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第10話 道具屋と雑貨屋 まとめて
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次に向かったのは道具屋。
武器屋から出て歩くこと10分。道具屋に着いた。
道具屋の名前はカルトフ道具店。
俺たち4人は中に入っていった。
「いらっしゃい」
中に入ると恰幅のいいおじさんがいた。
俺たちは依頼に必要な物が分からんから聞いてみた。
「すいません、冒険者に必要な物って何ですか??」
「そうだなぁ、ポーションと解体用ナイフにランプ。あとは地図もかな。あとは野宿するならテントも必要だぞ。ここには全部揃えてあるから持ってこようか?」
「じゃあ、テントを2つとその他を人数分下さい。」
「あいよ。任せとき。」
そうして、待つこと5分。おじさんが戻ってきた。
「テント2つに解体用ナイフが4つ。ランプが4つと地図を4つ。それに初級ポーションが8つと初級マナポーションが8つ。解毒ポーションが8つだ。合計金額は銀貨8枚ってとこだな。それと初級ポーションは俺からの祝いだ。それを引くと銀貨6枚でいいぞ。」
「「「「ありがとうございます!!」」」」
これはかなり安いぞ。ボッタクーリの店はこれよりも何倍もしたからな。
「じゃあ、気を付けて依頼をこなしな。また来るんだそ。」
「はい、いろいろありがとうございました!!」
俺たちはお礼を言いながら店を後にした。
次に来たのは雑貨屋だ。
何を買うのかよくわからずに来た。何故ならば俺たちはさっきの店でいろいろと揃えたのだ。まぁ、ヴォルフさんが教えてくれたから入るけど。
雑貨屋の名はタシトロ雑貨屋
「いらっしゃい」
店に入ると俺と同じくらいの女の人が居た。一応さっきの道具屋と同じ事を聞いた。
「あの、冒険者に必要な物ってありますか?」
「そうだね、その感じだとカルトフのところに行った後だね。」
え、何故分かったんだこの人。4人ともビックリしてた。アキトが訳を聞いた。
「え、何故分かったんですか?」
「そりゃ、ヴォルフから聞いたに決まってるじゃないかい勇者様。」
え、その事も知ってるの。何者だこの人。ヴォルフさんの知り合いだから悪い人では無さそうだけど。
「何者なんですか?あなたは?」
「私かい?私はこの国の王に使える者さ。一応内緒な。それに召還のとき居たんだけどね、だからあんたたちが勇者だってことも知ってるのさ。」
なるほどねと思ったが、あの店を紹介した人たち一緒だと気付いた俺たちは少し身構えた。
「そう、緊張しなくてもいいよ。私は味方だし王族も味方。悪いのは侯爵家だよ。その店を紹介したのも侯爵家。あいつは相当いろいろ裏でやったるかねぇ、だけどシッポを出さないからこっちは取り締まれないのさ。まぁ、あんたたち勇者を嵌めようとしたから王族たちは相当お怒りになってね、今捜査中なのさ。」
なるほどね、侯爵がヤバイと。
「まぁ、なんかあったらここに来な。あんたたちと王の連絡係が私だからね。ヴォルフのところでもいいけどね。私の名前はアイリスだからよろしくね、勇者たち。」
「はい、分かりましたそうします。」
そう言われた俺たちは店を出て行った。
そして、店を出て分かった。俺の泊まってる宿の目の前にこの店があった。
「じゃあ、ここでお別れだな。俺の泊まってる宿はそこだし。」
「なるほど、そうですか。じゃあ、私たちこに泊まります。なにかあると困るしどうせ明日一緒に依頼を受けますしね。」
「そうだな」
「うん」
「え、そうか。まぁ部屋が空いてればな。」
「えぇ。」
そう、話した俺たちは宿へと帰っていった。
俺は飯を食ってすぐ眠たくなりベッドに横になった。
今日はいろいろとあったなぁ。そう思いながら静かに眠った。
PS,アキトたち三人は俺と同じ宿に泊まりました。
武器屋から出て歩くこと10分。道具屋に着いた。
道具屋の名前はカルトフ道具店。
俺たち4人は中に入っていった。
「いらっしゃい」
中に入ると恰幅のいいおじさんがいた。
俺たちは依頼に必要な物が分からんから聞いてみた。
「すいません、冒険者に必要な物って何ですか??」
「そうだなぁ、ポーションと解体用ナイフにランプ。あとは地図もかな。あとは野宿するならテントも必要だぞ。ここには全部揃えてあるから持ってこようか?」
「じゃあ、テントを2つとその他を人数分下さい。」
「あいよ。任せとき。」
そうして、待つこと5分。おじさんが戻ってきた。
「テント2つに解体用ナイフが4つ。ランプが4つと地図を4つ。それに初級ポーションが8つと初級マナポーションが8つ。解毒ポーションが8つだ。合計金額は銀貨8枚ってとこだな。それと初級ポーションは俺からの祝いだ。それを引くと銀貨6枚でいいぞ。」
「「「「ありがとうございます!!」」」」
これはかなり安いぞ。ボッタクーリの店はこれよりも何倍もしたからな。
「じゃあ、気を付けて依頼をこなしな。また来るんだそ。」
「はい、いろいろありがとうございました!!」
俺たちはお礼を言いながら店を後にした。
次に来たのは雑貨屋だ。
何を買うのかよくわからずに来た。何故ならば俺たちはさっきの店でいろいろと揃えたのだ。まぁ、ヴォルフさんが教えてくれたから入るけど。
雑貨屋の名はタシトロ雑貨屋
「いらっしゃい」
店に入ると俺と同じくらいの女の人が居た。一応さっきの道具屋と同じ事を聞いた。
「あの、冒険者に必要な物ってありますか?」
「そうだね、その感じだとカルトフのところに行った後だね。」
え、何故分かったんだこの人。4人ともビックリしてた。アキトが訳を聞いた。
「え、何故分かったんですか?」
「そりゃ、ヴォルフから聞いたに決まってるじゃないかい勇者様。」
え、その事も知ってるの。何者だこの人。ヴォルフさんの知り合いだから悪い人では無さそうだけど。
「何者なんですか?あなたは?」
「私かい?私はこの国の王に使える者さ。一応内緒な。それに召還のとき居たんだけどね、だからあんたたちが勇者だってことも知ってるのさ。」
なるほどねと思ったが、あの店を紹介した人たち一緒だと気付いた俺たちは少し身構えた。
「そう、緊張しなくてもいいよ。私は味方だし王族も味方。悪いのは侯爵家だよ。その店を紹介したのも侯爵家。あいつは相当いろいろ裏でやったるかねぇ、だけどシッポを出さないからこっちは取り締まれないのさ。まぁ、あんたたち勇者を嵌めようとしたから王族たちは相当お怒りになってね、今捜査中なのさ。」
なるほどね、侯爵がヤバイと。
「まぁ、なんかあったらここに来な。あんたたちと王の連絡係が私だからね。ヴォルフのところでもいいけどね。私の名前はアイリスだからよろしくね、勇者たち。」
「はい、分かりましたそうします。」
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「そうだな」
「うん」
「え、そうか。まぁ部屋が空いてればな。」
「えぇ。」
そう、話した俺たちは宿へと帰っていった。
俺は飯を食ってすぐ眠たくなりベッドに横になった。
今日はいろいろとあったなぁ。そう思いながら静かに眠った。
PS,アキトたち三人は俺と同じ宿に泊まりました。
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