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6 リアルでは強すぎて戦闘が退屈だった
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腕の冒険者の証が光っていた。触れるとステータス画面が開く。
フェルヴェッタ LV.2
ステータスポイント:5
スキルポイント:10
体力:1
精神力:1
スタミナ:10
攻撃:1
物理防御:1
魔法防御:1
敏捷:1
「レベルが一つ上がっている。さすが初期というか、チュートリアルだからこんなもので上がるのだな」
ステータスポイントとスキルポイント、この二つを振り分けられるようだ。
とりあえずステータスポイントとやらをステータスに振り分ける。
フェルヴェッタ LV.2
ステータスポイント:0
スキルポイント:10
体力:3
精神力:1
スタミナ:10
攻撃:3
物理防御:1
魔法防御:1
敏捷:2
まだ最初だからこんなものだろう。
スタミナは10で固定値のようで変えられなかった。HPとMPの下にSTというものがあり、その値が10だ。何かに関連したパラメータだろう。
スキルポイントは、選択制のスキルを取得できるポイントのようだ。まあ、これはあとで振り分けるとしよう。必要な要素がわかったらまとめて振り分けるとする。
マウンテンイノシシは、道を外れた場所で草を食べているのがたくさんいた。もう一つの標的であるマウンテンオオカミは、たまにそのイノシシを狩って捕食している。
そして、そのモンスターを目当てに狩りに来ているプレイヤーがちらほら見受けられた。
モンスターは、こちらが攻撃してこなければ攻撃しないようだ。
攻撃すると、反撃したりある程度の距離まで追ってきたりする挙動を見せている。
「なら、効率を考えると……」
それぞれ一撃ずつ攻撃を加え、追ってきたところをまとめて攻撃すれば複数同時に倒せるのではないだろうか。
物は試しである。
俺は走りながら周囲にいるマウンテンイノシシとマウンテンオオカミを一撃ずつ切っていく。
「おっ、やはりか」
思惑通り、傷をつけられたのが複数追ってきている。立ち止まり、横薙ぎのように剣を振るう。
前方にいたイノシシにダメージが入った。
だが横から一匹のマウンテンオオカミに飛びつかれた。
「ぬうっ!?」
マウンテンオオカミは、いつの間にか周囲の仲間と連携し、俺を囲んできていた。
「マウンテンオオカミは攻撃されると周囲の仲間と一緒に反撃してきますので注意してくださいね!」
「遅いぞ! 説明が!」
付け足すように言ったミーティアに文句を垂れる。
そうこうしているうちにイノシシにも囲まれる。初撃で多くのイノシシに当たったようで、イノシシも六体と多かった。四体のオオカミと合わせ、計十体。
「体力が、減っている……!?」
俺は愕然と自分の体力ゲージ――HPを見た。
マウンテンイノシシの体当たりを盾で防ぐ。攻撃は軽減できたが、やはり体力が減る。いや、当たり前なのだろうが、ちゃんと減っているのだ。
……現実世界の話だが、俺は最強だった。
世界で最強クラスの魔法をいくつも使いこなし、魔力はもちろん身体能力にも優れていて、向かってくる敵は次々倒し、子どものころから今まで負けたことは一度もなかった。
常軌を逸した魔法耐性のため生半可な魔法では全く傷つかず、肉体が強靭過ぎて竜の踏みつけを食らっても「なんか筋肉痛かな?」くらいの痛みしか実感できない。
これはゲームなので、痛みはない。
しかしこんなイノシシの体当たりでも、ちゃんとHPが減っている。
「すごい! この俺が、オオカミとイノシシごときの攻撃でダメージを受けている!」
俺は感動していた。
そういえば、俺はまだレベル2である。スキルも習得していない。
相手もビギナー用の敵のおかげか一撃で死ぬことはないのだが、複数に囲まれて攻撃されている。俺の体力が、目に見えて減っていく。そして反撃しても、一撃で倒せるわけではない。
「おお、おおっ! これこのままいけば死ぬんじゃないか!?」
かわるがわるにつつかれ、引っ掛かれ、体当たりされる。ダメージが入り続け、ついにHPが二割を切る。
マウンテンイノシシの体当たりがクリティカルになり、攻撃の特性か小さなノックバックが発生。俺はその衝撃でしりもちをついた。レベルが低いゆえ、雑魚敵でも俺を殺すことができてしまう。
だからこそ、俺は歓喜していた。
現実のように魔法が使えれば、このような状況は一撃で打破できる。しかしここはゲームの世界だ。できることは限定されている。死ぬときは死ぬのである。
今まで、現実世界では楽勝することはあっても辛勝することはなかった。
本気を出す前に終わってしまうので、自分が本気で戦うことはついぞなかった。
魔族の中では若造ではあるが、俺はいまだ、自分の限界の強さを見たことがなかった。伝説の竜にも『七公』にも俺の全力を引き出すことはできなかった。
戦闘以外の雑事もすべて滞りなくこなしてきた。俺の能力なら、こなせることができてしまった。優秀な側近たちもサボらず仕事をしてくれるので、問題があってもすぐ解決できてしまった。
だからこそ、感じていた。
これまで送ってきた俺の人生は、何をやっても達成感や充実感がごく薄く残るだけの手応えのない日常、その繰り返し。正直、退屈でつまらない世界だった。
だがゲームの世界の俺は現実のように強くない。むしろ弱い。こんな雑魚敵にさえダメージを与えられるほどには。
「このゲームなら、ぬるくない戦いを味わえる」
そう、今まで俺は、ずっとこの言葉を心の片隅にしまって、取り出すのを心待ちにしていたのだ。
「――俺は、ずっと『苦戦』できる相手と戦ってみたかった!」
探したい。そんな奴がいるなら、ぜひ探して戦ってみたい。
いや、確実にいる。
モンスターもそうだが、手練れのプレイヤーは間違いなくいるはず。このゲームではPVP、つまり対人戦も可能だ。であれば、その手練れとの対戦で、俺は自分の本気を見ることができるかもしれない。
なぜなら、ダメージを受ければHPが減るのだ。それだけでもすごい。
「そして、よもや俺が本気になっても勝てない敵だっているのではないだろうな……!」
俺より強い敵。いるだろう。このゲームの中なら、確実にいる。
体力が一割を切った――その時。
光の矢のようなものが三本飛んできて、マウンテンイノシシやマウンテンオオカミを貫いた。
フェルヴェッタ LV.2
ステータスポイント:5
スキルポイント:10
体力:1
精神力:1
スタミナ:10
攻撃:1
物理防御:1
魔法防御:1
敏捷:1
「レベルが一つ上がっている。さすが初期というか、チュートリアルだからこんなもので上がるのだな」
ステータスポイントとスキルポイント、この二つを振り分けられるようだ。
とりあえずステータスポイントとやらをステータスに振り分ける。
フェルヴェッタ LV.2
ステータスポイント:0
スキルポイント:10
体力:3
精神力:1
スタミナ:10
攻撃:3
物理防御:1
魔法防御:1
敏捷:2
まだ最初だからこんなものだろう。
スタミナは10で固定値のようで変えられなかった。HPとMPの下にSTというものがあり、その値が10だ。何かに関連したパラメータだろう。
スキルポイントは、選択制のスキルを取得できるポイントのようだ。まあ、これはあとで振り分けるとしよう。必要な要素がわかったらまとめて振り分けるとする。
マウンテンイノシシは、道を外れた場所で草を食べているのがたくさんいた。もう一つの標的であるマウンテンオオカミは、たまにそのイノシシを狩って捕食している。
そして、そのモンスターを目当てに狩りに来ているプレイヤーがちらほら見受けられた。
モンスターは、こちらが攻撃してこなければ攻撃しないようだ。
攻撃すると、反撃したりある程度の距離まで追ってきたりする挙動を見せている。
「なら、効率を考えると……」
それぞれ一撃ずつ攻撃を加え、追ってきたところをまとめて攻撃すれば複数同時に倒せるのではないだろうか。
物は試しである。
俺は走りながら周囲にいるマウンテンイノシシとマウンテンオオカミを一撃ずつ切っていく。
「おっ、やはりか」
思惑通り、傷をつけられたのが複数追ってきている。立ち止まり、横薙ぎのように剣を振るう。
前方にいたイノシシにダメージが入った。
だが横から一匹のマウンテンオオカミに飛びつかれた。
「ぬうっ!?」
マウンテンオオカミは、いつの間にか周囲の仲間と連携し、俺を囲んできていた。
「マウンテンオオカミは攻撃されると周囲の仲間と一緒に反撃してきますので注意してくださいね!」
「遅いぞ! 説明が!」
付け足すように言ったミーティアに文句を垂れる。
そうこうしているうちにイノシシにも囲まれる。初撃で多くのイノシシに当たったようで、イノシシも六体と多かった。四体のオオカミと合わせ、計十体。
「体力が、減っている……!?」
俺は愕然と自分の体力ゲージ――HPを見た。
マウンテンイノシシの体当たりを盾で防ぐ。攻撃は軽減できたが、やはり体力が減る。いや、当たり前なのだろうが、ちゃんと減っているのだ。
……現実世界の話だが、俺は最強だった。
世界で最強クラスの魔法をいくつも使いこなし、魔力はもちろん身体能力にも優れていて、向かってくる敵は次々倒し、子どものころから今まで負けたことは一度もなかった。
常軌を逸した魔法耐性のため生半可な魔法では全く傷つかず、肉体が強靭過ぎて竜の踏みつけを食らっても「なんか筋肉痛かな?」くらいの痛みしか実感できない。
これはゲームなので、痛みはない。
しかしこんなイノシシの体当たりでも、ちゃんとHPが減っている。
「すごい! この俺が、オオカミとイノシシごときの攻撃でダメージを受けている!」
俺は感動していた。
そういえば、俺はまだレベル2である。スキルも習得していない。
相手もビギナー用の敵のおかげか一撃で死ぬことはないのだが、複数に囲まれて攻撃されている。俺の体力が、目に見えて減っていく。そして反撃しても、一撃で倒せるわけではない。
「おお、おおっ! これこのままいけば死ぬんじゃないか!?」
かわるがわるにつつかれ、引っ掛かれ、体当たりされる。ダメージが入り続け、ついにHPが二割を切る。
マウンテンイノシシの体当たりがクリティカルになり、攻撃の特性か小さなノックバックが発生。俺はその衝撃でしりもちをついた。レベルが低いゆえ、雑魚敵でも俺を殺すことができてしまう。
だからこそ、俺は歓喜していた。
現実のように魔法が使えれば、このような状況は一撃で打破できる。しかしここはゲームの世界だ。できることは限定されている。死ぬときは死ぬのである。
今まで、現実世界では楽勝することはあっても辛勝することはなかった。
本気を出す前に終わってしまうので、自分が本気で戦うことはついぞなかった。
魔族の中では若造ではあるが、俺はいまだ、自分の限界の強さを見たことがなかった。伝説の竜にも『七公』にも俺の全力を引き出すことはできなかった。
戦闘以外の雑事もすべて滞りなくこなしてきた。俺の能力なら、こなせることができてしまった。優秀な側近たちもサボらず仕事をしてくれるので、問題があってもすぐ解決できてしまった。
だからこそ、感じていた。
これまで送ってきた俺の人生は、何をやっても達成感や充実感がごく薄く残るだけの手応えのない日常、その繰り返し。正直、退屈でつまらない世界だった。
だがゲームの世界の俺は現実のように強くない。むしろ弱い。こんな雑魚敵にさえダメージを与えられるほどには。
「このゲームなら、ぬるくない戦いを味わえる」
そう、今まで俺は、ずっとこの言葉を心の片隅にしまって、取り出すのを心待ちにしていたのだ。
「――俺は、ずっと『苦戦』できる相手と戦ってみたかった!」
探したい。そんな奴がいるなら、ぜひ探して戦ってみたい。
いや、確実にいる。
モンスターもそうだが、手練れのプレイヤーは間違いなくいるはず。このゲームではPVP、つまり対人戦も可能だ。であれば、その手練れとの対戦で、俺は自分の本気を見ることができるかもしれない。
なぜなら、ダメージを受ければHPが減るのだ。それだけでもすごい。
「そして、よもや俺が本気になっても勝てない敵だっているのではないだろうな……!」
俺より強い敵。いるだろう。このゲームの中なら、確実にいる。
体力が一割を切った――その時。
光の矢のようなものが三本飛んできて、マウンテンイノシシやマウンテンオオカミを貫いた。
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