14 / 90
収束
しおりを挟む
「死ねぇ!!クソジジイ!!!」
一人の魔族が筋骨隆々の爺を背中から斬りつける
「爺さん!!」
俺は叫んだ、が背中に剣が刺さっている
「騒ぐじゃねーよ…大将はどっしり構えておけば良いんじゃ」
そう言うとサイザの身体から刺さっていた剣が飛んだ、弾き返したのだ
「ぐわぁ!?」
魔物が驚いたのも束の間
サイザの逞しい腕がさらに逞しくなっていく
右腕だけアンバランスな程に筋肉がついている
「くらえ若造…【筋力操作】!!」
その右腕で魔物を叩き潰す
サイザの固有スキル、【筋力操作】名前の通り体にある筋肉を自在に操れる、筋肉ダルマおじいちゃんである
(ドゴォォォン!!!)
「がっ…!!」
魔物はペチャンコである
「何をぼーっとしておる大将、進め!オラァ!」
サイザは俺を例の右腕で掴み、投げた
「は?…おいぃぃぃ!!!!」
(ドスン!!)
何とか着地完了…あの爺…いつかやり返す…
「何故ここまで!?」
そこには仲間たちが入った檻と驚いた顔のジェンガが立っていた
「ほう…仲間に戦わせて逃げてたと…させねーよ?」
俺は構える
「くっ…!仕方ない!勝負だ!」
そう言うとジェンガは禍々しい剣を構えた
「…危なそうだな…それ…」
「ふっふっふ!!魔剣だ!!当たれば魂を吸い取る…我々の勝ちだ!!!」
「ふむ…なら…俺も本気でやろう…」
構え直した…本気で潰す
「何をしようが俺の勝ちは揺るがない!!」
ジェンガは突っ込んでくる
「鬼々流…砕!!」
俺は剣を避けジェンガの鳩尾に拳をくらわせる
「なんの!!そんな…もの…ぐはっ!?」
ジェンガは血を吐いて崩れ落ちた
「な…なにを…した…」
「全身の骨を砕いた。粉々にな」
俺は淡々と話した
「ば…か…な…人間に…そんな芸当…」
「俺の武術は人間の限界を超える為の物だ」
これでよし…俺はジェンガを縛った
「檻も…開けるか…」
身体強化して開ければ…よし…余裕だな
「コノハ!マリー!大丈夫か!」
俺は二人を抱きかかえる
「ん…オーガ…?」
「…ここは…?」
二人とも目覚めた…
俺は二人を抱きしめた
「良かった…良かった…!!すまない!守ってやれなかった…!」
不覚にも泣いてしまった…不覚にも…
「オーガ…」
「…泣かないで…よしよし」
そこへ皆がやってきた…タイミング…
「大将、大丈夫じゃったか…?」
「オーガァ~泣いてるのぉ~?」
皆ニヤニヤしている
「泣いてねーよ…グス…ほら!帰るぞ!!」
こうして謎の魔物軍の退治には成功した
一人の魔族が筋骨隆々の爺を背中から斬りつける
「爺さん!!」
俺は叫んだ、が背中に剣が刺さっている
「騒ぐじゃねーよ…大将はどっしり構えておけば良いんじゃ」
そう言うとサイザの身体から刺さっていた剣が飛んだ、弾き返したのだ
「ぐわぁ!?」
魔物が驚いたのも束の間
サイザの逞しい腕がさらに逞しくなっていく
右腕だけアンバランスな程に筋肉がついている
「くらえ若造…【筋力操作】!!」
その右腕で魔物を叩き潰す
サイザの固有スキル、【筋力操作】名前の通り体にある筋肉を自在に操れる、筋肉ダルマおじいちゃんである
(ドゴォォォン!!!)
「がっ…!!」
魔物はペチャンコである
「何をぼーっとしておる大将、進め!オラァ!」
サイザは俺を例の右腕で掴み、投げた
「は?…おいぃぃぃ!!!!」
(ドスン!!)
何とか着地完了…あの爺…いつかやり返す…
「何故ここまで!?」
そこには仲間たちが入った檻と驚いた顔のジェンガが立っていた
「ほう…仲間に戦わせて逃げてたと…させねーよ?」
俺は構える
「くっ…!仕方ない!勝負だ!」
そう言うとジェンガは禍々しい剣を構えた
「…危なそうだな…それ…」
「ふっふっふ!!魔剣だ!!当たれば魂を吸い取る…我々の勝ちだ!!!」
「ふむ…なら…俺も本気でやろう…」
構え直した…本気で潰す
「何をしようが俺の勝ちは揺るがない!!」
ジェンガは突っ込んでくる
「鬼々流…砕!!」
俺は剣を避けジェンガの鳩尾に拳をくらわせる
「なんの!!そんな…もの…ぐはっ!?」
ジェンガは血を吐いて崩れ落ちた
「な…なにを…した…」
「全身の骨を砕いた。粉々にな」
俺は淡々と話した
「ば…か…な…人間に…そんな芸当…」
「俺の武術は人間の限界を超える為の物だ」
これでよし…俺はジェンガを縛った
「檻も…開けるか…」
身体強化して開ければ…よし…余裕だな
「コノハ!マリー!大丈夫か!」
俺は二人を抱きかかえる
「ん…オーガ…?」
「…ここは…?」
二人とも目覚めた…
俺は二人を抱きしめた
「良かった…良かった…!!すまない!守ってやれなかった…!」
不覚にも泣いてしまった…不覚にも…
「オーガ…」
「…泣かないで…よしよし」
そこへ皆がやってきた…タイミング…
「大将、大丈夫じゃったか…?」
「オーガァ~泣いてるのぉ~?」
皆ニヤニヤしている
「泣いてねーよ…グス…ほら!帰るぞ!!」
こうして謎の魔物軍の退治には成功した
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
【R18】セックス・ダンジョンでハーレム生活
ねんごろ
ファンタジー
僕はアトレント公爵家の次期当主、サイモン・アトレントだ。
我が一族には代々伝わる修行がある。
それに僕も挑戦することになるのだが……
まさか、その行き先がセックス・ダンジョンだったなんて。
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
【R18】抑圧された真面目男が異世界でハメを外してハメまくる話
黒丸
ファンタジー
※大変アダルトな内容です。
※最初の方は、女の子が不潔な意味で汚いです。苦手な方はご注意ください。
矢島九郎は真面目に生きてきた。
文武の両道に勤め、人の模範となるべく身を慎んで行いを正しくし生きてきた。
友人達と遊んでも節度を保ち、女子に告白されても断った。
そしてある日、気づいてしまう。
人生がぜんっぜん楽しくない!
本当はもっと好きに生きたい。
仲間と遊んではしゃぎ回り、自由気ままに暴力をふるい、かわいい娘がいれば後腐れなくエッチしたい。
エッチしたい!
もうネットでエグめの動画を見るだけでは耐えられない。
意を決し、進学を期に大学デビューを決意するも失敗!
新歓でどうはしゃいだらいいかわからない。
女の子とどう話したらいいかわからない。
当たり前だ。女の子と手をつないだのすら小学校が最後だぞ!
そして行き着くところは神頼み。
自分を変える切欠が欲しいと、ものすごく控えめなお願いをしたら、男が存在しないどころか男の概念すらない異世界に飛ばされました。
そんな彼が、欲望の赴くままにハメを外しまくる話。
大好きな彼女を学校一のイケメンに寝取られた。そしたら陰キャの僕が突然モテ始めた件について
ねんごろ
恋愛
僕の大好きな彼女が寝取られた。学校一のイケメンに……
しかし、それはまだ始まりに過ぎなかったのだ。
NTRは始まりでしか、なかったのだ……
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる