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第一章 二人の魔術師
1-1-4 お荷物魔術師
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濁っていて、暗くて、黒くて...。
考えることができない。動くことができない。
これが、死というものなのか?
『正確には、死にかけていると言った方がいいかしらね』
声が聞こえる。この声は一体...。
『今はまだそんなに心配しなくていいわ。あなたのお仲間が助けてくれているから』
仲間。俺が死にそうな状況で助けてくれている。
その優しさが、温かさが嬉しい。
それだけが、この闇の中で光を放っていた。
♢
「...ここは?」
「ギルドの前にある川沿いよ」
「ラヴィ...。そうか、お前が助けてくれたのか」
「感謝することね」
「あぁ、ありがとう」
俺は辺りを見回す。
すでに周りは火の海。化物も大量にいる。街は崩壊間際。避難誘導は終わっている。
ここから化物の大群に勝つ方法はあるだろうか。
すでにラヴィ、カルドス、バルグレイムは力の底が尽きかけている。
アリアも頑張ってはいるが、やはりまだコントロールができていない。時間を稼ぐ程度しかできないだろう。
(俺にも力があれば...)
力があれば、皆のことをもっと楽にさせてやれる。
このままじゃ、全員共倒れ。
なら、一人でも多く生きるために。
力がなければ、俺には何がある。何を賭ければいい。
「...」
そんなのは決まってる。
「ラヴィ」
「どうすればいい?」
信頼、か。
「グラネスを離れるぞ」
「それは、負——」
「——撤退だ」
「...分かった」
ラヴィと俺は化物を狩りつつ、他三人と合流する。
「生きてたか。テスタ!」
「お主の悪運だけはすごいのう」
「うっせぇ。アリア!聖力を解け」
「わ、分かりました」
アリアの力によって化物の数は減っているが、やはりまだコントロールができていない。
聖力が流れ込んでしまい、力のキャパオーバーを超えた建物や地面は崩壊し、力に抗おうと化物が暴れ回っていた。
とても都市だった場所だとは思えないほどに、グラネスの東部は開けた場所になった。
「このままここで戦い続けても状況が悪化するだけだ。...ここから退くぞ」
「...分かりました」
アリアや他の皆の反応を見るに、やはり心苦しいか。
この街にも長いこといた。ましてや、最強と言われていたこのパーティが化物から逃げるのだ。
だが、このパーティにはルールがある。
その一つが...。
「俺の作戦、判断、命令は絶対」
このパーティで戦力外の俺ができる数少ないことの一つ。
俺に唯一あった才能と呼べるもの。ずば抜けた観察力と判断力。
だからこそ、このルールは絶対になる。
だからどんなに心苦しく、悔しくても、彼女らは撤退を選んでくれる。
そして俺の命令はもう一つある。
「俺が時間を稼ぐ。その間に港まで逃げてくれ」
「なっ」
「てめぇ、ふざけたことぬかすんじゃねぇ!」
「そうじゃ。お主がいたところで大した時間を稼ぐことはできんじゃろう」
「だからだよ」
俺の言葉に四人が言いとどまる。
「俺はお前たちみたいに強くない。なんの力も持ち得ていない。だから、今ここで俺の命と引き換えにお前たちの命を繫いでみせる」
「...分かりました。ありがとうございます。テスタさん」
「...」
アリアの答えに反論する者はいない。
俺たちはそれ以上話すことなく、互いに顔を見合った。
そして、それぞれ別の方へ走り始める。
彼女らは港の方へ。俺は化物たちの方へ。
「はは、ようやくこの時が来たか...」
痩せ我慢だ。
「ずっとこの時のことを考えていたんだ」
恐怖。不安。
「そう、俺は荷物なんだ。それは逃げる際、重荷となり、足枷となる。なら、俺はここにいるべきだ」
近づき、段々と鮮明になる。
『死』
「——くっ」
俺は考えることを放棄し、化物たちに向かって走り続ける。
化物の群れには先ほどと同じ狼型のものがいれば、他にも熊や猪などのもの。
更には龍の姿形をしたものまでいた。
そして今まさに、俺はその化物たちの中へと飛び込んでいた。
「あ...」
瞬間、俺の足はその場ですくみ、しゃがみ込んでしまった。
そして思い出す。夢の中での光景を。
あれはやはり、俺自身だった。このまま俺はただこいつらに弾き殺される。
そう確信し、俺は目を閉じた。
いつか訪れるだろう痛みを待ちながら、俺は動かなかった。
だがしかし、その痛みは一向に訪れなかった。
おそるおそる目を開くと、俺の周囲にはすでに化物の姿がなかった。
後ろを振り返ってみれば、化物たちは俺を通りこして、そのまま街の中心へと進んでいる。
「なんだよ...」
夢の中では簡単に殺されていた自分を想像する。
だが、現実はどうだ?
勇敢に立ち向かってみせても、俺は化物たちに相手をされることはない。
だけど、今俺の心は安心していた。
迫りくる死に対する恐怖を自覚してしまった。
「結局、俺は。あれだけ言っておいて、仲間のために時間を稼ごうと立ち向かう勇気なんて持っていなかった」
地面に向かって拳を叩きつける。
悔しさから逃げようと、痛みに頼ろうとする。
その時、俺は地面の先に落ちている物を見つける。
「あれって...」
少し離れた場所にそれぞれ金、銀、銅で作られた武器が転がっていた。
「そっか、ラヴィたちは武器を置いて逃げたのか」
それを知った時、なぜだか切ない気持ちになった。
「...分かっている。今ならこの気持ちがなんなのかはっきりと」
こんな感情になった理由。それは俺が死への恐怖を自覚したことで簡単に答えが出た。
「俺は、あいつらに助けてもらいたかったんだ」
自分の口から逃げろと言ったのに、俺は彼女らが助けに戻ってきてくれると心のどこかで信じていたんだ。
いつも俺を捨てずに、仲間として扱ってくれた。
だから、こんな時こそ俺を見捨てずにいてくれる。
そんな風に勝手に思っていた。
「馬鹿だよな。自分で逃げろと言っておいて。...中途半端だったんだ」
俺は悔やんだ。
どれだけ地面を殴って、痛みがあろうと、俺のこの気持ちが晴れることはなかった。
仲間と離れ離れになり、俺一人。
また、ただのお荷物に戻ってしまった。
『本当にそれでいいの?』
「もういいんだ。俺にできることは何もない。死ぬことも、生きることもできない」
『...なら、今君の助けを必要としている存在がいたとしても?』
「何を言ってる?」
『あれを見てみなさい』
俺の前にいる光る女は指さす。
その方向は化物たちが進んでいったところだ。
今も化物たちが群がっており、街の影すら見えない。
『よく目を凝らして。あなたになら見えるはずよ』
言われた通り、俺は目を凝らす。女が指さす方一点を見つめる。
「...っ!?」
(た、す、け、て)
見えた。女の言う通りの場所を見つめると、そこには少女が瓦礫のすぐ横で蹲っていた。
少女はただ、『助けて』と口を動かしていた。
俺は立ち上がる。
『ほらね。君は死ぬでも、生きるでもない。助けるんだ』
俺は落ちている武器を拾った。
金の剣。銀の槍。銅の斧。
「戦うためには武器がいる。助けるためには力がいる」
『ふっ。いいわ。あなたに力をあげる』
女は俺の額に手を当てる。
『これは私が築き上げた魔術理論。それをあなたの脳に焼き付ける。少し苦しいわよ』
「うっ!?」
頭が割れそうだ。
苦しい。辛い。諦めたい。
「それでもっ!俺は、今度こそ!」
『いいわね』
♢
「助けて...。誰か。お母さん、お父さん。うっ、うっ」
少女が助けを求めるが、周りに人はいない。
しかし、化物どもはそこに群がっていた。
「うっ、うぅ」
怖がる少女は目を閉じる。
それを面白そうに、化物たちが更に少女へと近寄ろうとする。
バァンッ!
しかし、化物たちの歩みはそれ以上進むことはなかった。
空から一つの火球が落ち、化物たちを燃やし始める。
「うっ。...え」
少女が空を見上げると、そこには人が宙に立っていた。
「俺の時は見向きもしなかったくせに、こんな少女には寄りやがる。本当に反吐が出る。俺を見逃したことを後悔しろ!」
♢
俺は空中から火と氷の魔術を使って化物たちを燃やし、凍らせる。
更に、接近しては剣で粉々になるまで切り刻む。
(もっと。もっと早く、殺せ)
「”speed”」
俺がそう唱えると、体は普段の数十倍の速さで動き回れるようになる。
化物たちの目に留まらぬ速さで、一帯を駆け回る。
「はぁ、はぁ、はぁ。終わった」
少女の前に戻って来た時。この街を襲ってきた化物数万体を殺し切っていた。
俺が振り向くと、そこにはまだ小さな命がちゃんと息をしていた。
「よかった。今度は、守れた」
脳裏に妹の姿が浮かぶ。
『お兄ちゃん』
「お兄ちゃん」
目の前の少女と妹が重なって見えた。
「ありがとう。助けてくれて」
少女は泣きながらそう言い、俺の足に抱き着く。
(まだこんなに小さい子が...)
死ぬことでも、生きることでもなく、助ける。
本当に俺がやらなきゃいけなかったのは、こんなにも近くにあったんだ。
考えることができない。動くことができない。
これが、死というものなのか?
『正確には、死にかけていると言った方がいいかしらね』
声が聞こえる。この声は一体...。
『今はまだそんなに心配しなくていいわ。あなたのお仲間が助けてくれているから』
仲間。俺が死にそうな状況で助けてくれている。
その優しさが、温かさが嬉しい。
それだけが、この闇の中で光を放っていた。
♢
「...ここは?」
「ギルドの前にある川沿いよ」
「ラヴィ...。そうか、お前が助けてくれたのか」
「感謝することね」
「あぁ、ありがとう」
俺は辺りを見回す。
すでに周りは火の海。化物も大量にいる。街は崩壊間際。避難誘導は終わっている。
ここから化物の大群に勝つ方法はあるだろうか。
すでにラヴィ、カルドス、バルグレイムは力の底が尽きかけている。
アリアも頑張ってはいるが、やはりまだコントロールができていない。時間を稼ぐ程度しかできないだろう。
(俺にも力があれば...)
力があれば、皆のことをもっと楽にさせてやれる。
このままじゃ、全員共倒れ。
なら、一人でも多く生きるために。
力がなければ、俺には何がある。何を賭ければいい。
「...」
そんなのは決まってる。
「ラヴィ」
「どうすればいい?」
信頼、か。
「グラネスを離れるぞ」
「それは、負——」
「——撤退だ」
「...分かった」
ラヴィと俺は化物を狩りつつ、他三人と合流する。
「生きてたか。テスタ!」
「お主の悪運だけはすごいのう」
「うっせぇ。アリア!聖力を解け」
「わ、分かりました」
アリアの力によって化物の数は減っているが、やはりまだコントロールができていない。
聖力が流れ込んでしまい、力のキャパオーバーを超えた建物や地面は崩壊し、力に抗おうと化物が暴れ回っていた。
とても都市だった場所だとは思えないほどに、グラネスの東部は開けた場所になった。
「このままここで戦い続けても状況が悪化するだけだ。...ここから退くぞ」
「...分かりました」
アリアや他の皆の反応を見るに、やはり心苦しいか。
この街にも長いこといた。ましてや、最強と言われていたこのパーティが化物から逃げるのだ。
だが、このパーティにはルールがある。
その一つが...。
「俺の作戦、判断、命令は絶対」
このパーティで戦力外の俺ができる数少ないことの一つ。
俺に唯一あった才能と呼べるもの。ずば抜けた観察力と判断力。
だからこそ、このルールは絶対になる。
だからどんなに心苦しく、悔しくても、彼女らは撤退を選んでくれる。
そして俺の命令はもう一つある。
「俺が時間を稼ぐ。その間に港まで逃げてくれ」
「なっ」
「てめぇ、ふざけたことぬかすんじゃねぇ!」
「そうじゃ。お主がいたところで大した時間を稼ぐことはできんじゃろう」
「だからだよ」
俺の言葉に四人が言いとどまる。
「俺はお前たちみたいに強くない。なんの力も持ち得ていない。だから、今ここで俺の命と引き換えにお前たちの命を繫いでみせる」
「...分かりました。ありがとうございます。テスタさん」
「...」
アリアの答えに反論する者はいない。
俺たちはそれ以上話すことなく、互いに顔を見合った。
そして、それぞれ別の方へ走り始める。
彼女らは港の方へ。俺は化物たちの方へ。
「はは、ようやくこの時が来たか...」
痩せ我慢だ。
「ずっとこの時のことを考えていたんだ」
恐怖。不安。
「そう、俺は荷物なんだ。それは逃げる際、重荷となり、足枷となる。なら、俺はここにいるべきだ」
近づき、段々と鮮明になる。
『死』
「——くっ」
俺は考えることを放棄し、化物たちに向かって走り続ける。
化物の群れには先ほどと同じ狼型のものがいれば、他にも熊や猪などのもの。
更には龍の姿形をしたものまでいた。
そして今まさに、俺はその化物たちの中へと飛び込んでいた。
「あ...」
瞬間、俺の足はその場ですくみ、しゃがみ込んでしまった。
そして思い出す。夢の中での光景を。
あれはやはり、俺自身だった。このまま俺はただこいつらに弾き殺される。
そう確信し、俺は目を閉じた。
いつか訪れるだろう痛みを待ちながら、俺は動かなかった。
だがしかし、その痛みは一向に訪れなかった。
おそるおそる目を開くと、俺の周囲にはすでに化物の姿がなかった。
後ろを振り返ってみれば、化物たちは俺を通りこして、そのまま街の中心へと進んでいる。
「なんだよ...」
夢の中では簡単に殺されていた自分を想像する。
だが、現実はどうだ?
勇敢に立ち向かってみせても、俺は化物たちに相手をされることはない。
だけど、今俺の心は安心していた。
迫りくる死に対する恐怖を自覚してしまった。
「結局、俺は。あれだけ言っておいて、仲間のために時間を稼ごうと立ち向かう勇気なんて持っていなかった」
地面に向かって拳を叩きつける。
悔しさから逃げようと、痛みに頼ろうとする。
その時、俺は地面の先に落ちている物を見つける。
「あれって...」
少し離れた場所にそれぞれ金、銀、銅で作られた武器が転がっていた。
「そっか、ラヴィたちは武器を置いて逃げたのか」
それを知った時、なぜだか切ない気持ちになった。
「...分かっている。今ならこの気持ちがなんなのかはっきりと」
こんな感情になった理由。それは俺が死への恐怖を自覚したことで簡単に答えが出た。
「俺は、あいつらに助けてもらいたかったんだ」
自分の口から逃げろと言ったのに、俺は彼女らが助けに戻ってきてくれると心のどこかで信じていたんだ。
いつも俺を捨てずに、仲間として扱ってくれた。
だから、こんな時こそ俺を見捨てずにいてくれる。
そんな風に勝手に思っていた。
「馬鹿だよな。自分で逃げろと言っておいて。...中途半端だったんだ」
俺は悔やんだ。
どれだけ地面を殴って、痛みがあろうと、俺のこの気持ちが晴れることはなかった。
仲間と離れ離れになり、俺一人。
また、ただのお荷物に戻ってしまった。
『本当にそれでいいの?』
「もういいんだ。俺にできることは何もない。死ぬことも、生きることもできない」
『...なら、今君の助けを必要としている存在がいたとしても?』
「何を言ってる?」
『あれを見てみなさい』
俺の前にいる光る女は指さす。
その方向は化物たちが進んでいったところだ。
今も化物たちが群がっており、街の影すら見えない。
『よく目を凝らして。あなたになら見えるはずよ』
言われた通り、俺は目を凝らす。女が指さす方一点を見つめる。
「...っ!?」
(た、す、け、て)
見えた。女の言う通りの場所を見つめると、そこには少女が瓦礫のすぐ横で蹲っていた。
少女はただ、『助けて』と口を動かしていた。
俺は立ち上がる。
『ほらね。君は死ぬでも、生きるでもない。助けるんだ』
俺は落ちている武器を拾った。
金の剣。銀の槍。銅の斧。
「戦うためには武器がいる。助けるためには力がいる」
『ふっ。いいわ。あなたに力をあげる』
女は俺の額に手を当てる。
『これは私が築き上げた魔術理論。それをあなたの脳に焼き付ける。少し苦しいわよ』
「うっ!?」
頭が割れそうだ。
苦しい。辛い。諦めたい。
「それでもっ!俺は、今度こそ!」
『いいわね』
♢
「助けて...。誰か。お母さん、お父さん。うっ、うっ」
少女が助けを求めるが、周りに人はいない。
しかし、化物どもはそこに群がっていた。
「うっ、うぅ」
怖がる少女は目を閉じる。
それを面白そうに、化物たちが更に少女へと近寄ろうとする。
バァンッ!
しかし、化物たちの歩みはそれ以上進むことはなかった。
空から一つの火球が落ち、化物たちを燃やし始める。
「うっ。...え」
少女が空を見上げると、そこには人が宙に立っていた。
「俺の時は見向きもしなかったくせに、こんな少女には寄りやがる。本当に反吐が出る。俺を見逃したことを後悔しろ!」
♢
俺は空中から火と氷の魔術を使って化物たちを燃やし、凍らせる。
更に、接近しては剣で粉々になるまで切り刻む。
(もっと。もっと早く、殺せ)
「”speed”」
俺がそう唱えると、体は普段の数十倍の速さで動き回れるようになる。
化物たちの目に留まらぬ速さで、一帯を駆け回る。
「はぁ、はぁ、はぁ。終わった」
少女の前に戻って来た時。この街を襲ってきた化物数万体を殺し切っていた。
俺が振り向くと、そこにはまだ小さな命がちゃんと息をしていた。
「よかった。今度は、守れた」
脳裏に妹の姿が浮かぶ。
『お兄ちゃん』
「お兄ちゃん」
目の前の少女と妹が重なって見えた。
「ありがとう。助けてくれて」
少女は泣きながらそう言い、俺の足に抱き着く。
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死ぬことでも、生きることでもなく、助ける。
本当に俺がやらなきゃいけなかったのは、こんなにも近くにあったんだ。
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