かぐや姫にチート貰ったけど魔法は使えない

救命

誠side

「もう少しだ！死ぬな！！」
誠はジンを抱えメメ馬車に向かって飛んでいた
〖グギャァァァ！！〗
「なんだあれ…ドラゴンか！？早く加勢しに行かないと！！あれは…馬車だ！メメ！！」
〖マコトー！抱えてるのは…ジン？大丈夫？〗
「分からん！！一刻も早くモモに！！」
誠は馬車の中に戻った
「モモ！！ジンが！！」
「焦らないで、そこに寝かして」
言われた通りベッドに寝転ばした
「よし…【生命力】…リバース」
（キュィィン…）
「ゲホッ…」
「ジン！！」
「大丈夫…このまま安静にしてれば死にはしないわ」
「良かった…俺は戻るぞ！！桜牙が心配だ！！」
「気をつけてよ、誰かが死ぬのは見たくない…」
「心配するな！では！行ってくる！！」
誠は馬車から飛び降りた
「…鬼々桜牙…鬼々の人間か…それにしては嫌な奴では無いな…鴉鳥の名前を聞いても何の反応もしなかった…彼は本当に何も知らないのかも知れん…うーむ…まぁいい！今はやることをやろう！！」