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3 交合の悶え
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ベッドに仰向けになった私の上に、朋樹君が覆い被さりました。
唇から首筋へと舌を這わせ、そのまま乳房を伝い上り頂点の突起を口に含みます。
「ん、あっ、はん」
唇と舌で愛撫され、私の乳首はすぐに硬く尖りました。
「麻衣子さんのおっぱい、きれいな色してる」
「ほんと、に?」
「本当ですよ」
朋樹君の吸う力がさらに強くなりました。
「ああ!」
女というのは、心を許した男の人に身体を誉められるのは嬉しいものです。
私は離すまいとするように朋樹君の頭を腕に抱え引き寄せます。
「朋樹、君!」
それでも朋樹君は力強い動きで、私のおへそ、下腹部へと舐め進みました。
「麻衣子さん、脚を開いて」
朋樹君の言葉に、私は膝を立てるとゆっくりとそれを左右に開きました。
「ああ、これが麻衣子さんのアソコ……」
目の前に開かれた私の秘部を前にして朋樹君が目を見開きます。
けれど、たぶん私はそれ以上に昂っていました。
夫には性処理用の穴ぐらいにしか思われていないその場所を、若い男の人が情欲をほとばしらせて見つめているのです。
「でも、ちゃんと濡れるかしら……」
不安が思わず口に出ていました。
なぜならそこはもう何年も、夫に弄られかろうじて受け入れられるぐらいの感度しかなかったのですから。
朋樹君は首を横に振ると無言でそこに口づけました。
「あ! うん、はあっ」
肉襞を唇が押し広げ、露わになった陰核を朋樹君の舌先が舐め回します。
舌の愛撫とともに、朋樹君の指先は膣口へと伸びて奥まった花弁をなぞりました。
「あっ、あっ、駄目、そこ、いい!」
先ほどとは立場が逆転していました。
私の身体は女陰に与えられる快楽で完全に朋樹君に支配されています。
強すぎる刺激に、私は身体を捩り腰を上下して逃れようとしました。
けれど朋樹君の力強い腕に押さえられ、私は舌と指の責めから逃れることができません。
「いっ! ああっ、いいわっ」
身悶える私に向かって朋樹君が顔を上げます。
「麻衣子さんのここ、凄く濡れてる」
もう、それは私自身も分かっていました。
随分と長い間眠っていたその感覚は、朋樹君に目覚めさせられて今は恥ずかしいほどの雫を溢れさせていたのです。
「麻衣子さん、僕、挿れたいよ」
朋樹君が身体を起こします。
さっき一度放ったばかりの若い肉茎は、既に十分に回復していました。
「いいわ、来て」
私は迎え入れるようにさらに脚を開きます。
何かを探すように枕元へ手を伸ばす朋樹君を私は押し止めました。
「今日は大丈夫だから。どこでも好きなところに出していいのよ」
「え? 本当に?」
「ええ」
朋樹君は歓喜の表情を浮かべると、私の脚の間に身体を入れてきました。
自分の肉茎を握ると、その先端を私の肉襞に合わせます。
ゆっくりと、肉襞を押し広げて朋樹君が中に入ってきました。
「あ、ああ」
「はあ、麻衣子さんの中、温かい」
一度奥まで達した肉茎がゆっくりと引き抜かれ、次からはリズミカルに前後し始めました。
「はっ、あっ、あっ、朋樹、君。ああっ、ああ!」
「麻衣子さん、麻衣子さん!」
互いの名を叫びながら、私達は腰を振るいます。
恥丘が肉を打ち合う音と、嬌声が部屋に響き渡りました。
私は朋樹君の背中に手を回し、朋樹君は私の乳房を吸いながら奥へ奥へと腰を突き上げます。
「ああ! 私、もうイクわ、朋樹君! イクぅ」
「麻衣子さん、僕も、僕も出るっ」
「はあっ、来て! 来て!」
「ああっ、イク、イク! あ」
私の膣内で、熱い飛沫が放たれるの感じながら、私は生涯で初めてかもしれない激しい絶頂に達していました。
###
「ごめんなさいね、遅くなっちゃって。ご飯すぐ用意するから」
家に帰って来たとき、夫はソファに転がってテレビでゴルフの試合を見ていました。
「ああ、別にいいよ。お疲れ様」
夫は一度だけ振り返ると、再びテレビに見入っていました。
(何も感じないのね。あなたの妻は息子くらいの若い男に抱かれて嬌声を上げていたのよ)
私は落胆と安堵が混ざったような感情を抱きながら、キッチンへと向かいました。
唇から首筋へと舌を這わせ、そのまま乳房を伝い上り頂点の突起を口に含みます。
「ん、あっ、はん」
唇と舌で愛撫され、私の乳首はすぐに硬く尖りました。
「麻衣子さんのおっぱい、きれいな色してる」
「ほんと、に?」
「本当ですよ」
朋樹君の吸う力がさらに強くなりました。
「ああ!」
女というのは、心を許した男の人に身体を誉められるのは嬉しいものです。
私は離すまいとするように朋樹君の頭を腕に抱え引き寄せます。
「朋樹、君!」
それでも朋樹君は力強い動きで、私のおへそ、下腹部へと舐め進みました。
「麻衣子さん、脚を開いて」
朋樹君の言葉に、私は膝を立てるとゆっくりとそれを左右に開きました。
「ああ、これが麻衣子さんのアソコ……」
目の前に開かれた私の秘部を前にして朋樹君が目を見開きます。
けれど、たぶん私はそれ以上に昂っていました。
夫には性処理用の穴ぐらいにしか思われていないその場所を、若い男の人が情欲をほとばしらせて見つめているのです。
「でも、ちゃんと濡れるかしら……」
不安が思わず口に出ていました。
なぜならそこはもう何年も、夫に弄られかろうじて受け入れられるぐらいの感度しかなかったのですから。
朋樹君は首を横に振ると無言でそこに口づけました。
「あ! うん、はあっ」
肉襞を唇が押し広げ、露わになった陰核を朋樹君の舌先が舐め回します。
舌の愛撫とともに、朋樹君の指先は膣口へと伸びて奥まった花弁をなぞりました。
「あっ、あっ、駄目、そこ、いい!」
先ほどとは立場が逆転していました。
私の身体は女陰に与えられる快楽で完全に朋樹君に支配されています。
強すぎる刺激に、私は身体を捩り腰を上下して逃れようとしました。
けれど朋樹君の力強い腕に押さえられ、私は舌と指の責めから逃れることができません。
「いっ! ああっ、いいわっ」
身悶える私に向かって朋樹君が顔を上げます。
「麻衣子さんのここ、凄く濡れてる」
もう、それは私自身も分かっていました。
随分と長い間眠っていたその感覚は、朋樹君に目覚めさせられて今は恥ずかしいほどの雫を溢れさせていたのです。
「麻衣子さん、僕、挿れたいよ」
朋樹君が身体を起こします。
さっき一度放ったばかりの若い肉茎は、既に十分に回復していました。
「いいわ、来て」
私は迎え入れるようにさらに脚を開きます。
何かを探すように枕元へ手を伸ばす朋樹君を私は押し止めました。
「今日は大丈夫だから。どこでも好きなところに出していいのよ」
「え? 本当に?」
「ええ」
朋樹君は歓喜の表情を浮かべると、私の脚の間に身体を入れてきました。
自分の肉茎を握ると、その先端を私の肉襞に合わせます。
ゆっくりと、肉襞を押し広げて朋樹君が中に入ってきました。
「あ、ああ」
「はあ、麻衣子さんの中、温かい」
一度奥まで達した肉茎がゆっくりと引き抜かれ、次からはリズミカルに前後し始めました。
「はっ、あっ、あっ、朋樹、君。ああっ、ああ!」
「麻衣子さん、麻衣子さん!」
互いの名を叫びながら、私達は腰を振るいます。
恥丘が肉を打ち合う音と、嬌声が部屋に響き渡りました。
私は朋樹君の背中に手を回し、朋樹君は私の乳房を吸いながら奥へ奥へと腰を突き上げます。
「ああ! 私、もうイクわ、朋樹君! イクぅ」
「麻衣子さん、僕も、僕も出るっ」
「はあっ、来て! 来て!」
「ああっ、イク、イク! あ」
私の膣内で、熱い飛沫が放たれるの感じながら、私は生涯で初めてかもしれない激しい絶頂に達していました。
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「ごめんなさいね、遅くなっちゃって。ご飯すぐ用意するから」
家に帰って来たとき、夫はソファに転がってテレビでゴルフの試合を見ていました。
「ああ、別にいいよ。お疲れ様」
夫は一度だけ振り返ると、再びテレビに見入っていました。
(何も感じないのね。あなたの妻は息子くらいの若い男に抱かれて嬌声を上げていたのよ)
私は落胆と安堵が混ざったような感情を抱きながら、キッチンへと向かいました。
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