたのを思い出したの。
でも試合の後で疲れてるかもしれないから無理しないでいいわ」
突然の申し出はまったく考えたこともないことで、僕は返事に困ってしまった。しかし咲は話を続ける。
「それとも養護園の子を連れて試合を見に行こうかしら。
うん、それがいいかもしれない、小町に相談してみるわね」
「咲ちゃん、それはいいアイデアかもしれないわ。
カズ? プロ野球の試合でも招待席ってあるじゃない?
それと同じように考えればいいじゃないの」
横から母さんが割り込んでくる。確かに言っていることはもっともだ。プロスポーツとボランティア関連のNPO等とのつながりはごく普通のことである。
「まあ見に来るのは問題ないと思うよ。
出入りは自由だし観客が大勢いるわけじゃないからね。
でも小町は野球きらいなんだと思うんだけどなあ」
「それも含めて聞いてみるわ。
うふふ、面白くなりそうね」
おいおい、他人事かよ…… と思いつつも、僕は口に出すことができずに咲の笑顔を見つめていた。
◇◇◇
さすがの木戸も矢島学園との練習試合と言うことで緊張しているようだ。口数が少なく表情も強張っている。そう思っていた矢先、スパイクのひもを縛り直してから立ち上がり僕に向かってささやいた。
「おいカズ、なんであいつがココにいるんだ?」
「んな、なんで僕にいうのさ。
そんなの知らないってば」
「ウソはやめようぜ。
どう考えてもお前が絡んでるに決まってるじゃんか」
木戸は周りに聞こえないように小声で話しながら、つま先を何度か動かしてバックネット裏をさし示していた。
確かにその通りで隠しようもない。咲が小町を誘い、養護園から野球が好きな子を何人か連れてきたのまではわかる。でもなんでそこに母さんが混ざってるんだ!?
観念した僕は正直に話しはじめる。ただし言わなくてもいいことは隠したままでだ。
「実はさ…… 転入生の蓮根さんと小町が仲良くなったみたいでさ。
その蓮根さんの家がうちのすぐ近所なんだけど、いつの間にか母さんと仲良くなってたんだよ」
「あやしいなあ、本当にそれだけか?
つか、あんなかわいい子がお前のクラスにいたとはね。
最近は野球一筋だったからな、女子ノーチェックで転入生がいたことも知らなかったぜ」
木戸は僕と咲の仲がどうこうというよりも、小町が観戦に来ていることのほうが気になるようだ。あれこれ詮索されないのは助かるが、木戸が試合に集中できないのはまずい。
「それにしても小町が野球観に来るなんてもう二度とないと思ってたから驚いたぜ。
少年野球以来だわ」
「なんだ、そんな前からの付き合いなのか。
昔は仲良かったのか?」
「まあな、子供の頃はすぐ近所に住んでたんだ。
色々あって引っ越しちまったけどな」
色々か、そのあたりで何かあったのかもしれないが、何となく聞いてはいけないことのような気がして、僕はそれ以上この話を続けるのをやめた。
観客席なんて大層なものはうちの学校にはないでの、咲たちはバックネット裏のベンチに陣取って数人の子供と一緒に練習を見ている。
他にも数名が見学に来ていてベンチが足りないので、僕たちは選手用ベンチの後ろにネットを立ててそれぞれの学校の生徒たちを案内していた。もちろんその中にはチビベンの彼女やバレー部の女子、そして神戸園子の姿もある。
相手側はというと、山尻康子がマネージャーとしてベンチ入りしているが、その他に応援に来ている女子なんて全くいない。ベンチの後ろに陣取ったのはどうやらベンチ入りできなかった野球部員のようだった。
僕は康子に会釈をしてから、その兄で野球部主将である山尻勝実へ挨拶をした。
「今日は急なのに練習試合受けてくれてありがとうございます。
胸を借りるつもりで全力を尽くしますのでよろしくお願いします」
「いやいや、申し込んだのはうちの方だよ。
ぜひ今大会が始まる前に様子を知っておきたくてね。
先日の矢実との試合、アレがすべてじゃないと思っているのさ」
まあ矢島実業との試合は木戸の実験的な意味合いが強かったし、相手も三軍二軍だったから勝てたようなところもあった。それを見抜いたことにそれほどの驚きはなかった。
それよりも、完全な格上の矢島学園から練習試合を申し込んできたと言うことに驚いてしまった。そういえば木戸のやつ、うちから申し込んだなんて一言も言ってなかった。
「今日は、まだレギュラーが決まってないポジション以外は公式戦でのスタメンで挑ませてもらうよ。
ナナコーを倒さないと決勝へ進めない、今年はそんな風に考えているんだ」
「それは…… 光栄です。
うちも全力で挑ませていただきますね」
挨拶をしてから帽子をかぶり直し自分のベンチへ帰ろうとしたその時、観客の中に見たことのある顔を見つけた。
『あれは! なんとかってインターネットの……』
そこに立っていたのは、名前は忘れてしまったけど、チーターズとブレイカーズの試合を見に行った後に僕をつけてきた人だった。
おそらく山尻勝実を見に来ているのだろう。なにか面倒なことにならなきゃいいなと思っていると、こちらに気が付いたその人は、目を丸くして驚きの表情を浮かべた後、少年のようににっこりと笑ったのだった。
「B級グルメ?
なんだかあまりいい響きではなさそうね」
「そんなことないわよ。
質の良し悪しを表しているというよりは、手軽かどうかがポイントかしら。
たとえば中華料理屋で食べる点心はA級だけど、屋台で食べる肉まんはB級ってことね」
「なるほどね、そういう観点だとこのカリーヴルストは確かにB級グルメかもしれないわ。
屋台によって味も違うんだけど、私はこういうケチャップ強めの甘いのが好きなの」
今日の夕飯はカレーライスだった。どちらが作ったのかわからないが、いつものように大振りの肉と野菜がごろごろと入っているスープカレーだから少なくとも母さんのレシピだろう。
その付け合わせで、名前は忘れてしまったけどキャベツの酢漬けみたいなのが福神漬けと一緒に並べてあった。そしてもう一品の見慣れない料理がそのカリーヴルストらしい。
一口大に切ったソーセージに、ケチャップとカレーを混ぜた様なソースが絡めてあって、甘いのにスパイシーという不思議な味だった。
「このカリーヴルストってやつ、おいしいね。
カレー粉がたんまりかかってるから辛いかと思ったけど全然そんなことないや」
「ふふ、大げさね。
これはすぐに出来る簡単なおやつみたいなものなの。
だからB級グルメなんですって」
正直僕は、食べる物に関しては空腹を満たせることと、体作りに役に立つこと以外にはあまり興味がない。しかし咲も母さんも楽しそうにご当地グルメについて語り合っていた。
カレーを二杯たいらげた後、咲が淹れてくれたミルクティーを飲みながら、相変わらず止まらない二人の会話を聞いていると、兄さんが言っていたことを思いだした。
母さんは、誰かと話しているといつの間にかその相手の警戒心が解かれていき、言わなくても済むような細かい話まで勝手に語っていってしまうらしい。
そのせいで、奥さんである久美さんについて兄さんの知らないことが、目の前で語られていくところを何度も体験したと言っていた。
咲も同じように僕の知らないことを話しだしたりするのだろうか。とはいっても僕は咲の事をそんなに深く知っているわけではない。でもこの先もっと知りたい、親しくなりたいと思っている。
そんなことを考えながら二人を、いや実際には咲を見つめていたら、咲がふいにこっちを向いた。突然の視線に、やましかったのか恥ずかしかったのか自分でもわからないがつい目を逸らしてしまう。
「ねえカズ君、明日は練習試合って言ってたけど午前中には終わるのよね?
午後から小町と一緒に養護園へ行かない?」
「えっ!? 僕が養護園に?
そういうの得意じゃないと言うか、気を使うとかできないよ……」
「別に気なんて使わなくていいのよ。
先週行ったときにうまくキャッチボールができない子がいたのを思い出したの。
でも試合の後で疲れてるかもしれないから無理しないでいいわ」
突然の申し出はまったく考えたこともないことで、僕は返事に困ってしまった。しかし咲は話を続ける。
「それとも養護園の子を連れて試合を見に行こうかしら。
うん、それがいいかもしれない、小町に相談してみるわね」
「咲ちゃん、それはいいアイデアかもしれないわ。
カズ? プロ野球の試合でも招待席ってあるじゃない?
それと同じように考えればいいじゃないの」
横から母さんが割り込んでくる。確かに言っていることはもっともだ。プロスポーツとボランティア関連のNPO等とのつながりはごく普通のことである。
「まあ見に来るのは問題ないと思うよ。
出入りは自由だし観客が大勢いるわけじゃないからね。
でも小町は野球きらいなんだと思うんだけどなあ」
「それも含めて聞いてみるわ。
うふふ、面白くなりそうね」
おいおい、他人事かよ…… と思いつつも、僕は口に出すことができずに咲の笑顔を見つめていた。
◇◇◇
さすがの木戸も矢島学園との練習試合と言うことで緊張しているようだ。口数が少なく表情も強張っている。そう思っていた矢先、スパイクのひもを縛り直してから立ち上がり僕に向かってささやいた。
「おいカズ、なんであいつがココにいるんだ?」
「んな、なんで僕にいうのさ。
そんなの知らないってば」
「ウソはやめようぜ。
どう考えてもお前が絡んでるに決まってるじゃんか」
木戸は周りに聞こえないように小声で話しながら、つま先を何度か動かしてバックネット裏をさし示していた。
確かにその通りで隠しようもない。咲が小町を誘い、養護園から野球が好きな子を何人か連れてきたのまではわかる。でもなんでそこに母さんが混ざってるんだ!?
観念した僕は正直に話しはじめる。ただし言わなくてもいいことは隠したままでだ。
「実はさ…… 転入生の蓮根さんと小町が仲良くなったみたいでさ。
その蓮根さんの家がうちのすぐ近所なんだけど、いつの間にか母さんと仲良くなってたんだよ」
「あやしいなあ、本当にそれだけか?
つか、あんなかわいい子がお前のクラスにいたとはね。
最近は野球一筋だったからな、女子ノーチェックで転入生がいたことも知らなかったぜ」
木戸は僕と咲の仲がどうこうというよりも、小町が観戦に来ていることのほうが気になるようだ。あれこれ詮索されないのは助かるが、木戸が試合に集中できないのはまずい。
「それにしても小町が野球観に来るなんてもう二度とないと思ってたから驚いたぜ。
少年野球以来だわ」
「なんだ、そんな前からの付き合いなのか。
昔は仲良かったのか?」
「まあな、子供の頃はすぐ近所に住んでたんだ。
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色々か、そのあたりで何かあったのかもしれないが、何となく聞いてはいけないことのような気がして、僕はそれ以上この話を続けるのをやめた。
観客席なんて大層なものはうちの学校にはないでの、咲たちはバックネット裏のベンチに陣取って数人の子供と一緒に練習を見ている。
他にも数名が見学に来ていてベンチが足りないので、僕たちは選手用ベンチの後ろにネットを立ててそれぞれの学校の生徒たちを案内していた。もちろんその中にはチビベンの彼女やバレー部の女子、そして神戸園子の姿もある。
相手側はというと、山尻康子がマネージャーとしてベンチ入りしているが、その他に応援に来ている女子なんて全くいない。ベンチの後ろに陣取ったのはどうやらベンチ入りできなかった野球部員のようだった。
僕は康子に会釈をしてから、その兄で野球部主将である山尻勝実へ挨拶をした。
「今日は急なのに練習試合受けてくれてありがとうございます。
胸を借りるつもりで全力を尽くしますのでよろしくお願いします」
「いやいや、申し込んだのはうちの方だよ。
ぜひ今大会が始まる前に様子を知っておきたくてね。
先日の矢実との試合、アレがすべてじゃないと思っているのさ」
まあ矢島実業との試合は木戸の実験的な意味合いが強かったし、相手も三軍二軍だったから勝てたようなところもあった。それを見抜いたことにそれほどの驚きはなかった。
それよりも、完全な格上の矢島学園から練習試合を申し込んできたと言うことに驚いてしまった。そういえば木戸のやつ、うちから申し込んだなんて一言も言ってなかった。
「今日は、まだレギュラーが決まってないポジション以外は公式戦でのスタメンで挑ませてもらうよ。
ナナコーを倒さないと決勝へ進めない、今年はそんな風に考えているんだ」
「それは…… 光栄です。
うちも全力で挑ませていただきますね」
挨拶をしてから帽子をかぶり直し自分のベンチへ帰ろうとしたその時、観客の中に見たことのある顔を見つけた。
『あれは! なんとかってインターネットの……』
そこに立っていたのは、名前は忘れてしまったけど、チーターズとブレイカーズの試合を見に行った後に僕をつけてきた人だった。
おそらく山尻勝実を見に来ているのだろう。なにか面倒なことにならなきゃいいなと思っていると、こちらに気が付いたその人は、目を丸くして驚きの表情を浮かべた後、少年のようににっこりと笑ったのだった。
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