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出発
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葬儀から1週間、各々休暇を取った
そして休暇後初めて代表と桜牙達はゼノン城の書斎に集まった
「…久々だな…先ずは新しい仲間の紹介だ、誠」
「よし来た!俺は鴉鳥誠!!気軽に誠と呼んでくれ!固有スキルは氷!!よろしくな!」
誠は元気よく自己紹介を済ませた
「お前…マジでうるせぇな…」
横で耳を塞ぎながら睨んでいるのはモリヤだ
「して…これからどうするつもりじゃオーガ」
議論を進めたのはゼノンだ
「んー…また別大陸に行こうと思う。今回みたいに魔族が統治してる国があるかも知れないし」
「でしたら…東方向とかどうでしょうか、あの辺りは外からの人を嫌うので、何かあるのかもしれません」
コウモリが手を上げた
「…よし、そうしよう」
「ならば…今回のメンバーはどうするつもりじゃ」
「今回は…」
そう言うと桜牙は俯いてしまった
「俺一人など…言わないでくれよオーガ殿」
リンが桜牙の肩に手を添える
「俺はお前について行くぞ!!」
「ボス…ボクも…」
「僕も行く…」
「お前ら…ありがとうな…」
そこでレイが手を上げた
「私はぁ~…行かない…修行に出るよ、まだまだ学ぶ事があるから…」
レイは今まで攻撃特化の古代魔法を中心に覚えてきた。しかし今回の事でもっと学ぶことがあるのでは、と手を上げたのだ
「なら私も、レイ…修行、一緒に連れて行って」
それはモモも同様だ。自分のスキルを磨く為にレイについて行く
「…わかったぁ~…行こう…」
「わかった…後、誠、お前なんで鬼々流を知ってるんだ?しかも元が剣術って事まで…」
「…話さなければな……実はな…」
誠は鬼々家と鴉鳥家の関係や因縁などわかる範囲ではあるが詳しく話した
「そうか…お前と俺が宿敵か…」
「宿敵になってしまうか?」
「なる訳ねーだろ、まぁ…何にせよ、かぐやに聞かねぇと…?お前はどうやってこっちに来た?」
「俺はアマテラスに連れて来られた」
「また違う神様かよ!」
「すまぬ、オーガ殿…拙者達に分かるように話してくれないだろうか?」
リンがオズオズと手を上げた
「あぁ…わりぃ…まぁ…あれだ、俺の先祖と誠の先祖が知り合いだったって話だ」
桜牙は皆に殆ど要所が抜けた説明をし、更に混乱させるのだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「鴉鳥と鬼々家が出会ってしまいましたか…かぐやの記憶をいくら消そうとも因果なのでしょうかね…とにかく彼らに伝えなければいけませんね…」
アマテラスは独り外界を見下ろしそう呟いた
そして休暇後初めて代表と桜牙達はゼノン城の書斎に集まった
「…久々だな…先ずは新しい仲間の紹介だ、誠」
「よし来た!俺は鴉鳥誠!!気軽に誠と呼んでくれ!固有スキルは氷!!よろしくな!」
誠は元気よく自己紹介を済ませた
「お前…マジでうるせぇな…」
横で耳を塞ぎながら睨んでいるのはモリヤだ
「して…これからどうするつもりじゃオーガ」
議論を進めたのはゼノンだ
「んー…また別大陸に行こうと思う。今回みたいに魔族が統治してる国があるかも知れないし」
「でしたら…東方向とかどうでしょうか、あの辺りは外からの人を嫌うので、何かあるのかもしれません」
コウモリが手を上げた
「…よし、そうしよう」
「ならば…今回のメンバーはどうするつもりじゃ」
「今回は…」
そう言うと桜牙は俯いてしまった
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リンが桜牙の肩に手を添える
「俺はお前について行くぞ!!」
「ボス…ボクも…」
「僕も行く…」
「お前ら…ありがとうな…」
そこでレイが手を上げた
「私はぁ~…行かない…修行に出るよ、まだまだ学ぶ事があるから…」
レイは今まで攻撃特化の古代魔法を中心に覚えてきた。しかし今回の事でもっと学ぶことがあるのでは、と手を上げたのだ
「なら私も、レイ…修行、一緒に連れて行って」
それはモモも同様だ。自分のスキルを磨く為にレイについて行く
「…わかったぁ~…行こう…」
「わかった…後、誠、お前なんで鬼々流を知ってるんだ?しかも元が剣術って事まで…」
「…話さなければな……実はな…」
誠は鬼々家と鴉鳥家の関係や因縁などわかる範囲ではあるが詳しく話した
「そうか…お前と俺が宿敵か…」
「宿敵になってしまうか?」
「なる訳ねーだろ、まぁ…何にせよ、かぐやに聞かねぇと…?お前はどうやってこっちに来た?」
「俺はアマテラスに連れて来られた」
「また違う神様かよ!」
「すまぬ、オーガ殿…拙者達に分かるように話してくれないだろうか?」
リンがオズオズと手を上げた
「あぁ…わりぃ…まぁ…あれだ、俺の先祖と誠の先祖が知り合いだったって話だ」
桜牙は皆に殆ど要所が抜けた説明をし、更に混乱させるのだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「鴉鳥と鬼々家が出会ってしまいましたか…かぐやの記憶をいくら消そうとも因果なのでしょうかね…とにかく彼らに伝えなければいけませんね…」
アマテラスは独り外界を見下ろしそう呟いた
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