【R18】「千エロ」-千文字でエロエロになる掌編集-

杏野 音

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泡姫に目覚めさせられた性癖

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もう十年以上前になりますが、その頃はまだ結婚しておらず彼女もいなかった私は1~2月に一回ほどソープランドに行っていました。
ソープといっても吉原とかよく知られたところではなく、なぜこんな所に?と思うような住宅街にポツリとある店でした。
そんな感じの店ですから、在籍している女の子(というには無理のある人もいましたが)のレベルはそれ程高くはありませんでしたが、私はあまりそういう拘りはなく、値段もリーズナブルだったので通っていたのです。
私は女の子の予約というものをせず、店にお任せする主義でした。
そのほうがどんな子が来るのかというワクワク感が楽しめるからです。
時には期待ほどではない場合もありましたが、それも含めての遊びと割り切っていました。

その日現れたのは、文字通り子でした。
胸もお尻もお腹も、そしておそらく体重も全てが規格外でした。
さすがに一瞬怯みましたが、でもこんな経験もなかなか出来ないだろうと思い私はお願いする事にしました。

見た目と違い彼女のテクニックは繊細で、始まってからは容姿のことなど気にもならなくなり、私は彼女の生み出す快楽に身を任せていました。
マットの上で、ローションにまみれ密着プレーをしていた時でした。
彼女が「チングリ返ししてみる?」といいました。
その店でそんなことを言う子は初めてでしたので、私はお願いすることにしました。頭を下に抱えられて両足を開くと、彼女の目の前に私の陰部と肛門が露わになります。
彼女は私の嚢から会陰へと舌を這わせ、ついには肛門まで舌で刺激します。
「あ、ああ」
初めて体験する感覚に私は恥ずかしげもなく声をあげてしまいました。
彼女が尋ねます。
「お客さん、ここ感じやすいのね。指入れてみる?」
少し怖い気もしましたが私は思わず「うん」と答えてしまいました。
ローションをたっぷりと含んだ指がゆっくりと肛門を押し広げながら入ってきます。そしてその指が出入りし始めると、私はその強烈な刺激に理性を失ったようによがり声をあげてしまいました。

その後、私は肛門と陰茎を同時に責められてるさなかにイってしまったのですが、彼女はそれじゃ勿体ないからと口でもう一度立たせてくれ、最後は上から跨がった彼女の中で出させてくれました。

容姿は決してタイプとは言えませんが、いい子だったと思います。
その店はいつの間にか閉店してしまいましたが、あの刺激が忘れられなくなった私は、今では時折M性感の店でその欲求を満たしています。


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