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第16話 検証① 能力値について
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私は、まず能力値についての検証を始めた。
この能力値自体には、説明も何も無い。
何度も何度も叩いて見たが、特に詳しい説明が出てくる事は無かった。
私の場合、生命力と力は18ある。
しかし、魔力と知力は14しかない。
能力値の増加分については、見ていたら大体分かった。
職業での増加分を考えると、恐らく10が基本となるのだろう。
10を基本として、職業である下級探索者の補正が入るのだと思う。
一レベル増加ごとに、職業プラス補正の場合二倍。
つまり、一つレベルが上がると能力値が2ずつ上がっていく。
マイナス補正の場合一倍の補正が入る。
能力値は1ずつ増えるだけだ。
どちらでもない場合は、一.五倍かな?
計算式としては、能力値=レベル☓1.5のはずだ。
これで、だいたいの計算が合う。
能力値の数値が異なるのは、当然の事なのだ。
しかし、ここで問題がある。
何で10なんて切りの良い数字で最初の能力値が構成されているんだ?
人によって、身体能力は違う。
仮に人類の平均を10だとして、私が全てにおいて平均な訳が無い。
体力には自信が無いし、そこまで素早くも無い。
ましてや、魔力なんて存在自体も知らない。
最低でも、魔力は0であるべきだと思う。
力という項目自体にも違和感がある。
体の部分によって筋力は異なるのにどうなっているのか?
もしかしたら、前の世界にも魔力が存在したのかもしれない。
だが、私には今まで変な事は何も無かった。
魔力があったとしても、大した数字ではないだろう。
絶対に、この数字はおかしいのだ。
10なんて切りの良い数字で初期能力値が統一される訳が無い。
ステータスが見えなくても、レベルは上がっていた。
能力が更新されているのは間違い無い。
可能性としてはいくつかある。
・能力値が10になるように、能力値の底上げをした可能性。
・10を超えた能力には制限が掛かり、能力が引き下げられている可能性。
この二つだ。
この二つに共通する問題点。
それは、我々人間の能力を誰かが調節している。
ということの証明になるという事だ。
そして、その誰かは我々に対して敵対的だ。
異形に人間が勝てないのは、調節がされているせいなのか?
絶対に勝てない戦いを挑まされているのか?
気が付かない間に、弱体化が行われているのか?
もちろん、今考えた事に明確な根拠は無い。
もしかしたら、誰もいないのかもしれない。
ステータスについて伝えていない以上、代表に話しても意味がないだろう
しかし、可能性として考えることに意味がある。
この能力値自体には、説明も何も無い。
何度も何度も叩いて見たが、特に詳しい説明が出てくる事は無かった。
私の場合、生命力と力は18ある。
しかし、魔力と知力は14しかない。
能力値の増加分については、見ていたら大体分かった。
職業での増加分を考えると、恐らく10が基本となるのだろう。
10を基本として、職業である下級探索者の補正が入るのだと思う。
一レベル増加ごとに、職業プラス補正の場合二倍。
つまり、一つレベルが上がると能力値が2ずつ上がっていく。
マイナス補正の場合一倍の補正が入る。
能力値は1ずつ増えるだけだ。
どちらでもない場合は、一.五倍かな?
計算式としては、能力値=レベル☓1.5のはずだ。
これで、だいたいの計算が合う。
能力値の数値が異なるのは、当然の事なのだ。
しかし、ここで問題がある。
何で10なんて切りの良い数字で最初の能力値が構成されているんだ?
人によって、身体能力は違う。
仮に人類の平均を10だとして、私が全てにおいて平均な訳が無い。
体力には自信が無いし、そこまで素早くも無い。
ましてや、魔力なんて存在自体も知らない。
最低でも、魔力は0であるべきだと思う。
力という項目自体にも違和感がある。
体の部分によって筋力は異なるのにどうなっているのか?
もしかしたら、前の世界にも魔力が存在したのかもしれない。
だが、私には今まで変な事は何も無かった。
魔力があったとしても、大した数字ではないだろう。
絶対に、この数字はおかしいのだ。
10なんて切りの良い数字で初期能力値が統一される訳が無い。
ステータスが見えなくても、レベルは上がっていた。
能力が更新されているのは間違い無い。
可能性としてはいくつかある。
・能力値が10になるように、能力値の底上げをした可能性。
・10を超えた能力には制限が掛かり、能力が引き下げられている可能性。
この二つだ。
この二つに共通する問題点。
それは、我々人間の能力を誰かが調節している。
ということの証明になるという事だ。
そして、その誰かは我々に対して敵対的だ。
異形に人間が勝てないのは、調節がされているせいなのか?
絶対に勝てない戦いを挑まされているのか?
気が付かない間に、弱体化が行われているのか?
もちろん、今考えた事に明確な根拠は無い。
もしかしたら、誰もいないのかもしれない。
ステータスについて伝えていない以上、代表に話しても意味がないだろう
しかし、可能性として考えることに意味がある。
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