【R18】秘奥の地でボクは男達に娶られる

杏野 音

文字の大きさ
上 下
5 / 9

#5 紊乱の初夜②

しおりを挟む
「口で咥えろ、やったことはあるか?」

ユウダイさんが僕の前に立ちはだかった。
僕は小さく首を横に振る。

「愛おしいものだと思ってやるんだ、ほら」

僕は、目の前で毒蛇のように鎌首をもたげて震える太い肉茎に手を伸ばした。
これまでの僕だったら男の人のこれを口にするなんて考えられなかっただろう。
だけど肉茎に与えられる快楽を知ってしまった今では、何か尊いもののようにすら思えてしまう。

肉茎の根元に手を添えて、固く膨れ上がった先端に舌先を這わせる。
そのままゆっくりと口に含むと、僕は頭を前後させ口内の粘膜で肉茎を扱き始めた。
どうすればいいかはわからなかったけれど、愛おしいものだと思えと言われたとおり歯を当てないように気をつけながら懸命に奉仕した。

「ん、ああ、悪くないぜ。本当に初めてか? だが左手が遊んでるぞ、ふくろに添えて揉め」

僕は左の手のひらでユウダイさんの陰嚢を包むと、転がすように揉みながら奉仕を続ける。

「よし、いいぞ、はぁ、由貴也の口、たまらねぇな」

ユウダイさんはより強い刺激を得ようとするように自ら腰を小刻みに動かす。

「ぐぅ、このまま出して由貴也に飲ませたいところだが……」

ユウダイさんは僕の髪を掴んで肉茎を強引に抜いた。

「今日は由貴也に出していいのは一回までと取り決めてあるからな。由貴也、這え。尻を高く掲げろ、そして自分からお願いするんだ」
「は、はい」

僕は畳に這って、ユウダイさんにお尻を掲げる。

「お願いです、由貴也のお尻に……あなたの太いものを挿れてください」

ユウダイさんが意地の悪い笑いを浮かべた。

「穴から精液滴らせながら男に尻を広げておねだりとは、すっかり「嫁」に染まってきたようだな」

ユウダイさんはボトルから粘る液体を手に取り、自らの肉茎に塗りつけると僕の尻を両手で掴んだ。

「よし、皆に見せつけてやるか」

身長の高いユウダイさんが被い被さるようにして尻を引きつける。
熱を持った固い肉茎の先端が、精液で濡れそぼったお尻の肉穴にあてがわれた。

「はあっ、あああ」

タケシさんの時よりもさらに太い肉茎が内部の狭まった部分を押し広げる。

「タケシさんが先に広げてくれてよかったな。由貴也、どうだ俺のは」
「はっ、はっ、ああっ、大っきい、あんっ、大っきい、です」

僕は苦痛と快楽に咽びながらうわごとのように声を上げる。

「お、奥に当たったかな。よし由貴也、よがり狂わせてやる。しっかりくわえ込めよ」

僕の腸内なかをいっぱいに塞いだユウダイさんの肉茎が引き抜かれ、再び奥まで差し込まれる。

「ひっ、あっ、ああん」

お腹の奥をユウダイさんの肉茎の先端が突き上げるとグンと体が浮くような刺激がはじけ、引き抜かれる時は体内を羽毛でなぞられるような甘美な波が駆け巡る。

「あ、いいっ、気持ち、いっ、あっ、はぁぁ」

畳に額をつけるように伏している僕からは見えないけれど、僕のお尻はグチュ、グチュッと淫らな音をたててユウダイさんのものを受け入れている。
もう意識が飛びそうになるが、無意識のうちに僕も腰を振るっていた。

「は、はぁっ、由貴也っ、いくぞ、いいか、いくぞ!」

ユウダイさんの動きが早まる。

「あふぅ、はんっ、あん、来て、来てぇ」
「うっ、イクッ、あっ」

尻に爪をたててユウダイさんが叫ぶ。
直後、僕の腸内なかに今日二度目の熱い飛沫しぶきが何度も吐き出された。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

俺は触手の巣でママをしている!〜卵をいっぱい産んじゃうよ!〜

ミクリ21
BL
触手の巣で、触手達の卵を産卵する青年の話。

処理中です...