27 / 518
第1章 出会い〜旅の始まり
子竜、誕生!
しおりを挟む
産まれたドラゴンはかなり大きかった。
まだ産まれたての赤ちゃんなので顔の印象は可愛らしいが、体は小さくないんだな。
俺がそう感じていると、みんなもそう感じていたようで「デカいな。」と口々に言っている。
子竜はそんな俺たちを見て機嫌良さそうに『キュッキュ~!』と可愛らしく鳴いたりしている。
俺は皆が見てないうちに素早く卵の殻と、ついでに撮影していたスマホも一緒に鞄にしまった。
卵の殻なんてこんな所に置いていけば、何が元で変な奴らに目をつけられるか分かったものじゃないので、証拠隠滅ってところだ。
それを済ませると、少し子竜から離れて全身を眺めてみる。
「とりあえず、鑑定してみますか!」
『鑑定結果』
【名前】なし
【種族】古竜(神竜種)
【年齢】0歳
【レベル】1
【体力】4500
【魔力】5000
【攻撃力】4500
【防御力】6000
【素早さ】3500
【運】7777
【スキル】
鑑定…レベル5
火魔法…レベル5
水魔法…レベル5
土魔法…レベル5
風魔法…レベル5
光魔法…レベル5
【固有スキル】
経験値倍化
縮小化
時空間魔法(MAX)
神聖魔法(MAX)
古竜の中でも神竜種といわれる、神聖な神の使いでもあるドラゴン。
そのため、神の神託を受け取ることもある。
この世に神竜が降臨するには、神に選ばれた者に神の力で作られた卵を託し、その者の魔力を卵に注ぐことによってしか顕現できない。
この竜はシエルの魔力により育ったため、シエルを親だと認識しています。可愛がってあげてくださいね。
まだ名前がないので名前もつけてやってください。
また、この子竜は成竜になると今の5倍~7倍ほどになります。
ですが、大きさは極小になることも可能で、抱っこすることができます。
ちなみに産まれたての赤ちゃんであろうとも本能で空を飛んだり魔法を使ったりできます。
人の言葉も理解し、レベルが上がれば会話も可能となりますので、今からたくさん話しかけてあげてください。
…という結果が出た。
な、なるほどぉ…最初から強いんだね、君。
しかも神竜って。
鱗が卵の殻と同じで、白くて光の加減で銀色に見えることもあるからもしや聖なる竜かな?って予想だったけど、めっちゃ神聖な竜じゃん!
神聖法国に見つかったらやばくないか!?
そんなふうに俺がぷちパニックを起こしていると、リッキーさんが近寄ってきて声をかけてきた。
「おい、大丈夫かシエル?なんか混乱しているようだけど。鑑定結果はどうだった?」
「…すごい結果でした。あまりにすごくて、全部は伝えられませんが、ステータスはめちゃくちゃ高くて万能みたいです。」
「なるほど、それで混乱していたのか。鑑定結果は言えるところだけで大丈夫だぞ?無理には聞かないから。」
「はい、あと、大きさも変えられるらしく、抱っこできるそうです。」
「そ…それは…リリーにバレるとあの子竜から離れなくなる可能性があるな。」
チラッと2人でリリーさんを見ると、リリーさんは目を輝かせて子竜に近寄って見ていたのでこちらの話は聞いていないようだった。
それにホッとはしたが、結局はリリーさんにはいつかバレるのだし、2人で話し合って最初から話すことに決めた。
「でもまずはこの子竜に名前をつけなきゃじゃないのか?あと従魔契約も。」
「あ、そうでしたね!その2つは街に戻る前にしないとまずいですね。」
俺は子竜に話しかけるために近づく。
近づくと子竜は嬉しそうに擦り寄ってきた。
「君の名前は『ユーリ』で良いかい?実は俺の実家で以前に飼っていた愛犬の名前だったんだけど…引き継いでくれると嬉しいな。あと、産まれてすぐで悪いんだけど、従魔契約をしても良いかい?」
その俺の言葉に子竜は頷いて「キュッキュ~!」と喜んでいた。
「そういえば従魔契約ってしたことないんですけど、リリーさんは契約の仕方を知ってます?」
俺がリリーさんにそう聞いたら、リリーさんが答える前にユーリが顔を寄せてきて、俺の額と自分の大きな額をくっつけた。
するとその直後に数瞬だけ、その額を中心に目を開けていられないほど光がほとばしった。
光が止むとユーリの額に何やら小さい星のマークが付いていた。
俺の方は額ではなく右手の甲に同じ模様が。
これで従魔契約ができたのか?
とりあえず確認のために鑑定してみると、名前の欄が『ユーリ』に、新たに【契約者】の欄ができていて俺の名前が入っていた。
よし、これでひとまず安心だ!
「従魔契約できたの?」
と、リリーさんが聞いてきた。
俺はそれに頷いて答える。
するとリリーさんは羨ましそうに俺を見てきた。
「良いなぉ~、シエルくん!ユーリちゃんとは私が契約したいくらいだよ!」
リリーさんがそう言うと、ユーリは俺を自分の前腕で抱きしめるようにし、威嚇するように鳴いてリリーさんから離れた。
それを見てリリーさんは少しショックを受けていたが、すぐに立ち直り「冗談だから嫌わないでっ!!」とユーリに話しかけた。
ユーリはまるで「本当か?」とでも言いたげな顔でリリーさんを見ていたが、渋々頷いた。
…ん~、リリーさん、もうすでに嫌がられてないか?
あまりしつこくすると尚更近寄ってこなくなるよ?
俺がそう心の中でつぶやくと、リッキーさんがリリーさんに「リリー、お前すでに嫌われてないか?あまりしつこく周りで騒ぐと尚更嫌われるぞ?」と代弁してくれた。
…やっぱりリッキーさん、感情だけじゃなくて心の中が読めるのか!?
そんな疑惑が俺の中で確信に変わった瞬間だった。
まだ産まれたての赤ちゃんなので顔の印象は可愛らしいが、体は小さくないんだな。
俺がそう感じていると、みんなもそう感じていたようで「デカいな。」と口々に言っている。
子竜はそんな俺たちを見て機嫌良さそうに『キュッキュ~!』と可愛らしく鳴いたりしている。
俺は皆が見てないうちに素早く卵の殻と、ついでに撮影していたスマホも一緒に鞄にしまった。
卵の殻なんてこんな所に置いていけば、何が元で変な奴らに目をつけられるか分かったものじゃないので、証拠隠滅ってところだ。
それを済ませると、少し子竜から離れて全身を眺めてみる。
「とりあえず、鑑定してみますか!」
『鑑定結果』
【名前】なし
【種族】古竜(神竜種)
【年齢】0歳
【レベル】1
【体力】4500
【魔力】5000
【攻撃力】4500
【防御力】6000
【素早さ】3500
【運】7777
【スキル】
鑑定…レベル5
火魔法…レベル5
水魔法…レベル5
土魔法…レベル5
風魔法…レベル5
光魔法…レベル5
【固有スキル】
経験値倍化
縮小化
時空間魔法(MAX)
神聖魔法(MAX)
古竜の中でも神竜種といわれる、神聖な神の使いでもあるドラゴン。
そのため、神の神託を受け取ることもある。
この世に神竜が降臨するには、神に選ばれた者に神の力で作られた卵を託し、その者の魔力を卵に注ぐことによってしか顕現できない。
この竜はシエルの魔力により育ったため、シエルを親だと認識しています。可愛がってあげてくださいね。
まだ名前がないので名前もつけてやってください。
また、この子竜は成竜になると今の5倍~7倍ほどになります。
ですが、大きさは極小になることも可能で、抱っこすることができます。
ちなみに産まれたての赤ちゃんであろうとも本能で空を飛んだり魔法を使ったりできます。
人の言葉も理解し、レベルが上がれば会話も可能となりますので、今からたくさん話しかけてあげてください。
…という結果が出た。
な、なるほどぉ…最初から強いんだね、君。
しかも神竜って。
鱗が卵の殻と同じで、白くて光の加減で銀色に見えることもあるからもしや聖なる竜かな?って予想だったけど、めっちゃ神聖な竜じゃん!
神聖法国に見つかったらやばくないか!?
そんなふうに俺がぷちパニックを起こしていると、リッキーさんが近寄ってきて声をかけてきた。
「おい、大丈夫かシエル?なんか混乱しているようだけど。鑑定結果はどうだった?」
「…すごい結果でした。あまりにすごくて、全部は伝えられませんが、ステータスはめちゃくちゃ高くて万能みたいです。」
「なるほど、それで混乱していたのか。鑑定結果は言えるところだけで大丈夫だぞ?無理には聞かないから。」
「はい、あと、大きさも変えられるらしく、抱っこできるそうです。」
「そ…それは…リリーにバレるとあの子竜から離れなくなる可能性があるな。」
チラッと2人でリリーさんを見ると、リリーさんは目を輝かせて子竜に近寄って見ていたのでこちらの話は聞いていないようだった。
それにホッとはしたが、結局はリリーさんにはいつかバレるのだし、2人で話し合って最初から話すことに決めた。
「でもまずはこの子竜に名前をつけなきゃじゃないのか?あと従魔契約も。」
「あ、そうでしたね!その2つは街に戻る前にしないとまずいですね。」
俺は子竜に話しかけるために近づく。
近づくと子竜は嬉しそうに擦り寄ってきた。
「君の名前は『ユーリ』で良いかい?実は俺の実家で以前に飼っていた愛犬の名前だったんだけど…引き継いでくれると嬉しいな。あと、産まれてすぐで悪いんだけど、従魔契約をしても良いかい?」
その俺の言葉に子竜は頷いて「キュッキュ~!」と喜んでいた。
「そういえば従魔契約ってしたことないんですけど、リリーさんは契約の仕方を知ってます?」
俺がリリーさんにそう聞いたら、リリーさんが答える前にユーリが顔を寄せてきて、俺の額と自分の大きな額をくっつけた。
するとその直後に数瞬だけ、その額を中心に目を開けていられないほど光がほとばしった。
光が止むとユーリの額に何やら小さい星のマークが付いていた。
俺の方は額ではなく右手の甲に同じ模様が。
これで従魔契約ができたのか?
とりあえず確認のために鑑定してみると、名前の欄が『ユーリ』に、新たに【契約者】の欄ができていて俺の名前が入っていた。
よし、これでひとまず安心だ!
「従魔契約できたの?」
と、リリーさんが聞いてきた。
俺はそれに頷いて答える。
するとリリーさんは羨ましそうに俺を見てきた。
「良いなぉ~、シエルくん!ユーリちゃんとは私が契約したいくらいだよ!」
リリーさんがそう言うと、ユーリは俺を自分の前腕で抱きしめるようにし、威嚇するように鳴いてリリーさんから離れた。
それを見てリリーさんは少しショックを受けていたが、すぐに立ち直り「冗談だから嫌わないでっ!!」とユーリに話しかけた。
ユーリはまるで「本当か?」とでも言いたげな顔でリリーさんを見ていたが、渋々頷いた。
…ん~、リリーさん、もうすでに嫌がられてないか?
あまりしつこくすると尚更近寄ってこなくなるよ?
俺がそう心の中でつぶやくと、リッキーさんがリリーさんに「リリー、お前すでに嫌われてないか?あまりしつこく周りで騒ぐと尚更嫌われるぞ?」と代弁してくれた。
…やっぱりリッキーさん、感情だけじゃなくて心の中が読めるのか!?
そんな疑惑が俺の中で確信に変わった瞬間だった。
1,058
あなたにおすすめの小説
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる