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痕跡は背徳感の入り口
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湯船につかりながらさっきまでの出来事を振り返る。
いったいこれは何なんだろう。夢でないことは間違いないが、いつの間にか咲が僕にとって大きな存在になってしまっているように感じる。
野球一筋と決めてストイックに過ごしてきた僕にとって初めてキスをした咲。それも予期せぬ強引な出来事により、だ。
その初めてのキスだって、テレビやマンガで見るような初々しいカップルがするようなものではなく、どちらかというと大人がするような激しいキスだった。
僕の口の中にねじ込まれてきた咲の舌が僕の舌に絡められ、混ざり合い口から滴る唾液のヌメッとした感触と温かさは今まで感じたことのない衝撃的な体験だった。
咲はまた同じようにしてあげる、なんて言っていたけど、あんなことそうそうされたらたまらない。なんといっても僕達はまだ高校生なんだし、もっと年相応でふさわしい付き合い方があるだろう。
しかし咲は二人の関係は他言してはならないと言っていた。ということは付き合うと言うこととは違う関係ということになるのだろうか。
自分からあんなに強引なキスをしておいてそれを秘密にしろと言っている。どこか矛盾しているような気もするが、僕も恥ずかしくて誰かに言うつもりにはならないのでそこに問題はないだろう。
風呂から上がった僕は置いたままだった紅茶を飲み干した。そういえば咲の使ったマグも置いたままだ。
残されたマグにはうっすらと咲の唇の跡が残っている。口紅はつけていなかったようだが、リップクリームだろうか、唇の形がわかる程度には痕跡が残されていた。
結局今日は咲と三度もキスをしてしまった。しかも最後のキスは、咲に誘われるがまま自分からしてしまったのだ。
僕は自分の口に手をやりながら重ねた唇の感触を思い出し、残された咲の痕跡に自分の顔を近づける。マグに残された痕跡と自分の唇が触れるところまで後数ミリまで近づいた時、僕は慌てて手を伸ばしそれを遠ざけた。
心臓はバクバクと激しく脈打ち顔が熱くなっているのがわかる。いや、顔だけじゃなくて全身が熱くてたまらない。
頭がおかしくなりそうなほど興奮状態になった僕は、手に持ったマグをテーブルに戻し自分の部屋へ駈け込んで布団をかぶった。
今すぐにでも咲に会いたい。キスをしたい。体を寄せ合って抱きしめたい。そんな気持ちをどうしたらいいのかわからず、顔を枕にうずめながら僕は大声で咲の名前を呼んだ。
まるでおかしな熱病にでもかかったかのように興奮した僕は、その怒張を自らの手で収めるための行為をしながら咲の名を何度も呟き、枕に顔を押しつけ続けていた。
一通りのコトを終えた僕は気持ちも静まりようやく平穏を取り戻した。しかしその直後には激しい罪悪感と背徳感が襲ってくる。
咲…… 咲は僕の事をどう思っているのだろうか。誰にも知られたくない存在ということは僕の事が好きなわけではないのかもしれない。
でも僕は咲に恋をしてしまっているし、こともあろうかその相手を思い浮かべながらやってはいけないことをしてしまった。
明日、まともに顔を合わせることができるだろうか。かといって休むわけにはいかないし、休んだら咲に会うこともできない。それに部活もあるし、調子が戻っているのかの確認もしなければいけない。
僕はベッドの上を片付けながらあれこれと思いを巡らせていた。
その時玄関のチャイムが鳴った。
僕は大慌てでゴミ箱を部屋の隅に追いやり階段を走り下りてから手を洗い、それから玄関へ向かった。
もしかしたら咲がまた来たのかもしれない、と思ってチェーンをかけていなかった扉を勢いよく開けた。
しかしその先に立っていたのはタクシーの運転手だ。僕は父さんからの電話を思い出し落胆した。
「あのう、ここが吉田さんのお宅でよろしいでしょうか?」
タクシーの運転手さんが恐る恐る聞いてくる。僕は申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらそうです、と答えた。
「今降ろします、申し訳ありません」
いつもこれだ。特に母さんが留守の時には深酒をするのが当たり前になっている。仕事は順調で世間でよく聞くブラック企業でもなく、人間関係も得意な父さんはストレスなんてなさそうに見える。それでも母さんが留守だという解放感からか深酒したい時もあるのかもしれない。
しかしそれに振り回される僕にとっては迷惑な話だし、毎度毎度運転手さんに謝っているのも僕なのだ。後部座席で寝ている父さんの脇の下に両手を差し入れ、引きずるように車から降ろした。その向こうにはいつもの同僚さんがやはりだらしなく口を開けて寝ている。
僕はとりあえず玄関前に父さんを転がしてからタクシーの運転手さんへ訊ねる。
「もう一人、同乗者がいるはずですけど行き先は大丈夫ですか?
それほど遠くはないんですけど……」
「住所は聞いてカーナビに入れてあるので平気だと思います。
ご家族がいるかはわかりますか?」
「家には奥さんがいるはずです。
少し待っていてくれたら僕が一緒に行きます」
「そうしてもらえると有難いですね。
このまま起きなかったらどうしようかと思っていました」
人の好さそうな小太りの運転手さんは、やや薄くなった頭をなでながら苦笑いをした。
僕は急いで父さんを家の中に運び入れ、靴を脱がしてから玄関から父さんたちの部屋へ引きずっていき掛布団だけかけておいた。
そして大慌てでパーカーを手に持ってタクシーへ戻る。下は明らかに寝間着なスウェットパンツだがそんなに遠くないから問題ないだろう。
この時間に知ってるやつに会うとも思えないが、念のためランニング用のスニーカーを履いて外へ出る。ようやくタクシーの後部座席に座った僕は待たせたことを詫びた。
「いやあ助かりました。
いまどきここまで酔っぱらうお客さんも珍しいですよ」
「ははは…… 本当にすいません……」
僕は苦笑いを返すしかなかった。
同僚さん宅には十分ほどで到着した。僕は玄関のチャイムを鳴らしてからタクシーへ戻り、酔っぱらってグダグダの体を引っ張り出す。
僕が背中に背負ったあたりで奥さんが出てきた。
「カズ君、久しぶりね、またうちのバカ亭主が迷惑かけてごめんなさいね」
「いえいえ、うちの父が誘ったに決まってます。
こちらこそ遅くまで申し訳ありませんでした」
「もしかしてお母様がお留守なのかしら?」
「はい、今週はずっと兄の所へ行っているんです」
「なるほどね、料金払ってくるのでいつもの所へ運んどいてもらえるかしら。
重いのに悪いわね」
ああ、やっぱりいつものところ、すなわち風呂場へ運ぶのか…… 同僚さんには申し訳ないと思いながらも奥さんには逆らえない。僕は心の中で謝りながら風呂場へ運んでいき床へ寝かせてから表へ出た。
「あの…… 運んでおきましたけどお手柔らかにお願いします」
「いいのよ心配しなくても、もう長いことやってるから私もうちのも慣れっこなのよ」
聞いた話によると、泥酔して帰った時には風呂場で裸にされて水をかけられて無理やり起こされるらしい。家庭によって事情は様々だろうけど、僕は将来家庭を持つようになっても迷惑をかけないようにしようと思っている。
「そういえばカズ君、彼女でもできた?」
「えっ、なっ、突然なんでですか? 彼女なんていませんよ!」
「あらそう? なんだか急に男前になった気がしたのよ。
色気があるっていうのかしらね、うふふ」
「からかわないでください…… 僕は野球一筋ですから!
それでは失礼します、おやすみなさい」
僕は力強く否定しそのまま走り去った。帰りは全力で走り続け汗だくで家に着いた。そしてシャワーを浴びてから自分の部屋に駈け込んで、咲の事を考えながら先ほどと同じことを再びしてしまい、背徳感を感じながらも深い眠りについた。
いったいこれは何なんだろう。夢でないことは間違いないが、いつの間にか咲が僕にとって大きな存在になってしまっているように感じる。
野球一筋と決めてストイックに過ごしてきた僕にとって初めてキスをした咲。それも予期せぬ強引な出来事により、だ。
その初めてのキスだって、テレビやマンガで見るような初々しいカップルがするようなものではなく、どちらかというと大人がするような激しいキスだった。
僕の口の中にねじ込まれてきた咲の舌が僕の舌に絡められ、混ざり合い口から滴る唾液のヌメッとした感触と温かさは今まで感じたことのない衝撃的な体験だった。
咲はまた同じようにしてあげる、なんて言っていたけど、あんなことそうそうされたらたまらない。なんといっても僕達はまだ高校生なんだし、もっと年相応でふさわしい付き合い方があるだろう。
しかし咲は二人の関係は他言してはならないと言っていた。ということは付き合うと言うこととは違う関係ということになるのだろうか。
自分からあんなに強引なキスをしておいてそれを秘密にしろと言っている。どこか矛盾しているような気もするが、僕も恥ずかしくて誰かに言うつもりにはならないのでそこに問題はないだろう。
風呂から上がった僕は置いたままだった紅茶を飲み干した。そういえば咲の使ったマグも置いたままだ。
残されたマグにはうっすらと咲の唇の跡が残っている。口紅はつけていなかったようだが、リップクリームだろうか、唇の形がわかる程度には痕跡が残されていた。
結局今日は咲と三度もキスをしてしまった。しかも最後のキスは、咲に誘われるがまま自分からしてしまったのだ。
僕は自分の口に手をやりながら重ねた唇の感触を思い出し、残された咲の痕跡に自分の顔を近づける。マグに残された痕跡と自分の唇が触れるところまで後数ミリまで近づいた時、僕は慌てて手を伸ばしそれを遠ざけた。
心臓はバクバクと激しく脈打ち顔が熱くなっているのがわかる。いや、顔だけじゃなくて全身が熱くてたまらない。
頭がおかしくなりそうなほど興奮状態になった僕は、手に持ったマグをテーブルに戻し自分の部屋へ駈け込んで布団をかぶった。
今すぐにでも咲に会いたい。キスをしたい。体を寄せ合って抱きしめたい。そんな気持ちをどうしたらいいのかわからず、顔を枕にうずめながら僕は大声で咲の名前を呼んだ。
まるでおかしな熱病にでもかかったかのように興奮した僕は、その怒張を自らの手で収めるための行為をしながら咲の名を何度も呟き、枕に顔を押しつけ続けていた。
一通りのコトを終えた僕は気持ちも静まりようやく平穏を取り戻した。しかしその直後には激しい罪悪感と背徳感が襲ってくる。
咲…… 咲は僕の事をどう思っているのだろうか。誰にも知られたくない存在ということは僕の事が好きなわけではないのかもしれない。
でも僕は咲に恋をしてしまっているし、こともあろうかその相手を思い浮かべながらやってはいけないことをしてしまった。
明日、まともに顔を合わせることができるだろうか。かといって休むわけにはいかないし、休んだら咲に会うこともできない。それに部活もあるし、調子が戻っているのかの確認もしなければいけない。
僕はベッドの上を片付けながらあれこれと思いを巡らせていた。
その時玄関のチャイムが鳴った。
僕は大慌てでゴミ箱を部屋の隅に追いやり階段を走り下りてから手を洗い、それから玄関へ向かった。
もしかしたら咲がまた来たのかもしれない、と思ってチェーンをかけていなかった扉を勢いよく開けた。
しかしその先に立っていたのはタクシーの運転手だ。僕は父さんからの電話を思い出し落胆した。
「あのう、ここが吉田さんのお宅でよろしいでしょうか?」
タクシーの運転手さんが恐る恐る聞いてくる。僕は申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらそうです、と答えた。
「今降ろします、申し訳ありません」
いつもこれだ。特に母さんが留守の時には深酒をするのが当たり前になっている。仕事は順調で世間でよく聞くブラック企業でもなく、人間関係も得意な父さんはストレスなんてなさそうに見える。それでも母さんが留守だという解放感からか深酒したい時もあるのかもしれない。
しかしそれに振り回される僕にとっては迷惑な話だし、毎度毎度運転手さんに謝っているのも僕なのだ。後部座席で寝ている父さんの脇の下に両手を差し入れ、引きずるように車から降ろした。その向こうにはいつもの同僚さんがやはりだらしなく口を開けて寝ている。
僕はとりあえず玄関前に父さんを転がしてからタクシーの運転手さんへ訊ねる。
「もう一人、同乗者がいるはずですけど行き先は大丈夫ですか?
それほど遠くはないんですけど……」
「住所は聞いてカーナビに入れてあるので平気だと思います。
ご家族がいるかはわかりますか?」
「家には奥さんがいるはずです。
少し待っていてくれたら僕が一緒に行きます」
「そうしてもらえると有難いですね。
このまま起きなかったらどうしようかと思っていました」
人の好さそうな小太りの運転手さんは、やや薄くなった頭をなでながら苦笑いをした。
僕は急いで父さんを家の中に運び入れ、靴を脱がしてから玄関から父さんたちの部屋へ引きずっていき掛布団だけかけておいた。
そして大慌てでパーカーを手に持ってタクシーへ戻る。下は明らかに寝間着なスウェットパンツだがそんなに遠くないから問題ないだろう。
この時間に知ってるやつに会うとも思えないが、念のためランニング用のスニーカーを履いて外へ出る。ようやくタクシーの後部座席に座った僕は待たせたことを詫びた。
「いやあ助かりました。
いまどきここまで酔っぱらうお客さんも珍しいですよ」
「ははは…… 本当にすいません……」
僕は苦笑いを返すしかなかった。
同僚さん宅には十分ほどで到着した。僕は玄関のチャイムを鳴らしてからタクシーへ戻り、酔っぱらってグダグダの体を引っ張り出す。
僕が背中に背負ったあたりで奥さんが出てきた。
「カズ君、久しぶりね、またうちのバカ亭主が迷惑かけてごめんなさいね」
「いえいえ、うちの父が誘ったに決まってます。
こちらこそ遅くまで申し訳ありませんでした」
「もしかしてお母様がお留守なのかしら?」
「はい、今週はずっと兄の所へ行っているんです」
「なるほどね、料金払ってくるのでいつもの所へ運んどいてもらえるかしら。
重いのに悪いわね」
ああ、やっぱりいつものところ、すなわち風呂場へ運ぶのか…… 同僚さんには申し訳ないと思いながらも奥さんには逆らえない。僕は心の中で謝りながら風呂場へ運んでいき床へ寝かせてから表へ出た。
「あの…… 運んでおきましたけどお手柔らかにお願いします」
「いいのよ心配しなくても、もう長いことやってるから私もうちのも慣れっこなのよ」
聞いた話によると、泥酔して帰った時には風呂場で裸にされて水をかけられて無理やり起こされるらしい。家庭によって事情は様々だろうけど、僕は将来家庭を持つようになっても迷惑をかけないようにしようと思っている。
「そういえばカズ君、彼女でもできた?」
「えっ、なっ、突然なんでですか? 彼女なんていませんよ!」
「あらそう? なんだか急に男前になった気がしたのよ。
色気があるっていうのかしらね、うふふ」
「からかわないでください…… 僕は野球一筋ですから!
それでは失礼します、おやすみなさい」
僕は力強く否定しそのまま走り去った。帰りは全力で走り続け汗だくで家に着いた。そしてシャワーを浴びてから自分の部屋に駈け込んで、咲の事を考えながら先ほどと同じことを再びしてしまい、背徳感を感じながらも深い眠りについた。
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