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#5.それは花びらだったり貝だったり②(イクのカき方)
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どうも、杏野 音というケチなエロ駄文製造機でございます。
前回はエロを書くのに必須な肉体、性器、性行為の表現の仕方をネタにカいてみたわけですが、もう一つ大事なものがありましたですね。
それは行為の締め、「イク」つまり「絶頂」の部分になります。
性行為をカく場合、ここが到達点になるものですので上手く書きたいところですが、やはりなかなか難しいものです。
男性の場合は射精という目に見える事象があるため、まだカきやすい部分はあります。
しかし、その「気持ちいい」という感覚の部分を文章にするのはなかなか骨が折れる作業です。
そこは自分の体験した感覚をカくしかないわけですが、その時にねぇ……そんなに冷静に観察する余裕はあるはずもなく、結局はなんとなく「こんなんでましたけど」というところでカいております。以下、自作から引用。
###
その①(少し詳細パターン)
そんな思いとは反対に、僕のお尻から背中のあたりを、温かいお湯が湧き上がるような波が押し寄せてくる。
「あ、はぁあっ、も、もう!」
限界が近づいてきていた。
あ、あ、だめ、見ないで、見ないで。
「ああっ、出ちゃう、はぁっ」
叫ぶと同時に、僕は肉棒の先端から白濁した精液を放っていた。
「深淵の女王」より
その②(あっさりパターン)
体の奥から波が駆け上がり、オレはサキュ先生の中にありったけの精液を射精していた。
「C組のサキュ先生」より
###
……とまぁ多少違いはありますが、基本的には背中のあたりを波とかお湯が駆け上がる、的な表現にしていることが多いです。うーむ、伝わるだろうか。
さて、上記は「射精による絶頂」の感覚になりますが、実は男性にはもう一つの絶頂があります。
肛門等から得られるいわゆるドライオーガズム(射精を伴わない絶頂)がそれにあたりますが、こちらは射精による絶頂とは感覚が違います。
いや、全く違うわけではないですが同じにカいては芸がないので、なんとか違いを表現しようと四苦八苦しております。以下、また自作から引用。
(下記は女装した少年がお尻を玩具で責められイクシーンで、この後射精もしてるので正確にはドライではないのですが)
###
身体をよじりながら、求めているのか逃れようとしているのか私は腰を激しくふりながら絶叫していた。
「ひ、あっ、あっ、ダメ、ダメ、もう、私!」
内腿から背中をサーッと暖かいお湯が流れるような感覚のあとに、お腹の奥の方で何かがキュッと硬くなった。
「ああっ、い、いく、いっちゃう」
目の前が真っ白になり、一瞬の浮遊感と全身に弱い電気が流れたような硬直が同時に訪れた。
「深淵の女王」より
###
射精が外向きに放出する感覚だとしたら、ドライは内側に収縮するような感覚として表現しております。
どうなんでしょう、伝わってるかなぁ……。
次は女性の絶頂。
……いや、もうこれは想像でしかカけないです。
正直ファンタジーです。
だからと言って簡単に諦めるのはエロ駄文製造機のプライド(何それ)が許しません。
なのでこう考えました。
「構造が違ったとしても、感覚としてはドライオーガズムに近しいものではないか」と。
実は、私はこれまで一度だけドライに成功した経験がございます。
前述のドライの表現はそれに基づいてのものになるのですが、その感覚をヒントに女性の絶頂というものをカく……つもりなのですが、これまで私の作品は一人称形式が多いうえ殆どが男性視点なので「女性自身による感覚表現を伴う絶頂」というのはあまりないことに気がつきました。
唯一、一貫して女性視点で書いたものとしてはこんな感じでしょうか。
###
「はぁ、あ、ああっ」
ステファンの大きなものが出入りするたびに、激流のような快感が全身を駆け巡りました。
このまま頭がおかしくなるのではと思えるほどの快楽の責めに、私はあっという間に一度目の絶頂を迎えました。
「扇情の告白③ 淫蕩の宴(パーティー)(改訂版)」より
###
ちょっとあっさりしてますね。
この作品は「体験者が告白する」という体裁のシリーズなので、リアリティを持たせるために文章的な修飾をあまりしないようにしたということもありますが。
いずれは、がっつりと取り組んでみたいものでございます。
さて、それではまた。
前回はエロを書くのに必須な肉体、性器、性行為の表現の仕方をネタにカいてみたわけですが、もう一つ大事なものがありましたですね。
それは行為の締め、「イク」つまり「絶頂」の部分になります。
性行為をカく場合、ここが到達点になるものですので上手く書きたいところですが、やはりなかなか難しいものです。
男性の場合は射精という目に見える事象があるため、まだカきやすい部分はあります。
しかし、その「気持ちいい」という感覚の部分を文章にするのはなかなか骨が折れる作業です。
そこは自分の体験した感覚をカくしかないわけですが、その時にねぇ……そんなに冷静に観察する余裕はあるはずもなく、結局はなんとなく「こんなんでましたけど」というところでカいております。以下、自作から引用。
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その①(少し詳細パターン)
そんな思いとは反対に、僕のお尻から背中のあたりを、温かいお湯が湧き上がるような波が押し寄せてくる。
「あ、はぁあっ、も、もう!」
限界が近づいてきていた。
あ、あ、だめ、見ないで、見ないで。
「ああっ、出ちゃう、はぁっ」
叫ぶと同時に、僕は肉棒の先端から白濁した精液を放っていた。
「深淵の女王」より
その②(あっさりパターン)
体の奥から波が駆け上がり、オレはサキュ先生の中にありったけの精液を射精していた。
「C組のサキュ先生」より
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……とまぁ多少違いはありますが、基本的には背中のあたりを波とかお湯が駆け上がる、的な表現にしていることが多いです。うーむ、伝わるだろうか。
さて、上記は「射精による絶頂」の感覚になりますが、実は男性にはもう一つの絶頂があります。
肛門等から得られるいわゆるドライオーガズム(射精を伴わない絶頂)がそれにあたりますが、こちらは射精による絶頂とは感覚が違います。
いや、全く違うわけではないですが同じにカいては芸がないので、なんとか違いを表現しようと四苦八苦しております。以下、また自作から引用。
(下記は女装した少年がお尻を玩具で責められイクシーンで、この後射精もしてるので正確にはドライではないのですが)
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身体をよじりながら、求めているのか逃れようとしているのか私は腰を激しくふりながら絶叫していた。
「ひ、あっ、あっ、ダメ、ダメ、もう、私!」
内腿から背中をサーッと暖かいお湯が流れるような感覚のあとに、お腹の奥の方で何かがキュッと硬くなった。
「ああっ、い、いく、いっちゃう」
目の前が真っ白になり、一瞬の浮遊感と全身に弱い電気が流れたような硬直が同時に訪れた。
「深淵の女王」より
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射精が外向きに放出する感覚だとしたら、ドライは内側に収縮するような感覚として表現しております。
どうなんでしょう、伝わってるかなぁ……。
次は女性の絶頂。
……いや、もうこれは想像でしかカけないです。
正直ファンタジーです。
だからと言って簡単に諦めるのはエロ駄文製造機のプライド(何それ)が許しません。
なのでこう考えました。
「構造が違ったとしても、感覚としてはドライオーガズムに近しいものではないか」と。
実は、私はこれまで一度だけドライに成功した経験がございます。
前述のドライの表現はそれに基づいてのものになるのですが、その感覚をヒントに女性の絶頂というものをカく……つもりなのですが、これまで私の作品は一人称形式が多いうえ殆どが男性視点なので「女性自身による感覚表現を伴う絶頂」というのはあまりないことに気がつきました。
唯一、一貫して女性視点で書いたものとしてはこんな感じでしょうか。
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「はぁ、あ、ああっ」
ステファンの大きなものが出入りするたびに、激流のような快感が全身を駆け巡りました。
このまま頭がおかしくなるのではと思えるほどの快楽の責めに、私はあっという間に一度目の絶頂を迎えました。
「扇情の告白③ 淫蕩の宴(パーティー)(改訂版)」より
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ちょっとあっさりしてますね。
この作品は「体験者が告白する」という体裁のシリーズなので、リアリティを持たせるために文章的な修飾をあまりしないようにしたということもありますが。
いずれは、がっつりと取り組んでみたいものでございます。
さて、それではまた。
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