【R18】ヤらしいことを考えながらカいてます(※小説の話です)

杏野 音

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#6 アノ声アノ音(喘ぎと擬音のこと)

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どうも、杏野 音というケチなエロ駄文製造機でございます。

前の二回ではエロ作品をカくにあたって、部位や行為について私なりの表現についてつらつらとカき散らして参りました。
もうそのあたりについてはカくネタもないかなーと思っていたら、まだ残っておりました。
それは「アノ時の声と音」についてです。

声については、文字でしか表現出来ない小説では非常に重要なものでございます。
このあたりもおそらくカく人の個性が出てくるところではないでしょうか。
私の場合は個人的な嗜好として、絵文字や記号を使うことを好みません。
(誤解の無きよう申しあげておきますが、他人様が使うことには何もケチをつける気はございません。あくまで個人の嗜好でございます)
なので、割と「あっ」とか「ああっ」みたいなオーソドックスなものが多くなります。
ちょっと試しにカいてみます。

###

男が女の股間から顔を上げ、上体を起こして女に覆い被さる。
女の脚を押し広げるように腰を合わせた男の陰茎が、女の膣内なかに分け入ってきた。

「あっ」

女が小さく声を上げる。
しばらく女の膣内なかの感触を愉しんだ男が腰を振るい始めた。

「あっ、ああ、はぁっ」

女はむせびながら男の背に腕を回す。
男は一層激しく女を突き上げ、いいのか、いいのかっ、と呪詛のように呻いた。
女はいいわっ、いいわと嬌声を放って男の動きに合わせて自らも腰を振るう。

「あん、はぁっ、ああっ、ダメ!」

女は昂りを抑えきれずに絶叫した。

「はんっ、あっ! いいっ、はあっ、あっ、ああっ!」

男が獣のような咆哮を上げて女に深く突き入れる。

「ああっ、イクっ、イクぅ!」

女は絶頂を迎えながら膣内なかに放たれた精液を奥深くで受け止めた。

###

こんな感じでしょうか。
カく上で私が一応気を付けていることはといえば、クライマックスに向けて徐々に女性の喘ぎ方が強くなってイくようにすること。
使う言葉は多くなくても、一本調子にならないように変化をつけること。
感嘆符をあまり多用しないようにすること……でしょうかね。
あと、男女のシーンの時は男のほうは正直添え物ぐらいと割り切って書くことが多いかもしれません(言葉責めとかとセットになってる場合は違いますが)。
男×男のシーンはまだ試行錯誤中です。
あまり女性っぽすぎると違和感が出てきそうですが、「うおお」「あおおっ」というのも若干趣がないような気がして……。

さて、次はアノ音。

私は行為の表現にあまり擬音は多用しないほうかと思います。
「女の口の中に含まれた陰茎が、ちゃぷ、ちゃぷと淫靡な音をたてた」みたいな感じには使いますが、意識的に少なめにして表現することを志向しています。
まぁ、これもただの好みの問題なんですけども。

あ、なんかこっちはあんまりいい例がカけない……。

仕方ないので「チキチキ! もしかしたら使えるかもしれないイヤらしく聞こえる擬音テンプレ~」でお茶を濁したいと思います。


「ピチャ、ピチャ」
「チャプ、チャプ」
「クチュ、クチュ」
「ヌプッ、ヌプッ」
「グニュ、グニュ」
「キュッ、キュッ」
「ビュッ、ビュッ」
「ジュボ、ジュボ」
「ビクン、ビクン」
「パンッ、パンッ」
「ジュル、ジュル」
「ドピュッ、ドピュッ」
「ゴクッ、ゴクッ」

……ふう。後は誰か頼みます。
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