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しおりを挟む商家の次男な産まれた自分
国で3本の指に入る大きな商家
だが所詮は平民
公爵家に産まれたあの人とは天と地程ある格差
そして俺とあの人はヒローインと悪役令息の関係
前世の記憶が戻り学園が始まるまで、あの人との未来の為に色々根回しや準備するのに忙しかったがいよいよ学園が始まった
シナリオを進める為、先ずは王子に近づいた
王子に絡めば絡むほどあの人は俺を見る
その時だけ美しいルビーの双眸に俺だけを写す
裏庭に連れ出され時は心が踊った
あの人の心が嫉妬で俺一色に染まっているのかと思うと歓喜した
あの人の取り巻きが何か言っていたが俺の耳には愛しい人の声しか聞こえない
断罪の時にあの人と一緒に社交界から消える相手など覚えておく価値もない
「お前達は何をしている!」
王子が現われた
イベント発生だ
もう少しあの人を眺めていたかったが失敗するわかにはいかない
攻略対象は4人
王子以外は友人止まりで王子のシナリオに確定しないとあの人が手に入らない
頭お花畑の王子を攻略するのは簡単だけど油断は禁物だ
選択を間違えると王子とあの人が結婚してしまう
そうなったら俺は怒り狂って王子を殺してあの人を攫うしかなくなる
ゆっくりあの人を味わえないのは困る
だから俺は王子に身を寄せて
「怖かったです。ありがとう御座います。殿下が助けて下さり嬉しいです」
正解のセリフを口にするのだ
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