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第4章 ネシア国〜
大会1日目 5
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部屋の外に出た俺たちは、案内係の先導で試合会場へと向かった。
その途中で先ほどリオンに聞いた質問を案内係の人に聞いてみた。
「ちょっと聞きたいんですが、大会では魔法は禁止だが身体強化的な魔法はありだと聞いていたんですけど、自分の武器に魔力コーティングを施すのはだめですか?」
「……それは何のためですか?」
それを聞いた係の人は少し首を傾げ、聞いてきた。
「えっとですね、俺の武器はかなり古いものらしく、人からの頂き物なんです。なので壊したくないんですよ。だから自分の魔力で覆い、頑丈にしたいんです。それなら折れないですよね?」
「なるほど、壊したくないんですね?ですがそれだと勝敗はあなたの棄権か場外、もしくは急所への寸止めしかありませんが、それでいいですか?」
おや、この人は俺が負ける前提なんだね?
勝つとは微塵も思ってなさそうだ。
俺はそれを聞いて苦笑いすると、頷いて「それでも良いです。」と答える。
リオンさんも「俺としても異存はないぞ。」とのことなので、審判たちの運営側の判断で使用可能かどうかが決定することになった。
会場に着くと、中に入る前に案内係の人だけ中に入り、先ほどのことを話しに行ってしまった。
俺たちは係の人が戻ってくるまでは、ここでこのまま待機してなければならない。
すると中からアナウンスが聞こえてきた。
「え~……これから行う最終試合なのですが、今ちょっとしたルールの事で話し合いが行われておりますので少しお待ち下さい。」
すると会場はちょっとザワザワしだした。
……なんか、気まずいなぁ。
どうしよう、折れても良いように違う武器にしたほうが良いだろうか?
対戦相手のリオンさんはその姿に見合う大剣を背中に担いでいる。
それを見たから俺の刀に魔力コーティングを……と思ったんだけど。
俺は困惑した顔でリオンさんを見ると、「気にするな」と言って頭を撫でた。
それからすぐに係の人が帰ってきた。
「とりあえずルール的には問題ないそうですが、切れ味が上がるのであれば危険なので検討し直すそうです。」
なるほど、今回は『お試し』なわけだね!
確かに切れ味上がっちゃうのは否めないもんなぁ。
「確かに切れ味も上がっちゃいますね。それで相手の剣が駄目になるようなら、いつもの剣ではなくて『駄目になっても良い剣』で戦わなきゃですね。」
「そうですね、そうなります。」
「なら次回からと言わずに、今回も駄目になって良い方で戦います。」
俺が係の人にそう言うと、少し考えていたリオンさんが口を開いた。
「……その魔力コーティングってやつは誰でもすぐに使えるようになるのか?」
「……えっ?あ……確かに誰でもすぐに使えるようにはなりますが、魔力がある程度ないと魔力枯渇で倒れるってスコットさんこ言ってました。ちなみにリッキーも使えますよ。」
俺がそう言うと、リオンさんは一つ頷いて「なら、教えてもらえるか?」と言ってきた。
「お前だけ使えるのが駄目なら、俺も使えばいい。俺も武器が傷つくのは避けたいからな。俺は魔力も結構ある方だから、気にするな。」
「なら良いですよ!そんな難しいものではないですし。」
俺は試合直前だったがリオンさんにやり方を教えてみると、リオンさんは仕組みが分かったからか一発で成功させた。魔法のセンスかなりあるね!
「……なるほど、これが魔力コーティングか。本当はどのくらい切れ味が変わるのか知りたいところだが、試合直前だからな。後で試してみるよ。」
「じゃあ両者ともそれを使って戦うということで良いですね!……さあ、皆さんお待ちかねです。行きましょう!」
そう言うと係の人は試合会場への扉を開けた。
するとその後すぐにアナウンスが。
「お~~~っと、扉が開いたということは、選手入場の準備ができたということか~~~!?……はいっ、確認取れました、選手入場で~~~す!」
アナウンスの途中でそばにいた係の人が腕で大きく丸を作ると、それが準備OKの合図だったらしい。
「今大会のAグループ初日最終試合の開始です!まずは前大会のBグループ準優勝のリオン選手の入~~~場!」
そうコールがあると、リオンさんは「お先に!」と言って会場へと歩いていく。
リオンさんは左手を上げて、堂々とした態度で舞台の中央まで歩いて行った。
そして中央に立つと、俺に向かって手招きする。
「お~~~っと、リオン選手、16番の選手を手招きしている!これは一体どういうことか!?……では、リオン選手のリアクションもありましたので、さっそく16番の選手にも入場してもらいましょう!」
アナウンスで呼ばれると、係の人から「さあ、行ってください。頑張って!」と言われて背中を軽く叩かれた。
よし、頑張るぞ!と気合を入れて舞台の中央まで歩き出す。
危うく両手両足が揃うところだったが、転びそうになったことで回避できた。……エヘヘ。
舞台の中央、リオンさんの隣まで来ると立ち止まり、彼を見上げる。……やっぱりデカイね!
するとリオンさんが俺を見てニヤリと笑う。
「さあ、今日最後の試合の選手が出揃いましたっ!!どうやら両選手は今日初めて会ったにも関わらず仲良くなったようです!それにしても16番の選手は見た目が派手ですね!ものすごく髪が輝いておりますっ!リオン選手は光の反射が眩しくないのでしょうか~!?……大丈夫だそうです!ではそろそろ始めましょ~~!両者、それぞれの武器を構えてください!」
アナウンスの途中でリオンさんに話が振られたので、彼は大きく丸を腕で作って答えた。
えっ、この髪、そんな風に言われるくらいには眩しいの!?ごめんね、リオンさん!
とりあえずアナウンスにもあったように、俺たちはそれぞれの武器を構えた。
そしてお互いに自分の武器に魔力コーティングを施す。
ちなみに俺の武器は刀だ。
「お~~~~っと!?両者何やら武器に魔法をかけたようだ!なるほど、これが先ほどのルールに抵触しないのかの確認が必要だったものなんですね!事前調査によると、どうやら武器の保護のために魔力をまとわせて強化するものらしいので、身体強化と同じだということで許可が出たそうです!なので、これは合法ですので、皆さん安心してください!」
おぉ~、ちゃんと会場の観客に説明してくれたので、これで不安材料はなくなったね!
……さあ、試合開始だ!
その途中で先ほどリオンに聞いた質問を案内係の人に聞いてみた。
「ちょっと聞きたいんですが、大会では魔法は禁止だが身体強化的な魔法はありだと聞いていたんですけど、自分の武器に魔力コーティングを施すのはだめですか?」
「……それは何のためですか?」
それを聞いた係の人は少し首を傾げ、聞いてきた。
「えっとですね、俺の武器はかなり古いものらしく、人からの頂き物なんです。なので壊したくないんですよ。だから自分の魔力で覆い、頑丈にしたいんです。それなら折れないですよね?」
「なるほど、壊したくないんですね?ですがそれだと勝敗はあなたの棄権か場外、もしくは急所への寸止めしかありませんが、それでいいですか?」
おや、この人は俺が負ける前提なんだね?
勝つとは微塵も思ってなさそうだ。
俺はそれを聞いて苦笑いすると、頷いて「それでも良いです。」と答える。
リオンさんも「俺としても異存はないぞ。」とのことなので、審判たちの運営側の判断で使用可能かどうかが決定することになった。
会場に着くと、中に入る前に案内係の人だけ中に入り、先ほどのことを話しに行ってしまった。
俺たちは係の人が戻ってくるまでは、ここでこのまま待機してなければならない。
すると中からアナウンスが聞こえてきた。
「え~……これから行う最終試合なのですが、今ちょっとしたルールの事で話し合いが行われておりますので少しお待ち下さい。」
すると会場はちょっとザワザワしだした。
……なんか、気まずいなぁ。
どうしよう、折れても良いように違う武器にしたほうが良いだろうか?
対戦相手のリオンさんはその姿に見合う大剣を背中に担いでいる。
それを見たから俺の刀に魔力コーティングを……と思ったんだけど。
俺は困惑した顔でリオンさんを見ると、「気にするな」と言って頭を撫でた。
それからすぐに係の人が帰ってきた。
「とりあえずルール的には問題ないそうですが、切れ味が上がるのであれば危険なので検討し直すそうです。」
なるほど、今回は『お試し』なわけだね!
確かに切れ味上がっちゃうのは否めないもんなぁ。
「確かに切れ味も上がっちゃいますね。それで相手の剣が駄目になるようなら、いつもの剣ではなくて『駄目になっても良い剣』で戦わなきゃですね。」
「そうですね、そうなります。」
「なら次回からと言わずに、今回も駄目になって良い方で戦います。」
俺が係の人にそう言うと、少し考えていたリオンさんが口を開いた。
「……その魔力コーティングってやつは誰でもすぐに使えるようになるのか?」
「……えっ?あ……確かに誰でもすぐに使えるようにはなりますが、魔力がある程度ないと魔力枯渇で倒れるってスコットさんこ言ってました。ちなみにリッキーも使えますよ。」
俺がそう言うと、リオンさんは一つ頷いて「なら、教えてもらえるか?」と言ってきた。
「お前だけ使えるのが駄目なら、俺も使えばいい。俺も武器が傷つくのは避けたいからな。俺は魔力も結構ある方だから、気にするな。」
「なら良いですよ!そんな難しいものではないですし。」
俺は試合直前だったがリオンさんにやり方を教えてみると、リオンさんは仕組みが分かったからか一発で成功させた。魔法のセンスかなりあるね!
「……なるほど、これが魔力コーティングか。本当はどのくらい切れ味が変わるのか知りたいところだが、試合直前だからな。後で試してみるよ。」
「じゃあ両者ともそれを使って戦うということで良いですね!……さあ、皆さんお待ちかねです。行きましょう!」
そう言うと係の人は試合会場への扉を開けた。
するとその後すぐにアナウンスが。
「お~~~っと、扉が開いたということは、選手入場の準備ができたということか~~~!?……はいっ、確認取れました、選手入場で~~~す!」
アナウンスの途中でそばにいた係の人が腕で大きく丸を作ると、それが準備OKの合図だったらしい。
「今大会のAグループ初日最終試合の開始です!まずは前大会のBグループ準優勝のリオン選手の入~~~場!」
そうコールがあると、リオンさんは「お先に!」と言って会場へと歩いていく。
リオンさんは左手を上げて、堂々とした態度で舞台の中央まで歩いて行った。
そして中央に立つと、俺に向かって手招きする。
「お~~~っと、リオン選手、16番の選手を手招きしている!これは一体どういうことか!?……では、リオン選手のリアクションもありましたので、さっそく16番の選手にも入場してもらいましょう!」
アナウンスで呼ばれると、係の人から「さあ、行ってください。頑張って!」と言われて背中を軽く叩かれた。
よし、頑張るぞ!と気合を入れて舞台の中央まで歩き出す。
危うく両手両足が揃うところだったが、転びそうになったことで回避できた。……エヘヘ。
舞台の中央、リオンさんの隣まで来ると立ち止まり、彼を見上げる。……やっぱりデカイね!
するとリオンさんが俺を見てニヤリと笑う。
「さあ、今日最後の試合の選手が出揃いましたっ!!どうやら両選手は今日初めて会ったにも関わらず仲良くなったようです!それにしても16番の選手は見た目が派手ですね!ものすごく髪が輝いておりますっ!リオン選手は光の反射が眩しくないのでしょうか~!?……大丈夫だそうです!ではそろそろ始めましょ~~!両者、それぞれの武器を構えてください!」
アナウンスの途中でリオンさんに話が振られたので、彼は大きく丸を腕で作って答えた。
えっ、この髪、そんな風に言われるくらいには眩しいの!?ごめんね、リオンさん!
とりあえずアナウンスにもあったように、俺たちはそれぞれの武器を構えた。
そしてお互いに自分の武器に魔力コーティングを施す。
ちなみに俺の武器は刀だ。
「お~~~~っと!?両者何やら武器に魔法をかけたようだ!なるほど、これが先ほどのルールに抵触しないのかの確認が必要だったものなんですね!事前調査によると、どうやら武器の保護のために魔力をまとわせて強化するものらしいので、身体強化と同じだということで許可が出たそうです!なので、これは合法ですので、皆さん安心してください!」
おぉ~、ちゃんと会場の観客に説明してくれたので、これで不安材料はなくなったね!
……さあ、試合開始だ!
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