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第一章 二人の魔術師
1-2-3 元魔術師
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大浴場でこっぴどく怒られ、結局ユイちゃんはリサと一緒に女湯へ行った。
「ユイちゃん肌きれいね~」
「...お母さんが、毎日手入れ、してくれたの」
「そっかそっか。それじゃあお姉ちゃんも頑張ってきれいに洗ってあげるね!」
「...お姉ちゃんの、髪も、きれい」
「はぁぁぁ!なんて可愛くていい子なの!このまま自分の子にしちゃいたいくらい!」
女性陣は互いに肌や髪について褒めあっていた。
「いや~。ユイちゃんは将来スタイル抜群の可愛い子になるね!」
「...お姉ちゃんもスタイルいいよ。おっぱいも大きいし」
「も~!うれしいこと言ってくれるね!ユイちゃんも大きくなったら膨らんでくるよ」
(...)
そんな会話が続く中。俺は天井が繋がっている男湯で一人聞いていた。
(なんて会話してやがる。しかも全部筒抜けだし)
ただ湯に浸かりながら会話を聞いていると、つい頭の中で想像してしまう。
ぶんぶんっ!
俺は大きく頭を振りかぶって考えることをやめる。
「そもそも、お姉ちゃんって年でもねぇだ——」
「——テ~ス~タ~!」
「ひっ」
つい口にしてしまった言葉がリサに聞こえてしまったようだ。
力強い怒鳴り声が浴場に響き渡る。
俺はつい身を縮ませる。
「あとでもう少しお話が必要みたいね!」
「すみませんでした!あなた様は麗しき美女でございます」
「分かればよろしい」
なんとか説教から逃れることができた。
(リサの説教はどぎついからな...)
俺は風呂から上がるとソファに座りくつろぐ。
そして少し経ったところでユイちゃんとリサも同じく風呂から上がってきた。
「ユイちゃんお風呂はどうだった?」
「すごく気持ちよかったです!」
(心なしか目がきらきらしてるな)
ユイちゃんと一緒に過ごすようになって初めて見る顔だった。
風呂に入ることでしっかりと休息がとれたようで、俺は安心した。
その後、リサによって振る舞われた料理で昼食をとった。
「すぅ。すぅ。すぅ...」
「寝ちゃったか」
(どうもユイちゃんは腹を満たすとすぐ寝ちゃうっぽいな)
可愛い寝顔を見ながら、俺はユイちゃんの頭を優しくなでる。
「で?」
「ん?」
「どうしてかって聞いてるのよ」
「だから何が?」
突然リサが突っかかってきた。
「なんでまたこの街に来たのよ」
「それが一番いい選択だったからだよ。お前も知ってるだろ。グラネスが崩壊したことを」
「...うん」
「俺はそこにいたんだ。で、ユイちゃんと俺だけがあの場に残っていて、仕方なくこっちに戻ってきたんだ」
「そう。それで、平気なの?」
「...そんな訳ないだろ。今もちょっと手が震えちまう」
昔、ラヴィたちと出会うよりも前に俺はこのグリーンコーストにいた。
父さんと母さん。そして、妹と俺の四人でこの街の外れに住んでいた。
つまり、ここにあった温かい思い出は今や苦しい痛みを発する光になっていた。
「あんたの両親には私もよくしてもらったからね。気持ちは分かるよ」
「ありがとう。でも、だからこそ俺は同じように苦しんでいる者を助けるための頑張らなきゃいけない」
俺の言葉は今咄嗟に出てきたものだった。
しかし、その言葉に嘘偽りは一切なく。本心から出た決心だった。
「そっか。見ないうちにテスタも成長したんだね」
「これでもグラネスでは一番の化物狩パーティに入ってたからな」
「え!?あの三種族最強と聖女がいるっていうあの?」
「あぁ。まさにそのパーティに。グリーンコーストでも話題にはなってるの?」
「話題もなにも、あのパーティは隣国でも噂になってほどだよ」
リサは信じられないといった顔を浮かべる。
「ま、やってたのは荷物持ちだったけどな。パーティの指揮と管理をしてたくらいだよ」
「それでもすごいよ。あの時は何もできなかったって毎日泣いてただけだったのに...」
リサの言葉で少し昔を思い出す。
あの頃は化物と戦うことなどできなかった。
あれらと相対すれば、俺は泣いて蹲っていただろう。
(でも今は違う。同じ過ちを繰り返さないためにも。俺は誰かを助け続ける)
「今は仲間たちとは別れちゃったけど、またいつか会えるといいな...」
(あれ?なんだか気分が...)
そう言葉にすることで俺は初めて気づいた。
俺は彼女らに対して不安を抱いていることに。
自ら逃げろと言ったくせに、助けに来てくれると信じてしまった。
しかし、彼女らは俺の言う通りに逃げていった。
裏切られたような、そんな気がしてしまう。
「そ、そういえばリサは魔術って知ってる?」
俺は自分の気持ちを隠すように、話をすりかえる。
「魔術?う~ん。それって魔法とは違うものなの?魔法ならあのおとぎ話に出てくるから分かるんだけど」
リサが言うおとぎ話とは世界中で知られている有名なお話の一つだ。
有名所でいうと『三人の英雄』、『聖女様の恋』、そして『勇者と化物の王』という話がある。
特にその『勇者と化物の王』という話に魔法が出てくる。
化物が増え続ける世界を救うために一人の化物狩が根源となる化物の王を倒すという話。
その話には、化物狩の勇者が魔法を使って化物を倒すという。
(あの話には確かに”魔法”と書いてあった。この力は魔法みたいだけど、そうじゃない。魔術であって、魔法ではない)
リサは『う~ん』と唸り声をあげながら、考えを続ける。
「あ、そういえば...」
「何か知ってるのか?」
「いや、その...。う~ん」
「どうしたんだ?」
「すごく言うのを躊躇うんだけど、どうしても手がかりがほしい?」
「あぁ」
「関係なかったとしても?」
「あぁ!」
「そう...」
歯切れが悪い。とても歯切れが悪い。
いつもならはきはきと物事を言うリサがこんなにも悩んでいる。
魔術について何か知ることができるのならなんとしてでも聞き出したい。
俺はリサに詰め寄る。
するとリサは気まずそうに話し出す。
「あのね、最近変な人がこの街に来たの」
「変な人?」
「えぇ。なんか時代遅れというか、社会知識は全くないの。だけど、頭はいいらしくて文字はなんでも読めるし、計算もパパっとしちゃうし」
「はぁ。で?」
「それでどうやら昔の話についても詳しいらしいの。その人なら魔術について何か知ってるかも。ほら、あのおとぎ話が実は本当のことだっていう話もあるじゃない?」
「なるほど。確かに何か手がかりがあるかもな。それで、その人はどこにいるんだ?」
「...それが、昔テスタの家があった場所。そこにその人があの頃の家と全く同じ状態の家に住んでる」
「...は」
意味が分からない。
俺は思考を放棄し、あの日をフラッシュバックしていた。
「うっ。はぁ、はぁ」
「大丈夫?」
「あ、あぁ。大丈夫なんともない」
呼吸が荒れ、視界が暗くなる。
そのまま意識を手放しそうになったその時。ユイちゃんが目の前にいた。
「ありがとう」
「...うん」
なんとか平静を保つことができた俺は呼吸を整える。
「リサ。しばらくこの街にいると思う。また何かあれば来るよ」
「うん。分かった。待ってるね」
「...あぁ」
俺はリサがいる銭湯を出る。
(ずっとリサの世話になる訳にはいかないしな。それに今はすぐにでも行かないといけない)
「一体どんな野郎なんだ」
俺の住んでいた場所。俺の住んでいた家。
それだけで、まるで俺をあざ笑っているようで落ち着かなかった。
「行くよ。ユイ」
「...うん」
俺はユイを連れてあの場所へと帰る。
「ユイちゃん肌きれいね~」
「...お母さんが、毎日手入れ、してくれたの」
「そっかそっか。それじゃあお姉ちゃんも頑張ってきれいに洗ってあげるね!」
「...お姉ちゃんの、髪も、きれい」
「はぁぁぁ!なんて可愛くていい子なの!このまま自分の子にしちゃいたいくらい!」
女性陣は互いに肌や髪について褒めあっていた。
「いや~。ユイちゃんは将来スタイル抜群の可愛い子になるね!」
「...お姉ちゃんもスタイルいいよ。おっぱいも大きいし」
「も~!うれしいこと言ってくれるね!ユイちゃんも大きくなったら膨らんでくるよ」
(...)
そんな会話が続く中。俺は天井が繋がっている男湯で一人聞いていた。
(なんて会話してやがる。しかも全部筒抜けだし)
ただ湯に浸かりながら会話を聞いていると、つい頭の中で想像してしまう。
ぶんぶんっ!
俺は大きく頭を振りかぶって考えることをやめる。
「そもそも、お姉ちゃんって年でもねぇだ——」
「——テ~ス~タ~!」
「ひっ」
つい口にしてしまった言葉がリサに聞こえてしまったようだ。
力強い怒鳴り声が浴場に響き渡る。
俺はつい身を縮ませる。
「あとでもう少しお話が必要みたいね!」
「すみませんでした!あなた様は麗しき美女でございます」
「分かればよろしい」
なんとか説教から逃れることができた。
(リサの説教はどぎついからな...)
俺は風呂から上がるとソファに座りくつろぐ。
そして少し経ったところでユイちゃんとリサも同じく風呂から上がってきた。
「ユイちゃんお風呂はどうだった?」
「すごく気持ちよかったです!」
(心なしか目がきらきらしてるな)
ユイちゃんと一緒に過ごすようになって初めて見る顔だった。
風呂に入ることでしっかりと休息がとれたようで、俺は安心した。
その後、リサによって振る舞われた料理で昼食をとった。
「すぅ。すぅ。すぅ...」
「寝ちゃったか」
(どうもユイちゃんは腹を満たすとすぐ寝ちゃうっぽいな)
可愛い寝顔を見ながら、俺はユイちゃんの頭を優しくなでる。
「で?」
「ん?」
「どうしてかって聞いてるのよ」
「だから何が?」
突然リサが突っかかってきた。
「なんでまたこの街に来たのよ」
「それが一番いい選択だったからだよ。お前も知ってるだろ。グラネスが崩壊したことを」
「...うん」
「俺はそこにいたんだ。で、ユイちゃんと俺だけがあの場に残っていて、仕方なくこっちに戻ってきたんだ」
「そう。それで、平気なの?」
「...そんな訳ないだろ。今もちょっと手が震えちまう」
昔、ラヴィたちと出会うよりも前に俺はこのグリーンコーストにいた。
父さんと母さん。そして、妹と俺の四人でこの街の外れに住んでいた。
つまり、ここにあった温かい思い出は今や苦しい痛みを発する光になっていた。
「あんたの両親には私もよくしてもらったからね。気持ちは分かるよ」
「ありがとう。でも、だからこそ俺は同じように苦しんでいる者を助けるための頑張らなきゃいけない」
俺の言葉は今咄嗟に出てきたものだった。
しかし、その言葉に嘘偽りは一切なく。本心から出た決心だった。
「そっか。見ないうちにテスタも成長したんだね」
「これでもグラネスでは一番の化物狩パーティに入ってたからな」
「え!?あの三種族最強と聖女がいるっていうあの?」
「あぁ。まさにそのパーティに。グリーンコーストでも話題にはなってるの?」
「話題もなにも、あのパーティは隣国でも噂になってほどだよ」
リサは信じられないといった顔を浮かべる。
「ま、やってたのは荷物持ちだったけどな。パーティの指揮と管理をしてたくらいだよ」
「それでもすごいよ。あの時は何もできなかったって毎日泣いてただけだったのに...」
リサの言葉で少し昔を思い出す。
あの頃は化物と戦うことなどできなかった。
あれらと相対すれば、俺は泣いて蹲っていただろう。
(でも今は違う。同じ過ちを繰り返さないためにも。俺は誰かを助け続ける)
「今は仲間たちとは別れちゃったけど、またいつか会えるといいな...」
(あれ?なんだか気分が...)
そう言葉にすることで俺は初めて気づいた。
俺は彼女らに対して不安を抱いていることに。
自ら逃げろと言ったくせに、助けに来てくれると信じてしまった。
しかし、彼女らは俺の言う通りに逃げていった。
裏切られたような、そんな気がしてしまう。
「そ、そういえばリサは魔術って知ってる?」
俺は自分の気持ちを隠すように、話をすりかえる。
「魔術?う~ん。それって魔法とは違うものなの?魔法ならあのおとぎ話に出てくるから分かるんだけど」
リサが言うおとぎ話とは世界中で知られている有名なお話の一つだ。
有名所でいうと『三人の英雄』、『聖女様の恋』、そして『勇者と化物の王』という話がある。
特にその『勇者と化物の王』という話に魔法が出てくる。
化物が増え続ける世界を救うために一人の化物狩が根源となる化物の王を倒すという話。
その話には、化物狩の勇者が魔法を使って化物を倒すという。
(あの話には確かに”魔法”と書いてあった。この力は魔法みたいだけど、そうじゃない。魔術であって、魔法ではない)
リサは『う~ん』と唸り声をあげながら、考えを続ける。
「あ、そういえば...」
「何か知ってるのか?」
「いや、その...。う~ん」
「どうしたんだ?」
「すごく言うのを躊躇うんだけど、どうしても手がかりがほしい?」
「あぁ」
「関係なかったとしても?」
「あぁ!」
「そう...」
歯切れが悪い。とても歯切れが悪い。
いつもならはきはきと物事を言うリサがこんなにも悩んでいる。
魔術について何か知ることができるのならなんとしてでも聞き出したい。
俺はリサに詰め寄る。
するとリサは気まずそうに話し出す。
「あのね、最近変な人がこの街に来たの」
「変な人?」
「えぇ。なんか時代遅れというか、社会知識は全くないの。だけど、頭はいいらしくて文字はなんでも読めるし、計算もパパっとしちゃうし」
「はぁ。で?」
「それでどうやら昔の話についても詳しいらしいの。その人なら魔術について何か知ってるかも。ほら、あのおとぎ話が実は本当のことだっていう話もあるじゃない?」
「なるほど。確かに何か手がかりがあるかもな。それで、その人はどこにいるんだ?」
「...それが、昔テスタの家があった場所。そこにその人があの頃の家と全く同じ状態の家に住んでる」
「...は」
意味が分からない。
俺は思考を放棄し、あの日をフラッシュバックしていた。
「うっ。はぁ、はぁ」
「大丈夫?」
「あ、あぁ。大丈夫なんともない」
呼吸が荒れ、視界が暗くなる。
そのまま意識を手放しそうになったその時。ユイちゃんが目の前にいた。
「ありがとう」
「...うん」
なんとか平静を保つことができた俺は呼吸を整える。
「リサ。しばらくこの街にいると思う。また何かあれば来るよ」
「うん。分かった。待ってるね」
「...あぁ」
俺はリサがいる銭湯を出る。
(ずっとリサの世話になる訳にはいかないしな。それに今はすぐにでも行かないといけない)
「一体どんな野郎なんだ」
俺の住んでいた場所。俺の住んでいた家。
それだけで、まるで俺をあざ笑っているようで落ち着かなかった。
「行くよ。ユイ」
「...うん」
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