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第一章 初めての務め
045 お見通し
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瑞貴が家に帰り着いた時、自宅前には車がとまっていた。両親も帰ってきていた。
「……ただいま。……どうしたの?こんなに早く」
リビングで両親はくつろいでいたが、帰ってきた瑞貴に二人揃って『おかえり』と返してくれる。
「ほら、今週の水曜日から出張でしょ?しばらく家にも帰れないし、準備もあるから今日と明日は仕事を早めに切り上げることにしたの」
「そうなんだ、何も聞いてなかったからビックリした」
「昨日、引き籠って話を出来なくしてたのは誰でしょうか?」
「それは、そうなんだけど……」
「お前の用事は済んだのか?」
「まぁ、済んだというか、済んでないというか。明日も行ってみようと思ってる」
「随分、堂々としたズル休み宣言だな。……まぁ、でも、納得できるまで好きにしなさい」
「ごめん、ありがとう。……ちゃんとケリをつけたら元の生活に戻るから」
母が瑞貴のコーヒーも淹れてくれてリビングで久しぶりの家族の時間を過ごす。大黒様もミルクとビスケットでご満悦の様子だった。
「ねぇ、怒らないで答えてほしいんだけど……。俺が死んだら、悲しんでくれる?」
「悲しいに決まってるだろ!」「悲しいに決まってるでしょ!」
二人同時に怒鳴られてしまった。
「……怒らないで答えてほしいって言ったのに……」
「怒るに決まってるでしょ。何をバカなコト聞いてくるの」
怒られてしまってはいたが、それは瑞貴にとって嬉しいことだった。それならば尚更、瑠々の母親の笑顔が理解出来なくなってしまう。
「お前は、子どもを失った親が悲しまないと思っていたのか?」
「いやっ、当然悲しいと思ってた。……だから、それを今日確認に行ってきたんだけど、分からなくなったんだ」
「……分からなくなってるんじゃなくて、自分を信じられなくなっているだけじゃないのか?……お前が悲しいことだと思っていたことが他の人はそうじゃなかったかもしれない。……違うか?」
「んー?……違わないのかも」
「瑞貴、人間の価値観は違って当然なんだ。……違って当然なものを正しく理解することは不可能だ」
「それじゃぁ、諦めるしかないの?」
「それも一つの手段だよな。……でも、諦められるのか?」
山本絵里から聞いた話。ネットのニュース記事。実際に見てきた瑠々の母親の笑顔。
それらを信じてしまいそうになっている。諦めるのも手段の一つであれば、諦めてしまって今ある情報だけを信じてしまえば済むことになる。
――いやっ、違うな。価値観の違いだとか関係ないじゃないか
瑞貴は頭の中がハッキリとしていくのを感じてた。客観的な情報で動いていたわけではない。
――『自分は悪い子だ』と言って謝り続ける瑠々ちゃんを見て、変だと思ったんだろ?……俺は死んでしまった後の毎日を楽しいと言っている瑠々ちゃんが辛かったんだ
自分が見聞きしたものを信じて動き出したはずが無機質な情報に侵食されてしまっていた。
――瑠々ちゃんが『悪い子』でも『邪魔な子』でもないことを俺が証明してあげるつもりでいた
モヤモヤしていた気分が晴れていく。
瑞貴が何をしたくて、何をしてあげたくて動いていたのか。誰を信じてあげるのか迷う必要などなかった。
「……その顔でいられるなら、もう変な質問を父さんたちにしなくても大丈夫だな?」
「あぁ、もう大丈夫。……自分を信じることにする」
瑞貴は再び覚悟を決めていた。そして、自分が見てきた物を余計なフィルターを通すことなく思考へ繋げる。
――あの母親の笑顔は、やっぱり『変』なんだ
瑞貴は翌日も再び同じ場所へ向かうことを決めた。そこで自分なりの答えを見つけ出せるように考えなければならない。
「さぁ、頭を使うのも栄養が必要よ。お昼にしましょう」
せっかく頭が回り始めたが母の一声に抗うことなど出来るはずもない。それでも、明日のためには栄養が必要なことも事実だった。
「平日のお昼に家族そろってご飯を食べるって、何だか新鮮な感じ」
「……栄養が十分になった瑞貴は考える時間が必要だな。……よしっ!大黒様の夕方の視察は父さんが代わってやろう」
意外な提案が父の口から飛び出した。これまで瑞貴以外が視察の同行をすることはなかった。
そして、杖を使いながらでしか歩けない父に行かせることにも気が引けていた。
「別にいいよ、俺の務めだし。……歩きながらでも考えることは出来るんだ
から」
「他事を考えながら大切な視察をするんじゃない。……父さんだって元は神媒師なんだから任せなさい」
大黒様も驚いて瑞貴を見ていた。その反応が面白かったので瑞貴も思わず、
「分かった。それじゃぁ、お願いする」
と言ってみることにした。
いろいろと整理しておきたいことも確かであり。リミットを28日とすれば、チャンスは最大限に活かさなければならない。
夕方の視察まで大黒様も部屋で一緒に過ごすことになったのだが、アニメを見ながら眠ってしまっている。
子ども向けのアニメばかりのチャンネルのおかげで、大黒様の生活は穏やかになっている。
「これ、俺も見たことあるアニメだな」
小さな子どもが見るアニメは、それほど変化がないので昔の内容でも問題ないのだろう。何となく見入ってしまう。
――瑠々ちゃんは、母親は悪くないとしか言わない。……でも、絶対に悪いのは、母親の方なんだ
瑞貴にとって『死人にも口はある』のだが瑠々は幼すぎるし、瑠々は母親も罪を認めてはいない。
一生懸命に自分を悪く言う瑠々の姿を思い出していた。
――瑠々ちゃんは、お母さんが大好きだったんだよな……
その大好きなお母さんに『邪魔な子』と言われたくなくて、5歳の女の子が必死に頑張って生きていた。
瑞貴にも母親のことを繰り返し弁明していた。
――瑠々ちゃんから聞き出せないなら母親から聞くしかないのか。……でも、どうやって?
結論が出ないまま頭の中では堂々巡り。そんなことを繰り返して時間だけが過ぎていった。
すると、部屋のドアをノックする音が聞こえて、父が入ってきた。手には『視察道具』と云う名の『お散歩セット』を持っている。
「……それでは大黒様、出発しましょうか」
大黒様は軽快にベッドから飛び出して、父についていく。
瑞貴が神媒師である意味が薄れてしまっているのだが、年内は閻魔様の業務に集中することになっているのだから仕方ない。
前日の大黒様を置き去りにしてしまった行為の方が、視察を一日交代するよりも職務怠慢になることに瑞貴は気付いていない。
点いたままになっているテレビではアニメが流れていた。擬人化された動物たちの探偵ドラマで犬の探偵が事件を解決するらしい。これを大黒様が見ているのだから面白い。
『…………あの時のあなたの証言はおかしいんです。だから、犯人は、あなたしか考えられない』
ド直球の追求で単純明快な犯人当ての推理が繰り広げられた。
「まぁ、子ども向けのアニメだから仕方ないか」
アニメの中では犯人のネコが泣きながら罪を認め謝罪している。実際には、悪足搔きして言い逃れすることも出来そうだが、深く考えるだけ時間の無駄になる。
「……あれ?これでいいんじゃないのか?」
難しく考えても結論は出せない。瑞貴だって世間的にはまだ子どもなのだ。
16歳の高校生が大人と対等に渡り合おうとすること自体に無理がある。対等ではなく、自分が子どもであることを認めて向き合えば手段は見つかりそうだった。
――まさか、大黒様はこれを教えるために『わざと』?
時々(結構いつも)、大黒様が神様であったことを忘れて接してしまうが最高神のシヴァである。
最高神が瑞貴の悩みを見抜けないはずない。のかもしれない。世界を滅ぼせる力を持つシヴァ神が、いつも傍にいてくれると錯覚した途端に心強く感じていた。
「……ただいま。……どうしたの?こんなに早く」
リビングで両親はくつろいでいたが、帰ってきた瑞貴に二人揃って『おかえり』と返してくれる。
「ほら、今週の水曜日から出張でしょ?しばらく家にも帰れないし、準備もあるから今日と明日は仕事を早めに切り上げることにしたの」
「そうなんだ、何も聞いてなかったからビックリした」
「昨日、引き籠って話を出来なくしてたのは誰でしょうか?」
「それは、そうなんだけど……」
「お前の用事は済んだのか?」
「まぁ、済んだというか、済んでないというか。明日も行ってみようと思ってる」
「随分、堂々としたズル休み宣言だな。……まぁ、でも、納得できるまで好きにしなさい」
「ごめん、ありがとう。……ちゃんとケリをつけたら元の生活に戻るから」
母が瑞貴のコーヒーも淹れてくれてリビングで久しぶりの家族の時間を過ごす。大黒様もミルクとビスケットでご満悦の様子だった。
「ねぇ、怒らないで答えてほしいんだけど……。俺が死んだら、悲しんでくれる?」
「悲しいに決まってるだろ!」「悲しいに決まってるでしょ!」
二人同時に怒鳴られてしまった。
「……怒らないで答えてほしいって言ったのに……」
「怒るに決まってるでしょ。何をバカなコト聞いてくるの」
怒られてしまってはいたが、それは瑞貴にとって嬉しいことだった。それならば尚更、瑠々の母親の笑顔が理解出来なくなってしまう。
「お前は、子どもを失った親が悲しまないと思っていたのか?」
「いやっ、当然悲しいと思ってた。……だから、それを今日確認に行ってきたんだけど、分からなくなったんだ」
「……分からなくなってるんじゃなくて、自分を信じられなくなっているだけじゃないのか?……お前が悲しいことだと思っていたことが他の人はそうじゃなかったかもしれない。……違うか?」
「んー?……違わないのかも」
「瑞貴、人間の価値観は違って当然なんだ。……違って当然なものを正しく理解することは不可能だ」
「それじゃぁ、諦めるしかないの?」
「それも一つの手段だよな。……でも、諦められるのか?」
山本絵里から聞いた話。ネットのニュース記事。実際に見てきた瑠々の母親の笑顔。
それらを信じてしまいそうになっている。諦めるのも手段の一つであれば、諦めてしまって今ある情報だけを信じてしまえば済むことになる。
――いやっ、違うな。価値観の違いだとか関係ないじゃないか
瑞貴は頭の中がハッキリとしていくのを感じてた。客観的な情報で動いていたわけではない。
――『自分は悪い子だ』と言って謝り続ける瑠々ちゃんを見て、変だと思ったんだろ?……俺は死んでしまった後の毎日を楽しいと言っている瑠々ちゃんが辛かったんだ
自分が見聞きしたものを信じて動き出したはずが無機質な情報に侵食されてしまっていた。
――瑠々ちゃんが『悪い子』でも『邪魔な子』でもないことを俺が証明してあげるつもりでいた
モヤモヤしていた気分が晴れていく。
瑞貴が何をしたくて、何をしてあげたくて動いていたのか。誰を信じてあげるのか迷う必要などなかった。
「……その顔でいられるなら、もう変な質問を父さんたちにしなくても大丈夫だな?」
「あぁ、もう大丈夫。……自分を信じることにする」
瑞貴は再び覚悟を決めていた。そして、自分が見てきた物を余計なフィルターを通すことなく思考へ繋げる。
――あの母親の笑顔は、やっぱり『変』なんだ
瑞貴は翌日も再び同じ場所へ向かうことを決めた。そこで自分なりの答えを見つけ出せるように考えなければならない。
「さぁ、頭を使うのも栄養が必要よ。お昼にしましょう」
せっかく頭が回り始めたが母の一声に抗うことなど出来るはずもない。それでも、明日のためには栄養が必要なことも事実だった。
「平日のお昼に家族そろってご飯を食べるって、何だか新鮮な感じ」
「……栄養が十分になった瑞貴は考える時間が必要だな。……よしっ!大黒様の夕方の視察は父さんが代わってやろう」
意外な提案が父の口から飛び出した。これまで瑞貴以外が視察の同行をすることはなかった。
そして、杖を使いながらでしか歩けない父に行かせることにも気が引けていた。
「別にいいよ、俺の務めだし。……歩きながらでも考えることは出来るんだ
から」
「他事を考えながら大切な視察をするんじゃない。……父さんだって元は神媒師なんだから任せなさい」
大黒様も驚いて瑞貴を見ていた。その反応が面白かったので瑞貴も思わず、
「分かった。それじゃぁ、お願いする」
と言ってみることにした。
いろいろと整理しておきたいことも確かであり。リミットを28日とすれば、チャンスは最大限に活かさなければならない。
夕方の視察まで大黒様も部屋で一緒に過ごすことになったのだが、アニメを見ながら眠ってしまっている。
子ども向けのアニメばかりのチャンネルのおかげで、大黒様の生活は穏やかになっている。
「これ、俺も見たことあるアニメだな」
小さな子どもが見るアニメは、それほど変化がないので昔の内容でも問題ないのだろう。何となく見入ってしまう。
――瑠々ちゃんは、母親は悪くないとしか言わない。……でも、絶対に悪いのは、母親の方なんだ
瑞貴にとって『死人にも口はある』のだが瑠々は幼すぎるし、瑠々は母親も罪を認めてはいない。
一生懸命に自分を悪く言う瑠々の姿を思い出していた。
――瑠々ちゃんは、お母さんが大好きだったんだよな……
その大好きなお母さんに『邪魔な子』と言われたくなくて、5歳の女の子が必死に頑張って生きていた。
瑞貴にも母親のことを繰り返し弁明していた。
――瑠々ちゃんから聞き出せないなら母親から聞くしかないのか。……でも、どうやって?
結論が出ないまま頭の中では堂々巡り。そんなことを繰り返して時間だけが過ぎていった。
すると、部屋のドアをノックする音が聞こえて、父が入ってきた。手には『視察道具』と云う名の『お散歩セット』を持っている。
「……それでは大黒様、出発しましょうか」
大黒様は軽快にベッドから飛び出して、父についていく。
瑞貴が神媒師である意味が薄れてしまっているのだが、年内は閻魔様の業務に集中することになっているのだから仕方ない。
前日の大黒様を置き去りにしてしまった行為の方が、視察を一日交代するよりも職務怠慢になることに瑞貴は気付いていない。
点いたままになっているテレビではアニメが流れていた。擬人化された動物たちの探偵ドラマで犬の探偵が事件を解決するらしい。これを大黒様が見ているのだから面白い。
『…………あの時のあなたの証言はおかしいんです。だから、犯人は、あなたしか考えられない』
ド直球の追求で単純明快な犯人当ての推理が繰り広げられた。
「まぁ、子ども向けのアニメだから仕方ないか」
アニメの中では犯人のネコが泣きながら罪を認め謝罪している。実際には、悪足搔きして言い逃れすることも出来そうだが、深く考えるだけ時間の無駄になる。
「……あれ?これでいいんじゃないのか?」
難しく考えても結論は出せない。瑞貴だって世間的にはまだ子どもなのだ。
16歳の高校生が大人と対等に渡り合おうとすること自体に無理がある。対等ではなく、自分が子どもであることを認めて向き合えば手段は見つかりそうだった。
――まさか、大黒様はこれを教えるために『わざと』?
時々(結構いつも)、大黒様が神様であったことを忘れて接してしまうが最高神のシヴァである。
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