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同じなのに別なもの
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職員室へ部室の鍵を返却した後、駅へ向かう木戸と丸山、徒歩で僕と反対へ帰るハカセ、そして僕は三方に分かれ帰宅の路についた。
充実した部活を終えて程よい疲労感とこの後待っている楽しみ、そして土曜に咲を遊びに誘ううことを考えると家路を急ぐ足が軽い。
そんな時ポケットの中のスマホがメッセージ受信を伝える音を鳴らした。取り出してみるとその相手は母さんからだった。
どうやら明日は家に帰ってこないでそのまま父さんたちと合流することにしたらしい。この報告は僕にとって好都合以外の何物でもない。一人での留守番に何の問題もなく、気楽に羽を伸ばしていると母さんへ返信をした。
父さんから追加で小遣いを貰ったし、江夏さんから野球のチケットまで頂いた。土日は練習も完全オフだし両親がどちらもいないなんて年に何回あるかどうかの珍しい日だ。
続けて父さんからもメッセージが届いた。どうやら今日の仕事は終わってこれから歓迎会があるらしい。僕は、あまり飲みすぎないようにと返信をした。
僕は一人になることが、いや、本当は一人ではなく咲と二人きりになれることが嬉しくて仕方なく、いつの間にか小走りになっていた。
間もなく家の前の道に出ようかと言うところで僕はようやく普通の速度で歩き出した。なんとなく、ワクワクしながら帰ってきたことを咲に知られるのが恥ずかしかったのだ。
そして家が近くなると、もはや日課のようになっている咲の出迎えが見えて僕は舞い上がっていた。
「咲、ただいま」
「お帰りなさい、なんだかご機嫌ね、今日も練習お疲れさま」
「また食事を用意しておいたわ、来るでしょう?」
「うん、ありがとう、着替えてからすぐ行くよ」
咲は優しく微笑んでから自分の家へ戻って行った。僕は急いで鍵を開けて家に入り、自分の部屋へ荷物を置きに行った。
いつもの格好へ着替えてから部屋を出ようとした僕は、机の上に置いたままだったチケットに気が付いた。どうせ誘うのならチケットを咲に見せた方がいいと思い、手に持って家を出る。
いつものように玄関まで行くと咲がドアを開けて迎え入れてくれる。まるで自分の家に帰ってきたような安堵感さえある。
玄関に入りドアを閉めて振り返った僕の目には、両手を広げている咲の姿が映る。僕は迷わず近寄ってその腕に抱かれた。
「お帰りなさい、愛しいキミ」
「うん、ただいま、今日も咲のおかげで調子抜群だったんだ」
「僕だけの力だなんて信じられない、本当に咲のおかげだと思うよ」
「キミが日々頑張っていることが結果として出ているのよ」
「ちゃんと自信をもっていいのよ、奢らず過信しなければ、ね」
「そう言ってもらえるとこの先も頑張っていかれるように感じるよ」
「咲のことをさ、甲子園へ連れていきたいんだ」
「まあ、大きく出たわね、高校生の一番大きな大会よね?」
「野球は詳しくないけどスポーツを見るのは好きよ」
うまいこときっかけができたと嬉しくなった僕は、パーカーのポケットへ突っ込んでおいたチケットを取り出して咲へ見せた。
「本当に! そりゃよかった! 今朝、父さんの友達から野球の観戦チケットを貰ったんだ」
「詳しくは後で話すけど、なかなか手に入らないチケットだし、せっかくだから咲と行きたいと思ってるんだよね」
「野球を見たことないけど楽しめるのかしら?」
「でもそれってデートのお誘いってこと?」
「え!? ま、まあ一般的に言うとそうなるのかな…… 嫌かい?」
「うふふ、どっちだと思う?」
僕が返事をしようとして開きかけた口を、咲は自分の柔らかな唇でふさいだ。二人は玄関先で抱き合い、お互いの唇の感触を確かめあうように重ねる。
「続きはまた後で、食事をしながらにしましょう」
数分ほどそうしていただろうか。体を離した咲が、いったん離した唇をもう一度軽く口づけてから僕へ意地悪そうに言った。
「ご飯食べながら!? そんなこと……」
僕は思わず顔を伏せ気味に返事をしかけたが、咲がそれを笑いながら遮った。
「後でと言うのはキスじゃなくてお誘いの話よ」
「ああ、そ、そうだよね、わかってたさ」
「咲の作ったごはんはおいしいからいつもごちそうになるのが楽しみだよ」
僕は勘違いをごまかすように話題を変えつつリビングへ向かった。少し遅れてから咲が入ってくる。そしてまたソファの前のテーブルへ飲み物を置いてくれた。
「今日は紅茶にはちみつを入れたものにしてみたわ」
「もしかしたら甘すぎるかもしれないけど、その時は紅茶を足すから言ってね」
「うん、ありがとう」
そう言って僕は目の前のカップを手に取って一口飲んだ。はちみつの独特な甘さが紅茶とあうなんて知らなかったけどこれはなかなかおいしいものだ。
「甘すぎることはないかな、とってもおいしいよ」
「紅茶にもいろいろな飲み方があるんだね、うちはコーヒーか日本茶くらいしか飲まないから知らなかったよ」
「そうね、日本のお茶も紅茶も同じ茶葉なのに面白いわよね」
「日本茶も色々な種類があるらしいし、私は紅茶と同じようにたくさんの味を知りたいと思っているわ」
「え? あれって同じ葉っぱなの? 味は全然違うのに?」
「ええそうよ、他に中国茶も同じね、でも国や地方によって焙煎の仕方やフレーバーの有無が違うのよ」
「同じ植物が別の場所で別のものに加工されて別の味付けになる、これはお茶に限った話でもないわ」
「そっか、確かに同じ材料でも別の料理になったりするんだから同じようなことなのかな」
「昨日のクロースだっけ? あれだってじゃがいもだから素材としては別に珍しいわけじゃないけど、日本では見ない料理だっしたね」
「そうね、今日はそんなに珍しい料理じゃないから期待しないで待っていて」
「今用意してくるわ」
「咲の作ってくれる料理は今のところ全部おいしいよ」
「だから今日も楽しみにしてるんだ」
「期待にそえるといいのだけどね」
そう言って咲は台所へ消えていった。
僕は紅茶を口に運びながら、昨日と同じように子供の頃の咲を描いた油絵を見ていた。
充実した部活を終えて程よい疲労感とこの後待っている楽しみ、そして土曜に咲を遊びに誘ううことを考えると家路を急ぐ足が軽い。
そんな時ポケットの中のスマホがメッセージ受信を伝える音を鳴らした。取り出してみるとその相手は母さんからだった。
どうやら明日は家に帰ってこないでそのまま父さんたちと合流することにしたらしい。この報告は僕にとって好都合以外の何物でもない。一人での留守番に何の問題もなく、気楽に羽を伸ばしていると母さんへ返信をした。
父さんから追加で小遣いを貰ったし、江夏さんから野球のチケットまで頂いた。土日は練習も完全オフだし両親がどちらもいないなんて年に何回あるかどうかの珍しい日だ。
続けて父さんからもメッセージが届いた。どうやら今日の仕事は終わってこれから歓迎会があるらしい。僕は、あまり飲みすぎないようにと返信をした。
僕は一人になることが、いや、本当は一人ではなく咲と二人きりになれることが嬉しくて仕方なく、いつの間にか小走りになっていた。
間もなく家の前の道に出ようかと言うところで僕はようやく普通の速度で歩き出した。なんとなく、ワクワクしながら帰ってきたことを咲に知られるのが恥ずかしかったのだ。
そして家が近くなると、もはや日課のようになっている咲の出迎えが見えて僕は舞い上がっていた。
「咲、ただいま」
「お帰りなさい、なんだかご機嫌ね、今日も練習お疲れさま」
「また食事を用意しておいたわ、来るでしょう?」
「うん、ありがとう、着替えてからすぐ行くよ」
咲は優しく微笑んでから自分の家へ戻って行った。僕は急いで鍵を開けて家に入り、自分の部屋へ荷物を置きに行った。
いつもの格好へ着替えてから部屋を出ようとした僕は、机の上に置いたままだったチケットに気が付いた。どうせ誘うのならチケットを咲に見せた方がいいと思い、手に持って家を出る。
いつものように玄関まで行くと咲がドアを開けて迎え入れてくれる。まるで自分の家に帰ってきたような安堵感さえある。
玄関に入りドアを閉めて振り返った僕の目には、両手を広げている咲の姿が映る。僕は迷わず近寄ってその腕に抱かれた。
「お帰りなさい、愛しいキミ」
「うん、ただいま、今日も咲のおかげで調子抜群だったんだ」
「僕だけの力だなんて信じられない、本当に咲のおかげだと思うよ」
「キミが日々頑張っていることが結果として出ているのよ」
「ちゃんと自信をもっていいのよ、奢らず過信しなければ、ね」
「そう言ってもらえるとこの先も頑張っていかれるように感じるよ」
「咲のことをさ、甲子園へ連れていきたいんだ」
「まあ、大きく出たわね、高校生の一番大きな大会よね?」
「野球は詳しくないけどスポーツを見るのは好きよ」
うまいこときっかけができたと嬉しくなった僕は、パーカーのポケットへ突っ込んでおいたチケットを取り出して咲へ見せた。
「本当に! そりゃよかった! 今朝、父さんの友達から野球の観戦チケットを貰ったんだ」
「詳しくは後で話すけど、なかなか手に入らないチケットだし、せっかくだから咲と行きたいと思ってるんだよね」
「野球を見たことないけど楽しめるのかしら?」
「でもそれってデートのお誘いってこと?」
「え!? ま、まあ一般的に言うとそうなるのかな…… 嫌かい?」
「うふふ、どっちだと思う?」
僕が返事をしようとして開きかけた口を、咲は自分の柔らかな唇でふさいだ。二人は玄関先で抱き合い、お互いの唇の感触を確かめあうように重ねる。
「続きはまた後で、食事をしながらにしましょう」
数分ほどそうしていただろうか。体を離した咲が、いったん離した唇をもう一度軽く口づけてから僕へ意地悪そうに言った。
「ご飯食べながら!? そんなこと……」
僕は思わず顔を伏せ気味に返事をしかけたが、咲がそれを笑いながら遮った。
「後でと言うのはキスじゃなくてお誘いの話よ」
「ああ、そ、そうだよね、わかってたさ」
「咲の作ったごはんはおいしいからいつもごちそうになるのが楽しみだよ」
僕は勘違いをごまかすように話題を変えつつリビングへ向かった。少し遅れてから咲が入ってくる。そしてまたソファの前のテーブルへ飲み物を置いてくれた。
「今日は紅茶にはちみつを入れたものにしてみたわ」
「もしかしたら甘すぎるかもしれないけど、その時は紅茶を足すから言ってね」
「うん、ありがとう」
そう言って僕は目の前のカップを手に取って一口飲んだ。はちみつの独特な甘さが紅茶とあうなんて知らなかったけどこれはなかなかおいしいものだ。
「甘すぎることはないかな、とってもおいしいよ」
「紅茶にもいろいろな飲み方があるんだね、うちはコーヒーか日本茶くらいしか飲まないから知らなかったよ」
「そうね、日本のお茶も紅茶も同じ茶葉なのに面白いわよね」
「日本茶も色々な種類があるらしいし、私は紅茶と同じようにたくさんの味を知りたいと思っているわ」
「え? あれって同じ葉っぱなの? 味は全然違うのに?」
「ええそうよ、他に中国茶も同じね、でも国や地方によって焙煎の仕方やフレーバーの有無が違うのよ」
「同じ植物が別の場所で別のものに加工されて別の味付けになる、これはお茶に限った話でもないわ」
「そっか、確かに同じ材料でも別の料理になったりするんだから同じようなことなのかな」
「昨日のクロースだっけ? あれだってじゃがいもだから素材としては別に珍しいわけじゃないけど、日本では見ない料理だっしたね」
「そうね、今日はそんなに珍しい料理じゃないから期待しないで待っていて」
「今用意してくるわ」
「咲の作ってくれる料理は今のところ全部おいしいよ」
「だから今日も楽しみにしてるんだ」
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僕は紅茶を口に運びながら、昨日と同じように子供の頃の咲を描いた油絵を見ていた。
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