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王道学園
今日は厄日かもしれない
しおりを挟む「おい、翔お前一回くらいは応えてやれよー可哀想じゃんか」
「そうだそうだ!あんな健気な子他にいねーよ?」
『いやいや、俺はノンケなんだよ』
「そんなこと言ってーヤれば案外ハマるかもよ」
「それになかなか可愛い子じゃん」
「たしか1年の中じゃ人気あったんじゃねーか?」
「お、心がそんなこと知ってるとは中々に有名な子じゃね??」
「いや、まぁ」
はぁ、これが嫌だから食堂に来たくないの!!!
毎回俺の立ち位置だけが悪目立ちするのがやなんだよ
わかる?いや分かんないだろうね、お前たちには
目の前でニヤニヤ、ニタニタしているお前たちは俺の状況を心底面白がってんもんね
あー、ヤダヤダ
てか思ったんだけどさ心お前佐藤くん狙ってるだろ
さっきの歯切れ悪い感じは絶対そうだよ
そうに決まってる
お前の方が健気じゃないか
だから俺を引っ捕まえて食堂に来させるんだな
そうならそうと早く言ってくれ
よし、近くでのイチャイチャが見れるとなれば話は変わってくる
そりゃあこの俺が一肌脱いでやろう
そしてタップリのネタ提供を所望する
楽しみだなぁあおい!心くんよ!!!!!
あわよくばワンチャン狙ってるお前に花を持たせてやろうとも
おーおーおー!!!頑張ってくれたまえよ
最近の疲労でキャラが大分ぶれながらもこれから佐藤くんと心をどうやって絡ませてやろうかと企み妄想を膨らませていたところに肩を叩かれて邪魔が入る
「せぇーんぱぃっ!ちょぉっといぃーですかぁ?」
うわ、っと来ましたよ
第二選手、夾竹くん
この子はちょっと厄介らしいよ、香くんの主観らしいけどね
今日は厄日かなにかなのかな?
『えーっと、どうしたのかな?夾竹くん』
俺には気高き黒猫かと思うくらいの綺麗な容姿で全然危害を加えてくるような危険な感じはしないんだけど一応同じ腐男子仲間としての忠告は受け入れて相手を刺激しないに越したことはない
「わぁっ!ぉぼぇててくれたんですねぇ!!ぅれしぃ!!」
うん、相変わらずその喋り方なんだ
てっきり香くんの前だけだと思ってたよ
意外やいがい
「ぁのお、ここじゃぁはずかしぃんでつぃて来てもらってもぉいぃですかぁ?」
相変わらず庇護欲を掻き立てられるあざとさだな
そういうひたむきなとこ嫌いじゃないぜ!!
うーん、それにしても困ったどうしようか
『うーん、そうだねその前にちょっと寄りたいとこがあるんだけどいいかな?』
「いぃですょ!じゃぁせんぱぃかりてぃきますねっ!!」
「こんなので良ければどうぞもらってってください」
おい!なんてこと言うんだ巡
お前ら覚えとけよ
ていうか鼻の下だらしなくのびてんぞ
まあこの顔目にしちゃ仕方ないか
さてと念には念を入れてちょっくらいきますか
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