19 / 103
第一章
19.美は痛みとの戦い
しおりを挟む
「小鳥遊君、最近なんだか色っぽいから」
「へぁ?!」
隣の席のあずきさんがポツリと言った。
「クラスの女子でね、話題になってたの。
なんだかお肌もうる艶で、全体的にエ…色気が駄々洩れで、何があったんだろうって」
今「エロ」って言いかけてませんでした?!
あずきさんってのはあだ名だ。
なんか、顔が小さいけどふくふくしてて、ふっくら煮た小豆っぽいかららしい。
女子高生にそんなあだ名どうなんだって思うけど、実家が和菓子屋の彼女は大の小豆好きな事もあって気に入っているらしい。
「それなー。他のクラスの奴らも言ってるぜ。男だけど」
「はっ?」
「お前ってさ、地味なくせにちょっと顔が知れてたからなー。女子の友達多いし、女子の中でワイワイしてても違和感がないっつーか」
「地味は余計だ」
「男は男なんだけどさぁー、なんか変な色気が出てきてるっつーかさ。
前に、体育で他の組の奴らと着替えが一緒になった時に、なんとなくお前の着替えの姿を変に意識して見れないとか言ってたな」
「はぁっ?!」
「あ!そういや乳首に反応してるやついたぜ?」
「ちっ…」
ゲラゲラと笑ながら、さもおかしいという感じで机をバンバン叩いている。
俺はバカみたいに笑う山田を見ながら絶句していた。
さっき、雅樹に無防備すぎだとか、乳首見せんなとか言われた事を思い出した。
(俺、男だぜ?ノーマルな奴らが男みて楽しいわけねぇじゃん…)
だけど、何かしら反応を示しているって事は
雅樹の心配も的外れじゃないって事になるのか?
「ねぇねぇ。何かあったの?」
キラキラした目で俺をみるあずきさん。
「な、何か…て?」
「例えば、恋人ができたとか!」
「こい…い、いや。そんなんいない」
「えーっ。じゃあなにー?気になる!」
「そ、そんな事言われても…何もない…し」
何かあったとすれば、あいつらとの事だ。
そんなん言えるわけないし、それが原因とも思えない。
「そっかぁー。残念。てっきり…」
後半はもごもごして何を言っているか聞き取れなかった。
そして、俺ら3組の催し物はメイド&執事喫茶と女装喫茶おまけになった。
キワモノ企画だな…。
「うわーっ。小鳥遊君体毛うすーい!つるっつるー!
きゃー!ワキもつるつる!羨ましい!いや、憎らしいっ!!!」
「アイカは剛毛だもんねぇ…」
「そうなのよ!カミソリ負けとの戦いよ!!
お小遣貯まったら、即効で脱毛行くんだ!!」
「いってぇぇえええええ!!!」
「小松!我慢よっ!美はねぇ、痛みとの戦いなのよ!!」
俺の隣にいた小松がすね毛にたっぷり塗られたブラジリアンワックスをべりっと一気に剥がされて悶え苦しんでいる。
俺は元々体毛が薄くて、色もかなり薄いからほとんど処理しなくてもOKだと言われた。小松を見ていると喜んでいいのか、男としてそれでいいのかと複雑だ。
「お肌もトラブルなしの毛穴レスで唇もぷる艶?!なんなのっ!!!」
顔をガシッと両手で固定されて憎々し気に言われて困った。
「ちょっと小鳥遊君、どんなケアしてんのよ!教えなさいよ!」
「い、いや何もしてないってば…」
「きぃーーーっ!天然物だっていうの?!腹立つわーーー!髪の毛も癖もなくサラッサラで色素が薄いから綺麗!もう、完敗よっ!!」
「お、おう。ありがとう…?」
「どういたしまして!」
ふんすと鼻息をはき出しながら言われた。
今日は、本番に向けてのリハーサルで、本番さながらに準備をしている。
「小鳥遊君、ヘアメイク終わったらこっち着て着替えてー」
「わかった」
「あぁぁぁ…ヘアスタイル迷う。小鳥遊君絶対に化けるわよ!ちょっとさ、先に着替えてきて?それから決めよう」
「わ、わかった」
さっきから女子の勢いに押され気味だ。
メイド役の子たちは自分らで準備が終わって、俺らの手伝いに来てくれている。
気合が自分たちよりも入っているのは気のせいだろうか。
「さぁさぁ!さぁ!脱いで!潔く脱ぐのよ!」
簡易更衣室と化した天井から釣り下げた布をまくって入ると手をワキワキとさせた女子に言われて思わず後ずさりした。しかも、目を爛々と輝かせた女子が4名もいるんだが。怖い。
横を向くと、既に着替えた他の男子が他の女子に手籠めにされていた。
そんな表現がしっくりくるくらい、蹂躙されている。怖い。ちょっと目が死んでるぞ。
「んーーーー。小鳥遊君は、ウケ狙いはダメね。
これは本気で男の娘で萌えを狙うわよ」
「えぇ。分かってるわ。覚悟なさって?小鳥遊君」
「あなたを誰よりも美しくして差し上げますわ!」
「てなわけで、ちゃっちゃと脱いでくださらない?」
なんか言葉遣いもおかしくないか?猛獣の檻に入れられた草食動物の気分だ。
「小鳥遊君はブラは必要なし!でも…下の下着は良い物を用意したわ♡」
「い、嫌な予感しかしないんだけど」
「元々、投票数が多い男子には履いてもらう予定だったのよ!まぁ、ぶっちぎりで小鳥遊君が選ばれるだろうなとは思ってたけど!」
「それ、確信犯!鬼畜!」
「いやぁ~それほどでも」
「褒めてないからね?!」
「じゃ~ん!」
目の前にぴらりとかざされたそれは、
上品なレースがあしらわれた
「紐パン?!」
「そーなのー。絶対に似合うと思うの!これ、優勝賞品♪
お持ち帰りいただけるよ!」
「何の優勝?!いらないよ?!」
「まぁまぁまぁ…楽しんでおくれよ。ね?」
にやりと笑った女子にポンと肩を叩かれた。
その仄暗い笑顔に戦慄が走る。
「きゃーーーん!乳首かわいいー!色きれーい!エローい!!」
「お肌すべっすべー。気持ちいいーー!」
「ウェストほっそ!美脚!!」
「さ、触ってもいい?」
「ダメだからね?!」
生唾飲んで乳首見つめられながら言われて、俺のあるんだかないんだか分からない貞操の危機を覚える。
「うーむ。正直、ここまでエロいと思ってなかったわ。
乳首を透けさせちゃだめだから、ニップレスシール貼ろうか」
「そうだね。小鳥遊君はブラさせちゃったら逆にエロ半減」
うんうんと真剣に話し合って頷いている彼女らが怖くてたまらない。
メイド服は、執事に合わせて白シャツに黒スカート、胸元が深くあいた白エプロン。
もちろん?ミニスカートでゴスロリ風で裾にフリルが入っている。
スカートのウェストは切り返しの部分がリボンで編まれているのがポイントらしい。
胸元は黒の細めのネクタイ。リボン結びにしても良いとのこと。だがしかし、俺に選択権はない。全て、女子の言いなりである。
そして、女装男子だけガーターベルトでストッキングを吊るす仕様だ。なんでこんな力が入ってるんだ。
確かに可愛い。これを着ているのが男じゃなけりゃ垂涎ものだ。
服飾希望の女子が指揮を執って既製品に手直しをして作り上げた力作らしい。
「かっ…可愛いっ!想像以上だったわ!」
「これは、コンテスト優勝も夢じゃないわね」
「髪型はこのままマッシュボブでボーイッシュに仕上げるか、ウィッグつけるか迷いどころね」
「絶対領域がエロ…い」
さっきから最後だけおかしいんだけど!?
「小鳥遊…やべぇな。ぶっちゃけありとか思っちった」
着替えで入ってきていた小松が俺を見ながら言った。
…その赤い脛をタワシでこすってやろうか!
そんな小松は、胸に詰め物を詰めに詰めて爆乳になっている。どう見ても男という体に爆乳が笑いを誘う。
「うん。完璧。マジで美少女。でも、中性的な色気で最高」
「小鳥遊君、学校に蔓延る猿たちに犯されないでね?
暗くて人気のない所に1人でいっちゃダメだよ?」
「犯されないし、俺は男だし!」
「それがよりヤバイんじゃなーい!最近の小鳥遊君エッロいもん!」
「そのぷるぷるしている唇みてると、私もチューしたくなるわ」
ギョッとした。
女の子がそんなはしたない事いうんじゃありません。
「カラコンしちゃう?ちょっと、外国人風にしたい」
「え”?!やだ!目の中に異物入れたくない!」
「小鳥遊君、男は気合よ?」
「泣いたらメイクって崩れちゃうんじゃないの?
妹が初めてカラコンした時ぼろぼろ泣いてたけど」
「…慣れればいいのよ。えぇ。学際までに時間はあるわ」
「鬼畜!!!」
「だまらっしゃい!美とは痛みとの戦いよ!」
「ひぃ」
「小鳥遊、諦めろ…」
全てを悟ったような表情の小松に肩を叩かれた。
「へぁ?!」
隣の席のあずきさんがポツリと言った。
「クラスの女子でね、話題になってたの。
なんだかお肌もうる艶で、全体的にエ…色気が駄々洩れで、何があったんだろうって」
今「エロ」って言いかけてませんでした?!
あずきさんってのはあだ名だ。
なんか、顔が小さいけどふくふくしてて、ふっくら煮た小豆っぽいかららしい。
女子高生にそんなあだ名どうなんだって思うけど、実家が和菓子屋の彼女は大の小豆好きな事もあって気に入っているらしい。
「それなー。他のクラスの奴らも言ってるぜ。男だけど」
「はっ?」
「お前ってさ、地味なくせにちょっと顔が知れてたからなー。女子の友達多いし、女子の中でワイワイしてても違和感がないっつーか」
「地味は余計だ」
「男は男なんだけどさぁー、なんか変な色気が出てきてるっつーかさ。
前に、体育で他の組の奴らと着替えが一緒になった時に、なんとなくお前の着替えの姿を変に意識して見れないとか言ってたな」
「はぁっ?!」
「あ!そういや乳首に反応してるやついたぜ?」
「ちっ…」
ゲラゲラと笑ながら、さもおかしいという感じで机をバンバン叩いている。
俺はバカみたいに笑う山田を見ながら絶句していた。
さっき、雅樹に無防備すぎだとか、乳首見せんなとか言われた事を思い出した。
(俺、男だぜ?ノーマルな奴らが男みて楽しいわけねぇじゃん…)
だけど、何かしら反応を示しているって事は
雅樹の心配も的外れじゃないって事になるのか?
「ねぇねぇ。何かあったの?」
キラキラした目で俺をみるあずきさん。
「な、何か…て?」
「例えば、恋人ができたとか!」
「こい…い、いや。そんなんいない」
「えーっ。じゃあなにー?気になる!」
「そ、そんな事言われても…何もない…し」
何かあったとすれば、あいつらとの事だ。
そんなん言えるわけないし、それが原因とも思えない。
「そっかぁー。残念。てっきり…」
後半はもごもごして何を言っているか聞き取れなかった。
そして、俺ら3組の催し物はメイド&執事喫茶と女装喫茶おまけになった。
キワモノ企画だな…。
「うわーっ。小鳥遊君体毛うすーい!つるっつるー!
きゃー!ワキもつるつる!羨ましい!いや、憎らしいっ!!!」
「アイカは剛毛だもんねぇ…」
「そうなのよ!カミソリ負けとの戦いよ!!
お小遣貯まったら、即効で脱毛行くんだ!!」
「いってぇぇえええええ!!!」
「小松!我慢よっ!美はねぇ、痛みとの戦いなのよ!!」
俺の隣にいた小松がすね毛にたっぷり塗られたブラジリアンワックスをべりっと一気に剥がされて悶え苦しんでいる。
俺は元々体毛が薄くて、色もかなり薄いからほとんど処理しなくてもOKだと言われた。小松を見ていると喜んでいいのか、男としてそれでいいのかと複雑だ。
「お肌もトラブルなしの毛穴レスで唇もぷる艶?!なんなのっ!!!」
顔をガシッと両手で固定されて憎々し気に言われて困った。
「ちょっと小鳥遊君、どんなケアしてんのよ!教えなさいよ!」
「い、いや何もしてないってば…」
「きぃーーーっ!天然物だっていうの?!腹立つわーーー!髪の毛も癖もなくサラッサラで色素が薄いから綺麗!もう、完敗よっ!!」
「お、おう。ありがとう…?」
「どういたしまして!」
ふんすと鼻息をはき出しながら言われた。
今日は、本番に向けてのリハーサルで、本番さながらに準備をしている。
「小鳥遊君、ヘアメイク終わったらこっち着て着替えてー」
「わかった」
「あぁぁぁ…ヘアスタイル迷う。小鳥遊君絶対に化けるわよ!ちょっとさ、先に着替えてきて?それから決めよう」
「わ、わかった」
さっきから女子の勢いに押され気味だ。
メイド役の子たちは自分らで準備が終わって、俺らの手伝いに来てくれている。
気合が自分たちよりも入っているのは気のせいだろうか。
「さぁさぁ!さぁ!脱いで!潔く脱ぐのよ!」
簡易更衣室と化した天井から釣り下げた布をまくって入ると手をワキワキとさせた女子に言われて思わず後ずさりした。しかも、目を爛々と輝かせた女子が4名もいるんだが。怖い。
横を向くと、既に着替えた他の男子が他の女子に手籠めにされていた。
そんな表現がしっくりくるくらい、蹂躙されている。怖い。ちょっと目が死んでるぞ。
「んーーーー。小鳥遊君は、ウケ狙いはダメね。
これは本気で男の娘で萌えを狙うわよ」
「えぇ。分かってるわ。覚悟なさって?小鳥遊君」
「あなたを誰よりも美しくして差し上げますわ!」
「てなわけで、ちゃっちゃと脱いでくださらない?」
なんか言葉遣いもおかしくないか?猛獣の檻に入れられた草食動物の気分だ。
「小鳥遊君はブラは必要なし!でも…下の下着は良い物を用意したわ♡」
「い、嫌な予感しかしないんだけど」
「元々、投票数が多い男子には履いてもらう予定だったのよ!まぁ、ぶっちぎりで小鳥遊君が選ばれるだろうなとは思ってたけど!」
「それ、確信犯!鬼畜!」
「いやぁ~それほどでも」
「褒めてないからね?!」
「じゃ~ん!」
目の前にぴらりとかざされたそれは、
上品なレースがあしらわれた
「紐パン?!」
「そーなのー。絶対に似合うと思うの!これ、優勝賞品♪
お持ち帰りいただけるよ!」
「何の優勝?!いらないよ?!」
「まぁまぁまぁ…楽しんでおくれよ。ね?」
にやりと笑った女子にポンと肩を叩かれた。
その仄暗い笑顔に戦慄が走る。
「きゃーーーん!乳首かわいいー!色きれーい!エローい!!」
「お肌すべっすべー。気持ちいいーー!」
「ウェストほっそ!美脚!!」
「さ、触ってもいい?」
「ダメだからね?!」
生唾飲んで乳首見つめられながら言われて、俺のあるんだかないんだか分からない貞操の危機を覚える。
「うーむ。正直、ここまでエロいと思ってなかったわ。
乳首を透けさせちゃだめだから、ニップレスシール貼ろうか」
「そうだね。小鳥遊君はブラさせちゃったら逆にエロ半減」
うんうんと真剣に話し合って頷いている彼女らが怖くてたまらない。
メイド服は、執事に合わせて白シャツに黒スカート、胸元が深くあいた白エプロン。
もちろん?ミニスカートでゴスロリ風で裾にフリルが入っている。
スカートのウェストは切り返しの部分がリボンで編まれているのがポイントらしい。
胸元は黒の細めのネクタイ。リボン結びにしても良いとのこと。だがしかし、俺に選択権はない。全て、女子の言いなりである。
そして、女装男子だけガーターベルトでストッキングを吊るす仕様だ。なんでこんな力が入ってるんだ。
確かに可愛い。これを着ているのが男じゃなけりゃ垂涎ものだ。
服飾希望の女子が指揮を執って既製品に手直しをして作り上げた力作らしい。
「かっ…可愛いっ!想像以上だったわ!」
「これは、コンテスト優勝も夢じゃないわね」
「髪型はこのままマッシュボブでボーイッシュに仕上げるか、ウィッグつけるか迷いどころね」
「絶対領域がエロ…い」
さっきから最後だけおかしいんだけど!?
「小鳥遊…やべぇな。ぶっちゃけありとか思っちった」
着替えで入ってきていた小松が俺を見ながら言った。
…その赤い脛をタワシでこすってやろうか!
そんな小松は、胸に詰め物を詰めに詰めて爆乳になっている。どう見ても男という体に爆乳が笑いを誘う。
「うん。完璧。マジで美少女。でも、中性的な色気で最高」
「小鳥遊君、学校に蔓延る猿たちに犯されないでね?
暗くて人気のない所に1人でいっちゃダメだよ?」
「犯されないし、俺は男だし!」
「それがよりヤバイんじゃなーい!最近の小鳥遊君エッロいもん!」
「そのぷるぷるしている唇みてると、私もチューしたくなるわ」
ギョッとした。
女の子がそんなはしたない事いうんじゃありません。
「カラコンしちゃう?ちょっと、外国人風にしたい」
「え”?!やだ!目の中に異物入れたくない!」
「小鳥遊君、男は気合よ?」
「泣いたらメイクって崩れちゃうんじゃないの?
妹が初めてカラコンした時ぼろぼろ泣いてたけど」
「…慣れればいいのよ。えぇ。学際までに時間はあるわ」
「鬼畜!!!」
「だまらっしゃい!美とは痛みとの戦いよ!」
「ひぃ」
「小鳥遊、諦めろ…」
全てを悟ったような表情の小松に肩を叩かれた。
0
お気に入りに追加
1,935
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
嘔吐依存
()
BL
⚠️
・嘔吐表現あり
・リョナあり
・汚い
ー何でもOKな方、ご覧ください。
小説初作成なのでクオリティが低いです。
おかしな点があるかもしれませんが温かい目で見逃してください。ー
首輪 〜性奴隷 律の調教〜
M
BL
※エロ、グロ、スカトロ、ショタ、モロ語、暴力的なセックス、たまに嘔吐など、かなりフェティッシュな内容です。
R18です。
ほとんどの話に男性同士の過激な性表現・暴力表現が含まれますのでご注意下さい。
孤児だった律は飯塚という資産家に拾われた。
幼い子供にしか興味を示さない飯塚は、律が美しい青年に成長するにつれて愛情を失い、性奴隷として調教し客に奉仕させて金儲けの道具として使い続ける。
それでも飯塚への一途な想いを捨てられずにいた律だったが、とうとう新しい飼い主に売り渡す日を告げられてしまう。
新しい飼い主として律の前に現れたのは、桐山という男だった。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
月の兎 ―真夜中のラブレター
ふうか
BL
大学生の玄は、幼馴染の卯夏をひどい家庭環境から救い出すために一緒に上京し暮らしていた。
幼馴染と恋人の間の気やすい関係だったはずなのに、最近なんだか卯夏がおかしい。
もともとの人目を惹く容姿にますます磨きがかかって、しかもエロくなってないか!?
都市伝説なんて、全く信じていなかったけれど、これは──。
迫る危機から二人は無事に逃げ切ることができるのか?
SFファンタジーBLです。
Amazon kindleで出版したBL小説集に掲載した作品の試し読み部分です。
長めに掲載しますので楽しんでいただけると思います。
一部非掲載となる部分があります。全編はAmazon kindleでお読みいただけます。
kindle unlimited対応です。よろしくお願いします。
Amazon kindle
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DJS5H354
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる