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しおりを挟む上目遣いで太腿抓って涙目で可愛いく小首を傾げてみる
私から見てライルの外見はその仕草をしても何ら問題なく可愛いと思う
クルー様から見て可愛いかどうかは分からないが、きっと大丈夫ショタ枠だから
ところで私もクルー様の膝の上に座らさらるのにも馴れたなと思う
恥ずかしのはかわりないが自ら座れるようになった
躾られたなぁ………
私の言葉にクルー様は私を上から下まで見回す
「煮るのも焼くのも3年後ですかね」
えっ物理的に私3年したら食べられるの?昔はどっかの部族は人も食べていたのは知ってるけど
もしかして3年で丸まる肥えさせられる?
「私体質的に太りませんよ、それともスープの出汁…………」
「違います。追々知ってもらうのでそれは措いといて、今はそうですね・・・」
「ワンの方ですかね?」
「3回回ってワンはいりませんが貴方に3つの選択を与えましょう」
「3つの……選択?」
「それとも脳味噌解体した方が良いですか?」
恐ろしいことをおっしゃる
「いえそれでお願いします」
「では選択1、鼻血を噴いて倒れた理由を100文字以内で私が納得する理由で答えなさい」
えっ無理、納得の時点で無理難題です
だいたいそれの説明をしたくないからの今ですよね
「選択2、私を倒して従わせなさい」
天地がひっくり返ってもそんな事は起きない
不健康体が石ツボの上を優雅に歩くのが不可能なことと同じ位のレベルだ
「選択3、ライルが私に3回3回ずつ深さの違うキスをして下さい。勿論私がライルにしているのと同じキスですよ」
えっあ………それなら何とかなるかな。恥ずかしけどクルー様が空きあらばしてくるから経験あるし唯一不可能じゃないってゆうかそれしか選択権がありせんよね
「3で……お願いします」
じゃあちゃっちゃと3回キスして今日の件を終わらせよう
いざ!
緊張する……頬チューすら自分からしたことないので
真っ赤になりながらクルー様の両頬と額にキスをした
任務完了だ
「ライル場所が違いますよ」
ホット息を付く私にクルー様から駄目だしがきた
「キスしたけど?」
「私がしている場所は唇のはずですよね。それにまだ2回の3回ずつが残っているのでどちらにしても終わってませんよ」
「え…………」
1回に付き3回ずつとは詐欺にあった気分です
「でもさっきのは間違えてますから無効です」
笑顔が黒い……真っ黒だきっとクルーをの腹の中は深淵の黒さに違いない
「……そんなぁぁぁ」
頬にするだけでも恥ずかしかったのに………
「クフフフフ……キスの深さも忘れずに」
すっごくご機嫌なクルー様とは逆に私は叫んで逃げ出したいです
腰をガッチリ捉えられて無理ですけどね
「まだですか?」
麗しい顔を近づけ催促される………
猫が嫌するように腕を突っぱねるが結局はしないと終わらないのは分かっている
でもねっ、でもさぁ!恥ずかしいんだよ!!
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