13 / 23
序章
12話
しおりを挟む
「魔王のあなたがどうして私の娘を??」
「死のうとしているところにちょうど居合わせてな
それを助けてな」
「それだけであの子をくれと?」
「ここにいても幸せにならないと思ったからな」
それでも神に背いてまで魔に娘を差し出すのかと考えていた。
「私にとっては愛する娘だ
渡したくはない。神ならわかる魔だぞ」
「まぁ魔族と言っても種族が違うだけで魔族から見たら魔族みたいなものだろう」
人間から見て角が生えていたら魔族
魔族から見たら人間も魔族見たいんもので、妬みや憎悪などいろんな悪を持っている悪魔のように
人間からしたら魔族は魔
魔族からしたら人間も魔なのである。
種族が違うだけで見方はお互いに同じということ。
そして二人で話していたら
旦那様やお父様やら聞こえてきて
「入れ」
レイガが一言言えば扉が開く
「シャルティナがほしいっていう魔族が来たと聞きました。
どんな方なのか気になったので見に来ました。」
レナとルナがかも当然と言う顔をして入ってきた。
「お初にお目にかかる
魔の国の王のスカルパだ
あなたたちの娘を貰いに来た」
「まぁあ!
わたしの娘ですか?
残念ですがうちの子は婚約者がつい昨日できまして、ましてや子も授かっておりますわ」
何を言っているのか
こんな女ではなくもっと心が綺麗で美しい子だ
「もう一人いたであろ
その娘をもらいに来た、人の婚約者を取っておいた方が当然としている人間を妻にしたいとは思わない」
そういえば、顔を真っ赤にしたレナは
「何を言いますか!
私の子は人の婚約者など取っておりませんわ!」
「私だってお互いに愛し合って婚約したのです!
その証拠に愛する結晶が出来ました。
酷いですわ。魔王だからってそんなこと」
本当にどこまでも醜い人間なのだろうか
どこまでも私欲のために人間は欲を抑えない
自分の娘をコケにされたと思ったのか顔を赤くして怒ってきた。
図星なのだと
この娘よりもここにいない娘の方がもっとも愛を与えたいと感じる。
「もう一人の娘
シャルティナを私の元へ
さもなければ生死を味わってもらうが?」
反吐が出る
この母もその娘も
そしてレイガという父はまだいい
この醜い女どもに生死を味あわせてやりたい
シャルティナが味わい続けた苦痛をそう思ったら殺気が抑えきれなくなって
黒いオーラを出してしまっていた。
『やめなさい
殺してしまいたいのは分かるがな
私の愛する子に危害をそして精神的に苦しめてきた報いは与えたいと思っている』
そう言って光の中から現れたのはアテナだった
「なっなっ!!!
なんですか!!」
そう言って悲鳴をあげるのはレナそしてルナはぐっと口を結んで震えていた。
『私を知らぬとはこの家にいるものとして恥じるべきでは無いか?
この家の加護を与える女神であるのにそれを知らないとは恥だぞ』
そうドヤ顔で煽ってみるアテナ
「アテナやめてくれ
ここまで哀れだとは思わなかったのだ
ここにいるのはこの公爵家を守る女神である。想像画があるはずなのだかそれを見ていなかったのか」
哀れみの目を向けるこの屋敷の主
「アテナも以外に知られていないようだな
無知とは凶器ではあるが、哀れでもあるな
もう少しこの屋敷のことを学んでから嫁にくるべきだったな」
そういうロベルト
そしてその空気を変えるように
「旦那様シャルティナ様が来られました」
「入っておいで」
シャルが来たという合図で
その場の空気が明るいものに変わった。
ロベルトはやっと会えると先までの殺気は消え
アテナは愛する子が来てくれた喜びで明るい空気に変えた。
そしてレイガは助かったと思ったのだった。
「父様?
私にお客様だって聞き…ま、した…え?」
ひとつの風が吹いたかのように一目見てその目の前に居る男性を見てシャルは何故か嬉しいと思った
「死のうとしているところにちょうど居合わせてな
それを助けてな」
「それだけであの子をくれと?」
「ここにいても幸せにならないと思ったからな」
それでも神に背いてまで魔に娘を差し出すのかと考えていた。
「私にとっては愛する娘だ
渡したくはない。神ならわかる魔だぞ」
「まぁ魔族と言っても種族が違うだけで魔族から見たら魔族みたいなものだろう」
人間から見て角が生えていたら魔族
魔族から見たら人間も魔族見たいんもので、妬みや憎悪などいろんな悪を持っている悪魔のように
人間からしたら魔族は魔
魔族からしたら人間も魔なのである。
種族が違うだけで見方はお互いに同じということ。
そして二人で話していたら
旦那様やお父様やら聞こえてきて
「入れ」
レイガが一言言えば扉が開く
「シャルティナがほしいっていう魔族が来たと聞きました。
どんな方なのか気になったので見に来ました。」
レナとルナがかも当然と言う顔をして入ってきた。
「お初にお目にかかる
魔の国の王のスカルパだ
あなたたちの娘を貰いに来た」
「まぁあ!
わたしの娘ですか?
残念ですがうちの子は婚約者がつい昨日できまして、ましてや子も授かっておりますわ」
何を言っているのか
こんな女ではなくもっと心が綺麗で美しい子だ
「もう一人いたであろ
その娘をもらいに来た、人の婚約者を取っておいた方が当然としている人間を妻にしたいとは思わない」
そういえば、顔を真っ赤にしたレナは
「何を言いますか!
私の子は人の婚約者など取っておりませんわ!」
「私だってお互いに愛し合って婚約したのです!
その証拠に愛する結晶が出来ました。
酷いですわ。魔王だからってそんなこと」
本当にどこまでも醜い人間なのだろうか
どこまでも私欲のために人間は欲を抑えない
自分の娘をコケにされたと思ったのか顔を赤くして怒ってきた。
図星なのだと
この娘よりもここにいない娘の方がもっとも愛を与えたいと感じる。
「もう一人の娘
シャルティナを私の元へ
さもなければ生死を味わってもらうが?」
反吐が出る
この母もその娘も
そしてレイガという父はまだいい
この醜い女どもに生死を味あわせてやりたい
シャルティナが味わい続けた苦痛をそう思ったら殺気が抑えきれなくなって
黒いオーラを出してしまっていた。
『やめなさい
殺してしまいたいのは分かるがな
私の愛する子に危害をそして精神的に苦しめてきた報いは与えたいと思っている』
そう言って光の中から現れたのはアテナだった
「なっなっ!!!
なんですか!!」
そう言って悲鳴をあげるのはレナそしてルナはぐっと口を結んで震えていた。
『私を知らぬとはこの家にいるものとして恥じるべきでは無いか?
この家の加護を与える女神であるのにそれを知らないとは恥だぞ』
そうドヤ顔で煽ってみるアテナ
「アテナやめてくれ
ここまで哀れだとは思わなかったのだ
ここにいるのはこの公爵家を守る女神である。想像画があるはずなのだかそれを見ていなかったのか」
哀れみの目を向けるこの屋敷の主
「アテナも以外に知られていないようだな
無知とは凶器ではあるが、哀れでもあるな
もう少しこの屋敷のことを学んでから嫁にくるべきだったな」
そういうロベルト
そしてその空気を変えるように
「旦那様シャルティナ様が来られました」
「入っておいで」
シャルが来たという合図で
その場の空気が明るいものに変わった。
ロベルトはやっと会えると先までの殺気は消え
アテナは愛する子が来てくれた喜びで明るい空気に変えた。
そしてレイガは助かったと思ったのだった。
「父様?
私にお客様だって聞き…ま、した…え?」
ひとつの風が吹いたかのように一目見てその目の前に居る男性を見てシャルは何故か嬉しいと思った
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

腹黒宰相との白い結婚
黎
恋愛
大嫌いな腹黒宰相ロイドと結婚する羽目になったランメリアは、条件をつきつけた――これは白い結婚であること。代わりに側妻を娶るも愛人を作るも好きにすればいい。そう決めたはずだったのだが、なぜか、周囲が全力で溝を埋めてくる。

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる