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しおりを挟む目潰しはしてません
オレ常識知っているので
お客様には五体満足でお帰り頂かないと
ただちょっと右指が疼いただけです
でも睨まれてイラッとしたのでバナナの皮をさり気なく置いてやりました
残念ながら勇者の代わりに聖女が転びました
すみません全て勇者が悪いんです
それにしても魔王様に殺気を飛ばすのはわかりますが何故にオレ?
勇者パーティーですが謁見が終わった後は牢に、ではなく、客間で休んでもらってます
今日は魔王城にお泊まりまでしていきます
ディナーにも招待してるのでオレは今日はフリーで御飯が食べれそうなので、有り難う勇者パーティー
久し振りに落ち着いて1人で御飯が食べれる、と思っていたオレですが、どおしてオレは魔王様の膝で御飯をたべているのでしょ~かっ?
そして又もや勇者はオレをガン見して来ます
いごごち悪いくてご飯三杯しかお代わり出来なかった
食べたり無かったので夜食を廊下を歩いていたら、勇者がいました
回れ右ですね
「あっ!おい」
おいさんって方呼んでますよ
急に忙しくなった気が急がないと、何処へ?
「ちょっと待て!」
ああ~聞こえな~い、足がスイスイ前に進んじゃうな
着いて来ないでくれる
「何故無視をする。呼んでいるだろうが!」
誰を?どちらを?何方様を?
帰って
「待て!!お前だ!」
グィっと肩を掴まれ逃亡失敗
「あれ?勇者様どうされました」
シレッと言っときます
「……ハァ……お前は魔王の何だ」
何だ………と言われても
「下僕Aですが、何か?」
「嘘を付くな!下僕が魔王の膝に乗っている訳がないだろう」
いいえ乗ってません
「乗せられてるんです。代わりましょうか?」
勇者は苦虫を噛み潰したような顔になった
「えっ嫌?嫌……無理。どうせならお前を膝に乗せたい」
顔が真っ赤です
熱があるのでしょうか?大丈夫?
「魔王様の許可をお取り下さい」
「やはり魔王を倒せば全く丸く収まるな」
勇者は所詮勇者なのですね
オレは魔王様に使える下僕
することは1つ
お腰に着けた聖剣を奪い、えいっ!折れろ!
ペキッ
何てね、え…ええ………ん?あれ?あれれ………聖剣が右と左に2つ
えーーーーーうそん
折れた!折れたよ!えぇぇ!!おれたあぁぁぁ………せっせせ、聖剣って以外に脆いんですね
以外に柔らかい……
それとも偽物?
どっちでもいいけど
勇者を見たら真っ青になって震えていた
「……セイケンガ………」
「えーっとすみません」
折るつもりはなかったんだけど、まさか軽く力を入れただけで折れるとは……ね
どうしよっかな……冗談だったのに………
「ここに魔法の糊があります」
宰相いつの間に、神出鬼没ですね
後……それただの接着剤ですよね
「折れた部分に塗ってくっつければ、あ~ら不思議取れない」
○ロンアルファですから瞬間でくっつきます
凄いね○ロンアルファ
聖剣だってくっつけちゃう
良かった良かった
勇者は膝をがくりと折って「おれの聖剣が
……」何かブツブツ行ってる
宰相がとどめを刺した
流石宰相血も涙もない
哀愁溢れる勇者の背中を見送れば宰相が
「出る杭は打つべし、潰すべし……ふふっ心を折るって大切ですから」と真っ黒い笑顔で呟いた
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