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第一章
47.樹、ピンチ(番外編⑦)
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マクミラン王子と会ったあの日から、度々2人で庭でお茶会を開いている。
今日は従者さんは王子を見失わずにしっかりと着いてきていた。
お菓子をたらふく食べた王子のお腹がポンポコリンに張って、可愛すぎて撫でくり回していたら王子に怒られた。
気を付けないと従兄弟たちの二の舞だ。
「さって、帰るかな」
食べ散らかした後を綺麗に片づけて、部屋に向かって歩いていると、後ろからガツンと強い衝撃を感じて俺の意識は暗転した。
◇◇◇◇◇◇
体を揺さぶる振動で目が覚めた。
「いってぇ…」
ガタゴトと揺られていて、その振動と痛さで目が覚めたらしい。
頭がズキズキする。
体は拘束されてないけど、板の床に直接寝かされていた。
小窓があるらしき所にはカーテンが引かれていて、中は座席みたいに板のベンチ?が設置されていた。
「これって、馬車ってやつ?」
外からは映画とかで聞いた事のあるカッポカッポという蹄の音がした。
状況から鑑みるに、俺は手荒に誘拐されたようだ。
神気を持ってるだけの現代っ子の俺にはなすすべがない。
異世界転移によるチートとかがあれば良かったのに…。
そっとカーテンをめくって外を覗くと、寂しい小道を走っていた。
俺が目覚めるとは考えてなかったのか、速度ものんびり。
「こっそりと飛び降りる…って無理かな。怪我するよなぁ、絶対」
ていうか追っ手とかないの?俺が誘拐されてからどのくらい時間が立ってるのかな。
何故誘拐されたのか、王城の神子の庭に入ってきて攫うって事は…
「手引きがあったって事だよなぁ」
俺を目の敵にしていたクソハゲしか浮かばない。
そんでもって、もしそうなら俺の行く末は目も当てられない事になるだろう。
想像はできてもあまりにも現実味がなさすぎて逆に呆然としてしまう。
「やべぇ。帰れなくなる」
それだけは絶対に避けないと!なんとかして王城にもどらないと本気でやばい。
口に出すと少し現実味が帯びて、体が微かに震えてくる。
幸い、馬車の出入口は扉ではなくて幌だったから、そろそろと目繰り上げた。
時速何キロなのかは分からないが、かなりのんびりだ。
しかし、のんびりだからこそ飛び降りてもこの道では御者にすぐ見つかるだろう。
(どこか、身を隠せるような道に入ったら飛び降りよう)
願わくば、それまでに目的地に着きませんようにと願った。
そんな樹の願いは虚しく、馬車が停まり業者らの話し声で目的地に着いた事を悟った。
幌が捲られ、乱暴に降ろされる。
自分よりも大柄な男たちに囲まれて恐怖心はあるが、精一杯強がって怖がっているのがバレないように虚勢を張る。
「おら、新しいご主人様だ」
ドンと肩を前に押しやられて躓いて見上げた先には、にやにやと下劣な笑を浮かべた
脂っこい顔の男がいた。
「お前が神子か!子供ではないか!だが、陛下のイチモツをそれはもう美味そうに咥え込んでいるらしいなぁ。ぶひっぶひひひっ!」
(見た目どおりにぶひぶひ笑ってる…笑えねぇ~!!)
「どれ。神気を宿すという神子を頂くとしようか。ぶひひひひ!」
腕をぐいと引かれ無理矢理立たされ、その引かれた腕をべろぉっと舐められた
「きんもっ!!!」
思わず叫ぶと、右頬に熱と一緒に重みが走った。
「口を弁えろよ!卑しい淫売め!本当なら私のような高貴な人間に触れてもらう事すら叶わないのだぞ!」
高貴という事は貴族か?高貴な貴族様が神子を誘拐などと聞いて呆れる。
しかも、こいつ俺を性奴隷か何かと勘違いしてないか?
「あのなぁ。俺はアディーロの神子なの。この国のための神子なの。
そんな俺を誘拐してどうすんの?」
「ハッ!淫売が何を言う。お前は捨てられたんだ。用無しなんだよ。俺を私が拾ってやったんだ。誘拐などとバカな事を申すな」
その言葉を鵜吞みにするほど俺の頭はおめでたくない。
ニヤリと笑った俺に、ちょっと動揺する素振りをした。
口の中が切れてしまっているのか、笑うと痛いし血の味がする。
「誘拐かどうか、すぐに分かるんじゃねぇ?」
出来れば穏便に王城に戻りたかったんだけどなぁ。
「なにを…」
バカな豚が何かを言いかけた時、屋敷の外が騒がしくなった。
「なんだ?!」
「お館さまぁ~~~!!!騎士団がっ!騎士団が外にっっ!!!!」
「なんだと?」
「神子様、ご無事ですか!!!!!!」
ドカンと扉を破壊して騎士の人が入ってきた。
俺はここだと、おーいと手を振る。
「神子様!!!!!貴様っっ!!!」
俺の顔を見た騎士が顔を憤怒の色に染めて豚男に向き直る。
「なっ、なんだ!私はポルコ伯爵であるぞ!!」
「その、ポルコ伯爵がなぜ、神子様を?しかも顔に殴られた跡がおありだ」
騎士の圧がズモモモモ…と増す。
「し、ししし知らぬ!私は神子を保護したまで!!!」
「それは、後でお伺いしましょう。ポルコ様をお連れしろ」
「ハッ!」
あれよあれよと豚男とその手下が捕縛されていく。
「神子様…なんとおいたわしや…他にお怪我はございませんか?」
「多分。でも、頭殴られたからもしかしたらたんこぶ出来てるかも?」
「なんですと?!頭を殴られた?!」
大袈裟なくらい悲痛な声を上げたこの騎士さんは、俺によく飴ちゃんをくれる人だ。
顔見知りで挨拶もよく交わすから、感情移入してくれたんだろう。
「陛下がお待ちです。さぁ、参りましょう」
「だ、大丈夫!自分で歩ける!!」
ひょいとお姫様抱っこされて慌ててそう言うも、絶対に降ろしてくれない。
「ここは、木の破片などが散らばっております。神子様は履物をお召しでいらっしゃらないので、足の裏を怪我されるかもしれませんので」
自分の足元を見ると、確かに裸足だった。
東屋で脱いでそのままでいたんだな。興奮状態だったから全然気が付かなかった。
屋敷の外に出たら、黒い塊がすごい勢いでかけてきて、俺を騎士さんの手から奪い取った。
「タツキ!!!!!」
「アディーロ?!」
「あぁ…なんてことだ。タツキの可愛い顔が!!」
「可愛くねーし、男だしこんくらい大丈夫だよ…イチチ」
「あぁぁぁ…口の中まで切れているのか!」
あーんと口を開けさせられて検分される。
「タツキがいなくなったと知らされて、余は生きた心地がしなかった。
あぁタツキ…タツキだ」
ぎゅうぎゅうに抱きしめられて息苦しいけど、縋るようなアディーロの腕を振りほどけなかった。
今日は従者さんは王子を見失わずにしっかりと着いてきていた。
お菓子をたらふく食べた王子のお腹がポンポコリンに張って、可愛すぎて撫でくり回していたら王子に怒られた。
気を付けないと従兄弟たちの二の舞だ。
「さって、帰るかな」
食べ散らかした後を綺麗に片づけて、部屋に向かって歩いていると、後ろからガツンと強い衝撃を感じて俺の意識は暗転した。
◇◇◇◇◇◇
体を揺さぶる振動で目が覚めた。
「いってぇ…」
ガタゴトと揺られていて、その振動と痛さで目が覚めたらしい。
頭がズキズキする。
体は拘束されてないけど、板の床に直接寝かされていた。
小窓があるらしき所にはカーテンが引かれていて、中は座席みたいに板のベンチ?が設置されていた。
「これって、馬車ってやつ?」
外からは映画とかで聞いた事のあるカッポカッポという蹄の音がした。
状況から鑑みるに、俺は手荒に誘拐されたようだ。
神気を持ってるだけの現代っ子の俺にはなすすべがない。
異世界転移によるチートとかがあれば良かったのに…。
そっとカーテンをめくって外を覗くと、寂しい小道を走っていた。
俺が目覚めるとは考えてなかったのか、速度ものんびり。
「こっそりと飛び降りる…って無理かな。怪我するよなぁ、絶対」
ていうか追っ手とかないの?俺が誘拐されてからどのくらい時間が立ってるのかな。
何故誘拐されたのか、王城の神子の庭に入ってきて攫うって事は…
「手引きがあったって事だよなぁ」
俺を目の敵にしていたクソハゲしか浮かばない。
そんでもって、もしそうなら俺の行く末は目も当てられない事になるだろう。
想像はできてもあまりにも現実味がなさすぎて逆に呆然としてしまう。
「やべぇ。帰れなくなる」
それだけは絶対に避けないと!なんとかして王城にもどらないと本気でやばい。
口に出すと少し現実味が帯びて、体が微かに震えてくる。
幸い、馬車の出入口は扉ではなくて幌だったから、そろそろと目繰り上げた。
時速何キロなのかは分からないが、かなりのんびりだ。
しかし、のんびりだからこそ飛び降りてもこの道では御者にすぐ見つかるだろう。
(どこか、身を隠せるような道に入ったら飛び降りよう)
願わくば、それまでに目的地に着きませんようにと願った。
そんな樹の願いは虚しく、馬車が停まり業者らの話し声で目的地に着いた事を悟った。
幌が捲られ、乱暴に降ろされる。
自分よりも大柄な男たちに囲まれて恐怖心はあるが、精一杯強がって怖がっているのがバレないように虚勢を張る。
「おら、新しいご主人様だ」
ドンと肩を前に押しやられて躓いて見上げた先には、にやにやと下劣な笑を浮かべた
脂っこい顔の男がいた。
「お前が神子か!子供ではないか!だが、陛下のイチモツをそれはもう美味そうに咥え込んでいるらしいなぁ。ぶひっぶひひひっ!」
(見た目どおりにぶひぶひ笑ってる…笑えねぇ~!!)
「どれ。神気を宿すという神子を頂くとしようか。ぶひひひひ!」
腕をぐいと引かれ無理矢理立たされ、その引かれた腕をべろぉっと舐められた
「きんもっ!!!」
思わず叫ぶと、右頬に熱と一緒に重みが走った。
「口を弁えろよ!卑しい淫売め!本当なら私のような高貴な人間に触れてもらう事すら叶わないのだぞ!」
高貴という事は貴族か?高貴な貴族様が神子を誘拐などと聞いて呆れる。
しかも、こいつ俺を性奴隷か何かと勘違いしてないか?
「あのなぁ。俺はアディーロの神子なの。この国のための神子なの。
そんな俺を誘拐してどうすんの?」
「ハッ!淫売が何を言う。お前は捨てられたんだ。用無しなんだよ。俺を私が拾ってやったんだ。誘拐などとバカな事を申すな」
その言葉を鵜吞みにするほど俺の頭はおめでたくない。
ニヤリと笑った俺に、ちょっと動揺する素振りをした。
口の中が切れてしまっているのか、笑うと痛いし血の味がする。
「誘拐かどうか、すぐに分かるんじゃねぇ?」
出来れば穏便に王城に戻りたかったんだけどなぁ。
「なにを…」
バカな豚が何かを言いかけた時、屋敷の外が騒がしくなった。
「なんだ?!」
「お館さまぁ~~~!!!騎士団がっ!騎士団が外にっっ!!!!」
「なんだと?」
「神子様、ご無事ですか!!!!!!」
ドカンと扉を破壊して騎士の人が入ってきた。
俺はここだと、おーいと手を振る。
「神子様!!!!!貴様っっ!!!」
俺の顔を見た騎士が顔を憤怒の色に染めて豚男に向き直る。
「なっ、なんだ!私はポルコ伯爵であるぞ!!」
「その、ポルコ伯爵がなぜ、神子様を?しかも顔に殴られた跡がおありだ」
騎士の圧がズモモモモ…と増す。
「し、ししし知らぬ!私は神子を保護したまで!!!」
「それは、後でお伺いしましょう。ポルコ様をお連れしろ」
「ハッ!」
あれよあれよと豚男とその手下が捕縛されていく。
「神子様…なんとおいたわしや…他にお怪我はございませんか?」
「多分。でも、頭殴られたからもしかしたらたんこぶ出来てるかも?」
「なんですと?!頭を殴られた?!」
大袈裟なくらい悲痛な声を上げたこの騎士さんは、俺によく飴ちゃんをくれる人だ。
顔見知りで挨拶もよく交わすから、感情移入してくれたんだろう。
「陛下がお待ちです。さぁ、参りましょう」
「だ、大丈夫!自分で歩ける!!」
ひょいとお姫様抱っこされて慌ててそう言うも、絶対に降ろしてくれない。
「ここは、木の破片などが散らばっております。神子様は履物をお召しでいらっしゃらないので、足の裏を怪我されるかもしれませんので」
自分の足元を見ると、確かに裸足だった。
東屋で脱いでそのままでいたんだな。興奮状態だったから全然気が付かなかった。
屋敷の外に出たら、黒い塊がすごい勢いでかけてきて、俺を騎士さんの手から奪い取った。
「タツキ!!!!!」
「アディーロ?!」
「あぁ…なんてことだ。タツキの可愛い顔が!!」
「可愛くねーし、男だしこんくらい大丈夫だよ…イチチ」
「あぁぁぁ…口の中まで切れているのか!」
あーんと口を開けさせられて検分される。
「タツキがいなくなったと知らされて、余は生きた心地がしなかった。
あぁタツキ…タツキだ」
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