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#1 秘奥の村の新任教師
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湿気の含んだ浴室内に、水音と微かな喘ぎ声が反響している。
それほど広くはない浴槽の中で、密着した状態の背後から手が伸びてきて僕の胸の小さな突起を指で摘まんだ。
「あっ……」
思わず声を漏らした僕の反応を楽しむかのように背後からその人は耳元で囁く。
「ずいぶんとここの感度がよくなってきたじゃないか」
「だって、あっ……いっぱい触るから」
僕の小さな突起はすっかり馴らされて、コリッと硬く尖っていた。
「こっちはどうかな」
浴槽の縁に置いてあった小さなリモコンのようなものを手に取ると、その人はスイッチを何度か押した。
「はぁっ、ダメ、強過ぎるっ、ああん」
お湯に浸かった僕の下腹部から、高い振動音が響く。
「そのまま立ってみて」
僕は言われるままに浴槽の中に立ちあがり、浴槽の縁に手を突いて、その人の眼前にお尻を突き出す姿勢をとった。
腸内で激しく振動する異物に、僕は身をよじらせながら快感に耐えようとするが、その入口の窄まった穴は何度もビクッと痙攣を繰り返す。
「はぁ、いいっ、いいよう、あっ、ダメ、ダメェ」
その人は追い討ちをかけるように、手のひらで僕の嚢を転がした。
「あっ、ホントにっ、そんなことしたら、もう、もう!」
僕は小さな悲鳴を放った。
勃起していない肉茎から、白濁した液体がポタポタと流れ落ちる。
「ごめんなさい、先に出ちゃった……」
「いいんだよ、可愛いな。ああ、たまらなくなってきた」
その人も浴槽内に立ち上がると、僕のお尻の穴から伸びているコードを引き抜いた。
「今度はホンモノでいくね」
「は、はい」
背後から、熱を持った硬いものがあてがわれる。
僕のその部分は既に十分にほぐれて悦びにひくついていた。
「挿れるよ」
僕は夢中で頭を振った。
お尻を厚みのある手が抱える。
ゆっくりと、窄まった肉の穴を肉茎が押し広げながら奥へと進んでいった。
「ああっ」
肉茎が音を立てて前後に出入りし始める。
僕は歓喜の声を上げていた。
###
「えーと、先生の名前は高山由貴也と言います。この春大学を卒業したばかりですが、みんなにとっていい先生になれるように頑張ります」
何度か事前に復唱したはずだったのに、緊張のためか少しうわずってしまった。
「先生いくつなのー?」
「先生は誕生日が1月なので、まだ二十二歳です」
「高校生のお兄ちゃんかと思ったー」
教室内にドッと子供達の笑い声が上がった。
まあ数週間前までは大学生だったし、家の体質を受け継いだせいか今でもお酒を買うのに必ず身分証を確認されてしまうくらいの童顔だから、子供達がそう思うのも仕方がない。
僕は改めて教室を見渡した。
そこには、学年もバラバラな十四人の子供達の屈託のない笑顔があった。
僕が東京の大学を卒業して就職したのは、A県○○郡奥沢村にある小学校の分校だった。
担当教授のツテで、なり手が少なく空きがあった山村地域の臨時教諭の採用試験を受け、合格することが出来たのだ。
臨時といっても数年間問題なく勤めれば県に教員として正式採用もあるとの条件もあって、僕は縁もゆかりもないこの山村での社会人生活を始めることに決めた。
分校は、年配の分校主任の篠山先生のほか教師の山崎先生と僕の三人体制だったが、既婚者の篠山先生と山崎先生は車で一時間ほどかかる市街地のほうから車で通勤していた。
僕は授業の準備や地域に早く馴染めるようにとの配慮から、村が用意してくれた村内の一軒家に住むことになった。
便利な都会暮らしに慣れた身には戸惑う部分も多かったけど、村の人達は皆親切で僕は徐々に村の生活に馴染んでいった。
###
「高山先生、今度村の祭りがあるんで、それを手伝ってくれんか」
それは村での生活を始めて三ヶ月ほどたった頃だった。
学校から戻り家の前に止めた車から降りたところで、ちょうど通りかかった軽トラの中からタケシさんが声をかけてきた。
タケシさんは、僕の家の隣(といっても百メートルくらい離れているけれど)に住む小田健という四十歳位の男性で、短めに刈り上げだ頭と農作業で鍛えられた逞しく日に焼けた体が印象的な人だった。
村のことを教えてくれたり、時折新鮮な野菜を持ってきてくれたりと、今のところ村で一番の顔見知りになっていた。
「お祭りですか。それは楽しそうですね! ぜひ参加させてください」
「じゃあ、細かいことはまた今度な」
そう言うとタケシさんの軽トラは走り去っていった。
お祭りか。
僕にはたこ焼きとかベビーカステラなどの露店が立ち並ぶようなイメージしかないけれど、人口も少ないこの地域ではどんな感じなんだろう。
後日、タケシさんから祭りの概要を聞かされた。
祭りは処暑(8月下旬頃)に行われ、村の氏神へ舞を奉納することが主になるらしい。
どうやら僕は足りない人手を補う為に声をかけられたようだった。
その後何度かタケシさんに連れられて祭りの準備に加わり、奉納の儀式に使う飾り物の作成や舞台の組み立て等の手伝いを行った。
そして、いよいよ祭りの日はやってきた。
それほど広くはない浴槽の中で、密着した状態の背後から手が伸びてきて僕の胸の小さな突起を指で摘まんだ。
「あっ……」
思わず声を漏らした僕の反応を楽しむかのように背後からその人は耳元で囁く。
「ずいぶんとここの感度がよくなってきたじゃないか」
「だって、あっ……いっぱい触るから」
僕の小さな突起はすっかり馴らされて、コリッと硬く尖っていた。
「こっちはどうかな」
浴槽の縁に置いてあった小さなリモコンのようなものを手に取ると、その人はスイッチを何度か押した。
「はぁっ、ダメ、強過ぎるっ、ああん」
お湯に浸かった僕の下腹部から、高い振動音が響く。
「そのまま立ってみて」
僕は言われるままに浴槽の中に立ちあがり、浴槽の縁に手を突いて、その人の眼前にお尻を突き出す姿勢をとった。
腸内で激しく振動する異物に、僕は身をよじらせながら快感に耐えようとするが、その入口の窄まった穴は何度もビクッと痙攣を繰り返す。
「はぁ、いいっ、いいよう、あっ、ダメ、ダメェ」
その人は追い討ちをかけるように、手のひらで僕の嚢を転がした。
「あっ、ホントにっ、そんなことしたら、もう、もう!」
僕は小さな悲鳴を放った。
勃起していない肉茎から、白濁した液体がポタポタと流れ落ちる。
「ごめんなさい、先に出ちゃった……」
「いいんだよ、可愛いな。ああ、たまらなくなってきた」
その人も浴槽内に立ち上がると、僕のお尻の穴から伸びているコードを引き抜いた。
「今度はホンモノでいくね」
「は、はい」
背後から、熱を持った硬いものがあてがわれる。
僕のその部分は既に十分にほぐれて悦びにひくついていた。
「挿れるよ」
僕は夢中で頭を振った。
お尻を厚みのある手が抱える。
ゆっくりと、窄まった肉の穴を肉茎が押し広げながら奥へと進んでいった。
「ああっ」
肉茎が音を立てて前後に出入りし始める。
僕は歓喜の声を上げていた。
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「えーと、先生の名前は高山由貴也と言います。この春大学を卒業したばかりですが、みんなにとっていい先生になれるように頑張ります」
何度か事前に復唱したはずだったのに、緊張のためか少しうわずってしまった。
「先生いくつなのー?」
「先生は誕生日が1月なので、まだ二十二歳です」
「高校生のお兄ちゃんかと思ったー」
教室内にドッと子供達の笑い声が上がった。
まあ数週間前までは大学生だったし、家の体質を受け継いだせいか今でもお酒を買うのに必ず身分証を確認されてしまうくらいの童顔だから、子供達がそう思うのも仕方がない。
僕は改めて教室を見渡した。
そこには、学年もバラバラな十四人の子供達の屈託のない笑顔があった。
僕が東京の大学を卒業して就職したのは、A県○○郡奥沢村にある小学校の分校だった。
担当教授のツテで、なり手が少なく空きがあった山村地域の臨時教諭の採用試験を受け、合格することが出来たのだ。
臨時といっても数年間問題なく勤めれば県に教員として正式採用もあるとの条件もあって、僕は縁もゆかりもないこの山村での社会人生活を始めることに決めた。
分校は、年配の分校主任の篠山先生のほか教師の山崎先生と僕の三人体制だったが、既婚者の篠山先生と山崎先生は車で一時間ほどかかる市街地のほうから車で通勤していた。
僕は授業の準備や地域に早く馴染めるようにとの配慮から、村が用意してくれた村内の一軒家に住むことになった。
便利な都会暮らしに慣れた身には戸惑う部分も多かったけど、村の人達は皆親切で僕は徐々に村の生活に馴染んでいった。
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「高山先生、今度村の祭りがあるんで、それを手伝ってくれんか」
それは村での生活を始めて三ヶ月ほどたった頃だった。
学校から戻り家の前に止めた車から降りたところで、ちょうど通りかかった軽トラの中からタケシさんが声をかけてきた。
タケシさんは、僕の家の隣(といっても百メートルくらい離れているけれど)に住む小田健という四十歳位の男性で、短めに刈り上げだ頭と農作業で鍛えられた逞しく日に焼けた体が印象的な人だった。
村のことを教えてくれたり、時折新鮮な野菜を持ってきてくれたりと、今のところ村で一番の顔見知りになっていた。
「お祭りですか。それは楽しそうですね! ぜひ参加させてください」
「じゃあ、細かいことはまた今度な」
そう言うとタケシさんの軽トラは走り去っていった。
お祭りか。
僕にはたこ焼きとかベビーカステラなどの露店が立ち並ぶようなイメージしかないけれど、人口も少ないこの地域ではどんな感じなんだろう。
後日、タケシさんから祭りの概要を聞かされた。
祭りは処暑(8月下旬頃)に行われ、村の氏神へ舞を奉納することが主になるらしい。
どうやら僕は足りない人手を補う為に声をかけられたようだった。
その後何度かタケシさんに連れられて祭りの準備に加わり、奉納の儀式に使う飾り物の作成や舞台の組み立て等の手伝いを行った。
そして、いよいよ祭りの日はやってきた。
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