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第1章 出会い〜旅の始まり
その頃、俺は…… 1
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山田と姉さんのそれぞれと電話で話した翌日、俺たち4人は少し遅い朝食を食べ、街の外へ。
今日は俺が収納している魔物の解体と、それも使って旅の間のご飯を作るつもりだ。
もちろん日本の食材も使えたらいいなぁ!
とりあえず東門から街を出たらもう目の前には草原が広がっている。
え、こんなに目の前なの!?
魔物は出ないのかな?
「ここって、魔物は出ないんですか?」
「ん?ああ、ここはまずそんなに頻繁に魔物は出ないから大丈夫だ。」
「そうだぞ、ここは冒険者になりたての初心者が依頼の薬草とかを採取する場所だからそんなに魔物は出ないし、出たとしても小さな魔物だからほとんど人に向かって来ないんだ。」
なるほど、初心者が依頼をこなす場所なら安全だね!
「じゃあここで解体をするか!シエル、ここに解体する魔物を出してもらえるか?」
「はい、わかりました!」
俺はそう言うと鞄の中から大量の魔物を出す。
……こんなにいっぱい出たっけ?
あ、そっか、森から街へは一回目は帰りのみ、2回目は往復だったもんな。
その間のオーク以外の魔物は俺の鞄の中にしまっていたから、結構あったんだな!
俺は魔物を出したあと、さすがに草の生えた地面で解体されるのは衛生的に嫌だったので、土魔法で広い平らなテーブルを作った。
もちろん土のようなすぐにボロボロするようなものではなく、カッチカチの石みたいなものにしたよ!
「すごいな、シエル。土魔法でこんなのも作れるんだな!」
「これで解体もしやすくなるよ。」
どうやら解体は男性2人がするようだ。
スコットさんはさっそく台に鹿っぽい魔物を乗せて解体を開始。
リッキーさんもスコットさんとは離れて、とても大きなウサギみたいな魔物の解体に取り掛かっていた。
そして女性陣は俺の方に集まっている。
「じゃあ私たちはシエルのお手伝いをするわ。こっちにもテーブルを出しているってことは、料理をするんでしょ?」
エミリーさんからそう聞かれたので頷く。
まぁ本格的に料理するのは山田が俺の部屋からコンロを回収してくれた後だけどね。
とりあえず俺はこの前の残りの玉ねぎと人参、それと屋台で買ったトマトとキャベツを取り出した。
「ちょっと聞きたいんですけど、あのウサギみたいな魔物と鹿みたいな魔物、それぞれどんな味がするんですか?」
すると二人は少し悩みつつ答えてくれた。
「うさぎ?あと、しか?それってどんな生き物なの?」
あ、そっか……異世界だもんなぁ。
「あ~……ウサギはあの長い耳と鋭い一本の角がある魔物で、鹿はあの枝分かれした複雑な形の角のある茶色い魔物です。」
「ああ、ウサギがホーンラビット、鹿がビッグディアーなのね。」
「ホーンラビットは鶏肉みたいな感じで、ビッグディアーは臭みのない赤身の肉よ。こっちの肉はただ焼いても美味しいけど、部位によっては煮込みにするとホロホロとお肉が崩れるほど柔らかくなるわ。」
なるほど、なるほど……。
ホーンラビットの方は唐揚げにしても大丈夫だな。
あとビッグディアーの方はちょっと部位ごとに少し食べてみて、どの部位をどの料理に使うか考えてみるか!
とりあえずまずは1体づつ解体が終わるまでに野菜をカットしておかなければならないので、2人にも手伝ってもらって野菜を刻んでいく。
俺はとりあえずサラダ担当としてキャベツを細い千切りにし、トマトはくし切りにする。他にも玉ねぎを薄くスライスしてザルに入れ、魔法で作り出した水でボウルの中にザルごとさらしておく。
その間に土魔法で固めたサラダボウル型の簡易食器を洗い、テーブルに人数分並べる。
その中に千切りキャベツ、水を切った玉ねぎ、くし切りしたトマトを見栄えよく入れ、上から砕いた岩塩とオリーブオイルみたいなのをかけた。
実は料理をしに行くんだと女将さんに言ったら、岩塩とオリーブオイルを少しだけ分けてもらえたんだ!ありがとう、女将さん!
とりあえず干からびたりしないようにすぐ鞄にしまい、2人の方を見る。
どうやらエミリーさんは順調そうだが、リリーさんは……うん、違う作業をお願いするかな!
そんな事を考えているとまずはリッキーさんからホーンラビットを3匹分解体されたものを受け取った。
もちろん骨も取り除かれていて、すぐに料理に使えるみたい!
俺はその肉を一口大に切り分け、ボウルに入れておく。
お昼には山田と姉さんが対の鞄に俺の部屋の荷物全てを入れてくれるはずだから、それまでしばらく待つことに。
多分その中には俺が使っていた調味料とかの使いさしがあるはず!
その中には唐揚げ粉もサラダ油もあるから、それから揚げようと思っている。
さて、唐揚げ用にカットしたものも鞄に収納し、あとどうしようかな?と考えていると、今度はスコットさんがビッグディアーのお肉を持ってきた。
ちょうどエミリーさんも人参と玉ねぎ、キャベツを野菜炒め用に大量にカットし終わったようだ。
……どうやらリリーさんはエミリーさんに戦力外通告を受けたらしく、おとなしく玉ねぎの皮むきのみを手伝っていた模様。
それなら少なくても可食部は残るからね!
それから俺はお腹が空いてきたので腕時計を見た。
今日は久々に朝遅く起きてご飯を食べてここに来たので、もうすでにお昼過ぎだった。
なのでみんなでお昼にすることにした。
まずはみんなの体を綺麗にしないとね!
服はしょうがないとして、魔法で出した水で手などをきれいに洗ってもらう。もちろん俺もだ。
それからみんなで綺麗にしたテーブルに座る。
俺は鞄に収納しておいたサラダを出し、土魔法で作っておいたフォークを添えてみんなに配った。
それ以外の主食は各自持参のものを出し、みんなで『いただきます』をして食べたよ。
俺とリッキーさんはもちろん?おにぎりで、他の3人はサンドイッチやバーガーみたいに具材をパンで挟んだ物を選んだようだ。
「こんな風に生で野菜を食べることって今までなかったなぁ。」
「ああ、すごく新鮮な感じだ。でもなかなかうまいな。」
「ええ、油を使っているのにすごくさっぱりと食べられて良いわね!」
「そうですよね!これならもっといっぱい食べたくなります!」
それは良かった!……っていうか、この世界では生野菜をこうやってサラダで食べることはなかったんだな。
サラダに向いている野菜も結構あったから、てっきり普通にサラダも存在しているんだと思っていた。
そうやってお昼を食べた後、とりあえず鞄に手を突っ込んでリストの確認をする。
おっ!山田が部屋の荷物を入れてくれてる!!
やったね、IHコンロも炊飯器もあるぞ!
これで色々料理ができるようになるな!
今日は俺が収納している魔物の解体と、それも使って旅の間のご飯を作るつもりだ。
もちろん日本の食材も使えたらいいなぁ!
とりあえず東門から街を出たらもう目の前には草原が広がっている。
え、こんなに目の前なの!?
魔物は出ないのかな?
「ここって、魔物は出ないんですか?」
「ん?ああ、ここはまずそんなに頻繁に魔物は出ないから大丈夫だ。」
「そうだぞ、ここは冒険者になりたての初心者が依頼の薬草とかを採取する場所だからそんなに魔物は出ないし、出たとしても小さな魔物だからほとんど人に向かって来ないんだ。」
なるほど、初心者が依頼をこなす場所なら安全だね!
「じゃあここで解体をするか!シエル、ここに解体する魔物を出してもらえるか?」
「はい、わかりました!」
俺はそう言うと鞄の中から大量の魔物を出す。
……こんなにいっぱい出たっけ?
あ、そっか、森から街へは一回目は帰りのみ、2回目は往復だったもんな。
その間のオーク以外の魔物は俺の鞄の中にしまっていたから、結構あったんだな!
俺は魔物を出したあと、さすがに草の生えた地面で解体されるのは衛生的に嫌だったので、土魔法で広い平らなテーブルを作った。
もちろん土のようなすぐにボロボロするようなものではなく、カッチカチの石みたいなものにしたよ!
「すごいな、シエル。土魔法でこんなのも作れるんだな!」
「これで解体もしやすくなるよ。」
どうやら解体は男性2人がするようだ。
スコットさんはさっそく台に鹿っぽい魔物を乗せて解体を開始。
リッキーさんもスコットさんとは離れて、とても大きなウサギみたいな魔物の解体に取り掛かっていた。
そして女性陣は俺の方に集まっている。
「じゃあ私たちはシエルのお手伝いをするわ。こっちにもテーブルを出しているってことは、料理をするんでしょ?」
エミリーさんからそう聞かれたので頷く。
まぁ本格的に料理するのは山田が俺の部屋からコンロを回収してくれた後だけどね。
とりあえず俺はこの前の残りの玉ねぎと人参、それと屋台で買ったトマトとキャベツを取り出した。
「ちょっと聞きたいんですけど、あのウサギみたいな魔物と鹿みたいな魔物、それぞれどんな味がするんですか?」
すると二人は少し悩みつつ答えてくれた。
「うさぎ?あと、しか?それってどんな生き物なの?」
あ、そっか……異世界だもんなぁ。
「あ~……ウサギはあの長い耳と鋭い一本の角がある魔物で、鹿はあの枝分かれした複雑な形の角のある茶色い魔物です。」
「ああ、ウサギがホーンラビット、鹿がビッグディアーなのね。」
「ホーンラビットは鶏肉みたいな感じで、ビッグディアーは臭みのない赤身の肉よ。こっちの肉はただ焼いても美味しいけど、部位によっては煮込みにするとホロホロとお肉が崩れるほど柔らかくなるわ。」
なるほど、なるほど……。
ホーンラビットの方は唐揚げにしても大丈夫だな。
あとビッグディアーの方はちょっと部位ごとに少し食べてみて、どの部位をどの料理に使うか考えてみるか!
とりあえずまずは1体づつ解体が終わるまでに野菜をカットしておかなければならないので、2人にも手伝ってもらって野菜を刻んでいく。
俺はとりあえずサラダ担当としてキャベツを細い千切りにし、トマトはくし切りにする。他にも玉ねぎを薄くスライスしてザルに入れ、魔法で作り出した水でボウルの中にザルごとさらしておく。
その間に土魔法で固めたサラダボウル型の簡易食器を洗い、テーブルに人数分並べる。
その中に千切りキャベツ、水を切った玉ねぎ、くし切りしたトマトを見栄えよく入れ、上から砕いた岩塩とオリーブオイルみたいなのをかけた。
実は料理をしに行くんだと女将さんに言ったら、岩塩とオリーブオイルを少しだけ分けてもらえたんだ!ありがとう、女将さん!
とりあえず干からびたりしないようにすぐ鞄にしまい、2人の方を見る。
どうやらエミリーさんは順調そうだが、リリーさんは……うん、違う作業をお願いするかな!
そんな事を考えているとまずはリッキーさんからホーンラビットを3匹分解体されたものを受け取った。
もちろん骨も取り除かれていて、すぐに料理に使えるみたい!
俺はその肉を一口大に切り分け、ボウルに入れておく。
お昼には山田と姉さんが対の鞄に俺の部屋の荷物全てを入れてくれるはずだから、それまでしばらく待つことに。
多分その中には俺が使っていた調味料とかの使いさしがあるはず!
その中には唐揚げ粉もサラダ油もあるから、それから揚げようと思っている。
さて、唐揚げ用にカットしたものも鞄に収納し、あとどうしようかな?と考えていると、今度はスコットさんがビッグディアーのお肉を持ってきた。
ちょうどエミリーさんも人参と玉ねぎ、キャベツを野菜炒め用に大量にカットし終わったようだ。
……どうやらリリーさんはエミリーさんに戦力外通告を受けたらしく、おとなしく玉ねぎの皮むきのみを手伝っていた模様。
それなら少なくても可食部は残るからね!
それから俺はお腹が空いてきたので腕時計を見た。
今日は久々に朝遅く起きてご飯を食べてここに来たので、もうすでにお昼過ぎだった。
なのでみんなでお昼にすることにした。
まずはみんなの体を綺麗にしないとね!
服はしょうがないとして、魔法で出した水で手などをきれいに洗ってもらう。もちろん俺もだ。
それからみんなで綺麗にしたテーブルに座る。
俺は鞄に収納しておいたサラダを出し、土魔法で作っておいたフォークを添えてみんなに配った。
それ以外の主食は各自持参のものを出し、みんなで『いただきます』をして食べたよ。
俺とリッキーさんはもちろん?おにぎりで、他の3人はサンドイッチやバーガーみたいに具材をパンで挟んだ物を選んだようだ。
「こんな風に生で野菜を食べることって今までなかったなぁ。」
「ああ、すごく新鮮な感じだ。でもなかなかうまいな。」
「ええ、油を使っているのにすごくさっぱりと食べられて良いわね!」
「そうですよね!これならもっといっぱい食べたくなります!」
それは良かった!……っていうか、この世界では生野菜をこうやってサラダで食べることはなかったんだな。
サラダに向いている野菜も結構あったから、てっきり普通にサラダも存在しているんだと思っていた。
そうやってお昼を食べた後、とりあえず鞄に手を突っ込んでリストの確認をする。
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