魔道具作ってたら断罪回避できてたわw

かぜかおる

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設定とか?←ここ重要じゃない

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アーリア・ミッドウェイ公爵令嬢 主人公

ゲーム設定→親の溺愛により爆誕したわがまま傲慢令嬢。第二王子に一目惚れ、親の権力総動員して婚約者に。
第二王子と仲良くなったヒロインを虐めまくって、断罪され修道院行きor好色親父との結婚の未来が待っていた。

本編→日本で三十路を迎えた理系女子が入り込んだ。前世への未練とかないわけではないけど、この生を楽しもう!と奮起して生きる。6歳で魔法に出会ってからはのめり込み、家電がなくて不便だなあ、えっ魔道具ってのがある?じゃあそれでってなノリで魔道具を作る。チートするつもりもないし色々面倒だから家の中だけってつもりが、王家とつながっている使用人(年頃、家柄があうから婚約者候補として調査されていた。)から情報が漏れて、ついでに異世界の記憶があるってのも吐かされて囲い込みもかねて第二王子の婚約者に。はからずして、乙女ゲームのストーリー通りに。
ちなみに録音の魔道具は、婚約者に付けられる監視の人が嫌だったからこれを代わりにってつもりで作ったけど、逆に重要人物度がまして護衛をかねてと監視の目がむしろ増えるだけだったorz
そのまま、魔法やら魔道具製作にのめり込む。ゲーム期間は一応舞台でもある学校があるけど、魔道具製作の実績と権力により通わなくていい権利を獲得。ゲーム何それ美味しいの状態。←まあ、本人ゲームの世界って知らなかったけど
ヒロイン凸によりこの世界が乙女ゲームの舞台だと知った。ヒロインとはこの後仲良くなるし、ヒロインがこれ作ってって言うのを作ってたら、ヒロインも記憶持ちとバレて囲い込まれることに。ゲームの設定とかで悪人と戦ったりとか面倒だなと思いながら楽しんでいた。
第二王子と結婚、現実問題として囲い込みとか諸々の事情でここは避けられず、ヒロインと第二王子が恋仲になってたので白い結婚。本人はまあ、魔法とか魔道具の研究とかできるしいいかあと呑気にしていた。
とはいえ二十代半ばくらいになると、ちょっと女としての幸せも感じたかったなあ、なんて未だ同僚の彼に愚痴ってたら告白されたりして、うん、なんだかんだ幸せだったよ。



第二王子

ゲーム設定→アーリアの婚約者ではあったが、わがまま度なんかに辟易として嫌っていた。ついでに第二王子としての重責とか色々悩んでた。
学校に入りヒロインと出会い恋に落ちる、そしてアーリアのいじめとその裏にある陰謀を撃破、断罪し、ヒロインと結ばれる。

本編→悩みはそのままに、自分はあまり両親と関われないのに婚約者のアーリアはよく両親と話している(記憶のこととか尋問だったけどね)ことに嫉妬とか諸々、さらに言うと交流もなく得体の知れない存在として悪印象だったところにアーリアを婚約者から引き摺り下ろしたい方々の流す悪評を信じてアーリアを避ける様になる。(そもそもアーリアが魔法とかにどっぷりで会う機会もなかったけどね)
学校に通うようになってヒロインと出会う、ヒロインが虐められるようになってなんかアーリアが犯人らしい?調べねば!そういえば、会話を録音できる魔道具があるらしい、それをアーリアに着けさせればきっと何かわかるはず!!
って思って魔道具の製作依頼にいったら、そこにアーリア登場!ん?んん??なんか、思ってたんとちゃう?
ってちゃんと調べたら違った。この件をきっかけに、なんか世界が変わってしっかり第二王子になった。
その後アーリアと仲良くなったけど、恋愛ではない。ヒロインと恋仲で側妃にしかできないことを悔しく思うけど、王族の義務、と受け入れる。
兄である王を支えるいい王子なりましたとさ。


ヒロイン

ゲーム設定→ありきたりだからもう説明いいかな・・・?・・・一応、ね、男爵令嬢、明るく優しい可愛い感じで攻略対象たちを癒していくよ。

本編→ゲームの舞台が始まるタイミングで日本の記憶が戻る。そのせいかお花畑思考のまま、推しだった第二王子攻略開始!!途中まではそんなノリで、あれ?悪役令嬢いなくない・・・?って思ったりもしたけど、まあいっかってお花畑のまま進める。
ある時とあるイベントで、ご令嬢たちから突き飛ばされて手首を捻った。イベント通りなんだけど、あれ、なんか痛い・・・でふと目が覚める。でも、第二王子も普通に好きになってしまったし、ってかこれもしかして、ザマァ系?ガクブル。第二王子に相談して、調査のために魔道具作るから依頼しにいくらしい、ついていこう、あれ?悪役令嬢じゃん・・・、なんかキャラ違うくね?転生だけど、ざまぁじゃないとか?話は通じそう・・・?
よし、凸するぜ!女は度胸!!!っていったらなんか仲良くなれた!ついでだから美容家電とか作って~!
結婚に関しては、嫌だけど、嫌だけど!!←大事なことだから2度言った。でもこれが現実にこの世界で生きるってことだから、側妃におさまる。
アーリアに彼氏ができてほっとしてしまったのは内緒。


アーリアの両親

ゲーム設定→とにかくアーリアを溺愛、お願いは全部叶えちゃうぞっハートッ系パパママ。

本編→溺愛はしてたんだけど・・・。甘える、と言うか魔法とかばっかりに熱中してて、パパママ寂しい・・・。そっかぁ、別の女性の記憶があるからかぁ・・・、もっと甘えてくれないかなぁ・・・。
でも、魔法とか魔道具の研究にお願いされたらされるだけお金出したり、社交しなくても怒らなかったり、学校通わなくてもいいようにしたり、実は激甘ムーブしてる。

甘やかしてはいたんだけど、
魔法とか魔道具の研究へ金をじゃぶじゃぶ流入→結果が出て儲けとかすごいから投資とみなされ、むしろプラスに
とかだったから、周りからはそう見られていない。


ちなみに、主人公が日本人的愛情と思ってた(溺愛と思っていなかった)のは基本的に金銭的やら考え方の感覚の相違から溺愛と気づかなかったから。
ドレスやら宝石やらをいっぱい買ってきても、貴族は使うのも仕事のうちなのよ~っていう建前を真に受け、ってか日本の感覚だとドレスやら宝石やら買われてもそれが適正量なのか溺愛のための買いすぎなのか分からなかった。そんな感じのすれ違いが多々あって、現実を知る前に魔法に没入、結局貴族の常識を知らないままだった。
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