25 / 127
第一章 出会い〜旅の始まり
壁はどうなった?
しおりを挟む
食後にみんなで雑談をした後、俺がまず寝に行くことに。
今回はテントではなく寝袋(みたいな物)を使う。
前回街に゙出た時に買った物だ。
中に入ってみると意外と狭いけど快適だった。
さすが快適さにこだわるらしいエミリーさんのおすすめだね!
中に入って目をつむると、案外すぐに眠気がくる。
寝袋の快適さと慣れないことへの疲れで俺は眠りの海に沈んでいったのだった。
- - - - - - - - - -
「…シエルは寝たのか?」
スコットがそう俺に聞いてくる。
俺は頷き、「疲れが溜まっていたようで、深く眠っているようだ。」と答えた。
そして壁を見る。
どうやらシエルが寝ても壁は無事なようだ。
シエルがすごく気にしていたから、起きたら教えてやろう。
「それなら良かった。シエルがここに来てまだ10日くらいだが、あいつのいた世界とはまるっきり違う生活様式や生物、人々の考え方に触れて、肉体的にも精神的にも疲れ果てていたはずだ。まだ子供なのに、親と離れて暮らすのは辛いよなぁ…。」
「確かにそうよね…年齢は14歳だって言っていたからまだ成人前だものね。ご両親も急にいなくなってすごく心配していると思うのよ。何とか元の世界に帰す方法はないものかしらねぇ…。」
「帰す方法はないと文献に書いてありましたから、多分ないんだろうと思います。もういっそ戻れないなら戻れないで、ご両親の代わりに私達がシエルくんの保護者として大切に育てていきませんか?彼が大人として独り立ちできるまで、しっかりと面倒を見ましょうよ。」
俺以外の3人はそう話していた。
もちろん俺もそれには賛成だ。
シエルがたとえ1人になってもしっかり生きていけるように、いろいろな事を教えていきたいと思っている。
俺たちがずっとあいつと一緒に旅をしていくのもありだとは思うが、もちろんあいつが望むのなら、だな。
俺がそんなことを思いながらシエルを見ているとスコットが聞いてきた。
「ところでさっき来た奴らはまた戻ってきそうなのか?勝手に俺たちが街に戻ったと思って、そっち方面に行ったとシエルが言っていたが。」
俺は探査魔法を使いつつ少し考えて、スコットに返答する。
「ん~、今のところ戻って来る気配はないが、いかんせんシエルの探査魔法と違って俺のはあまり遠くの方まで調べられないから、少なくてもこの洞窟付近にはいない、としか言えないな。」
「まぁ、それであっても今のところ近場にいないなら大丈夫だろう。今日はみんな、同格以上の魔物との戦いで体力と魔力の消耗や疲れが溜まっているだろうから、しっかりと休めよ?」
「もちろん、お前もな、スコット!」
「ハハハッ、そうだな、みんなで順番にしっかり休もう。最初の見張りはどっちがする?エミリーとリリーは2人ペアで朝方の見張りな。」
「了解!じゃあ先に休むわ。ほらリリー、寝に行くわよ!」
「待って、エミリー!今行くから!」
2人はシエルに続いて寝に行った。
残ったのは俺とスコットだけ。
目線でどちらが先に見張るのか話し合う。
結局先にスコットが休んで、俺が一番最初に見張ることになった。
「夜中過ぎたら起こしに行くぞ?」
「分かった、それまでにしっかり寝て体力の回復をしておく。」
「ああ、そうしてくれ。」
スコットが寝に行ったので、俺は1人で火の番をしながら見張りをする。
まぁ見張りといっても壁で仕切られているから何も出ないだろうけど、万が一にも壁が崩れたり壊されたりした場合に必要だからな。
スコットと交代するまでにまだだいぶ時間があるので、俺はシエルとの出会いから今までのことを振り返った。
シエルを初めて見た時、つまり遠目で見ていた俺は、その服装からちっさい大人だと思った。
だが実際に間近で見たシエルは、服装が似あわないような、天使かと見紛うほどに綺麗な顔をした子供だった。
最初は女の子かと思ったが、発せられた声で男の子…それもまだ変声期なりたての頃だと分かった。
俺は対峙した相手の心や感情が自然と流れてくるので相手の考えていることがわかるのだが、その時のシエルは『自分に何が起きたのか全く分からない』という混乱した感情しか流れてこなかった。
少しおかしな奴だと思ったが、それがまさかの異世界人。これにはさすがに驚いた。
それと同時に『俺達が依頼を受けて森の中にいる時に、滅多に現れないという異世界人が落ちてきて一番最初に出会うという、ものすごい確率の偶然があったものだ』とも感じた。
そこまで考えて、ふと俺は気づいた。
もしかすると俺たちは、神からシエルを託されたのではないのか?と。
そのシエル本人は、知れば知るはほど不思議な存在だ。
色々なスキルもたくさん持っているし、それ以上に能力も知能も高い。
さらに性格も見た目もとても良い。
今現在、そんな人がこの世に存在していることが奇跡なくらい、この世界は荒んでいる。
現に、さっき現れた奴らが盗賊紛いのことを平気でしようと企んでいたくらいだ。
もしこの壁がなかったら俺達と奴らで戦闘をしなければならなかっただろう。
もちろん俺達が負けることはないが、それでも今は同格以上の魔物との戦闘後ということもあり、手加減できずに殺す事になるかもしれない。
そしてそれを『生死の戦いをすることのない世界』から来たシエルに見せることになっただろう。
俺達はそれだけは避けたいと思い、シエルに壁を作らせたのだ。
その作戦は成功して奴らは退散、俺たちはそのままゆっくりと休む事が出来るので、まぁ良しとしよう。
ともかく、俺達はこっちに来てしまったシエルの為にこれからも力になり、不安で寂しいだろう彼の心に寄り添って支えてやらなければ。
これから先、たとえどんな事があろうとも、少なくとも俺だけはずっとシエルのそばにいてやらなければならない。
なんとなく、俺の心がそれを望んでいる、そう感じた。
そして俺は焚火の火を見つめながら、静かにこれから先のことに思いを馳せるのだった。
今回はテントではなく寝袋(みたいな物)を使う。
前回街に゙出た時に買った物だ。
中に入ってみると意外と狭いけど快適だった。
さすが快適さにこだわるらしいエミリーさんのおすすめだね!
中に入って目をつむると、案外すぐに眠気がくる。
寝袋の快適さと慣れないことへの疲れで俺は眠りの海に沈んでいったのだった。
- - - - - - - - - -
「…シエルは寝たのか?」
スコットがそう俺に聞いてくる。
俺は頷き、「疲れが溜まっていたようで、深く眠っているようだ。」と答えた。
そして壁を見る。
どうやらシエルが寝ても壁は無事なようだ。
シエルがすごく気にしていたから、起きたら教えてやろう。
「それなら良かった。シエルがここに来てまだ10日くらいだが、あいつのいた世界とはまるっきり違う生活様式や生物、人々の考え方に触れて、肉体的にも精神的にも疲れ果てていたはずだ。まだ子供なのに、親と離れて暮らすのは辛いよなぁ…。」
「確かにそうよね…年齢は14歳だって言っていたからまだ成人前だものね。ご両親も急にいなくなってすごく心配していると思うのよ。何とか元の世界に帰す方法はないものかしらねぇ…。」
「帰す方法はないと文献に書いてありましたから、多分ないんだろうと思います。もういっそ戻れないなら戻れないで、ご両親の代わりに私達がシエルくんの保護者として大切に育てていきませんか?彼が大人として独り立ちできるまで、しっかりと面倒を見ましょうよ。」
俺以外の3人はそう話していた。
もちろん俺もそれには賛成だ。
シエルがたとえ1人になってもしっかり生きていけるように、いろいろな事を教えていきたいと思っている。
俺たちがずっとあいつと一緒に旅をしていくのもありだとは思うが、もちろんあいつが望むのなら、だな。
俺がそんなことを思いながらシエルを見ているとスコットが聞いてきた。
「ところでさっき来た奴らはまた戻ってきそうなのか?勝手に俺たちが街に戻ったと思って、そっち方面に行ったとシエルが言っていたが。」
俺は探査魔法を使いつつ少し考えて、スコットに返答する。
「ん~、今のところ戻って来る気配はないが、いかんせんシエルの探査魔法と違って俺のはあまり遠くの方まで調べられないから、少なくてもこの洞窟付近にはいない、としか言えないな。」
「まぁ、それであっても今のところ近場にいないなら大丈夫だろう。今日はみんな、同格以上の魔物との戦いで体力と魔力の消耗や疲れが溜まっているだろうから、しっかりと休めよ?」
「もちろん、お前もな、スコット!」
「ハハハッ、そうだな、みんなで順番にしっかり休もう。最初の見張りはどっちがする?エミリーとリリーは2人ペアで朝方の見張りな。」
「了解!じゃあ先に休むわ。ほらリリー、寝に行くわよ!」
「待って、エミリー!今行くから!」
2人はシエルに続いて寝に行った。
残ったのは俺とスコットだけ。
目線でどちらが先に見張るのか話し合う。
結局先にスコットが休んで、俺が一番最初に見張ることになった。
「夜中過ぎたら起こしに行くぞ?」
「分かった、それまでにしっかり寝て体力の回復をしておく。」
「ああ、そうしてくれ。」
スコットが寝に行ったので、俺は1人で火の番をしながら見張りをする。
まぁ見張りといっても壁で仕切られているから何も出ないだろうけど、万が一にも壁が崩れたり壊されたりした場合に必要だからな。
スコットと交代するまでにまだだいぶ時間があるので、俺はシエルとの出会いから今までのことを振り返った。
シエルを初めて見た時、つまり遠目で見ていた俺は、その服装からちっさい大人だと思った。
だが実際に間近で見たシエルは、服装が似あわないような、天使かと見紛うほどに綺麗な顔をした子供だった。
最初は女の子かと思ったが、発せられた声で男の子…それもまだ変声期なりたての頃だと分かった。
俺は対峙した相手の心や感情が自然と流れてくるので相手の考えていることがわかるのだが、その時のシエルは『自分に何が起きたのか全く分からない』という混乱した感情しか流れてこなかった。
少しおかしな奴だと思ったが、それがまさかの異世界人。これにはさすがに驚いた。
それと同時に『俺達が依頼を受けて森の中にいる時に、滅多に現れないという異世界人が落ちてきて一番最初に出会うという、ものすごい確率の偶然があったものだ』とも感じた。
そこまで考えて、ふと俺は気づいた。
もしかすると俺たちは、神からシエルを託されたのではないのか?と。
そのシエル本人は、知れば知るはほど不思議な存在だ。
色々なスキルもたくさん持っているし、それ以上に能力も知能も高い。
さらに性格も見た目もとても良い。
今現在、そんな人がこの世に存在していることが奇跡なくらい、この世界は荒んでいる。
現に、さっき現れた奴らが盗賊紛いのことを平気でしようと企んでいたくらいだ。
もしこの壁がなかったら俺達と奴らで戦闘をしなければならなかっただろう。
もちろん俺達が負けることはないが、それでも今は同格以上の魔物との戦闘後ということもあり、手加減できずに殺す事になるかもしれない。
そしてそれを『生死の戦いをすることのない世界』から来たシエルに見せることになっただろう。
俺達はそれだけは避けたいと思い、シエルに壁を作らせたのだ。
その作戦は成功して奴らは退散、俺たちはそのままゆっくりと休む事が出来るので、まぁ良しとしよう。
ともかく、俺達はこっちに来てしまったシエルの為にこれからも力になり、不安で寂しいだろう彼の心に寄り添って支えてやらなければ。
これから先、たとえどんな事があろうとも、少なくとも俺だけはずっとシエルのそばにいてやらなければならない。
なんとなく、俺の心がそれを望んでいる、そう感じた。
そして俺は焚火の火を見つめながら、静かにこれから先のことに思いを馳せるのだった。
840
お気に入りに追加
1,362
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
ちょっと神様!私もうステータス調整されてるんですが!!
べちてん
ファンタジー
アニメ、マンガ、ラノベに小説好きの典型的な陰キャ高校生の西園千成はある日河川敷に花見に来ていた。人混みに酔い、体調が悪くなったので少し離れた路地で休憩していたらいつの間にか神域に迷い込んでしまっていた!!もう元居た世界には戻れないとのことなので魔法の世界へ転移することに。申し訳ないとか何とかでステータスを古龍の半分にしてもらったのだが、別の神様がそれを知らずに私のステータスをそこからさらに2倍にしてしまった!ちょっと神様!もうステータス調整されてるんですが!!
異世界でフローライフを 〜誤って召喚されたんだけど!〜
はくまい
ファンタジー
ひょんなことから異世界へと転生した少女、江西奏は、全く知らない場所で目が覚めた。
目の前には小さなお家と、周囲には森が広がっている。
家の中には一通の手紙。そこにはこの世界を救ってほしいということが書かれていた。
この世界は十人の魔女によって支配されていて、奏は最後に召喚されたのだが、宛先に奏の名前ではなく、別の人の名前が書かれていて……。
「人違いじゃないかー!」
……奏の叫びももう神には届かない。
家の外、柵の向こう側では聞いたこともないような獣の叫ぶ声も響く世界。
戻る手だてもないまま、奏はこの家の中で使えそうなものを探していく。
植物に愛された奏の異世界新生活が、始まろうとしていた。
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる