5 / 7
#3 赤羽のアニキ
しおりを挟む
「アニキ、今日は絶好の日焼け日和だったスね」
「ああ、すっかりカリの先まで真っ黒になっちまったぜ」
「アニキ、黒すぎて●人みたいっス」
「まぁな、長さと太さじゃま・け・な・い・ぜ」
「アニキったら……」
「よおし、今夜は二人で赤羽るぞっ」
「ああっ、アニキッ!」
二人の魅惑の赤羽ナイツが始まろうとしていた。
【解説】
東京、JR赤羽駅北口。
駅広場のロータリーの片隅に、ひっそりとこの二人はいる。
作品名は現地ではよく見えなかったのだが、調べたところ「未来への賛歌」というらしい。
実はこの像、正面から見た場合それほど妄想を引き起こすような雰囲気ではない。
ただ、私が初めて見たのは彼等の背後からであった。
アニキの滑らかな尻と隣の彼の肩にそっと手を伸ばし囁きかけるような仕草に、私はただならぬ二人の関係性を夢想してしまったのだった。
なお、この二人に会いに行く場合は気をつけてほしい。
二人がいる場所はバス広場のロータリーになっているため、近づくには中を横切る必要があるのである。
「ああ、すっかりカリの先まで真っ黒になっちまったぜ」
「アニキ、黒すぎて●人みたいっス」
「まぁな、長さと太さじゃま・け・な・い・ぜ」
「アニキったら……」
「よおし、今夜は二人で赤羽るぞっ」
「ああっ、アニキッ!」
二人の魅惑の赤羽ナイツが始まろうとしていた。
【解説】
東京、JR赤羽駅北口。
駅広場のロータリーの片隅に、ひっそりとこの二人はいる。
作品名は現地ではよく見えなかったのだが、調べたところ「未来への賛歌」というらしい。
実はこの像、正面から見た場合それほど妄想を引き起こすような雰囲気ではない。
ただ、私が初めて見たのは彼等の背後からであった。
アニキの滑らかな尻と隣の彼の肩にそっと手を伸ばし囁きかけるような仕草に、私はただならぬ二人の関係性を夢想してしまったのだった。
なお、この二人に会いに行く場合は気をつけてほしい。
二人がいる場所はバス広場のロータリーになっているため、近づくには中を横切る必要があるのである。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
不本意で飼う事になったペットにたっぷり皮肉をこめた名前をつけてやった話〜やっちまった実話集〜
珊瑚やよい(にん)
エッセイ・ノンフィクション
初めましてにんです。生活してる中で特に印象に残った実話集です。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる